アコムは個人事業主でも利用できる?確実に借りたいなら、確定申告書の準備をしておこう

    アコムは個人事業主でも利用できる?確実に借りたいなら、確定申告書の準備をしておこう

    大手消費者金融会社「アコム」の利用者には、個人事業主・自営業の方も多く含まれています。

    しかし、「自営業者は、同じ年収の会社員に比べ審査が不利になりやすい」というのは、残念ながら本当です。
    いつ何があるかわからない自営業者の生活は、会社員に比べて不安定とみなされてしまいます。

    今回はそんな審査に不安を覚える自営業者・個人事業主の方に向けて、実際に寄せられたレビューの紹介を交えながら、「アコム」の審査に通過するための条件とポイントを紹介していきます。

    ★基本的なアコムの利用の流れやメリット・デメリットなどについては、「アコムの特徴と利用の流れ」のページをご覧ください。
    アコムは個人事業主でも利用できる?確実に借りたいなら、確定申告書の準備をしておこう-2

    アコム(三菱UFJフィナンシャル・グループ)

    実質年利限度額審査
    スピード
    融資
    スピード
    3.0%~18.0%1万円〜800万円最短30分最短30分程度
    申込条件郵送物回避条件
    • 成人以上
    • ご本人に安定した収入がある方

    • 来店契約のみ

    ポイント

    • 土日祝日対応
    • クレジットカード(ACマスターカード)も発行
    • 初回30日間無利息(金利0%)
    • 一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです
      (2021年4月度新規貸付率41.2%/アコムマンスリーレポートより)
    • 時間外振込対応は限定的(詳細公式HP

    ※18,19歳の方は契約に至りづらい可能性がございます。また、収入証明書のご提出が必要になりますので、ご準備をお願いいたします。

    個人事業主がアコムに申し込みを行う前の注意点

    個人事業主がアコムに申し込みを行う前の注意点
    個人事業主や自営業者は、残念ながら、会社員や公務員の方に比べるとスムーズに借り入れができない可能性が高くなってしまいます。
    そこで、個人事業主や自営業者が滞りなく契約を結ぶためのコツや注意点をまとめてみました。

    ①「確定申告書の提出を要求された」という声多数!事前に準備をしておけると安心

    アコムでは、限度額が50万円を超える場合、もしくはアコムでの限度額と他社との借り入れ額合計が100万円を超える場合、収入証明書を提出します。

    しかし、個人事業主の方の口コミでとりわけ多いのは「利用限度額が50万円を超えていないのに、確定申告書の提出を要求された」という内容です。

    個人事業主の場合、確定申告書の提出は高確率で求められます。即日融資を希望される場合は、事前に書類の準備をすすめておきましょう。

    特に決まった営業拠点(店舗や事務所など)をお持ちでない場合、「個人事業主を騙る無職」でないことを確認するためにも、事情実態を確認できる何らかの書類(確定申告書等)の提出が求められます。

    ★必要書類として認められる確定申告書は「最新年度のもの」に限られます。

    ②営業年数が短いほど、正社員に比べると大きなお金を借りにくい傾向も……。

    ②営業年数が短いほど、正社員に比べると大きなお金を借りにくい傾向も……。
    アコムに限ったことではありませんが、個人事業主は会社員よりも限度額が低めに設定される傾向があります。
    (年収200万円の会社員は30万円の限度額をもらえたのに、個人事業主の場合は10万円しかもらえなかった、など)
    公務員や会社員に比べると「収入や生活が不安定」「いつ何が起こるかわからない」と思われやすいためです。

    残念ながら一般的なカードローンに申し込む以上、これ以上はどうすることもできません。

    ですが、自営業者専用のローンは総量規制(所得の3分の1までしか借りられない制限)の対象外です。
    業績が安定しているのであれば、所定書類を提出しアコム「ビジネスサポートローン」を利用することで、大きなお金を借りられる可能性があります。

    ③審査に通るためには、「年収がいくらか」よりも「毎月収入があること」が大事

    アコムの審査は決して厳しくありません
    同じく大手消費者金融である「プロミス」と比べても、毎月の審査通過率はかなり高くなっています。
    (審査通過率はアコムの48%前後に対し、プロミスは42%前後:月間消費者信用誌による)

    アコムの審査に通過するために、大きな収入は決して必要ありません。それよりも大事なことは「毎月収入があること」です。

    決して大きくはなくても、毎月の返済のために十分な収入があるのであれば、問題なく審査に通過できることでしょう。

    審査について詳しくは「アコムの審査通過条件をチェック!」のページをご覧ください。

    個人事業主なら「ビジネスサポートカードローン」と普通のアコム、どちらを選べばいい?

    個人事業主なら「ビジネスサポートカードローン」と普通のアコム、どちらを選べばいい?
    アコムは、通常のカードローンに加えて「ビジネスサポートカードローン」という名前の個人事業主専用カードローンを取り扱っています。
    この2つのローンには、一体どのような違いがあるのでしょうか?

    ①「ビジネスサポート」なら、年収の3分の1を超えるお金を借りられる可能性も

    アコム「ビジネスサポートカードローン」の基本データは以下の通りです。

    アコム「ビジネスサポートカードローン」
    金利12.0%~18.0%限度額300万円
    審査スピード最短即日融資スピード最短即日
    その他
  • ・業歴1年以上の個人事業主のみ利用可
  • ・生活資金にも利用可
  • ・確定申告書の提出必須
    ※希望限度額が100万円を超える場合、青色申告決算書または収支内訳書も提出必須
  • 総量規制の対象外
  • ★通常のアコムのカードローンとの比較

     アコムカードローンビジネスサポートカードローン
    金利3.0%~18.0%12.0%~18.0%
    限度額800万円300万円
    融資スピード最短即日最短即日
    総量規制対象対象外

    通常のカードローンに比べて、下限金利が高く最大限度額も低いですが、ビジネスサポートカードローンは総量規制の対象外です。

    「総量規制」とは、個人に年収の3分の1を超える貸し付けを禁止する法律(貸金業法)上の制限のことです。
    つまり、ビジネスサポートカードローンであれば年収の3分の1を超える融資を受ける事ができます。

    とは言え、限度額は審査結果に応じてアコムが決定します。業績が安定していない状態で大きなお金を借りることは困難です。

    参考用途不問!自営業者・個人事業主向けカードローン全集:自営に甘い&厳しい申込先とは

    ②通常の「アコムカードローン」であっても、事業資金に利用可

    ②通常の「アコムカードローン」であっても、事業資金に利用可
    実は、通常のアコムのカードローンも個人事業主の事業資金に利用可能です。(ただし年収の3分の1を超える借り入れは不可能:アコムへの問い合わせによる)
    そのため、特に年収の3分の1を超える借り入れを必要としていない、あるいは大きな限度額をもらう自信がないのなら、通常のアコムへ申し込みを行って良いでしょう。

    ちなみに、「ビジネスサポートカードローン」と通常のアコムカードローンの借り入れ方法や返済方法に違いは一切ありません。

    CHECKアコムのメリット・デメリットや利用の流れの総まとめ
    CHECK【アコム】一目で分かる返済額の早見表と返済金額の減額方法

    個人事業主による審査通過体験談

    個人事業主による審査通過体験談

    しがない個人タクシー運転手で、カードローンの利用は初めてでしたが、休憩時間、アイフォンから簡単に申し込みできました。便利な時代になったなと思います。
    昼頃に申し込んで、1時間くらいで審査に通過できましたが、収入が少ないこともあって枠は10万でした。といっても、借りれただけでありがたいです。
    フリーランスで仕事をしています。
    雑費の足しにアコムへ申し込みをしたのですが、30万円の希望だったのに確定申告書を出せと言われたのがあまり納得できませんでした。(ホームページには、50万円からと書いてあったので。他の会社での借入もありません!)
    なんとか書類があったので契約できましたが、やっぱりサラ金っていうくらいだし会社員向けなんですかね。
    まだ日の浅い自営業者で、法律が変わったので審査は厳しくなるとか聞いていたのでほぼダメもとでしたが、なんとか?通れてよかったです。(枠は20万でした)
    生活がなんとかなっているのなら、ふつうに利用出来るんじゃないかとおもいます。

    注意!他社借入があるなら銀行カードローンの方が審査に通りやすいかも?

    これまで実施したアンケート調査から、アコムを含む大手消費者金融は、「他社借入のある自営業者」に厳しい傾向にあると推測できます。

    下記のような属性で、アコム・アイフルの両方の審査に落ちてしまったという報告が存在するからです。

    • 申告年収300万円
    • 自営業(3年)
    • 他社借入1社10万円(プロミス)

    アコム以外の消費者金融でも、「他社借入のある自営業者」が審査に落ちてしまったという報告は少なくありません。
    しかし、年収・他社借入状況の同じ給与所得者が審査に通過した例は多数確認できています。このことから、個人事業主は給与所得者よりも審査の通過が難しいと考えられます。

    一方、同様の属性で銀行カードローンの審査に通過したという報告は比較的多いです。

    「他社借入を抱えている自営業者/個人事業主」の場合は、銀行カードローンを選んだ方が、かえって審査に通過できるかもしれません。

    参考:自営業者の銀行カードローン審査通過例
    山陰合同銀行フリーローン
    • 金利14.5%
    • 限度額20万円
    • 申告年収200万円
    • 自営業(0年)
    • 他社借入1社44万円
    • 直前に楽天銀行、イオン銀行で審査落ち
    三井住友銀行カードローン
    • 金利14.5%
    • 限度額50万円
    • 申告年収260万円
    • 自営業(2年)
    • 他社借入1社30万円
      ┗借入先はプロミス
    • 直前にキャレントで審査落ち
    みずほ銀行カードローン
    • 金利14.0%
    • 限度額10万円
    • 申告年収260万円
    • 自営業(2年)
    • 他社借入2社80万円
    百五銀行カードローン
    • 金利14.5%
    • 限度額50万円
    • 申告年収300万円
    • 自営業(2年)
    • 他行でのフリーローン債務あり(金額不明)

    ★ただしインターネット銀行(とくに楽天銀行など)では自営業者の審査落ち報告が多くなっています。

    

    FAQ:個人事業主の場合、アコムでの在籍確認はどうなりますか?

    在籍確認はあなたの収入形態に関わらず、「申込時に入力した勤務先電話番号」宛てに行われます。

    店舗や事務所などをお持ちならそちらの固定番号を入力しましょう。そうでないなら携帯電話や自宅電話などを入力しても構いません。

    個人事業主の場合は、在籍確認の内容も異なる可能性があります。
    給与所得者に対する在籍確認は、職場の在籍が確認出来れば完了します。
    個人事業主の場合は、在籍を確認した後に事業内容について尋ねられることがあります。その回答が正しいことを確認できてはじめて、在籍確認が完了します。

    また、個人事業主の場合はほぼ確実に、「事業実態を示す書類」(主に確定申告書の控え)の提出を要求されます。

    ★ただしインターネット銀行(とくに楽天銀行など)では自営業者の審査落ち報告が多くなっています。

    まとめ

    まとめ

    ポイント
    • 個人事業主・自営業者がアコムへ申し込みを行う場合、限度額に関わらず確定申告書の提出を求められやすい!スムーズな契約のためには事前準備がほぼ必須
    • 大きな限度額を狙うのなら、アコム「ビジネスサポートカードローン」の検討も!ただし普通のアコムカードローンであっても、事業資金へ利用可

    個人事業主の審査は、会社員や公務員と異なります。
    どうしてもお金を借りたい、という場合には書類の準備を整えた上で申し込みができると良いですね。

    CHECKおすすめビジネスローンの総合ランキング:即日融資&低金利な借入先は?


    この記事でチェックしたカードローン情報

    アコム(三菱UFJフィナンシャル・グループ)

    実質年利限度額審査
    スピード
    融資
    スピード
    3.0%~18.0%1万円〜800万円最短30分最短30分程度
    申込条件郵送物回避条件
    • 成人以上
    • ご本人に安定した収入がある方

    • 来店契約のみ

    ポイント

    • 土日祝日対応
    • クレジットカード(ACマスターカード)も発行
    • 初回30日間無利息(金利0%)
    • 一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです
      (2021年4月度新規貸付率41.2%/アコムマンスリーレポートより)
    • 時間外振込対応は限定的(詳細公式HP

    ※18,19歳の方は契約に至りづらい可能性がございます。また、収入証明書のご提出が必要になりますので、ご準備をお願いいたします。

    

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