「申し込みブラック」とは?:申し込みブラックでも審査に通る方法

「申し込みブラック」とは?:申し込みブラックでも審査に通る方法
短期間(1~6ヶ月)の間に複数(目安として3社以上)のローン申し込みを行うことで陥ってしまう「申し込みブラック」状態。
一度この状態に入ってしまうと最低でも6ヶ月間は、一部の金融機関の審査に通ることが難しくなります。

とは言え、自己破産をした人などが陥る「金融ブラック状態」に比べると、大分軽いこの制裁。
ちゃんと申し込み先を選べば、申し込みブラック状態であっても審査に通過できる可能性もあるんです。

今回は「申し込みブラックとは何なのか」という疑問の解決から、申し込みブラックの方が審査に通る方法まで、詳しく解説していきます!



そもそも「申し込みブラック」って何?金融ブラックとはどう違うの?

そもそも「申し込みブラック」って何?金融ブラックとはどう違うの?
名前を聞いたことがない、という方も多いこの「申し込みブラック」状態。一度陥ってしまうと、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

①短期間に3社以上の申し込みを行うことで、審査に通りにくくなってしまう……。

申し込みブラックとは、短期間に複数の金融機関へ申し込みを行うことで、審査に通りにくくなってしまう状態のこと。
申込期間や申込件数についての基準は金融機関やカードローン商品によって様々ですが、一般的には「1~3ヶ月に」「3社以上」と設定していることが多いようです。
★このページでは、3社以上の申し込みを行った方を申し込みブラックと仮定して解説していきます。

短期間に複数の会社に申し込みを行っている人ほど、金融機関からは「お金を借りるのに必死な人」、つまり「返済能力に不安のある人」と見られてしまいます。
サラ金と呼ばれる消費者金融はもちろん、銀行や信用金庫であっても、少しでも「この人に貸したお金は戻ってこないかもしれない」と思うと審査に通過させません。

カードローン事業はボランティアではないため、残念ながらお金に困っている人ほどお金を借りにくい、というのが現状です。
審査に通るためには「必死さ」を見せないよう、余裕を持って申し込みを行うことが大事なんですね。

②申し込みブラックは6ヶ月~1年間続く:銀行系だと申し込みブラック期間が長引きやすい

申し込みブラックが続くのは6ヶ月~1年の間。申し込みブラックの期間は、金融機関が加盟する「個人信用情報機関」によって変わってきます。
個人信用情報機関とは、あなたのローン利用状況や申し込み状況をすべて記録している場所のこと。
金融機関は、3つの個人信用情報機関のいずれか1つ以上に必ず加盟しています。

3つの個人信用情報機関を簡単に説明すると、以下のようになります。

  申し込み情報が残る期間 加盟金融機関
JICC
(日本信用情報機構)
6ヶ月間 小規模~大手消費者金融
大手クレジットカード会社
銀行カードローンの保証会社
CIC 6ヶ月間 クレジットカード会社
大手消費者金融
銀行カードローンの保証会社
KSC
(全国銀行個人信用センター)
1年間 銀行
信用金庫など
詳細4.各消費者金融・銀行の加盟する個人信用情報機関一覧

例えば「JICC」「CIC」に加盟しているプロミスに申し込みを行うと、「JICC」「CIC」に同時に「申し込み履歴」が残るわけですね。

「1~3ヶ月以内に」「目安として3社以上」のローン申込を行うことで、「6ヶ月~1年」の間、審査に通りにくくなります。
このように、多重申し込みが原因で審査に通りにくくなった状態のことを申し込みブラックと呼びます。

③実例をもとにした申し込みブラックの仕組み

より詳しく申し込みブラックについて知るために、2人の申し込みブラック例を見てみましょう。
各金融機関が加盟する個人信用情報機関については『4.各消費者金融・銀行の加盟する個人信用情報機関一覧』をご覧ください。

★年収200万円・派遣社員Aさんの例

  申し込み時期 加盟個人信用情報機関
りそな銀行クイックカードローン 4月1日 KSC(1回目)
JICC(1)
CIC(1)
楽天銀行スーパーローン 4月20日 KSC(2)
CIC(2)
八十二銀行「ニューマイティー」 4月28日 KSC(3)
JICC(2)
CIC(3)
→KSCとCICで申し込みブラック状態となり、
KSCまたはCICに加盟している金融機関の審査に通りにくくなる

★年収120万円・アルバイトBさんの例

  申し込み時期 加盟個人信用情報機関
プロミス 4月7日 JICC(1回目)
CIC(1)
アイフル 5月10日 JICC(2)
CIC(2)
→JICCとCICで申し込みブラック状態となり、
JICCまたはCICに加盟している金融機関の審査に通りにくくなる


銀行カードローンを中心に審査を受けたAさん、消費者金融を中心に審査を受けたBさんのどちらもが、申し込みブラック状態となってしまいました。
このように、申し込みブラックは各金融機関が加盟する個人信用情報機関に、短期間に申し込み情報が記録されることで陥ります。

2人がこの後カードローンを利用するためには、

といった方法が挙げられます。

<申し込み履歴の残っていない個人信用情報機関に加盟しているローンを選ぶことで、審査に通過できないの?>

「消費者金融にばかり3社以上申し込んだけれど、銀行カードローンなら信用機関が違うし、きっと大丈夫!」と考える方は多いのですが……。
各銀行カードローンは審査を保証会社と呼ばれる会社に委託しています。そしてこの保証会社、JICCやCICといった個人信用情報機関に加盟していることがほとんどなんです。

結局審査を行うのはこの保証会社であるため、JICCやCICに多重申し込み情報が残っている時点で、銀行カードローンの審査に落ちてしまいやすいんですね。

信用金庫やJAといった、比較的小規模の金融機関なら可能性はあるかも、と調べてみましたが……。
実際はどこも、JICCやCICに加盟している保証会社を付けているようです。
参考4.各消費者金融・銀行の加盟する個人信用情報機関一覧

もちろん銀行への申し込み情報もJICC・CICにバッチリ記録されるため、とりあえず低金利なローンの審査を片っ端から受けてみよう!と審査に落ち続けてしまうと、本来なら通過できるはずの消費者金融の審査に落とされてしまう可能性も……。

そんな事態に陥ってしまわないよう、ローンの申し込みは1社ずつ、段階的に行ってくださいね。上手なローンの申し込み方は、次で紹介していきます!

「申し込みブラック」状態に陥らないための上手な申し込み方法

「申し込みブラック」状態に陥らないための上手な申し込み方法
「多重申し込みを続けると、審査に落ちやすくなる!」と言っても、なんとかお金を借入れたい、というときなら1社ずつ申し込みを行うのは不安ですよね。
申し込みブラックを避けながら確実にキャッシングを行うためにはどうすればいいのでしょうか?

結論から言うと、「審査難易度の低いカードローンの審査を1社ずつ受ける」ことが重要となります。
大手消費者金融機関の中で最も審査通過率が高いのは「アコム」となるため、不安な方はまずアコムを選んで問題ないでしょう。

参考審査に通りやすいカードローンランキング

できるだけ低金利で借りたい、という方は銀行カードローンの中で比較的審査難易度の低い「楽天銀行スーパーローン」などを選びましょう。
ただし審査はアコムより少し厳しいため、審査に落ちてしまった場合は消費者金融の検討をおすすめします。

申し込みブラックを防ぐためには、段階的に審査難易度を落としながら、1社ずつローン申し込みを行いましょう。
また、各社の審査を受ける前には必ず各社の利用条件を満たしているか、確認した上で申し込みを行ってくださいね。

簡単にですが、各社の審査難易度をまとめてみました!(あくまで目安としてご覧ください。)

★カードローン審査難易度

↑難易度高
  • 三井住友カードゴールドローン(年収400万円以上~)
  • みずほ銀行カードローン(年収200万円以上~)
  • 三菱UFJ銀行「バンクイック」
  • 楽天銀行スーパーローン(年収200万円未満可)
  • プロミス
  • アコム
  • セントラル
  • ・AZ、アローなど金融ブラック相手に融資を行うことのある金融機関
  • ↓難易度低

    参考銀行カードローンの審査難易度一覧

    カードローンの審査に落ちてしまったけれど、「何としてもお金が必要!」という場合には一社ずつ、審査難易度を下げながら申し込みを行いましょう。

    ★申し込み前に、必ず各社の利用条件を確認してください。自身の収入のない方は基本的に消費者金融系の会社を利用できません。
    専業主婦の方は専業主婦に対応している銀行カードローンを選択してください。

    ★消費者金融またはクレジットカード会社において、年収の3分の1を超えるお金を借りることは法律上不可能となっています。(おまとめローンなど一部を除く)
    年収の3分の1を超えていなくとも、他社借り入れがあるだけで審査通過は難しくなるため、まずは自身の借り入れ状況について見直してみるのも良いでしょう。

    参考総量規制について

    <自社申し込みブラックに注意!同じローンへの申し込みは最低でも6ヶ月後に行おう>

    同じ金融機関のローンへ申し込む場合には、最低でも6ヶ月以上を空けるようにしてください。
    と言うのも、短期間同じ会社へ申し込みを行うと、機械による自動審査で落とされてしまう可能性が高いんです。
    楽天銀行スーパーローンの公式HPより▲楽天銀行スーパーローンの公式HPより

    審査に落ちてしまった会社へ再度申し込みを行う場合には、審査通過条件を満たしていることを確認し、前回の審査落ち原因を改善した上で、6ヶ月後以降に申し込みを行いましょう。

    ちなみにカードローンにおける主な審査落ちの原因は「他社借り入れが多い」「年収不足」「金融ブラック・申し込みブラック」などとなります。

    「中小消費者金融」なら、申し込みブラック状態でも借りられる可能性あり

    「中小消費者金融」なら、申し込みブラック状態でも借りられる可能性あり
    申し込みブラック状態では利用できない、「アコム」「プロミス」といった大手消費者金融。
    ただし、中小規模で経営を行う消費者金融であれば、申し込みブラック状態であっても審査に通過できる可能性があります。

    「街金」と呼ばれることもある中小消費者金融は、申し込みブラックどころか自己破産後の金融ブラック状態の方とも契約を結ぶことがあります。

    ★申し込みブラック状態でも借りられた、という口コミの多い中小消費者金融

     
    中小消費者金融の審査に通過するために大事なのは、「確実に返済できる」こと。
    個人信用情報を重視しない代わりに、「現在の返済能力」がとても大事になるわけですね。そのため、審査を受けるために収入証明書が必要となることも多いです。

    自分は確実に申し込みブラックだ、それでも何としてもお金を借りたい……。という方は、中小消費者金融をチェックしてみると良いでしょう。
    ただし、サービス面や便利さ、という点では大手に大きく劣ることも多いためご了承ください。

    詳細中小消費者金融について

    各消費者金融・銀行の加盟する個人信用情報機関一覧

    各消費者金融・銀行の加盟する個人信用情報機関一覧
    最後に、各消費者金融や銀行、その他金融機関の加盟する個人信用情報をまとめてみました。
    「自分は申し込みブラック状態かもしれない!」という方は、まず「どの個人信用情報機関に多重申し込み情報が存在しているのか?」を確認してみましょう。

    ①各消費者金融・クレジットカード会社が加盟する個人信用情報機関

    消費者金融は中小規模のものから大手まで、ほぼすべてが「JICC」に加盟していると言って良いでしょう。
    大手機関は「JICC」「CIC」の両方に加盟していますね。

    ★各消費者金融が加盟する個人信用情報機関

      JICC
    (日本情報信用機構)
    CIC KSC
    (全日本銀行個人信用情報センター)
    プロミス ×
    アコム ×
    アイフル ×
    SMBCモビット ×
    セントラル × ×
    フクホー × ×

    ★大手クレジットカード会社の加盟機関

      JICC
    (日本情報信用機構)
    CIC KSC
    (全日本銀行個人信用情報センター)
    三井住友VISAカード ×
    エポスカード ×
    オリコカード ×
    三井住友ゴールドローン ×

    JICCやCICで申し込みブラック状態となってしまうと、大手消費者金融機関の利用は絶望的となってしまいますので注意してください。

    ②都市銀行・インターネット銀行が加盟する個人信用情報機関

    全国から申し込みのできるカードローンを提供している、銀行の加盟機関をまとめてみました。

    ★都市銀行・インターネット銀行が加盟する個人信用情報機関

      JICC
    (日本情報信用機構)
    CIC KSC
    (全日本銀行個人信用情報センター)
    三井住友銀行カードローン
    三菱UFJ銀行「バンクイック」
    みずほ銀行カードローン
    りそな銀行カードローン
    楽天銀行スーパーローン ×
    オリックス銀行カードローン
    ソニー銀行カードローン ×
    イオン銀行カードローン
    ※△は銀行についている保証会社が当該信用機関に加盟していることを表す


    見ての通り、全国から申し込みのできる銀行は広い範囲をカバーする保証会社を付けているため、申し込みブラックの方が審査に通るのは難しそうです……。
    また、一度申し込みを行うと3つの個人信用情報機関に申し込み情報が登録されやすいため、慎重に審査を受ける必要があります。

    参考審査難易度から見る銀行カードローンの総比較

    ③地方銀行やその他の金融機関が加盟する個人信用情報機関

    複数の保証会社が付いていることの多い地方銀行は、都市銀行やインターネット銀行と同じく申し込み情報の登録先が多く、申し込みブラックの方が審査に通過するのは難しいでしょう。

    ★地方銀行が加盟する個人信用情報機関

      JICC
    (日本情報信用機構)
    CIC KSC
    (全日本銀行個人信用情報センター)
    北洋銀行「スーパーアルカ」
    東北銀行「inos」 ×
    横浜銀行カードローン
    八十二銀行「かん太くんカード」
    福井銀行カードローン
    静岡銀行「セレカ」
    愛媛銀行「ひめぎんクイックカードローン」
    スルガ銀行「リザードプラン」
    西日本シティ銀行「キャッシュエース」

    ★信用金庫、労働金庫やJAが加盟する個人信用情報機関

      JICC
    (日本情報信用機構)
    CIC KSC
    (全日本銀行個人信用情報センター)
    東京信用金庫「カードローンJOY」
    京都中央信用金庫
    岡崎信用金庫「しんきんカードローン」
    中央労働金庫カードローン「マイプラン」
    JAカードローン ×

    小規模の金融機関であっても、2つ以上の個人信用情報機関に加盟していることがほとんど。
    残念ながら、「KSCにのみ申し込み情報が残り、JICCやCICとは一切無関係」というカードローンはほとんど存在しないようです。(少なくとも今回は見つけられませんでした)

    基本的に一度申し込みブラック状態に陥ってしまったら、半年~1年間待機するか、どうしてもお金が必要なのであれば、中小消費者金融を選択するしかない、というわけですね。

    まとめ

    まとめ

    ★短期間(1ヶ月~3ヶ月)の間に複数のローン会社へ申し込みを行うことで、申し込みブラックと呼ばれる審査に通りにくい状態に陥ってしまう
    ★申し込みブラックは申し込み先の金融機関により半年~1年間続く
    ★一見関係のない、消費者金融と銀行であっても申し込み情報はほぼすべて共有されている
    ★申し込みブラック状態の間、どうしてもお金が必要であれば中小消費者金融を検討しよう

    非常に分かりにくい「申し込みブラック」事情。
    「アコム」「アイフル」といった審査通過率の高い消費者金融の審査に落ちてしまった方は、収入面の改善や中小消費者金融への申し込みを検討してみてください。 

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