【個人向け】銀行融資の審査に通る!公式HPから難易度を読む方法と契約の流れ

「銀行からまとまったお金を借りたいけれど、今は頭金を出すのも難しい。こんな状況で審査に通れるのかな……。」

ご安心ください、住宅ローン以外の目的ローンやフリーローンであれば、頭金が用意できなくても問題なく審査通過が可能です。
もちろん借入額が増えるほど難易度は上がりますが、銀行で融資を受けるための条件自体は決して厳しくありません
これにはマイナス金利政策の影響で住宅ローンで収益を上げることが難しくなったため、個人向けの小口・中口ローンに力を注いでいるという各銀行の経営事情も影響しています。

今回は個人が銀行から融資を受ける場合について、その利用条件や審査日数など、審査に関するあらゆる情報をまとめてみました。
読み終えていただければ、不安なくあなたに合った銀行へ申し込みができますよ!

★このページではフリーローン・目的ローンといった「一括でお金を借り、分割で返す」タイプの個人ローンについて解説しています。
銀行カードローンについては「金利、借入限度額、融資スピード、審査難易度から見る銀行カードローンの総一覧」のページをご覧ください。

★個人向けの融資を対象としています。中小企業経営者のための事業資金融資については、日本政策金融公庫をはじめとした「ビジネスローン・資金調達方法の比較」「ファクタリングについて」のページをご覧ください。

銀行で融資を受けるのは難しい?

「個人が銀行から融資を受ける」と言うと、非常にハードルが高いことのように思えますが……。
「銀行からお金を借りる」こと自体は、パートやアルバイトの方であっても可能なほどで、決して難しくはありません。

ただし、これは高金利・低限度額な「カードローン」「フリーローン」の場合。
まとまったお金を低金利で借り、分割払いで返していきたいとなると、さすがにアルバイトでは難しいでしょう。
……とは言え、カードローンより大きなローンの利用条件もさほど厳しいものではありません。
それでは早速、具体例を見ていきましょう!

①メガバンクの低金利ローンも年収200万円から利用できる可能性あり

「メガバンク」と呼ばれる大手都市銀行は低金利ローンを多数取り扱っている一方、なんとなく審査が厳しそうだと考えられています。
実際、住宅ローンや事業性融資の審査難易度は高めなのですが、個人向けの小口~中口ローンの場合は意外とそうでもありません

それを証明するような、三菱UFJ銀行多目的ローンの情報を見てみましょう。

三菱UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」

金利 5.475% 貸付額 50万円~300万円
担保、保証人 不要 事務手数料 印紙代のみ
返済回数 6回~120回 必要書類
  • 資金使途確認書類※1
  • 本人確認書類
  • 収入証明書※2
  • 申し込み条件
  • 年齢が申込時に満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日までで、保証会社(㈱ジャックス)の保証を受けられるお客さま。
  • 前年度の税込年収(事業所得の方は申告所得)が200万円以上のお客さま。
    ※年金収入のみのお客さまは対象外です。
  • 勤続年数が1年以上のお客さま。
  • パソコンのEメールアドレスをお持ちのお客さま。
    ※携帯電話のEメールアドレスではお申し込みいただけません。
  • 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
  • (三菱UFJ銀行公式HPより引用)

    ※1 見積書、パンフレットなど
    ※2 借入額が200万円を超える場合のみ

    三菱UFJ銀行をはじめとする大手銀行の融資商品は、申し込みに必要な年収が「200万円」と定められていることが多いですね。この年収制限に関しては、問題なくクリアできているのではないでしょうか。
    (この条件をクリアしていなくとも、地銀のフリーローンなどであれば金利は高いものの利用可能です。)

    私たちは審査を無料で受けることができますが、その裏では多くの人や機械が働いています。
    銀行の立場に立ってみると審査に落ちる人が多いほど損をするわけで、審査に落ちてしまう人を申し込ませるメリットはありません
    そう考えると、少なくともUFJ銀行の場合は「年収200万円から、十分審査に通過できる可能性がある」ことが分かりますよね。

    ②申し込み条件を満たしていても、審査に落ちやすくなる条件

    ……とは言え、申し込み条件を満たしていても審査に通過できるとは限りません。
    そこで、一般に審査通過が難しくなるとされる要素をまとめてみました。

  • 収入が不安定である、もしくはそう見なされやすい職業である
    (歩合給の会社員、自営業、個人事業主など)
  • 勤続年数が短い
  • 年齢制限がギリギリ(下限、上限とも)
  • すでにローンを組んでいる(種類問わず)
  • 2年以内のクレジットカードや各種ローンの支払い遅れ情報が残っている※

  • ※何日の遅れから情報が残るか、という点は支払い遅れを起こした金融機関の判断によります。
    不安があるのなら、個人信用情報の開示を行ってみましょう。

    上の条件を満たしているほど、マイナス要素を補うための高い収入が必要となります
    例えば年収200万円から通過可能性があるはずのUFJ銀行においても、個人事業主の方が申し込みを行うとすれば審査通過により高い収入が求められることでしょう。営業年数等にもよりますが、年300万円くらいは欲しいところでしょうか。

    逆に言うと、最も審査に強いのは「固定給の、同じ勤務先に長く勤めている、他に借金のない会社員・公務員」の方となりますね。
    この場合は年収が200万円ギリギリ・勤続年数が1年ギリギリであっても審査通過を十分見込めることでしょう。

    金融ブラック状態の場合、収入に関わらず審査通過は不可能です。

    ★借り入れ先の銀行や保証会社に迷惑をかけたことがある場合、審査通過は難しくなります。
    詳細銀行カードローンと保証会社について

    各銀行ローンの難易度と申し込み条件比較

    利用者にとってローンの金利は低いほど良いものですが、そんな優れたローンも審査に通過できなければ意味がありません。
    ここでは「審査に通る範囲で、できるだけ低い金利」のローンを探す方法を紹介していきます!

    ①公式情報からおおまかな審査難易度を予測する方法

    各銀行の審査基準は、残念ながらトップシークレット。いわゆる企業秘密です。

    とは言え前の項目で説明した通り、審査に通れない人を申し込ませるメリットもまた銀行側にはありません。
    そのため、そこそこ難易度のあるローンの場合「絶対に審査に通れない」人をはじくため、ある程度の申し込み条件を課していることが多いですね。(年収200万円以上、勤続年数1年以上など)
    当然、この申し込み条件が厳しいローンほど審査難易度は高いと言えるでしょう。

    その他にも、いくつか審査難易度のヒントは存在します。
    さきほども挙げた、大手金融機関の一つである「三菱UFJ銀行」と、インターネット銀行「住信SBIネット銀行」、地方銀行「北洋銀行」のフリーローンの例で比較してみましょう。

    ★三菱UFJ銀行と北洋銀行のフリーローン比較

    三菱UFJ銀行
    「ネットDE多目的ローン」
    住信SBIネット銀行
    「ミスター多目的ローン」
    北洋銀行(北海道)
    「北洋フリーローン」
    金利 5.475% 2.975%
    ~4.975%
    4.9%~13.5%
    貸付額 50万円~300万円 10万円~1000万円 10万円~500万円
    年齢制限 20歳~完済時70歳 20歳~完済時70歳 20歳~70歳
    完済時75歳まで
    勤続年数制限 1年以上 なし なし
    年収制限 年200万円以上 継続安定した収入 継続安定した収入
    パート・アルバイト可

    借入額を気にせず単に「審査に通りやすい」順番を挙げるとすれば、「北洋銀行>住信SBIネット銀行>三菱UFJ銀行」となることでしょう。
    金利が低いほど審査難易度は高いことが多いものの、おそらくこの場合は住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行で逆転現象が生まれています。

    そう判断できる理由は、明確な勤続年数・年収の制限の差に加え、最低貸付額の差にあります。10万円借りるよりは、当然50万円借りる方が難しいというわけですね。

    三菱UFJ銀行の審査には通れないけれど、住信SBIネット銀行で30万円を借りられる、といった例は多々起こると考えられます。
    また、北洋銀行の難易度が低い点については「パート・アルバイトOK」から簡単に判断できることでしょう。

    このように、「申し込み条件」「最低貸付額」「パート・アルバイトOKの記載の有無」などから、相対的な、おおよその審査難易度を知ることができます。

    「年収400万円以上でなければほぼ通過できない」といった高難易度ローンは、ほとんどの場合で申し込み条件にその旨が記載されているか、最低利用限度額が100万円など非常に高くなっています。(りそな銀行プレミアムフリーローンなど)
    逆に言えば、この2つに当てはまらないローンがやたら厳しい審査を行っている可能性は低いわけですね。

     

    気になるローンに年収に関する制限がとくに記載されていなかった場合、「固定給の会社員・公務員である」か、300万円くらいの収入があれば、問題なく審査に通過できることが多いと考えられます。

    借り入れ先を探す場合には、あなたの目的に合ったローンタイプ(フリーローン、教育ローン、自動車ローンなど)をいくつかピックアップしてみましょう。
    申し込み条件をよく確認して、利用できそうなものの中から金利の低いものを中心に検討することをおすすめします。

    ★詳しい借り入れ先の選び方・各低金利ローンについては「個人向け銀行融資について」のページをご覧ください。

    ②注意!「大きなお金を借りやすいか、そうでないか」は審査難易度と別問題

    上の3銀行の比較でわかったのは、あくまでも「最低審査通過ラインの高さ」。「いくらでも良いから、借りれるか否か」という点のみを比べたものとなっています。

    そのため、「年収に対して大きなお金を借りられるのはどこか」という基準になると話は別
    正直に言うと、このあたりは実際に問い合わせてみたり、審査を受けてみない限り分からないことが多いのですが……。

    公式情報から読めるヒントとしては、「収入証明書の提出基準」が挙げられます。
    「借入額が50万円を超える場合、収入証明書必須」としている銀行よりは「300万円まで収入証明書不要」と定めている銀行の方が、大口借入に積極的だと考えられるからですね。
    2行の収入証明書提出に関する基準を比べて見ると、以下のようになります。

    三菱UFJ銀行 200万円まで収入証明書不要
    北洋銀行 300万円まで収入証明書不要

    これを見るに、一番大きなお金を借りやすいのは北洋銀行でしょうか。

    とは言え収入証明書を出せば年収の半分以上を貸してくれる銀行も少なくないため、収入証明書の提出条件は年収制限や勤続年数制限ほど重要ではありません。
    「同じようなローンがあった場合、収入証明書の提出条件がゆるい方に申し込む」程度の参考としてご覧ください。

    結局大きなお金を借りたい場合には、いくつかの銀行へ相談を行い、審査を受けてみるのが最も有効でしょう。

    銀行で融資を受けるおおまかな流れと必要日数

    銀行で融資を受けるための、主な流れは以下のようになります。

    銀行で個人向け融資を受ける主な流れ

    インターネットなどから申し込み

    審査
    (数日~1週間程度が多い)
    在籍確認が行われる場合あり

    電話などで審査結果が知らされたら
    借り入れ先の銀行窓口などで本申し込み

    その翌日~1週間程度で融資

    もちろん融資の流れは銀行やローン商品によって異なるため、参考程度にご覧ください。
    最近はインターネットで本申し込みが可能なローン商品も増えてきましたね。

    フリーローンの場合、申し込みから融資までに必要な期間は「1週間~2週間程度」となることが多いようです。

    横浜銀行フリーローン公式HPより。こちらはかなりスピーディな融資を行っているようですね。
    ▲横浜銀行フリーローン公式HPより。こちらはかなりスピーディな融資を行っているようですね。

    千葉銀行公式HPより。横浜銀行に比べ、融資に時間がかかりやすいことが分かります。(その分低金利ですが)
    ▲千葉銀行公式HPより。横浜銀行に比べ、融資に時間がかかりやすいことが分かります。(その分低金利ですが)

    大口の借り入れとなるほど、融資に時間は掛かりやすくなります。
    また、2018年から銀行ローンが警察庁と提携を結ぶことが審査時間に影響を及ぼす可能性も高いため、時間には余裕を持った上で申し込みを行いましょう。

    銀行ローンの審査に関するよくある質問と回答

    最後に、銀行ローンの審査についてよくある質問をまとめてみました。

    ①目的ローンの審査に落ちてしまった後、同じ銀行のフリーローンへ申し込んでもいいですか?

    落ちてしまったローンに比べ、収入制限や勤続年数制限が甘いのであれば問題ありません
    逆に言うと、特に申し込み条件に違いがないのであれば別の、より難易度が低いと思われる銀行を選んだ方が安全でしょう。

    ちなみに大手消費者金融系の(多)目的ローンはパート・アルバイトOKのフリーローンに比べても高金利なことが多く、おすすめはできません。

    ②配偶者の信用情報に問題がある場合、審査通過は難しいですか?

    三菱UFJ銀行、北洋銀行のフリーローン利用規約を確認しましたが、同意事項の中に「家族の信用情報を取得する」という項目はありませんでした
    おそらくフリーローンや目的ローンにおいて、配偶者の信用情報が閲覧されることは少ないでしょう。
    信用情報が見られなければ、ブラック状態の家族がいたとしても審査通過が可能です。

    ★一部のカードローンでは配偶者の信用情報が取得されることがあります。
    フリーローンにおいても100%閲覧されないとは限らないため、同意事項をご確認ください。

    ③審査に通りやすい時期があるって本当ですか?

    年度末は銀行が結果を出したがるために審査が甘くなる~などと言われてはいますが……。

    仮にそれが本当だったとしても、仮審査は機械で一定の基準で行われていますし、返済能力に問題があれば損害を被るのは銀行側です。
    劇的に審査が甘くなるとは考えにくいため、噂程度と考えておきましょう。

    ④自分の信用情報に自信が持てないのですが、どうすればいいですか?

    一度、信用情報を開示してみることをおすすめします。

    銀行系での審査通過を希望している場合、指定信用情報機関である「CIC」「KSC(全国銀行個人信用情報センター)」の2機関へ開示を行えば良いでしょう。金融ブラック状態の可能性があるのなら、ここに「JICC」を加える必要がありますね。

    詳しくは「個人信用情報の開示とその見方」ページをご覧ください。

    ⑤信用金庫と銀行の個人向け融資にはどのような違いがありますか?

    取り立てて大きな違いはありませんが、銀行と違い非営利の金融機関であるため審査難易度のわりに低金利なローンが見つかることは多いです。
    ……とは言え確実に優れたローンを取り扱っているわけでもないため、「条件の良い商品があれば検討してみる」程度で良いでしょう。

    個人向けではなく運転資金の借り入れであれば、銀行よりも融資を受けやすいことも多いようですね。

    CHECKあなたの街で最も低金利に借りる方法

    ⑥自営業者でも借りられますか?

    フリーローン・カードローンなどの個人ローンの場合、事業性資金として利用しないのであれば自営業者でも申し込み可能です。
    ただし、同じ年収の公務員や会社員に比べるとどうしても審査は不利になりやすい傾向はあります。
    また、確定申告書などの収入証明書類の提出を求められることも多いですね。

    まとめ

    カードローン以外の小口・中口ローンであっても、審査難易度は決して高くない
    低金利かつ利用しやすいメガバンク系の(多)目的ローンは年収200万円から申し込み可能
    収入が不安定、すでにローンを組んでいるなどのマイナスポイントが多いほど、それを補うための年収が必要になる点には注意
    ★「収入に対して大きなお金を借りられるか否か」はどうしても判別しづらい。年収の3分の1以上のお金を借りたいのなら、複数の銀行へ相談してみるのがもっとも確実

    個人が銀行からお金を借りることは、実際のところさほど難しくはありません。
    利用条件をよく確認し、借入額によっては銀行に相談を交えながら申し込みを行いましょう。

    

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