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ブラックリストって本当にあるの?金融機関の「ブラック」事情を公開!

    ブラックリストって本当にあるの?金融機関の「ブラック」事情を公開!
    まことしやかに囁かれる「ブラックリスト」の噂。
    「携帯電話の料金を滞納したらブラックリストに載って、カードを作れなくなるよ」なんて聞いたことのある方は多いかと思います。

    実は、このブラックリストなんてものは存在しません。ですが、携帯電話の料金を滞納すればカードを一定期間、作成できなくなるのは事実です。

    ブラックリストが存在しないのに、どうしてそんなことが起こってしまうのでしょうか?
    今回は「ブラック状態」「信用情報」の関係について詳しく解説していきます!

    

    「ブラック状態」ってどういうこと?どんな人が当てはまるの?

    「ブラック状態」ってどういうこと?どんな人が当てはまるの?

    そもそも金融機関における「ブラック」とはどういう意味なのでしょうか?

    ①ブラック状態とは、新規契約ができない状態のこと

    ブラック状態とは、クレジットカードやローン、そして携帯電話の分割払いなどをすべて断られてしまう状態のことをいいます。
    ごく一部の中小金融機関を除いてほぼすべての審査に落ちてしまうんですね。

    ブラックになってしまうのにはもちろん理由があります。
    あなたがお金を誰かに貸すとしたら、以前他の人からもお金を借りた上で踏み倒しを決行した人は絶対に避けたいですよね。金融機関だって同じなんです。

    ②ブラックになった原因により、半年~10年間続く!

    ブラック入りとなる原因は、「踏み倒し」「自己破産」「強制解約履歴」から、「多重申し込み」に至るまで多岐に渡ります。
    多重申し込み(目安として1ヶ月に3社以上)によるブラック期間は半年間ですが、自己破産の場合はブラック期間が10年続くことも。

    その他、自社ブラックといって金融事故を起こした会社では半永久的にブラック状態となります。
    (金融事故……借りたお金を3ヶ月以上延滞した、お金を借りたままで自己破産を行った、など金融機関に損害を与えること)

    詳しくは『3.ブラック入りの理由とブラック期間の早見表』をご覧くださいね。

    「ブラックリスト」の正体は「個人信用情報機関」にあり!

    「ブラックリスト」の正体は「個人信用情報機関」にあり!

    それではここからは、気になる「ブラックリスト」の正体についてお話ししていきます!

    ①個人信用情報機関って何?

    あなたのローンやクレジットカード、携帯電話料金などの支払い状況はすべて個人信用情報機関という場所に保存されています。この情報はすべての金融機関で共有されると言って良いでしょう。

    ブラックリストの正体はこの個人信用情報機関。
    金融機関の利用状況は「信用情報」(その他クレジットヒストリー、あるいはクレヒス)と呼ばれるのですが、この信用情報にキズがついている=悪い情報が載っていることで、金融機関があなたを避けるようになるんです。

    簡単に言えば、「この人は3ヶ月以上お金を支払わずにいたことがありますよ」「この人は借りたお金を返せずに自己破産しましたよ」というような情報が載ってしまうわけですね。

    どの金融機関も、審査の際には信用情報をチェックします。でも、そんな悪い情報が載っていては当然「この人と契約しよう」とは思えません。
    これがいわゆるブラック状態であり、ブラックリストなんてものは存在しないんですね。

    ②悪い信用情報を消すことはできないの?

    信用情報は時間が経つと勝手に消えます。一方で、他に悪い信用情報を消す方法はありません。一度金融事故を起こしてしまったら、ブラック期間が明ける(喪明け)まで待つしかないんです。

    ★例外として、信用情報の掲載ミスが起こった場合には信用情報の修正が行われます。
    何も思い当たることがないのに審査に落ちてしまう、という方は間違った情報が載せられているかも。その場合は、信用情報の開示を行う必要があります。

    ③銀行での金融事故が長引きやすい理由

    実は個人信用情報機関は現在3つあります。

    ★現行の個人信用情報機関

    株式会社日本信用情報機構(JICC)消費者金融・銀行系の両方を網羅
    株式会社CIC消費者金融・信販会社(クレジットカード会社)系に強い
    全国銀行個人信用情報センター(KSC)銀行関連のカードローン中心
    日本学生機構(延滞者のみ)

    これらの3機関はお互いに提携していて、ブラック情報を共有しています。JICCにしか加盟していない金融機関で事故を起こした後、KSCにしか加盟していない金融機関に申し込みをしても審査落ちとなってしまうんですね。
    その点では、あまり3機関が分裂している理由はないかもしれません。

    そんな3機関ですが、実は保存される情報の種類や期間に少しずつ違いがあります。

    簡単に言うと、銀行での金融事故は長引きやすいです。
    消費者金融で自己破産(または個人再生)を起こした場合のブラック期間は5年間ですが、銀行の場合は10年間
    銀行を含む数社から借り入れを行っていて、自己破産を検討しているという方は自己破産の実行前になんとか銀行の分だけでも、返済をしておくブラック期間が5年間短くなります

    ④「ブラックかもしれない」と思ったら、信用情報を開示してみよう

    自分がブラック状態かどうかは、個人信用情報機関に問い合わせを行うことでわかります。ブラックの原因になっていそうな金融機関が加盟している、個人信用情報機関に開示請求をしてみましょう。

    <各社が加盟している個人信用情報機関(簡易版)>

    大手消費者金融
    (プロミス、アコム、アイフル、SMBCモビット)
    JICC(株式会社日本信用情報機構)
    CIC
    大手クレジットカード会社
    (三井住友VISAカード、オリコなど)
    CIC、JICC
    都市銀行、地方銀行(、りそな銀行、横浜銀行など)KSC
    三大キャリア
    (au、softbank、docomo)
    JICC、CIC

    インターネット銀行などは例外が多いです。
    例:ソニー銀行はKSCに加盟しておらず、代わりにJICC・CICに加盟

    上に載っていない金融機関を利用している方は「(金融機関名) 加盟個人信用情報機関」で検索を掛けてみましょう。金融機関の公式HPがヒットするはずです。

    詳しい開示の手順については『自分の借金を調べる方法』ページで解説しています。
    ちなみに、他人の個人信用情報を無許可で開示することはできません。(故人を除く)

    ブラック入りの理由とブラック期間の早見表

    ブラック入りの理由とブラック期間の早見表

    原因ごとのブラック期間=信用情報の掲載期間を一覧にしてみました!

    ★信用情報の掲載期間一覧

     JICC
    (日本信用情報機構)
    CICKSC
    (全国銀行個人信用情報センター)
    2~3ヶ月以上の延滞契約終了から5年
    債務整理
    (自己破産・個人再生含む)
    5年
    官報情報
    (自己破産・個人再生)
    掲載なし10年
    強制解約5年
    1ヶ月ごとの
    支払い状況
    掲載なし2年間掲載なし
    多重申し込み※6ヶ月1年

    ※多重申し込みについて

    短期間に多くの金融機関に申し込みを行うと「この人はお金に困っている=支払い能力がないのではないか?」と思われ、審査に落ちやすくなります。この状態を特に「申し込みブラック」と呼びます。
    カードローンでのキャッシングの場合、1ヶ月に3社以上の申し込みで審査に落ちやすくなると言われているので、思い当たる方は6ヶ月以上間を空けて申し込むと良いでしょう。(消費者金融の場合)

    ただ、債務整理など他の原因とは違い100%審査落ちとなるわけではなく、特におまとめローンなどの目的ローンであれば問題にならない可能性も高いです。

    ブラックとなる原因は上の通り。
    延滞時の掲載期間は延滞から5年間ではなく、契約終了、つまり解約から5年間となるので注意!
    延滞→返済→そのまま同じ金融機関を利用し続けていると、いつまで経っても他の金融機関との新規契約ができません。

    <半永久的に残る「自社ブラック」に注意!>

    信用情報には一定の掲載期間がありますが、会社の顧客情報は半永久的に残ります
    そのため、5年以上の記録が残る金融事故を起こした金融機関はもう利用できないと思ってください。

    プロミスで事故を起こした場合、20年経ってもプロミスの審査には落ちてしまいます。
    ただし、消費者金融やクレジットカード会社で事故を起こしたとき、問題はそれだけではありません。プロミスで事故を起こすと、横浜銀行カードローンの審査にも、半永久的に落ち続けてしまうんです。

    これは、横浜銀行の審査をプロミスの母体であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が行っているから。
    そのため一度金融事故を起こした方は、今後契約を行う際、審査を行う「保証会社」の確認が必須となります。銀行カードローンの保証会社を務めるのは主に消費者金融やクレジットカード会社なんです。

    詳しくは『銀行カードローンと保証会社』ページを読んでみてください。

    ブラックでも借りられる金融機関があるって本当?

    ブラックでも借りられる金融機関があるって本当?

    ブラック状態だけど、どうしてもお金が必要……。
    そんなとき、違法業者に頼らずにお金を借りる方法は存在します。

    ①ブラックにも貸してくれる中小消費者金融は確かに存在するけれど……。

    現在の貸金業法では、消費者金融・クレジットカード会社に個人信用情報機関への加盟が義務付けられています。
    そのため、どの金融機関でも審査をすればブラック状態であることがすぐに分かってしまうのですが……。

    一部の中小消費者金融であれば、ブラックであってもお金を貸してくれることがあります
    ただし大手機関と比べると借り入れや返済の点から不便であったり、対応がずさんであったり、会社によってはDMが増えるなどして個人情報の横流しが疑われるといった問題点も。

    利用する際は、必ず金融機関の評判をチェックしておくようにしましょう。
    中小消費者金融については『街金』のページで解説しています。

    ②自動車の購入を希望しているなら「自社ローン」を使おう

    個人信用情報のチェックを行わない、と明言することも多い「自社ローン」。主に中古車購入の手段ですが、ブラック状態の方がローンで車を購入するためには有効と言えるでしょう。
    ただし、銀行のローンを利用する場合に比べるともちろん条件は悪いです。

    詳しくは『自社ローン』ページを読んでみてください。

    まとめ

    まとめ

    ブラックになった原因によって、ブラック期間は半年~10年続く!
    ただし事故を起こした会社は基本的に二度と利用できない
    ★ブラック状態になるのは個人信用情報機関に悪い情報が掲載されるため。思い当たる方は個人信用情報の開示を行ってみよう!
    ★ブラックでも借りられる金融機関はあるけれど、信用が薄い分、借り入れの条件は悪い

    ブラック状態に一度陥ってしまうと、復帰までの道のりは大変なもの。
    抜け出すためには個人信用情報機関から悪い条件が消えるのを待つしかありませんが、この期間内になんとか生活を立て直したいものです。 

    



    

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