「今必要なお金を急いで借りたい。
けれど個人事業主は、会社員に比べて審査が不利だと言うし…」
結論から言うと、即日融資(申込当日の貸付)対応の大手業者、具体的に言うと「プロミス」「アコム」等を利用するにあたって、「個人事業主である」ことだけを理由に審査に落とされることはありません。ご安心ください。
確定申告書など、「事業をしていることが分かる書類」があれば、個人事業主であっても最短1時間程度で必要なお金を借りることが出来るでしょう。
今回は「できる限り急いでカードローンを利用したい個人事業主」のあなたのため、特に有効な手段と申し込みにあたっての注意点をまとめました。
読み終えていただければ、今のあなたが取るべき行動が分かります。
確実に即日融資を受けたいなら、個人事業主でも「プロミス」等の大手利用がベスト
カードローンやキャッシング(現金貸付)サービスを提供する会社は多いですが、その中でも最も融資スピードに優れるのが「プロミス」「アコム」といった大手消費者金融会社。
そして「借入を急ぐなら、まず大手消費者金融を選ぶべき」という基本ルールは、個人事業主であっても例外ではありません。まずはこちらについてお話しさせて頂きます。
①ビジネスローンに比べスピーディで必要書類も少数、個人事業主も問題なく審査に通れる
大手消費者金融会社を借入先に選ぶ利点は、やはりその融資スピード。早ければ申込みから1時間程度で、必要なお金を入手可能です。
また、必要な書類も1~2種類くらいと少数ですね。
この点に関しては後述のビジネスローン(事業にしか使えない貸付)に比べ、圧倒的に有利と言って良いでしょう。
一方、ビジネスローンと比べた際の欠点は、原則として「所得」の3分の1を超えるお金を借りられないということ。これは貸金業法という法律の制限のためです。
貸付額の上限については、あらかじめ承知しておく必要がありますが…。
借入希望額が「所得」の3分の1以下であれば、申込み先は融資スピードに優れる「大手消費者金融」に決めてしまって良いでしょう。
またご覧の通り、個人事業主であっても「ブラック状態、多額の他社借入などのマイナス要素が無ければ」問題なく審査通過可能です。
プロミス | 契約内容:
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属性:
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契約内容:
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属性:
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審査落ち | |
属性:
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★ちなみに大手消費者金融会社のカードローンはいずれも、生計費・事業費のどちらにもご利用頂けます。
大手消費者金融会社を利用するにあたって、「個人事業主/自営業者である」ことだけを理由に審査に落とされることはありません。
……が、個人事業主は審査を進めるにあたって、希望限度額を問わず「事業実態を証明できる書類」の提出を要求されやすいのは確か。
特にあなたが固定電話や事務所、店舗をお持ちでないのなら、「個人事業主を騙る無職」でないことを、書類を使って証明することはほぼ必須となるでしょう。
「事業実態を証明できる書類」として一番一般的なのは「最新分の、確定申告書の控え」。基本的にはこれが用意できればOKです。
その他のところで言うと納税証明書、課税申告書などでしょうか。
一方、営業1年未満で確定申告書を用意できない場合には「請求書」等で対応してくれることもありますが……。
「営業1年未満の個人事業主」は特に信用が低いと見なされるため、審査が不利に進みやすいことは否めません。
②申込み先はユーザーサービスに優れる「プロミス」「レイクALSA」が優先
さて、スピード融資を狙うにあたってベストな手段と言えるのが「大手消費者金融会社」の利用。
問題はどの会社から借りるかですが…。
あなたがカードローン/キャッシングを利用するのが初めてなら、ユーザーサービスに優れる「プロミス」「レイクALSA」のいずれかを選ぶのが良いでしょう。
上限金利 | 24h振込 | その他 | |
---|---|---|---|
プロミス | 17.8% | ○ |
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レイクALSA | 18.0% | ○ |
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アイフル | 18.0% | 原則365日24時間借入可能(※メンテナンス時受付不可) |
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アコム | 18.0% | △ |
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SMBCモビット | 18.0% | ○- |
|
若干の金利の低さ、あるいは審査への通りやすさを重視したいなら「プロミス」、
無利息サービスの充実を重視したいなら「レイクALSA」を選ぶ形で構いません。
実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
---|---|---|---|
4.5%~17.8% | 1万〜500万円 ※総量規制対象 | スマホなら 最短15秒事前審査(※1)(※2) | 最短30分 |
申込条件 | 郵送物回避条件 | ||
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- スマホなら最短15秒事前審査で申し込みの可不可・借りられる金額が分かる!(※1)(※2)
- 土日祝日対応
- 24時間振込対応(一部例外あり)
- 郵送物の回避が容易
- 初回30日間無利息(金利0%)
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
(※2)新規契約時点のご融資額上限は、50万円までとなります。
(※3)他社借入・信用情報問題などにより、審査に落ちる事があります。詳しくはこちらをご確認ください。
実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
---|---|---|---|
4.5%~18.0% | 1万〜500万円 | お申込み後、最短15秒 | Webで最短60分融資も可能※ |
申込条件 | 郵送物回避条件 | ||
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- 土日祝日対応
- 24時間振込対応(一部例外あり)
- 郵送物の回避が容易
- Webで申込むと60日間特典または180日間5万円以下特典※初めてなら初回契約翌日から特典。
※特典期間経過後は通常金利適用。
※30日間特典、60日特典、180日間特典は併用不可。
※60日特典はWebで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
※ご契約額が200万円超の方は30日間特典のみになります。 - 2020年4月16日より順次、提携ATMでのお借入れ・ご返済時の手数料を有料化
- 日曜日の無人契約機受付時間(2020年4月1日より)・第三日曜日の営業時間(審査対応時間含む)は19時まで
とは言え自宅近くに「アコム」等の無人店舗等が設置してあるようなら、そちらを選んでみても良いでしょう。
ただ「SMBCモビット」は他社に比べ審査・契約に時間が掛かりやすい傾向にあるため、お急ぎであれば避けるのが無難です。
カードローンへの申込み時、必ず記入を求められるのが「年収」。個人事業主の場合、ここで生じるのが「売上」と「所得」のどちらを記入すべきか、という問題ですが…。
実際これまで各社に問い合わせを行ったところ、その回答はどこも、「<所得>の方をご記入ください」というものでした。要は売上から経費などを引いた金額ですね。
……とは言え所得を意図的に低く抑えている場合などには、実際の生活水準に対し、低い数字が出てしまうことも多々あります。
こういった場合、特に申し込みフォームに「事業者は<所得>をご記入ください」といった記載がないのなら、「売上」の方を記入してしまっても問題はないでしょう。実際私もクレジットカード(キャッシング枠付き)を作る際には「売上」の方を記入していますが、特に咎められたことはありません。
もちろん申込み確認の過程で尋ねられた際等には正直に「所得」でないことを申告する必要がありますが…。
「所得」を記入するよう記載されていない場合には、わざわざ低い方の金額を入力せずとも良いだろうと思います。
★とは言えもちろん、経費が非常に高い等の理由で「売上」が実際の生活水準に対し高額になるようなら、「所得」を記入した方が良いでしょう。
③ただしいくらか審査が不利に進みやすい傾向があるのは確か
「個人事業主である」ことだけが理由で、大手消費者金融会社の審査に落とされることはありません。
……が、やはり同じ申告年収の会社員の方に比べると、審査が不利に進みやすいのは事実。
もしもあなたが「他社借入」「信用情報問題」といったマイナス要素を抱えているのなら、審査落ちのリスクは高くなると言わざるを得ません。
属性 | ||
---|---|---|
否決 | 自営業 |
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可決 | 会社員 |
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否決 | 自営業 |
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こちらは似たような収入、信用情報の方の審査結果例ですが…。
ご覧の通り、審査に通過できたのは最も他社借入が重い「会社員」の方。会社員であればかろうじて容認される他社借入などのマイナス点も、自営業者であれば審査落ちの理由となり得ると分かるでしょう。
…とは言え、だからといってすぐに職業を変えたり、借金を清算したりすることは出来ませんから、多くの場合で「審査が不利に進みやすい」点については受け入れる他なさそうです。
★ちなみに意外と都市銀行や地方銀行は自営業者・個人事業主に寛容で、十分な収入(売上/所得)があれば他社借入があっても問題なく審査に通過できたりします。
ただし、即日融資には対応していません。
CHECK【所得100万円~】自営業者のためのカードローン審査情報と申込み先の選び方【鬼門あり】
「所得の3分の1超」の借入が必要なら、ビジネスローンの選択が必要に
もしもあなたが「所得の3分の1」を超えるお金を必要としているのなら、貸金業法の制約に縛られない「ビジネスローン」を選択する必要が出てきます。
ここからはそんなビジネスローンのうち、比較的融資スピードに優れたものについてお話しさせて頂きましょう。
★ビジネスローンは法律上「所得の3分の1を超える貸付」が可能ですが、実際の融資額は審査によって決まるため、必ずしも希望通りの契約が結べるとは限りません。
また、ビジネスローンは個人向けローンに比べ、契約の手間や必要書類がかさみます。あらかじめご承知おきください。
①即日融資の確実性が一番高いのは「プロミス」「アイフル」の自営業者向けローンか
「事業に使うお金を必要とする方のためだけに作られたビジネスローン」は、審査や契約に時間が掛かりやすい傾向がありますが…。
「プロミス」「アイフル」が提供する、自営業者のためのカードローン商品は、ローンの内容、審査ともに、大部分を一般カードローンから流用しています。
「事業者のために作られたローン」に比べると「法人の申し込みに対応していない」という部分が欠点となりますが、個人事業主にとっては関係ないでしょう。
よって、契約をお急ぎならこの2社から申込み先を選ぶことをおすすめします。
金利 | 限度額 |
---|---|
6.3% ~17.8% | ~300万円 |
審査時間 | 融資までの総日数 |
最短即日 (土日含む) | 最短即日 (早ければ1時間程度) |
申込み条件(公式HPより) | |
年齢20歳以上、65歳以下の自営者の方 ※営業年数制限はないが必要書類の都合上、実質営業1年~必須 | |
必要書類 | |
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その他 | |
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金利 | 限度額 |
---|---|
12.0% ~18.0% | ~300万円 |
審査時間 | 融資までの総日数 |
最短即日 (土日含む) | 最短即日 (早ければ1時間程度) |
申込み条件(公式HPより) | |
業歴1年以上の個人事業主の方で当社基準を満たす方 | |
必要書類 | |
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その他 | |
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ただ、一般カードローンの内容を流用しているとは言え、インターネット契約には対応していない模様。
即日契約にはいずれも来店手続きが必要ですので、基本的には「近くに店舗がある方」を選ぶと良いでしょう。
CHECKプロミス公式HP「店舗・ATM検索」
CHECKアコム公式HP「店舗・ATM検索」
★ちなみにこのプロミスとアコムの自営業者向けカードローンは、事業性資金・プライベート資金の両方に利用可能です。
②その他のビジネスローンは借入が翌日以降となりやすいので注意
「プロミス」「アコム」以外の会社が提供するビジネスローンの融資は、申込みの翌日以降になると考えた方が良いでしょう。
これは一般ローンであれば「最短1時間融資」が可能なアイフルにおいても例外ではありません。アイフルの事業者ローンは「プロミス」「アコム」とは異なり、法人にも対応した「事業性貸付のために作られたローン」だからですね。
一応「ビジネクスト」「オリックス・クレジット」等のビジネスローンは「最短即日融資」が可能となっていますが…。
審査や必要書類の確認に掛かる時間、そして振込時間の制限を考えると、やはり厳しそうだと言わざるを得ません。
借入をお急ぎであれば「プロミス」「アコム」の店舗に出向くことをおすすめします。
まとめ
個人事業主だからと言って、特に審査を悲観しすぎる必要はありません。
「事業実態を証明できる書類」(主に確定申告書)さえ用意できるなら、あなたに合ったサービスを提供しているローンへそのまま申し込んでしまっても良いでしょう。
CHECK【所得100万円~】自営業者のためのカードローン審査情報と申込み先の選び方【鬼門あり】
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