実質年率とは:カードローン・キャッシング金利の計算方法

実質年率とは、金利の計算方法のひとつ。

「金利○%」という表示は、よく見かけますが、
「結局いくら利息を払うの?」と思っている方も、多いと思うんです。

実質年率方式では、

借入残高×金利(%)÷365(年間日数)×1ヶ月の日数

この計算式で、毎月の利息を計算することができます。

一見難しそうですが、電卓があればカンタンです。

今回は、この実質年率について詳しく解説していきたいと思います!

実質年率方式とは

①1年で払う利息額を決めている

金融会社の表示する、金利=実質年率。難しく考える必要は、ありません!
実質年率とは、年間の利率に、手数料や保証料を含め、数字にしたもの。1年間に生まれる、利息を計算するための材料と思ってもらってOKです。
材料である、実質年率=金利を使って、

  • 借入残高×金利で、「1年分の金利」
  • 1年分の金利を、365で割ることで、「1日分の金利」
  • 1日分の金利に1ヶ月の日数を掛けることで、「1ヶ月分の金利」
  • を求めることが、出来るんですね。
    ちなみに、閏年の場合は、計算式の中にあった365(年間日数)のところが、366、となります。

    ②金利以外の部分でも使われている!

    自動車ローンなどの保証料や、多くのローンの損害遅延金に関しても、実質年率方式であることがほとんど。
    実質年利方式であれば、金利さえわかれば、すぐに保証料や、遅延損害金が計算が出来るんですね。

    ③計算方法は?

    それでは、実際に計算してみましょう。

    ★プロミスで10万円を借りた場合の利息総額
     (金利17.8%、1年を365日、1ヶ月を30日で計算)

    借入残高×金利(%)÷365(年間日数)×1ヶ月の日数

    この計算式に、代入していきます!
    借入残高は10万円、
    金利は17.8%だから、これを数字に直して0.178。
    1ヶ月の日数は、30日とします。
    よって

    100,000×0.178÷365×30=1463.0136…

    この場合、1ヶ月で発生する利息が、約1463円だと分かります。

    コラム<金利は切り捨て?切り上げ?>
    プロミスやアコム、みずほ銀行をはじめ、1円未満切捨てとしている金融機関が多いです。
    しかし、毎月の支払額は1000円単位となっているところが多いので、お気を付け下さい。
    (最終支払いは、端数で支払うか、後日おつりが戻ってくる形となります。)

    実質年率の返済シミュレーション

    ★アコムで10万円を、12回払い(=1年間)で返済する場合のシュミレーション
    ★金利18%、1年を365日、1ヶ月をすべて30日で計算

    借入額 支払額 支払額に含まれる利息 残り借入額
    1回目 100,000円 9000円 100000×0.18÷365×30≒1479円 92,479円
    2回目 92,479円 9000円 92479×0.18÷365×30≒1368円 84,847円
    3回目 84,847円 9000円 84847×0.18÷365×30≒1255円 77,102円
    4回目 77,102円 9000円 77102×0.18÷365×30≒1140円 69,242円
    5回目 69,242円 9000円 69138×0.18÷365×30≒1024円 61,266円
    6回目 61,266円 9000円 61160×0.18÷365×30≒906円 53,172円
    7回目 53,172円 9000円 53064×0.18÷365×30≒786円 44,958円
    8回目 44,958円 9000円 44849×0.18÷365×30≒665円 36,623円
    9回目 36,623円 9000円 36512×0.18÷365×30≒541円 28,164円
    10回目 28,164円 9000円 10000×0.18÷365×30≒416円 19,580円
    11回目 19,580円 9000円 10000×0.18÷365×30≒289円 10,869円
    12回目 10,869円 11029円 10000×0.18÷365×30≒160円 0円
    合計 109,926円 9926円

    ※支払額は、最終支払いを除き1000円単位で切り上げ
    1ヶ月の日数の設定などにより、実際の利息額とは異なります。目安としてご覧下さい。

    このように、借入額が減るに従って、払う利息も小さくなるのが、実質年率方式の特徴となります。

    実質年率のメリット・デメリット

    実質年率方式では、日ごとに利息が生まれるため、早く返せば返すほど、利息総額は小さくなります
    例えば、プロミスで10万円を借りた場合、36回払いと7回払いでは、2万円以上の利息の差が発生します。
    カードローンの金利はすべて、実質年利方式で計算されるため、どの会社で借りても、利息を減らすためには、繰り上げ返済を出来るだけ多く行うのが良いでしょう。

    実質年率方式のほかに、利息の計算方式には「アドオン方式」がありますが、
    現在、カードローンにおいて、アドオン方式での利息を表示することは、禁じられています。
    それでも、クレジットカードの支払いなどで、アドオン方式が使われている場合があります。
    以下が、ふたつの方式の比較となります。

    アドオン方式
  • 計算が簡単(元金×金利=利息)
  • しかし、借入額が減っても計算式が変わらないため、実質年率方式よりも
    利息総額が大きくなる
  • 金利としては低く表示されるが、利息が大きくなるため、単独での表記は禁止されている
  • (例えば、アドオン利率10%で5回払いの場合、実質年率に換算すると
    約40%となります。大きな違いがありますね。)

    実質年率方式
  • 借入額が減るに従い、月々の利息も減るために、計算が面倒
  • 「金利」とだけ書いてあった場合、ほとんどが実質年率方式の金利を指す
  • アドオン方式での金利が書いてあった場合は、まっとうな金融機関であれば必ず併記してある、実質年率方式の金利を見て、利用を検討しましょう。
    悪徳業者が、金利をアドオン方式のみで記載している場合があります。お気をつけ下さい

    実質年率方式での金利に、表示義務があることから分かるように、計算が面倒であるということ以外に、実質年率方式のデメリットはありません
    カードローンを利用するために、利息を計算する必要はありませんので、実質デメリットゼロとなります。

    実質年率の低いカードローンランキング

    ★上限金利で比較
    ★金利が低いカードローンは、融資に時間が掛かるなど、デメリットがある場合も。
    ★使用用途に制限のない、無担保カードローンのみでの比較となります。
     不動産担保ローンなどの有担保ローンや、自動車ローンなどの目的ローンであれば、
    さらに低金利のローンが存在します

    <<消費者金融編>>

    無利息キャッシングサービスを使えば、低金利の銀行よりも、利息総額が小さくなることがあります
    詳しくは、こちらをご覧下さい。

    <1位プロミス>

    • 大手の中で、最も上限金利が低い
    • 初回30日間無利息キャッシングサービス
    • 夜間や休日の瞬間融資サービス、レディースコールなど、大手ならではの充実したサポート

    <2位 アコム>

    • 初回30日間無利息キャッシングサービス
    • 夜間や休日の瞬間融資サービス、レディースコールなど、大手ならではの充実したサポート

    <<銀行・信販会社編>>

    <第1位 三井住友カード ゴールドローン>

    • 1年間延滞なしで、金利が0.3%下がる。最大1.2%減まで可能。
    • ★しかし審査、融資に非常に時間が掛かる

      <第2位 りそな銀行 プレミアムカードローン>

      • りそな銀行の口座が必要
      • 専業主婦、学生不可

      ※りそな銀行には、上限金利の変わらない「クイックカードローン」も併設。
      (下限金利は9.0%)
      クイックカードローンのほうが審査に通りやすいので、審査に不安がある方はそちらがおすすめ。

      <第3位 ソニー銀行>

      • 即日融資可、かつプラン振り分け制でないカードローンで、もっとも低金利
      短期間の借入であれば、大手消費者金融の「初回30日間無利息キャッシングサービス」
      利用したほうが、利息が小さくなる場合があります。詳しくはこちら

      住信SBIネット銀行の上位プランは、三井住友カードよりも低金利となっていますが、
      実際の審査に通るまで、適用されるプラン・金利が分からないために、今回は除外しました。

      5.まとめ

      ★実質年率が分かれば、利息が自分で計算できる!
      ★利息が大きくなる、アドオン方式に注意!

      金利を実質年率で表記することが、義務付けられたことで、ローンはずっと、比べやすくなりました。
      利息を計算して、より確実な返済計画を、立てていきましょう!

      
      

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