利用者数&伸び幅の比較から見る人気カードローン:皆の注目はアイフル&ネット銀行系

利用者数&伸び幅の比較から見る人気カードローン:皆の注目はアイフル&ネット銀行系
「カードローンを使ってみたいけれど、いっぱいあってどれに申し込めば良いか分からない。
とりあえず人気のあるものを選んでおけば、大失敗することは無さそうだけれど……」

答えから言うと、おそらく最も会員数の多いカードローンは「アコム」のものです。
(おそらく、と付くのは会員数を公開していない銀行等が多いから)
同社のカードローン会員数は2018年9月時点で150万人以上と、これだけで沖縄県の人口を上回る形になりますね。
……ただ変化の多いこの業界、一概に利用者数の多いカードローンを選んでおけばOK、とも言いきれません。実際、アコムの会員数の伸び幅は大手消費者金融5社中4番目と、決して高いとは言えない状況です。

今回は各社が公開している利用者情報・貸付残高情報をもとに、現在人気の申込先や各社の利用メリットなどを簡単にまとめました。
読み終えていただければ、確かな情報をもとに申込先を決定することができますよ。

★金融機関別の利用者データではなく、「カードローン」という広い括りでの利用者統計(男女比、年齢や年収層など)については以下のページをご覧ください。

CHECKカードローンを使っているのはどんな人?全銀協の8万人調査をピックアップ!

利用者数を公表している5社のうち「利用者数トップ」はアコム。しかし……

実はカードローンの正式な「利用者数」を発表している会社はごく少なく、確認できたのはいわゆる「大手消費者金融」5社のみとなりました。(アコムプロミスレイクアイフルSMBCモビット)
というわけでここでは各社が公開している「利用者数」とその「伸び幅」をもとに、現在人気の申込先を探っていきましょう。

★消費者金融会社での借入を考えていない場合には、この項目は飛ばして「貸付残高」ごとの比較項目をご覧ください。

①消費者金融系カードローンの利用者数と「この1年間での伸び幅」の比較

2018年12月現在、各社の公式HPから確認できる最新利用者数は「2018年9月」時点のもの。
各社の伸び幅を確かめるためこれに「2017年9月」分の利用者数を加え、各情報をまとめ直してみました。

★各社のユーザー人数状況(消費者向け無担保ローンに限る)
会員数
(2017年9月)
会員数
(2018年9月)
増減分
アコム 1,460,910人 1,511,472人 +3.5%
(約5万人)
プロミス 約1,321,000人 約1,375,000人 +4.1%
(約5.4万人)
レイク
(新生銀行レイク、レイクALSAの合計※)
約831,400人 約840,900人 +1.1%
(約2.7万人)
アイフル 約754,000人 約830,000人 +12.0%
(約7.6万人)
SMBCモビット 約406,000人 約446,000人 +9.8%
(約4万人)
※「レイク」ブランドが2018年4月より従来の「新生銀行カードローンレイク」から現行の「レイクALSA」(新生フィナンシャル社取り扱い)に引き継がれたことによる。とは言えローンの中身はあまり変わってない

★各社のユーザー人数状況(消費者向け無担保ローンに限る)

というわけで、ご覧の通り利用者数が最も多いのは「アコム」です。

ただ、気になるのはここ1年間での会員数の伸び幅。特にもともとの会員数が少ないにもかかわらず、アコムを優に超える「7万6000人」(前年比+12%!)の新規会員を獲得している「アイフル」は目立ちますね。

詳しくは後に触れますが、正直に言うと現在のアコムは店舗数こそ多いものの、新しいサービス導入の遅れが目立ちます
そういう意味ではこの1年で「カードレス契約」(郵送物なし+来店なしの契約)「スマホATM取引」(ローンカードの代わりにスマートフォンアプリを使う入出金方法)を導入したアイフルが大きな伸びを見せているのも妥当でしょう。
(とは言えこのサービス内容自体はプロミス等にも共通するため、ここまで会員数が伸びているのには広告などによる効果が大きいと思われます)

2018年12月現在、確認できる最新データにおいては

  • 最も利用者数が多いのはアコム、次いでプロミス
  • ここ1年での伸び幅が大きいのはアイフル、次いでプロミス(人数ベース)またはSMBCモビット(伸び率ベース)となります。
  • ★参考資料

    ②各カードローン・サービス内容の簡易比較

    上の内容を踏まえた上で、各カードローンのサービス内容を簡単に比較してみましょう。

    ★大手消費者金融各社の会員数とサービス内容比較
    会員数
    (前年比伸び率)
    即日融資の目安 その他
    アコム 約151万人
    (+3.5%)
    21時半までの来店申込
    来店なしの即日融資は不向き
  • 30日間無利息
  • 楽天銀行口座に対してのみ24時間振込実施
  • 来店なし&郵送物なしのカードレス契約未対応
  • スマホATM未対応
  • プロミス 約137万人
    (+4.1%)
    21時までの来店申込
    20時までのネット申込
  • 約500の金融機関口座に対し営業時間外の振込実施
  • 30日間無利息
  • レイク 約84万人
    (+1.1%)
    21時までの来店申込
    20時までのネット申込
  • 約500の金融機関口座に対し営業時間外の振込実施
  • 30日間無利息または180日間5万円以下無利息
  • 全ATMの利用手数料無料
  • アイフル 約83万人
    (+12%)
    21時までの来店申込
    20時までのネット申込(スマホATM利用時のみ)
  • 30日間無利息
  • 在籍確認の電話を避けやすい
  • 時間外振込は不可
  • SMBCモビット 約44万人
    (+9.8%)
    明言無し(即日融資の確実性低め)
  • 88の金融機関口座に対し営業時間外の振込実施
  • 無利息サービス無し
  • あまり初心者向けではない
  • ※金利はどこも大体同じ(原則上限18%、プロミスのみやや低い17.8%)
    ※限度額はいずれも審査により決定。最初から100万円以上を借りられるのは稀なので、上限限度額を気にする必要はほぼ無い

    実は今のところ、サービス内容に優れるのは高い伸び幅を見せている「アイフル」や「SMBCモビット」ではなく、「プロミス」「レイクALSA」の方です。
    伸び幅との兼ね合いが気になるところですが、この2社が約500の金融機関に対し時間外振込が可能になったのは2018年10月、つまり上の会員数データが出てしまった後のことなんですね。おそらく今後の伸び幅は、これを踏まえて変わってくることでしょう。

    というわけで、個人的にこれからはじめてキャッシングへ申し込みを行うなら、「プロミス」「レイクALSA」を選ぶのが無難かと思います。
    ここまで挙げた会員数や伸び率のデータを完全に無視してしまった形にはなりますが、それだけこの業界の動きが激しい証拠とも言えるでしょう。

    とりあえず言えることは、これだけ変動の激しいカードローン業界において、「会員数」はあまり申込先選びの指標にはならないということです。

    CHECK消費者金融会社の徹底比較!
    CHECK「レイクALSA」の利用メリットと充実のサービス内容、契約の流れ
    CHECK最新版「プロミス」の利用メリットと時間外振込の注意点他

    ★ちなみに「レイク」系列は以前からサービス内容が優れているにもかかわらず伸び率が悪いですが、これは
    2018年1月から全銀行カードローンで、審査時に警察庁データへの照会が義務付けられた
    →この兼ね合い上、全銀行カードローンで即日審査が不可に
    当時「新生銀行」が取り扱っていたレイクは即日融資という大きな強みを失ってしまった
    (当時から金利は消費者金融と同等だったので、金利も高く融資スピードも遅いという散々な状況だった)
    ことが最大の理由と思われます。(この状況は銀行取り扱いでない「レイクALSA」が発足する2018年1月~3月末まで続きました)
    おそらく来年にはもう少し回復していることでしょう。
    ただ、レイクALSAは他社に比べ成約率(≒審査通過率)が低く、やや審査難易度が高いと思われるのも事実です。

    CHECK大手消費者金融会社の「成約率」データから見る、今狙い目のカードローン

    来店契約が可能であれば、サービス内容にかかわらず単に一番行きやすい場所にある会社の店舗を使っても構いません
    上に挙げた5社はどこもコンビニATMでの出金が可能ですので、インターネット契約ではなく来店契約を利用するのならさほど利便性に違いは出ないからです。
    (レイクALSAのみ全ATMの利用手数料無料、というのは気になるところですが)

    貸付残高なら一部の銀行も公開中、人気の銀行系ローンはどこ?

    カードローンの「利用者数」を公表している銀行は残念ながら見当たりませんでしたが……。
    一部の銀行は「カードローンの総貸付残高」を公開していましたので、これをヒントに人気の申込先を探っていきましょう!

    ①8社の貸付残高と伸び幅の比較

    残念ながら大手都市銀行・地方銀行の公開情報を見ても、カードローンの貸付額はその他のローン(自動車ローン、多目的ローンなど)とごちゃまぜになっていることが多く、明確なデータを得られないことがほとんど。
    ですがそんな中、インターネット銀行3行の公式HPにて「カードローンの総貸付残高」を確認することができました。同じくこれを公開していた大手消費者金融5社と一緒にご覧ください。

    ★各社の貸付残高状況(消費者向け無担保ローンに限る)
    総貸付残高
    (2017年9月)
    総貸付残高
    (2018年9月)
    増減分
    アコム 約7886億円 約8080億円 +2.5%
    (約194億円)
    プロミス 約7577億円 約7713億円 +1.8%
    (約136億円)
    レイク
    (新生銀行レイク、レイクALSAの合計)
    約4015億円 約4061億円 +1%
    (約46億円)
    アイフル 約3192億円 約3623億円 +13.5%
    (約431億円)
    SMBCモビット 約2428億円 約2615億円 +7.7%
    (約187億円)
    楽天銀行 約3536億円 約3669億円 +3.6%
    (約133億円)
    住信SBIネット銀行 約1384億円 約1406億円 +1.5%
    (約22億円)
    ソニー銀行 約189億円 約185億円 ー1.7%
    (約ー4億円)

    ※9月分データが公開されていなかったため、2017年3月、2018年3月分データを掲載

    ★各社の貸付残高状況(消費者向け無担保ローンに限る)

    会員数が大幅に増えた「アイフル」「SMBCモビット」の貸付残高が増えているのは当然と言えば当然ですが……。
    よく見ると「楽天銀行」のカードローン貸付残高は大手消費者金融会社「アイフル」をわずかに上回っていますね。都市銀行のデータが出ていない分これが業界中どれくらいの立ち位置にあたるのかは分かりませんが、大健闘と言って差し支えはないでしょう。
    また、唯一「ソニー銀行」の貸付残高がこの1年間で減少していますが、これはおそらく銀行カードローンが2018年1月より即日審査不可となったところが大きいのかなと思います。
    (逆に言えば楽天銀行らはこの逆風にも負けず会員数を増やしているということ…とは言え楽天銀行は3月分データしか確認できていないので来年はまた変わってくるかも)

    ②都市銀行などの貸付残高が減っていることを思うと、今の人気は「インターネット銀行系」か

    貸付残高を公表していた3行のうち、「ソニー銀行」を除く2行は順調に残高を伸ばしていましたが……。
    実は全国銀行協会が公表する銀行カードローンの貸付残高推移では、正反対の動きが見られます。
    (各銀行は一般向けにカードローン貸付残高を公開していないものの、全銀協へデータ提供を行っている模様)
    2018年12月現在確認できる、最新のデータをご覧ください。

    ★区分別銀行カードローンの貸付残高推移(2018年10月末分)
    貸付残高合計 前月比 前年比
    都市銀行など 2兆3955億円 -0.5% -2.1%
    地方銀行 1兆6207億円 +0.2% +0.8%
    第二地方銀行 3625億円 -0.5% -3.7%
    合計 4兆3789億円 -0.2% -1.2%

    こちらは全銀協の正規会員のみを対象とした調査ですので、「準会員」に留まるインターネット銀行のデータは含まれません
    そしてご覧の通り、全銀協の正規会員におけるカードローン貸付総額は「地方銀行」を除き落ち込み傾向にあるんですね。(地方銀行も貸付残高が伸びこそすれ、その幅は消費者金融各社に比べると非常に小さいです)
    一時は「貸しすぎ」が問題になるほど都市銀行をはじめとする銀行カードローンに需要があったことを考えると、時代の変化を感じさせます。

    これについて考えられる理由は、

    の2つでしょうか。
    特に都市銀行は2017年まで「30分審査」「最短1時間融資」をウリにしていた面も大きいため、この1年間でかなり大きな打撃を受けたと思われます。

    「都市銀行」「(第二)地方銀行」の貸付残高が減少傾向にある一方、消費者金融各社「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」らは貸付残高を伸ばしています。
    よってこの1年間で、借入先の人気は「都市銀行」「(第二)地方銀行」から「消費者金融」「インターネット銀行」に移りつつあると見るのが自然でしょう。

    消費者金融会社に再び需要が集まっている理由は、2018年から即日融資が消費者金融の専売特許として戻ってきたからであることはほぼ間違いないかと思います。
    (2017年まではより低金利な銀行カードローンを、同じくらいの速さで借りれたのであまり消費者金融を選ぶ理由も無かった)

    またインターネット銀行は全銀協の正規会員でないためか、今でも年収の3分の1を超えるような大口借入の成功報告が聞かれますね。
    楽天銀行イオン銀行オリックス銀行は都市銀行などではまず見られない「他行口座を使った引き落とし返済」に対応していることもあり、「便利に大きなお金を借りたい」という場合にはまずインターネット銀行、という傾向は今後も高まっていきそうです。

    ★取扱金融機関別のカードローン傾向
    利点など こんなときにおすすめ
    消費者金融会社
  • 即日融資
  • 他人に知られず借りやすい
  • 借入や返済に関するユーザーサービス充実
  • とにかく早く借りたい
  • 同居の家族や勤務先に知られず借りたい
  • 都市銀行、地方銀行
  • 安心感
  • 普段使っている銀行口座を使って便利に返済できる
  • いつも使っている金融機関で借りたい
  • インターネット銀行など
  • 普段使っている銀行口座を使って便利に返済できる(楽天銀行イオン銀行など一部)
  • 大口融資を受けやすい
  • 大きなお金を借りたい
  • いつも使っている金融機関のローンが何だか微妙、または審査に落ちてしまった
  • まとめ

    ★利用者数を公開している大手消費者金融5社のうち、

    ……とは言え2018年9月以後にプロミスレイクらが約500行口座に対し時間外振込を可能にするなど非常に動きの多い業界であるので、これらの情報はあんまりアテにならないかも
    ★カードローン貸付残高を公開している銀行のうち、「楽天銀行」は「アイフル」の貸付残高を上回る大健闘。銀行の即日審査廃止にも負けずに会員数を順調に増やしている。
    一方、都市銀行や(第二)地方銀行は目に見えて貸付残高が下がっているため、利用者の人気は「消費者金融」「インターネット銀行」にシフトしつつあると言える

    何かと動きの大きなこの業界、サービス内容が一つ増えたり減ったりするだけで勢力図は大きく変わります。
    ここに記載の情報もいつ変わってしまうか分かりません。申し込みを行う前には各社の公式HPなどを通し、最新情報を確認しておけると良いですね。

    CHECK消費者金融会社の徹底比較!即日融資、時間外振込、無利息期間他
    CHECK全国から申し込める銀行カードローンの簡易比較
    CHECK47都道府県・地銀カードローンの簡易比較

    CHECK大手カードローンの借入額別・最低返済額比較
    CHECK26カードローンの限度額別・適用金利の比較

    ★参考資料


    

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