普段使いの銀行口座ならカードローン審査通過率&使い勝手UP!その根拠と注意点

「銀行カードローンを使いたいけれど、審査に通る自信がない……。」
そんなあなたも、「普段給与を受け取ったり、公共料金の引き落とし元に設定している金融機関」であれば、審査通過率をアップできる可能性があります。

というのも、金融機関がお金を貸したいのは「ちゃんとお金を返してくれる人」。
普段から給与を受け取っていたり、所定の支払いを問題なくこなしている証拠の残っている方であれば、審査を優遇してもらえるのも当然だと言えるんですね。

今回は「普段使いの金融機関で借りる」ことについてのメリットや、申し込み前に注意すべき点などを詳しくまとめました。
読み終えていただければ、金融機関の利用状況がカードローンの審査にどのように影響していくのかが分かりますよ。

口座を持っている金融機関なら審査に通りやすいって本当?

まずは普段使いの金融機関であれば審査を優遇してもらえる……「可能性がある」ことの根拠と注意点についてお話していきます。

<前提として、保証会社がNOと言えば審査通過は不可能>

前提として、銀行(や信用金庫、JAなど)の審査は一部が「保証会社」に委託されています。
保証会社とは、名前の通りあなたの保証人の代わりになってくれる会社のこと。この保証会社が「NO」を出せば、どうやっても審査に通過することはできないんですね。
(保証会社なしで借りられる地銀が存在しないわけではないですが、今のところ確認できているのは北國銀行但馬銀行のみ)

仮にあなたが、申込み先の銀行カードローンの保証会社に延滞・踏み倒しなどで迷惑を掛けたことがあるのなら、銀行の利用状況にかかわらず審査に通過することはできません
あらかじめご了承ください。

CHECK銀行カードローンと保証会社について

★このページで言う審査優遇とは、「審査通過率アップ」に加え「収入のわりに大きな利用限度額をもらえやすくなる」「低い金利を適用されやすくなる」「審査の際、在籍確認が不要になる」といった内容を指します。
(申し込み先により優遇の方法は異なります。)

①明確な金利優遇条件が定められているのなら、口座利用状況は100%チェックされる

「普段から口座を使っている金融機関であれば、100%審査は優遇される」と断言できれば良いのですが……。
残念ながら預金機能を持つ金融機関は、銀行だけに絞っても全国で100を超えます。
さらに1つの銀行が複数のカードローン商品を取り扱っていることも珍しくないので、それらのすべてで「口座の利用状況が、審査に影響する」と言うことはできません

ただし以下のような金利優遇制度を敷いているカードローンであれば、同じ条件を満たすことで、高い確率での審査の優遇を狙えると考えられます。

七十七銀行「77カードローン」公式HPより

その理由は単純で、「金利引き下げ条件を満たしている人にカードローンを利用してほしいと、銀行側が考えている」から。金利引き下げ条件を満たす方は銀行にとって「歓迎すべき人」だというわけですね。

もちろんこういったカードローンなら、適用金利を出すために口座利用状況は審査時にしっかり確認されます。
特に利用条件を満たしていなくても、普段から口座を重用しているのなら十分に審査優遇を受けられるでしょう。

★たまに「住宅ローンの利用、給与振込の利用」といった所定条件を満たさなければ申し込みすらできないローンも存在します。
こういったローンの審査であれば、銀行の利用状況がさらに重要なものとなるでしょう。

★一方で口座を「持っている」だけで使っていなければ、優遇と言えるほどの対応を受けることは難しいと考えられます。

★銀行の利用状況を確認するカードローンの場合、「住宅ローンの返済が滞りがち」など銀行に悪印象を与えてしまっている場合、当然審査は不利となります。

②一番確実なのは「個人情報に関する同意」を確認すること

その他、特に金利引き下げ条件の設けられていないカードローンであっても、「毎月の返済を、借入先銀行の口座引き落としで行う」タイプの商品であれば、口座の利用状況で審査通過率をアップできる可能性が高いです。

あなたの口座の利用状況は、当然申し込み先の銀行で管理されていますから、審査の際にも簡単に確認することができるでしょう。

  • 毎月給与や年金などを受け取っている
  • 毎月滞りなく、公共料金を支払っている
  • 住宅ローンや定期預金などのサービスを利用している

のなら、信用を判断する材料として十分と言えます。

……とは言え、前述のとおり銀行カードローンの審査の一部は保証会社に外注されています。この保証会社にあなたの口座の利用状況が提供されなければ、審査優遇を受けることは難しいはず。
この件に関しては、各公式HPなどから確認できる「個人情報に関する同意事項」をチェックするのが最も確実でしょう。

ここでは申し込み先のローン商品に応じて「保証会社に伝わる銀行利用状況」が異なる、伊予銀行の例を挙げてみました。

▲伊予銀行「いよぎんスマートネクスト」利用規約より(保証:エム・ユー信用保証株式会社)

▲伊予銀行「カードローンエース」利用規約より(保証:阿波銀保証株式会社)

簡単に言うと、「いよぎんスマートネクスト」では特にどの情報が保証会社に提供される、とは書かれていないのに対し……。
「カードローンエース」の方では、銀行が持っているあなたの資産情報や預金残高情報などが、保証会社に提供されると明記されています。

このことから、普段から伊予銀行口座を利用しているのなら「カードローンエース」の方が口座利用状況に応じた審査優遇を受けやすいことが分かりますね。
一方で「いよぎんスマートネクスト」の方は、ほぼ伊予銀行の利用状況とは無関係に審査が行われそうです。

ちなみに実際に大手10行(都市銀4+地銀6)の「個人情報に関する同意事項」を確認してみたのですが……。
三井住友銀行三菱東京UFJ銀行みずほ銀行りそな銀行横浜銀行千葉銀行七十七銀行常陽銀行福岡銀行西日本シティ銀行
結果的に、以上の銀行が取り扱うすべてのカードローンで、保証会社に預金情報をはじめとした銀行の利用状況が提供されていることが分かりました。
むしろ「いよぎんスマートネクスト」の方が少数派なようで、基本的に銀行カードローンの審査を受ける際には、銀行口座の利用状況や利用残高がチェックされると見てよさそうです。

ただし、銀行の利用状況をどのくらい審査結果に反映させるかは、各銀行や保証会社によって大きく差があることでしょう。保証会社が申し込み先の銀行の子会社であれば、銀行との関わりが強い分、審査結果にも口座の利用状況が大きく関わってきそうです。(伊予銀行「カードローンエース」はこのパターン)

一方で「口座開設不要」をうたう銀行カードローン(=口座を持っていない人を歓迎しているローン)であれば、銀行の利用状況が審査結果を大きく動かすことは少ないと思われます。

多くの銀行カードローンにおいて、申し込み先銀行の利用状況は保証会社にも通達されます。
ただし銀行の利用状況が審査に与える影響は、カードローン商品ごとに異なるもの。
基本的には「銀行口座との関わりが強いカードローン」ほど、銀行の利用状況が重要になると考えて良いでしょう。

★銀行口座との関わりが強いローンの例(上位ほど密接)

  • 所定の条件(住宅ローン利用、給与振込利用など)を満たさなければ利用できないローン
  • 口座にセットする随時返済型ローン※
  • 銀行の利用状況に応じて金利優遇を受けられるローン
  • 保証会社が銀行子会社であるローン
  • 毎月の返済方法が指定口座からの引き落としと定められているローン

中国銀行など、ごく一部の地銀や信金が取り扱い

参考預金額情報などの利用状況が、保証会社へ通達されることが確認できた大手十行

金利 可能性のある優遇内容
(「審査へ通過しやすくなる」を除く)
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
(限度額と審査結果に応じ決定)
若干の金利、限度額優遇
相談次第で在籍確認の電話回避(原則電話は必須)
※申し込みに口座は不要
三菱東京UFJ銀行
「バンクイック」
1.8%~14.6%
(限度額と審査結果に応じ決定)
若干の金利、限度額優遇
※申し込みに口座は不要
※同銀行「マイカードプラス」の方が口座とのかかわりは強い
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%
(限度額に応じ決定)
限度額優遇
金利優遇(住宅ローン利用者)
在籍確認の省略
りそな銀行クイックカードローン 7.0%~12.475%
(限度額に応じ決定)
限度額優遇
金利優遇(住宅ローン利用者
※もともと在籍確認なし
横浜銀行カードローン 1.9%~14.6%
(限度額に応じ決定)
限度額優遇
在籍確認の省略
千葉銀行「クイックパワー<アドバンス>」 1.7%~14.8%
(限度額と審査結果に応じ決定)
若干の金利、限度額優遇
在籍確認の省略
七十七銀行「77カードローン」 7.9%~11.0%
(限度額と取引条件に応じ決定)
金利優遇(明確な条件あり)
若干の限度額優遇(上限は年収の1/3)
常陽銀行「キャッシュピット」 2.5%~14.8%
(限度額に応じ決定)
限度額優遇
※申し込みに口座は不要
福岡銀行カードローン 3.0%~14.5%
(限度額に応じ決定)
限度額優遇
※申し込みに口座は不要
西日本シティ銀行「キャッシュエース」 13.0%~14.95%
(限度額に応じ決定)
限度額優遇
※代表的なローン商品のみを掲載
※「在籍確認の省略」可能性を示した銀行は、問い合わせの結果「在籍確認は審査結果に応じ、行うことがある」といった回答を得られたもの

★以前は「口座があれば本人確認書類不要」といった契約手続きの簡略化を押し進める銀行も多かったのですが、銀行カードローンの自主規制強化の影響を受けてか、現在は口座の有無にかかわらず最低1種類の書類提出は必須となっているようです。
また、借入限度額または契約極度額が50万円を超える場合には、消費者金融会社と同じく収入証明書の提出が求められます。(一部例外となる銀行あり)

③とは言え、結局大事なのは「返済能力があるかどうか」

これまで解説してきた通り、銀行カードローンの審査において申し込み先銀行の利用状況は(審査上で重要か否かは置いておいて)必ずチェックされると言っても良いのですが……。

結局のところ、審査通過を決めるのはあなたの返済能力
例えば毎月最低1万円の返済を定めているカードローン(みずほ銀行など)であれば、「毎月1万円を確実に返せる」と見なされなければ審査に通過することはできません。
もちろん大きなお金の借入を希望する場合には、それ相応の高い返済能力が求められることでしょう。

確かに銀行の利用状況によっては、「一見さんなら厳しいけど、この人なら何とか……」とギリギリ審査に通れる可能性も無いでは無いですが……。
返済能力が認められなければ、銀行の利用状況にかかわらず審査に落ちてしまうことはまったく珍しくありません

基本的に「普段からこの銀行を使っているから、優遇を受けられるハズ」とは考えず毎月返済が可能かどうかを十分ご検討の上、申し込みを行うことをおすすめします。

ちなみに、十分な返済能力があればこれまで一度も使ったことのない銀行のローン商品であっても、問題なく審査通過が可能ですよ。

★その他、信用情報(他社ローンやクレジットカードの返済状況)や収入・勤続年数といったいわゆる「属性」も重要なポイントとなります。
詳しくは「カードローンの審査における申込者の<属性>について」のページをご覧ください。

普段使いの口座からの返済なら毎月ラクチン。ただし注意点も……

普段使いの金融機関から借りれば、「審査優遇を受けられる可能性がある」以外のメリットを受けることもできます。
とは言え、申し込み先を決定してしまうのはまだ早いかも……。
ここでは普段使いの金融機関からお金を借りるメリットや、申し込み前の注意点を解説していきます。

①返済の勝手を考えると、普段使いの金融機関で借りるのがベスト

まずは「普段使いの金融機関から借りる、審査面以外のメリット」についてですが……。
多くの銀行(や信用金庫など)のカードローンでは、毎月の約定返済方法が「指定金融機関口座からの自動引き落とし」と定められています。
例えばみずほ銀行カードローンであれば、毎月の返済はみずほ銀行普通預金口座からの引き落としで行う……といった具合ですね。

一方、普段使いでない金融機関からお金を借りた場合、毎月の返済方法は「指定返済用口座への入金(その後引き落とし)」または「ATM入金」(口座開設不要のローン)、「銀行振込」(同左)などとなるでしょう。
毎月返済日に間に合うように入金を行うのは単純に面倒ですし、支払い忘れのリスクもあります。

以上の理由から毎月の返済をスムーズに行うためには、普段使いの金融機関から借り、普段使いの金融機関口座から返すのがベストだと言えるわけですね。

みなと銀行「Qポートネオ」など、ごく一部の銀行では自動引き落としが利用できないことがあります。(同銀行ATMやコンビニATMなどを使い返済)
この場合は「楽天銀行」など、さまざまな金融機関の口座を引き落とし元に選択できるカードローンを選ぶと良いでしょう。

CHECK口座開設不要で利用できるカードローンのまとめ

②金利の低さや融資スピードなどにこだわるのなら、他のカードローンも要検討

普段使いの金融機関から借りれば、審査優遇を受けられる可能性がある上、返済の勝手も良好。
こう見ると、借入先は迷わず普段使いの銀行や信用金庫に決めて良いように思えます。確かに、家計の足しにする程度の少額の借入であれば、それで問題ないのですが……。
もしもあなたがまとまったお金を、長期にわたり借りたいと考えているのなら、わずかな金利差が非常に重要なものとなります。

例えば、一般的な地銀カードローンの金利は「上限14.6%」程度に定められていることが多いもの。
あなたの返済能力や銀行の利用状況によっては、幾分かの金利引き下げを狙うことができますが……。
どうしても最初から、労金やJAなどの「10%」「8%」といった数値を下回ることは難しいでしょう。
そしてこの金利差は、借入金額や期間によって非常に大きな「支払い総額の差」として現れます

結局のところ、低金利で借りるためには「2.5%~14.6%」といった金利に開きのあるカードローンよりも、「金利6%固定」といったカードローンを狙った方がずっと確実
このように「低い金利で借りたい」などの強い希望があるのなら、普段使いの銀行にこだわらず、さまざまな金融機関をチェックしてみることをおすすめします。

★岩手銀行「エルパス」(金利14.6%)と東北労働金庫(金利6.4%)の支払い総額比較

岩手銀行「エルパス」 東北労働金庫
10万円を借り、月1万円返済 107,318円
(11回)
103,057円
(11回)
30万円を借り、月1万円返済 375,584円
(38回)
327,810円
(33回)
100万円を借り、月3万円返済 1,290,409円
(43回)
1,104,067円
(38回)
200万円を借り、月5万円返済 2,757,152円
(56回)
2,255,606円
(48回)
『【岩手銀行に聞く】カードローン審査通過難易度は低め!契約の流れと必要日数も』より

その他、カードローンによっては申し込みから借入までに2週間以上の時間が掛かることも珍しくありません。
「今月の○日くらいまでに借りたい」といった希望があるのなら、それに応じたローンを選ぶ必要があるでしょう。

★「審査を受けてみて、適用金利を聞いた後で契約を結ぶか決める」といった対応も可能です。
住宅ローンを利用しているなど、強い関わりがある金融機関であれば大幅な金利引き下げも狙いやすいもの。まずは普段使いの金融機関で審査を受けてみても良いでしょう。

CHECKあなたの街で最も低金利に借りられる、金融機関の探し方
CHECK即日融資に対応のカードローンまとめ

※各都道府県から申し込み可能な、すべてのカードローンを記載したものではありません。
参考程度にご覧ください。



まとめ

★銀行カードローンでは、かなり高い確率で「申し込み先銀行の、口座などの利用状況」が審査上のチェックポイントとなる。
銀行からの信頼が強ければ強いほど、低金利での融資や大口の借り入れを実現させやすい
★銀行との関わりが強いカードローンほど、口座やその他のサービスの利用状況は重要となる傾向あり。一方で口座開設不要なローンや、審査を保証会社に任せ気味のローンだと恩恵は受けにくい
★普段使いの金融機関から借りれば、返済の勝手も良い。ただし他社に目を向ければより優秀なローンが見つかることも……。審査を受けてみた後で契約を決めるのも◎

金融機関の立場から見ても、一見さんよりはお得意様にお金を貸す方が安心できるもの。
低い金利や融資スピードの速さにこだわりがある場合はその限りではありませんが……。
特に大口融資や融通の利く審査を希望する場合には、普段給与を受け取ったり、住宅ローンを利用したりしている金融機関のカードローンを、第一にチェックしてみることをおすすめします。



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