フリーランスでもカードローン審査に通りました:実体験に基づく注意点と申込先候補

フリーランスでもカードローン審査に通りました:実体験に基づく注意点と申込先候補

「一時的な出費をまかなうためにカードローンを利用したいけれど……。
フリーランスで働いている以上、やっぱり難しいのかな?」

結論から言うとフリーランスでも返済能力さえあれば、問題なくカードローン・キャッシングの契約を結べます。これは実際にフリーランスとして収入を得ている私が、複数社からキャッシング枠をもらえていることからも明らかでしょう。
とは言えどうしても会社員の方に比べ、「限度額が低くなりやすい」「審査や必要書類の提出が面倒になりやすい」といった不利な点があるのも確かです。

今回はフリーランスのための借入方法やフリーランスならではの注意点を、実体験や大手金融機関への問合せ結果に基づきまとめました。
読み終えていただければ、今のあなたが取るべき行動が分かります。

フリーランスでもカードローン・キャッシングの契約は可能です

フリーランスでもカードローン・キャッシングの契約は可能です

あなたが自分の力で収入を得ているのなら、その形がフリーランスであってもカードローン・キャッシングの契約は可能です。というより実際に可能でした

私自身フリーランスなのですが、この1~2年で作った2枚のクレジットカードには「50万円」「20万円」のキャッシング枠が付いていました。
まあいわゆるカードローンとは少し違う気もしますが、一般的なカードローンよりクレジットカード、特にキャッシング枠は審査が厳しいとされていますので、キャッシング枠が取れるなら一般的なカードローン審査もまず問題ないと見て良いでしょう。

ジャックス(REXカード)の利用可能枠照会画面

▲ジャックス(REXカード)の利用可能枠照会画面
楽天ゴールドカードの利用可能枠照会画面
▲楽天ゴールドカードの利用可能枠照会画面
もちろん収入制限のあるような高難易度カードローン、住宅ローンやリフォームローンといった高額なローンについてはその限りではありませんが……。
審査通過にそこまで高い要件を求められないカードローン・キャッシングの審査であれば、「フリーランスである」という理由だけで落とされることはほぼありません

★ただし一部の金融機関(主に地銀)は申込者を給与所得者等に限ったカードローンを取り扱っています。
言うまでも無くこういったローンの場合、申し込み条件を満たすことができませんので、いくら収入があっても審査に通ることはできません。事前に申し込み条件をよくご確認ください。

<借りたお金を仕事のために使ってもいい?>

借りたお金を仕事のために使えるかどうかは、借入先ローンの利用規約によります。消費者金融会社やクレジットカード会社からの借入であれば事業利用OK(というより禁止事項についての言及なし)、銀行だとNGにされていることが多いですね。

資金使途自由 資金使途自由
三菱UFJ銀行バンクイック公式HPより。
事業資金に使えないことがはっきり書かれています。
プロミス公式HPより。
「事業性利用OK」の明記こそありませんが、このページ内では何度も「資金使途自由」という言葉が出現しながら、事業資金としての利用を制限する文面は見られません。

なのでプライベート・ビジネス両方のためにお金を借りたいのなら「消費者金融」「クレジットカード会社」を選ぶのが無難となります。

CHECKフリーランスのための有力な申し込み先候補10選

とは言えプライベート・ビジネスの境目が曖昧になりやすいフリーランスの場合、銀行に直接「事業目的です」と言ったり、突然大金を出金したりしなければ問題にならないことも多いでしょう。

★ただし申し込みフォームを見る限り、消費者金融会社であるSMBCモビットは事業性利用不可となっているようです。

★詳しい利用規約等を見ても、SMBCモビットを除く消費者金融各社は事業性利用を禁止していません。
その一方、堂々と「利用OK」を明言しているわけでも無いので、グレーゾーンに近い扱いとなっている可能性はあります。
「日常の借入+事業性借入」としての利用であれば問題ないと思われますが、はじめから事業性借入のための契約を希望するのなら、金利も考慮し、各社のビジネスローンを利用するのが無難でしょう。

ただし会社員に比べると「聞き取り」審査や追加書類の提出を求められやすいのも確か

ただし会社員に比べると「聞き取り」審査や追加書類の提出を求められやすいのも確か

フリーランスであってもカードローン・キャッシングを問題なく利用できるのは確か。とは言え、「フリーランスである」ことが不利に働きやすいのもまた確かです。
ここからは「フリーランス」であることが審査に及ぼす影響などについてお話していきましょう。

①給与所得者に比べ最初から大きなお金を借りにくいとされる

これは有名なところですが、やはりフリーランスや自営業者は同じくらいの収入を得ている給与所得者に比べ大きなお金を借りにくいとされます。会社などの後ろ盾が無く、一人でお金を稼いでいくしかない分、安定性が低いと見なされるのは仕方ないところでしょう。

少しでも確実に目的の限度額を手に入れるには、元から大口融資に強いインターネット銀行(とくに住信SBIネット銀行あたり)、あるいはカードローンではなくフリーローン・多目的ローンなどを選択することをおすすめします。

また、これに加えて「フリーランスになって日が浅い」「他社ですでにお金を借りている」といったマイナス点は給与所得者以上に審査落ちに直結しやすいと考えられます。
が、すぐ転職するわけにもいかないため、こういったデメリットに関しては甘んじて受け入れるしかないのが実際のところです。

②電話などを通して「どういった仕事をしているか」詳しく聞かれることは多い

カードローンの申し込みを行うと、金融機関の職員さんから電話が掛かってくることが多いです。
(自動契約機で申し込みを行う場合には自動契約機、あるいは設置の直通電話を通してオペレーターと会話することに)

これは給与所得者についても同じなのですが、フリーランス(個人事業主)として申し込むのであれば、その事業内容について詳しく尋ねられることは覚悟した方がよいでしょう。

私がREXカード(ジャックス)に申し込んだ際の確認は「住所」「どういった仕事をしているか」「屋号の有無」「年収の確認」程度で済みましたが……。
消費者金融会社へ実際に申し込みを行った方の報告には、「取引先はどこか」「前職は何か」といったかなり細かなことまで尋ねられた、という内容もしばしば見られます。
(また、職業を問わず「借入目的」「生活状況」なども確認されやすいです)

どこまで聞かれるかは申込先、あるいは担当者の方針によると思われますが……。
本当にあなたがフリーランスとして生活しているのであれば、回答できないような質問が来ることはありません。
とりあえず重要なのはうそをついたり、年収を水増しして申告したりしないことですね。

CHECKカードローンの審査で「うそ」「盛り」はどうしてバレる?虚偽申告のその後も

あとはいつでも電話を取れるよう、申し込み後は着信に気を配っておくと良いでしょう。

③在籍確認が取れない代わりに、確定申告書や「事業実態を確認できる書類」は事前に用意しておこう

多くのカードローンは何らかの条件に引っかからない限り、本人確認書類一枚で契約を結べるものですが……。
残念ながらフリーランスの場合、そうも行かないことが珍しくありません。

実際、以前アイフルに問い合わせを行ったところ「個人事業主の方については請求書など、事業実態を確認できる書類が必要」という回答を頂いたこともありました。(担当者によるかもしれませんが)
また、アコムへ申し込みを行った個人事業主については「(限度額にかかわらず)確定申告書の提出を求められた」という報告が多いですね。

参考アコムは個人事業主でも利用できる?確実に借りたいなら、確定申告書の準備をしておこう

このように追加の書類が必要となりやすい主な理由は、申込内容だけでは本物のフリーランスと、<自称>フリーランスの無職の区別が付かないから。

多くの金融機関はカードローンの審査にあたり、申込者の勤務先に電話を掛け、申込内容が正しいことを確認しますが……。(いわゆる在籍確認)
個人で収入を得ているフリーランスの勤務先電話番号と言えば、自宅の固定電話や携帯電話番号となることがほとんどでしょう。これじゃ電話を掛けても虚偽申告との区別が付かない、というわけですね。

そういうことで、あなたが本物のフリーランスであることを証明するためには何らかの書類提出が求められることが多いです。(特に消費者金融系カードローン)

インターネット契約であれば担当者からの指示に従い書類を揃えればよいものの、来店契約を行う場合には事前に「確定申告書などの収入証明書」「事業実態を確認できる書類(請求書・納品書・開業届の控えなど)」を用意した上で店舗に出向きましょう。

CHECK事業形態別!主な「収入証明書」とその(再)入手方法

★具体的な必要書類は担当者と話し合って決めることになります。
この際「本物のフリーランスである」証拠を示せなければ、その時点で審査落ちとなることも考えられます。ご承知おきください。

★事務所や店舗を別に持たないフリーランスであれば、申し込み時の「勤務先住所」「勤務先電話番号」に関しては、自宅の情報を記入して構いません。

<固定電話がないフリーランスでも申し込めるの?>

数年前までは「固定電話を敷いていない事業主は申込NG」としている会社も多かったのですが、現在は、少なくとも大手消費者金融において、こういった取り決めはありません
ライターなど、携帯電話だけで仕事をしている人も増えてきたためでしょう。

実際に、大手消費者金融各社に電話で問い合わせた結果をまとめました。

★ 固定電話なしフリーランスの申込可否一覧
申込可否 補足
プロミス
  • 在籍確認はしない代わりに業務実態を確認できる書類が必要
  • 年収は「年商・売上」でなく、経費を引いた「所得」で審査されると強調
  • レイクALSA
  • 在籍確認は携帯に行う
  • 仕事をしていると証明できる書類を求められることも
  • アイフル
  • 在籍確認はしない代わりに業務実態を確認できる書類が必要
  • アコム
  • 在籍確認は携帯に行う
  • 仕事をしていると証明できる書類を求められることも
  •  (寄せられた情報によれば、かなりの高確率で求められる)

    SMBCモビット
  • 取引先などでも構わないので勤務先として固定電話登録必須
  • その場合、在籍確認は取引先に掛けられる
  • 取引先への電話確認が困る場合は書類対応できることも
  • 2019年1月現在

    SMBCモビットだけは勤務先として固定電話の登録が必要なので、少々申し込みづらいですね。

    もしも、はじめてのカードローンならば、審査通過率の高さも考慮に入れてプロミス・アイフルなどを選んだほうが良いでしょう。

    フリーランスのための有力な申し込み先候補10選

    フリーランスのための有力な申し込み先候補10選

    というわけで、結局のところフリーランスだからといってカードローンの選び方が変わるわけではありません
    特別な申し込み条件を設けている一部のローンを除き、会社員と同様「あなたが重視したいポイント」(金利が低い、早く借りれる、他人に知られず借りれる等)別に気になるカードローンを探して問題無いでしょう。

    そこでここでは特に際立ったメリットを持つカードローンについて、「ビジネス利用できるか否か」という視点を加え、まとめてみました。

    ★フリーランスでも申し込めるカードローン10選
    金利 特徴
    プロミス 4.5%~17.8%
  • 申し込み当日の借入可
  • 約500の口座に対し銀行営業時間外の振込実施
  • 初回借入日の翌日から30日間無利息
  • 審査の柔軟性が高い
  • レイクALSA 4.5%~18.0%
  • 申し込み当日の借入可
  • 約500の口座に対し銀行営業時間外の振込実施
  • 契約日の翌日から「30日間」または「180日間5万円以下」無利息
  • アイフル 3.0%~18.0%
  • 申し込み当日の借入可
  • 契約日の翌日から30日間無利息
  • アコム 3.0%~18.0%
  • 申し込み当日の借入可
  • 契約日の翌日から30日間無利息
  • 三井住友カードゴールドローン 3.5%~9.8%
    (カードあり)
    3.5%~9.2%
    (カードレス)
  • 審査難易度高め
  • ビジネス利用OKで低金利
  • 楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5%
  • 楽天銀行以外の口座を使った引き落とし返済ができる
  • イオン銀行カードローン 3.8%~13.8%
  • 他行よりちょっと低金利
  • イオン銀行以外の口座を使った引き落とし返済ができる
  • 運転免許証かパスポート必須
  • 三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
  • 三井住友銀行の口座があれば借入、返済の勝手が良い
  • (口座なしでも利用可)

    ソニー銀行カードローン 2.0%~13.8%
  • 他行よりちょっと低金利
  • ソニー銀行の口座開設必須、毎月の返済も同口座から
  • 住信SBIネット銀行「ミスターカードローン」 0.99%~7.99%
    (プレミアムコース)
    8.39%~14.79%
    (スタンダードコース)
  • 審査に自信がある人向け。どちらのコースが適用されるかは審査結果が出るまで分からない
  • 住信SBIネット銀行の口座開設必須、毎月の返済も同口座から
  • 消費者金融・クレジットカード会社系カードローン(ビジネス利用可)
    銀行カードローン(ビジネス利用不可)

    ピンと来る商品があれば、ぜひその個別ページをチェックしてみてください。

    もちろんここに挙げた他にも多くのカードローンが存在します。上に掲載したのはすべて全国から申し込めるカードローンですが、お近くの銀行や信用金庫などの取り扱いローンを調べてみても良いですね。(ただし、個人向けカードローン商品については十中八九ビジネス利用不可。事業資金が必要な場合は、事業融資・ビジネスローン商品を選ぶ必要があります)

    要するにちゃんと借りたお金を返済できるだけの力があり、利用条件の上で問題が無いのなら、フリーランスであっても自由に申し込み先を選べるわけです。
    別にフリーランスなら消費者金融を選ぶべき、銀行を選ぶべき、といった制約はありません
     

    CHECK消費者金融会社の徹底比較!
    CHECK全国から申し込める銀行カードローンの比較
    CHECK47都道府県の地方銀行カードローン簡易比較

    ★事業目的での借入に特化したローンについては以下のページをご覧ください。

    CHECK【私用・事業用・兼用】個人事業主向けカードローン(事業者ローン)の選び方と、申込&審査の注意点
    CHECK即日融資対応のビジネスローンについて

    まとめ

    まとめ

    ★カードローン・キャッシングは住宅ローン等ほど審査が厳しくないこともあって、フリーランスであっても問題なく利用できる
    ★ただし安定性に欠けると判断されやすいのは事実、かつ虚偽申告者と区別が付きにくいこともあり「事業内容などに関する詳しい聞き取り」や「追加書類の提出」が求められるのは仕方ないところ。
    確実な審査通過のためには「正直な内容で申し込む」「事業実態や収入を証明できる書類を事前に用意しておく」ことを心がけたい

    もちろん返済能力があることは前提となりますが、「フリーランスである」ことだけを理由に借入をあきらめる必要はありません。
    まずはあなたがカードローンに何を求めるか(融資スピード、金利の低さ、契約後の利便性など)考えた上、理想に適う申込先を探してみましょう。

    CHECK【私用・事業用・兼用】個人事業主向けカードローンの選び方と、申込&審査の注意点
    CHECKアコムは個人事業主でも利用できる?確実に借りたいなら、確定申告書の準備をしておこう


    

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