カードローンの金利は、取り扱い元の金融機関や申込先の商品によって大きく変わります。
慎重に申し込み先を選べば、標準的な消費者金融の半分以下の金利で借りられる可能性もあるでしょう。
今回は全国、あるいは限定的なエリアから申し込める「本当に」低金利なカードローンの情報と、その選び方をまとめました。
目次
全国から申し込める「本当に」低金利なカードローンランキング
まずは全国から申し込めるカードローンの中でも、特に金利が低いものを紹介していきます。
①住信SBIネット銀行カードローン「プレミアムコース」は審査に自信がある方に最適
基本的に、カードローンの金利は上限金利、つまり「そのカードローンが掲げている最も高い数字」を見て比べます。
これは審査という曖昧な要素にかかわらず、「確実に低い金利」で借りられる申込先を選ぶためです。
ですが住信SBIネット銀行カードローンはその例外です。
というのもこのカードローンを利用する方は、審査結果により「プレミアムコース」「スタンダードコース」という2つに二分されます。
このうち「プレミアムコース」が適用された場合には、上限金利が7.99%となります。
銀行カードローンの標準的な上限金利が14.5%程度であることを考えると、この数字が非常に低いものだと分かるでしょう。
こちらは「審査によって大きく金利が変わる」という意味で、不確定要素が大きいカードローンであることは確かです。
ですが「コースごとの上限金利が固定されている」こと、そして全国から申し込めるカードローンの中では最も低い上限金利が設定されていることから、はじめに紹介させていただきました。
ちなみに審査を受けた結果、スタンダードコースが適用された場合には契約を断ることも可能です。
属性 | 契約内容 |
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| 【スタンダード】
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| 【スタンダード】
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| 【プレミアム】
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| 【プレミアム】
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| 【プレミアム】
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また「住信SBIネット銀行カードローン」は、初回から高い限度額が適用されたという報告も多いです。
この特性から、既存のローンの「借り換え」のために利用するのも有効でしょう。
ただし住信SBIネット銀行のカードローンを利用するためには、コースにかかわらず住信SBIネット銀行の口座開設が必要となります。
金利 | 0.99% ~14.79% (~月1.23%程度) ※プレミアムコース適用なら上限7.99% (~月0.67%程度) |
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限度額 (借入可能額) | 10万円~1200万円 |
口座開設 | 必須 |
自宅への郵送物 | すでに口座をお持ちの場合のみなし |
勤務先への電話 (在籍確認) | あり(担当者個人名) |
申込み~融資の所要時間 | 1週間~10日程度 (口座開設済みの場合) 3週間程度 (口座と同時申込みの場合) ※口座と同時申込み、かつ顔写真付きの本人確認書類を持っていない場合、1ヶ月~ |
借入方法 |
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返済方法 |
※インターネット、ATMを使った随時返済も可 |
利用条件(公式サイトより) | |
次の条件をすべて満たす個人のお客さま
※専業主婦の申込不可 | |
その他 | |
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②セゾン「マネーカードゴールド」は好きな口座で返済可能&上限金利8.47%
全国から申し込めるカードローンの中で、おそらく2番目に低い上限金利を備えているのがクレディセゾンの「マネーカードゴールド」です。
クレディセゾンとは「セゾンカード」で知られるクレジットカード会社です。
そのため銀行系のカードローンとは異なり、任意の金融機関の口座を使った借入や返済が可能となっています。
このカードローンの金利は8.47%または6.47%で、利用限度額に応じて決定します。
ただしこのカードローンへ申し込めるのは、年収400万円以上の方に限られます。
金利 | 8.47%または6.47% (~月0.705%前後) |
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限度額 (借入可能額) | 最高300万円 |
自宅への郵送物 | あり |
勤務先への電話 (在籍確認) | 可能性あり |
申込み~融資の所要時間 | 1週間~ |
借入方法 |
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返済方法 |
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利用条件(公式サイトより) | |
20歳から75歳までの年収400万円(税込)以上の方でご連絡可能な方 | |
その他 | |
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③アイフル「ファーストプレミアムカードローン」は誰にも知られず上限金利9.5%
アイフル「ファーストプレミアムカードローン」は、名前の通りアイフルが提供するハイクラスなカードローンです。
9.5%という上限金利は、通常のアイフルのカードローン(上限18%)の約半分にあたります。
この金利の低さにかかわらず、「ファーストプレミアムカードローン」のユーザーサービスは、通常のアイフルとほぼ共通です。
大手消費者金融会社ならではの「郵送物なしで借りられる」「最短即日融資」「最短10秒振込」といったメリットと10%未満の低金利を両立させられるのが、このカードローン最大の特長と言えるでしょう。
また、アイフルは審査の際に原則として電話による在籍確認(勤務先確認)を行っていません。
これは「ファーストプレミアムカードローン」においても同様です。
「郵送物なし」「勤務先への電話なし」で利用できる「ファーストプレミアムカードローン」は、最も他人に知られず借りやすい低金利カードローンと言えるでしょう。
ただし審査難易度は通常のアイフルに比べると、かなり高いと推測されます。
金利 | 3.0% ~9.5% (月0.791%程度) ※1回払いの場合は金利年5% |
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限度額 | 100万円~800万円 ※上限は年収の3分の1 |
初回特典 | 初回契約日の翌日から30日間無利息(金利0%) |
自宅への郵送物 | 以下の場合なし/回避可 (1)来店契約時 (2)ネット契約+口座登録 ┗一部ネット銀行等は対象外 |
勤務先への電話 | 原則なし(無条件) |
申込み~融資の所要時間 | 最短25分(WEB完結時) |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件 | |
満23歳~59歳の方で一定の年収があり当社をはじめて利用する方 定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 | |
その他・備考 | |
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④JCB「FAITH」は大手カード会社が提供する上限12.5%のカードローン
JCB「FAITH」は、大手クレジットカード会社が提供するローン専用カード(カードローン)です。
個人事業主やパート・アルバイトの方の申し込みを受け付けていないことから、標準的なカードローンに比べると審査が厳しいのは確かでしょう。
その代わりとして、上限金利は12.5%と、標準的な銀行カードローンよりも低く設定されています。
またこのカードローンは、クレジットカード会社の取り扱いということもあって「翌月1回払い」に対応しています。
翌月1回払いを選択した場合、このカードローンの金利は年5%に引き下げられます。
短期間だけお金を借りたいという場合にも、有用な申込先だと言えるでしょう。
金利 | 4.4% ~12.5% (月10.4%程度) |
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限度額 | 最大500万円 ※上限は年収の3分の1 |
自宅への郵送物 | あり |
勤務先への電話 | 可能性あり(JCB名) |
申込み~融資の所要時間 | 最短3営業日 |
借入方法 |
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返済方法 |
※ATMや振込による繰上げ返済可 |
申込み条件 | |
20歳以上58歳以下で、ご本人がお勤めで毎月安定した収入のある方。 ※個人の給与収入を示す書類をお持ちでない方(個人事業主の方など)は対象となりません。 | |
その他・備考 | |
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⑤りそな銀行カードローン・埼玉りそな銀行カードローンの上限金利は13.5%
「りそな銀行カードローン」「埼玉りそな銀行カードローン」は、同じ内容のカードローンを取り扱っています。
これらのカードローンの上限金利は13.5%と、都市銀行のカードローンの中では最も低いです。
またここまでに名前を挙げたローンとは異なり、パート・アルバイトの方も利用可能です。
ただし契約を結ぶためには、「りそな銀行」または「埼玉りそな銀行」の口座が必要となります。
そのため基本的には、りそな銀行または埼玉りそな銀行の口座を普段から利用している方向けのカードローンとなっています。
金利 | 3.5% ~13.5% (月11.25%程度) ※同行の住宅ローン利用者はー0.5% |
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限度額 | 10万円~800万円 |
口座開設 | 必須 |
自宅への郵送物 | あり |
勤務先への電話 | あり(担当者の個人名) |
申込み~融資の所要時間 | 最短5営業日 |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件 | |
日本国内にお住まいで、次の条件をすべて満たす個人のお客さま
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⑥ソニー銀行カードローンは上限13.8%に加え限度額に応じた金利優遇が魅力
ソニー銀行カードローンの金利も上限13.8%と低めに設定されています。
このカードローンの特長は、上限金利の低さに加え限度額による金利優遇を受けやすいことにあります。
60万円以上の限度額が設定された場合の適用金利は、他の銀行カードローンに比べても低くなります。
そのため審査に自信がある方や、「借り換え」を希望する方との相性は特に良いと言えるでしょう。
ただしこのカードローンの契約を結ぶためには、ソニー銀行の口座開設が必要です。
限度額 | 適用金利 |
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50万円以下 | 13.8% |
60万円 ~90万円 | 12.8% |
100万円 | 9.8% |
150万円 | 9.0% |
200万円 | 8.0% |
300万円 | 6.0% |
400万円 | 5.0% |
500万円 | 4.0% |
600万円 | 3.5% |
700万円 | 3.0% |
800万円 | 2.5% |
金利 | 2.5% ~13.8% (~月1.15%程度) |
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限度額 | 10万円~800万円 |
口座開設 | 必須 |
自宅への郵送物 | あり |
勤務先への電話 (在籍確認) | 銀行判断で実施(ソニー銀行名) ※事前相談で回避可 |
申込み~融資の所要時間 | 数営業日~ |
借入方法 |
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返済方法 | 自動引き落とし ┗ソニー銀行口座のみ ATM、インターネットによる追加返済可 |
申込み条件(公式サイトより) | |
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⑦イオン銀行カードローンは上限13.8%で口座開設が不要
イオン銀行カードローンは、13.8%という低めの上限金利と「口座開設不要」を両立させているのが特徴です。
他の金融機関の口座を使った引き落とし返済にも対応しているため、使い勝手も良いでしょう。
またこちらは、パート・アルバイトの方に加え、専業主婦の方も申し込めるカードローンとなっています。
金利 | 3.5% ~13.8% (~月1.15%程度) |
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限度額 | 10万円~800万円 |
口座開設 | 不要 |
自宅への郵送物 | あり |
勤務先への電話 (在籍確認) | あり (原則として個人名) ※事前相談で回避可 |
申込み~融資の所要時間 | 1週間~ ※イオン銀行の口座がない場合 |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件(公式サイトより) | |
以下のすべての条件を満たす個人のお客さま (1)日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方 |
⑧みずほ銀行カードローンは上限14.0%の金利と柔軟な審査が魅力
「みずほ銀行カードローン」の上限金利は14.0%と、低めの水準です。
そしてこのカードローンの特長は、大手銀行のイメージに反し非常に柔軟な審査を行っていることにあります。
属性 | 審査結果 |
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この特徴から、みずほ銀行カードローンは「審査に不安があるが、できる限り低金利で借りたい」という方に向いていると言えます。
ただし申し込みには「みずほ銀行」の口座が必要です。
金利 | 2.0% ~14.0% (~月1.666%程度) |
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限度額 | 10万円~800万円 |
口座開設 | 必須 |
自宅への郵送物 | 回避不可 |
勤務先への電話 (在籍確認) | 担当者個人名で、必要と判断された場合に実施 ※申込者都合での回避不可 |
申込み~融資の所要時間 | 最短1営業日 |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込条件(公式サイトより) | |
(1)ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方 (2)安定かつ継続した収入の見込める方 (3)保証会社の保証を受けられる方 *外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 |
実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
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※年2.0%~14.0% | 10万〜800万円 | 2~3営業日 | 1週間~10日 (すでに口座をお持ちの場合) |
申込条件 | |||
以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 |
- みずほ銀行の普通預金口座の開設必須
- 「WEB完結」であっても郵送物の回避不可
- 原則として新規ローンカードの発行は行われず、既存のキャッシュカードに借入機能が付く(希望があれば専用ローンカードの発行も可)
- 現在は専業主婦の申込不可(「専業主婦OK」は古い情報です)
CHECKみずほ銀行カードローンの審査は厳しい?審査の流れや口コミもチェック
⑨三井住友銀行カードローンは郵送物を避けやすい銀行カードローン
三井住友銀行カードローンの上限金利は14.5%です。
銀行カードローンの中では標準的な数字ですが、消費者金融会社の上限金利(18%程度)に比べると、いくらか低いと言えるでしょう。
このカードローンの特徴は、銀行カードローンながら自宅への郵送物を避けやすいことにあります。
消費者金融会社よりも低い金利で、消費者金融会社と同様に「郵送物なし」で使えるのが、このカードローンにおける最大のメリットです。
また契約を結ぶ上で、口座を開設する必要もありません。
さらに申し込みから借入までの必要日数は最短1営業日と、銀行カードローンの中ではトップタイとなっています。
金利 | 1.5% ~14.5% (~月1.208%程度) |
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限度額 | 10万円~800万円 |
口座開設 | 不要 |
自宅への郵送物 | ローン契約機※1 を使ったカード受取時のみなし |
勤務先への電話 (在籍確認) | 銀行判断で実施 (三井住友銀行名) ※事前相談により回避可 |
申込み~融資の所要時間 |
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借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件(公式サイトより) | |
※専業主婦は申込不可 | |
その他・備考 | |
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⑩楽天銀行スーパーローンは専業主婦でも口座開設なしで利用できる
「楽天銀行スーパーローン」は口座開設が不要、かつ任意の金融機関の口座を使った引き落とし返済を可能としています。
また専業主婦の申し込みにも対応しているため、幅広い層から利用しやすいカードローンと言えるでしょう。
安定収入のある正規雇用者であれば、初回から大きな限度額が設定されやすいのも特徴です。
この特性を活かし、「借り換え」を目的にこのカードローンを選ぶのも良いでしょう。
属性 | 契約内容 |
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金利 | 1.9% ~14.5% (~月1.208%程度) |
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限度額 | 10万円~500万円 |
口座開設 | 不要 |
自宅への郵送物 | 回避不可 |
勤務先への電話 (在籍確認) | 担当者個人名で実施 ※申込者都合での回避不可 |
申込み~融資の所要時間 | 1週間程度 |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込条件(公式サイトより) | |
以下の全ての条件を満たす方 (1)満年齢20歳以上62歳以下の方(※1) ※1但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下 | |
その他・備考 | |
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実質年利 | 限度額 |
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1.9%~14.5% | 10万〜800万円 |
審査スピード | 融資スピード |
公式HP参照 | 最短翌日 |
- 金利見直しや借り換えを考えている30代〜50代に特におすすめ
- 口座開設不要、お持ちの銀行口座にスマホで入金まで完結
- 初心者にもおすすめ
- 郵送物の回避不可
⑫新生銀行「スマートカードローンプラス」は他行口座を使った借入・返済に対応
新生銀行「スマートカードローンプラス」の上限金利は14.8%です。
このカードローンは、新生銀行の口座を持っていなくても利用できます。
加えて「他行口座を使った引き落とし」「他行口座への時間を問わない振込融資」に対応しているため、銀行カードローンの中では非常に使い勝手が良いです。
借入や返済の利便性を重視したいなら、有力な申込先候補となってくれるでしょう。
金利 | 4.5% ~14.8% (~月1.233%程度) |
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限度額 | 10万円~500万 |
口座開設 | 不要 |
自宅への郵送物 | すでに新生銀行口座をお持ちの場合のみ回避可 (インターネットバンキングから申し込みを行う場合) |
勤務先への電話 (在籍確認) | 銀行判断で実施(新生銀行名) ※事前相談で回避可 |
申込み~融資の所要時間 | 2営業日~ |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件(公式HP) | |
以下のすべての条件に満たす個人のお客さま
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備考 | |
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10%以下の低金利で借りられる地方銀行カードローン14選
ここからは、限定的な地域から申し込める地方銀行カードローンの中から、特に金利が低いものを簡単に紹介します。
★いずれも取り扱い元の銀行の、口座開設が必須となります。
①秋田銀行「プライムカード」
秋田銀行「プライムカード」の上限金利は9.8%です。
秋田銀行で住宅ローンを利用している方は、さらに金利優遇を受けることができます。
秋田銀行は「プライムカード」の他にも、標準的な金利のカードローンを取り扱っています。
2つのカードローンを並行して取り扱っている意味を考えると、「プライムカード」の審査難易度は高めと考えるのが妥当でしょう。
とは言え普段から秋田銀行を利用している、安定収入を得ている方であれば、優先してチェックしたい申込先だと言えます。
CHECK秋田銀行公式サイト「プライムカード」
②群馬銀行「すまいるパートナー」
群馬銀行「すまいるパートナー」の上限金利は9.975%です。
公式サイトには「住宅ローンを利用している方におすすめ」という表記が見られますが、住宅ローンを利用していなくても申し込みは可能です。
また普段から群馬銀行の口座を利用している方であれば、様々な金利優遇を受けられるのも特徴です。
CHECK群馬銀行公式サイト「すまいるパートナー」
③武蔵野銀行「シグナス」
武蔵野銀行カードローン「シグナス」の上限金利は10.0%です。
武蔵野銀行で住宅ローンを利用している方や、武蔵野銀行の口座を通して給与を受け取っている方は、さらに金利優遇を受けることができます。
このカードローンへ申し込むには、300万円以上の年収と3年以上の勤続年数が必要となっています。
CHECK武蔵野銀行公式サイト「シグナス」
④千葉銀行「プレミアクラス」
千葉銀行カードローン「プレミアクラス」の上限金利は5.5%です。
全国のカードローンの中でも、トップクラスの金利の低さを誇るカードローンと言えるでしょう。
その代わりとして、申込条件は非常に厳しく設定されています。
600万円以上の年収と3年以上の勤続年数、その他「住宅を保有していること」などの条件を満たしていないと、審査を受けることさえできません。
CHECK千葉銀行公式サイト「プレミアクラス」
⑤富山第一銀行「ファーストカード」
富山第一銀行「ファーストカード」の上限金利は9.5%です。
この銀行で毎月の給与を受け取っているのであれば、さらに2%の金利優遇を受けられます。
このカードローンは原則として年収120万円から申し込みが可能です。
⑥北國銀行カードローン「DAY SMART」
北國銀行カードローン「DAY SMART」は全国的に見ても珍しい、保証会社が関わっていない銀行カードローンです。
保証会社に支払われる保証料が発生していないためか、このカードローンの金利は上限9.5%と低く設定されています。
年収や勤続年数についての条件もないため、普段からこの銀行を利用している方にとっては優先してチェックしたい申込先と言えるでしょう。
CHECK北國銀行公式サイト「DAY SMART」
⑦清水銀行「しみずピアカードローン」
清水銀行「しみずピアカードローン」の上限金利は9.8%です。
「しみずピアカードローン」はこの金利帯のカードローンにしては珍しく、パート・アルバイトの方でも申し込みが可能です。
さらに来店なしで契約できるため、この銀行の口座をお持ちであれば最優先の申込先候補となりそうです。
⑧中京銀行「ハイステージ」
中京銀行「ハイステージ」の金利は7.5%で固定されています。
申し込みには最低でも300万円の年収が必要ですが、7.5%という金利と比べると申し込みのハードルは低めだと言えるでしょう。
⑨中国銀行「カードローンミニ」
中国銀行「カードローンミニ」の金利は上限10.0%です。
「ミニ」という名前通り、このカードローンの限度額は最大でも50万円と小さめです。
このローンの契約を結ぶと、中国銀行の総合口座に「マイナスの残高」を作れるようになります。
CHECK中国銀行公式サイト「カードローンミニ」
⑩広島銀行「総合口座プラス30」
広島銀行「総合口座プラス30」の上限金利は9.625%です。
このサービスを利用すると、広島銀行の総合口座に最大30万円の「マイナスの残高」を作れるようになります。
また120万円の年収を得ている方であれば、パート・アルバイトであっても申し込みが可能です。
CHECK広島銀行公式サイト「総合口座プラス30」
⑪西日本シティ銀行「V CLASS」
西日本シティ銀行「V CLASS」の上限金利は7.1%です。
低金利なカードローンを取り扱っている地方銀行は比較的小規模なものが多いのですが、西日本シティ銀行は大手地銀の1つとして知られています。
このカードローンへの申し込みには、原則として400万円以上の年収が必要となります。
⑫佐賀銀行「カードローンNeoca」
佐賀銀行「カードローンNeoca」の上限金利は7.0%です。
また佐賀銀行で住宅ローンを利用している方であれば、さらに1.2%の金利優遇を受けられます。
このカードローンへ申し込むためには、300万円以上の年収と2年以上の勤続年数が求められます。
⑬豊和銀行「ほうわレディースカードローン」
豊和銀行「ほうわレディースカードローン」は、女性専用のカードローンです。
金利は一律9.8%と低いにもかかわらず、女性であればパート・アルバイトや専業主婦の方であっても利用可能です。
CHECK豊和銀行公式サイト「ほうわレディースカードローン」
⑭沖縄銀行「プラスワン」
沖縄銀行「おきぎん総合口座セットローンプラスワン」は、総合口座に「マイナスの残高」を作れるようになるサービスです。
こちらのローン金利は8.5%です。
年収や勤続年数についての制限もないため、この銀行を普段から利用しているのであれば、申し込みやすいサービスだと言えるでしょう。
CHECK沖縄銀行公式サイト「プラスワン」
少額または短期間の借入なら「無利息期間」があるカードローンも要チェック
ここからは、金利自体が低いわけではないものの「結果的に低負担で借りられる」可能性があるカードローンについて解説します。
①レイクALSAは「60日間無利息」と「180日間5万円無利息」を選択できる
レイクALSAの上限金利は18.0%です。
銀行カードローンに比べると、この数字は高いと言えます。
ですがこのカードローンをはじめて利用する方は、「60日間分、全額」もしくは「180日間、5万円分」の金利が0%になります(Web申込みの場合)。
結果的に、借入が短期間または少額ならば、銀行よりも低負担で借りられることでしょう。
無利息期間中に全額返済が可能であれば、利息を1円も支払うことなく解約することも可能です。
CHECKレイクALSAの選べる無利息は罠?借入額ごとのシミュレーションと注意点
金利 | 4.5% ~18.0% (月1.5%程度) |
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限度額 | 1万円~500万円 ※上限は年収の3分の1 |
初回特典 | 初回契約日の翌日から、
のいずれかを選択 |
自宅への郵送物 | 以下の場合なし/回避可 (1)来店契約時 (2)ネット契約+口座登録 (3)ネット契約+アプリで本人確認 ┗運転免許証が必要 |
勤務先への電話 (在籍確認) | 原則なし ※確実に電話を避けたいのであれば事前相談が推奨される |
申込み~融資の所要時間 | 最短25分 |
営業時間 | 8時10分~21時50分 (インターネット申込みの場合) ※毎月第3日曜日のみ19時まで |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件 | |
満20歳以上70歳以下の方で、安定した収入のある方 | |
その他・備考 | |
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実質年利 | 限度額 |
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4.5%~18.0% | 1万〜500万円 |
審査スピード | 融資スピード |
お申込み後、最短15秒 | Webで最短25分融資も可能 ※1 |
- 土日祝日対応※2
- 24時間振込対応(一部例外あり)
- 郵送物の回避が容易
- Webで申込むと60日間特典または180日間5万円以下特典 ※3
※2 日曜日の無人契約機受付時間・第三日曜日の営業時間(審査対応時間含む)は19時まで
※3 ⑴初めてなら初回契約翌日から特典。⑵特典期間経過後は通常金利適用。⑶30日間特典、60日特典、180日間特典は併用不可。⑷60日特典はWebで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
②プロミスの無利息期間は「初回借入日の翌日」からスタート
はじめて「プロミス」を利用する方は、30日間の無利息期間を利用できます。
プロミスの無利息期間の特徴は、「契約日」ではなく「初回借入日」の翌日からカウントがはじまる点にあります。
申し込みから借入までに日数が空く可能性があるのなら、無利息期間が無駄になりにくいプロミスの選択が優先されるでしょう。
またプロミスの上限金利は17.8%です。
これは他の消費者金融会社に比べると、0.2%低い数字となっています。
金利 | 4.5% ~17.8% (月1.483%程度) |
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限度額 | 1万円~500万円 ※上限は年収の3分の1 ※初回は50万円までが一般的 |
初回特典 | 初回借入日の翌日から30日間無利息(金利0%) |
自宅への郵送物 | 以下の場合なし/回避可 (1)来店契約時 (2)ネット契約+口座登録 (3)ネット契約+アプリで本人確認 ┗運転免許証または在留カードが必要 |
勤務先への電話 (在籍確認) | 原則なし ※確実に電話を避けたいのであれば事前相談が推奨される |
申込み~融資の所要時間 | 最短25分 |
借入方法 |
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返済方法 |
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申込み条件 | |
年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方 | |
その他・備考 | |
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実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
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4.5%~17.8% | 1万〜500万円 ※総量規制対象 | スマホなら 最短15秒事前審査(※1)(※2) | 最短25分 |
申込条件 | 郵送物回避条件 | ||
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- スマホなら最短15秒事前審査で申し込みの可不可・借りられる金額が分かる!(※1)(※2)
- 土日祝日対応
- 24時間振込対応(一部例外あり)
- 郵送物の回避が容易
- 初回30日間無利息(金利0%)
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
(※2)他社借入・信用情報問題などにより、審査に落ちる事があります。詳しくはこちらをご確認ください。
(※3)収入が年金のみの方はお申込いただけません。
- お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
- 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
③その他の無利息期間付きのカードローン
その他「アコム」「アイフル」などの消費者金融会社でも、無利息期間が適用されます。
無利息期間の内容は「契約日の翌日から30日間無利息」と標準的ですが、この2社はいずれも独自の審査基準を持ちます。
他社借入や信用情報を理由に不安がある場合などには、申し込みを検討してみても良いでしょう。
CHECKアコムの審査基準とその傾向
CHECKアイフルの審査基準とその傾向
④無利息期間が付く銀行カードローンはないの?
ごく一部の銀行カードローンも、はじめて契約を結ぶ方に対し無利息期間やキャッシュバックサービスを設けている場合があります。
全国から申し込めるカードローンの中では「PayPay銀行カードローン」や「静岡銀行カードローンセレカ」がこれに該当します。
また愛媛銀行「ひめぎんクイックカードローン」など、ごく一部の地方銀行カードローンも無利息サービスを提供しています。
カードローンの金利と利息の仕組みについて
ここからは、基本的なカードローンの金利と利息の仕組みについて簡単に解説します。
①カードローンの仕組みは「金利を12で割る」と分かりやすい
一般的なカードローン金利として表示されているのは「年利」です。
これは1年間お金を借りっぱなしだった場合、借入残高に対し何%の利息(サービス料)が発生するかを指す数字です。
ですが実際の返済は、1ヶ月ごとに行われます。
そのためおおまかな金利と利息のイメージを把握するには、金利(年利)を12で割ってみるのが良いでしょう。
例えば金利(年利)14.5%の銀行カードローンであれば、1ヶ月当たりの金利は1.208%相当となります。
つまりこのカードローンで1ヶ月お金を借りると、借入残高に対し1.208%程度の利息が発生する計算となります。
この場合は「10万円を1ヶ月借りたなら、1,208円前後の利息が発生する」と考えると分かりやすいでしょう。
同様に金利12%のローンであれば月1.0%程度、金利6%のローンであれば月0.5%程度の利息が発生する計算となります。
★実際の利息は日割りで計算されるため、誤差が生じます。
②利息を減らすために重要なのは「早く返す」こと
カードローンを利用する立場から見れば、金利が低いに越したことはありません。
ですが実のところ、「支払総額」を大きく左右するのは金利よりも「借入期間」です。
借入期間が短ければ、それだけ利息が発生する回数を減らすことができます。
長い目で見た支払総額を節約するためには、毎月の最低返済額にかかわらず「できる限り積極的に返済を行う」ことを強くおすすめします。
毎月自動引き落としのみで返済※ (15,000円 →10,000円 →5,000円 →2,000円) | 2,357,620円 (291回/24年3ヶ月) |
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一貫して毎月3万円を返済 | 1,287,578円 (43回/3年7ヶ月) |
差額 | 1,070,043円 |
「本当に」低金利で借りられるカードローンの見分け方と選び方
ここからは、低金利で借りられるカードローンの選び方や見分け方について解説します。
①カードローン金利は「上限金利」を見て比べる
カードローンの金利は、「1.9%~14.5%」といったように幅が設けられていることが多いです。
この場合は原則として、最も高い数字である「上限金利」を基準に申込先を選ぶと良いでしょう。
多くのカードローンにおいて、上限金利「ではない」数字が設定されるのは、「高い限度額が適用された場合」や「審査による優遇が認められた場合」です。
よほど審査に自信がある場合はその限りでないものの、下限金利に期待して申し込みを行うのはリスクが高いと言えます。
★ただし「プレミアムコース」が適用されれば7.99%以下の金利が約束される「住信SBIネット銀行カードローン」など、明確な金利引き下げ条件があるローンの場合は例外です。
②審査に自信があるのなら限度額ごとの設定金利も重要
審査に自信があり、100万円以上の契約に期待できる場合には、限度額ごとの金利設定も重要となります。
この場合は上限金利だけではなく、「限度額が100万円の場合の適用金利」などを基準にして申込先を選ぶのも良いでしょう。
限度額ごとの適用金利については、各金融機関の公式サイトなどをご確認ください。
★ローンによっては限度額ごとの金利を設定しておらず、審査によってのみ適用金利を決定する場合があります。
③普段利用している銀行のカードローンなら審査や金利の優遇を受けられることも
普段から口座や住宅ローンなどを利用している銀行へカードローンの申し込みを行うと、審査や契約条件の面で優遇を受けられる可能性があります。
この傾向は特に、地方銀行や信用金庫などのカードローンでよく見られます。
金利や審査の優遇に期待して、「いつも使っている金融機関」を申込先に選ぶのも良いでしょう。
低金利カードローンは審査が厳しいって本当?
「金利が低いカードローンほど審査が厳しい」と言われることは多いです。
この傾向は、「同じ金融機関が、2つ以上の金利設定が大きく異なるカードローン」を取り扱う場合に強く見られます。
中でも「アイフル」は非常に分かりやすい例だと言えるでしょう。
アイフル「キャッシングローン」 |
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アイフル「ファーストプレミアムカードローン」 |
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ですがこの傾向は、異なる金融機関の間ではあまり当てになりません。
特に銀行カードローンの金利は、「口座が必要かどうか」「申し込みが可能なエリアが限られるかどうか」といった、審査難易度以外の部分によって左右されることも多いです。
例えば清水銀行の「しみずピアカードローン」は、上限金利9.8%であるにもかかわらず、パート・アルバイトの方の申し込みを受け付けています。
このように、異なる金融機関が取り扱うローンの審査難易度を、「金利」だけを用いて推測することはできません。
審査難易度を知りたいのであれば、「年収制限があるか」「勤続年数の制限があるか」といった申込条件を重視した方が良いでしょう。
すでに利用しているカードローンの金利を下げる方法
ここからは参考情報として、現在利用しているカードローンの金利を下げる方法について解説します。
①利用限度額の増額審査を受ける
多くのカードローンでは、所定の審査を受けることで利用限度額を引き上げることができます。
このときの審査は、一般に「増額審査」と呼ばれます。
特に限度額ごとの適用金利が定められているカードローンであれば、増額審査を通して金利引き下げを受けられることは多いでしょう。
増額審査の受け方については、契約先の金融機関の公式サイトなどをご確認ください。
★増額審査に通過するためには、一般に6ヶ月程度の利用実績が必要です。
②直接相談する
契約者の利用状況や属性によっては、直接金融機関に相談することで金利引き下げを受けられることもあるようです。
この相談は、契約更新が行われる可能性がある増額審査のタイミングで行うのが有効でしょう。
③より金利の低いローンへ「借り換え」を行う
おそらくカードローンの金利を引き下げる最も現実的な方法は「他社への借り換え」です。
借り換えの審査に通過するためには、一定の返済能力が求められます。
ですが借入先を切り替えることができれば、今よりも数%以上低い金利で返済を続けられる可能性があります。
CHECKおまとめローンのおすすめ厳選12社:58名の審査結果も紹介
まとめ
住信SBIネット銀行カードローン |
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クレディセゾン「マネーカードゴールド」 |
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アイフル「ファーストプレミアムカードローン」 |
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JCB「FAITH」 |
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イオン銀行カードローン |
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みずほ銀行カードローン |
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三井住友銀行カードローン |
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楽天銀行スーパーローン |
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レイクALSA |
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低金利で借りられるカードローンは、口座開設が必要だったり審査難易度が高いことも多いです。
申込条件などをよく確認した上で、好条件で契約を結べるカードローンを選択し、審査を受けてみると良いでしょう。
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