多重債務者でも借りれるローンはあります。
大事なのは、借入件数よりも返済能力。
返せるアテがあるのであれば、借入は可能。
おまとめだってできます。
ということで、今回は多重債務者の方向けに、おまとめに使えるローンをご紹介。
銀行から借りたいなら、まず「バンクイック」をチェック
なかなか最近では、銀行カードローンでのおまとめは難しくなっています。(おまとめ専用のローンを除く)
しかしその中で「三菱UFJ銀行バンクイック」は、他社からの借り入れがある人が審査に通ったという報告が寄せられています。
申告年収 | 職業 | 勤続年数 | 他社債務 (リボ含む) | 適用 金利 | 適用 限度額 |
---|---|---|---|---|---|
220万円 | パート アルバイト | 10年 | 60万円
| 14.6% | 10万円 |
250万円◇ | 会社員 (非上場) | 1年 | 50万円
| 14.6% | 50万円※ |
252万円 | 会社員 (非上場) | 1年未満 | 20万円 (カレッヂ) | 14.6% | 30万円※ |
300万円 | 会社員 (非上場) | 1年 | 35万円
| 14.6% | 120万円 |
350万円◆ | 契約社員 | 8年 | 70万円
| 14.5% | 40万円 |
400万円 | 会社員 (非上場) | 5年 | 180万円
| 12.0% | 10万 |
400万円 | 会社員 (非上場) | 7年 | 143万円
| 14.6% | 130万円 |
700万円 | 会社員 (上場) | 8年 | 120万円 (アコム) | 14.60% | 50万円 |
950万円 | 会社員 (非上場) | 31年 | リボ2社 銀行カードローン1社 (詳細不明) | 7.1% | 240万円※ (推定おまとめ) |
銀行カードローンの中では比較的申し込みやすいので、審査通過の問題点が「他社借り入れ」のみでしたら申し込みを検討しましょう。
CHECK【三菱UFJ銀行バンクイック】メリットに隠れた3つの「デメリット」とは
CHECK三菱UFJ銀行「バンクイック」の審査に通過するための条件は?審査落ちの原因とその後の対応
各銀行のカードローンでは、保証会社として消費者金融が借入審査を行っていることが一般的です。
アコムやプロミスなどの大手消費者金融ですね。
「それなら、審査も消費者金融くらい緩くなるのでは?」と思ってしまいますが、審査基準まで緩くなることはありません。
審査の方法は消費者金融に任せられても、基準はあくまで銀行なのです。
なぜ金融のプロである銀行が、わざわざ消費者金融を保証会社にして審査を依頼しているの? と疑問に思うかもしれません。
実は、少額の融資に関しては銀行よりも消費者金融の方が経験があり、正確な審査が可能なんです。
そこで銀行は保証料を支払い、消費者金融へ保証と審査を依頼します。
もしも貸した人が延滞などをした場合でも、保証会社である消費者金融が返済してくれるので銀行は損をしません。
消費者金融も、きちんと返済できるお客さんが多い銀行から保証料をもらえるので、両者にとっておいしい話なんですね。
消費者金融でも借りれる?
①消費者金融は4件以上の借入でも借りれる
銀行よりも審査が緩い消費者金融なら、収入が十分であれば、4件以上の借入があっても借りられることが多いです。
例えばアイフルでは、自己破産から7年が経過し、4件で60万円の借入がある方が10万円の融資を受けられたことがあります!
しかしもちろん、これまで返済を延滞したことがあったり、今まさに延滞しているなどのマイナス情報がない場合に限ります。
多重債務の審査で重点的に見られるのは、あくまで「支払える収入があるのか」です。
しかし、多重債務者が好ましくないのも事実。
通常の審査よりも、延滞や遅延などの履歴が厳しくチェックされることは覚悟しておきましょう。
銀行ローンとは違い、消費者金融ローンには「総量規制」という法律が適応されます。
「総量規制」というのは、貸金業者が融資をする際、年収3分の1までしか融資してはいけないという制限です。
例えば年収600万円だとすると、消費者金融は総額200万円までしか融資できないのです。
ただし、例外として、「顧客に一方的に有利な借換えはOK」となっています。
なので、追加融資ではない借り換えやおまとめ目的であれば総量規制に引っかかりません。
②おまとめには不向き
最近は、消費者金融でもおまとめローンが組めるところが増えてきています。
選択肢が増えるのは良いことですが、消費者金融のおまとめローンは最終手段です。
データをご覧になればわかると思いますが、消費者金融は銀行と比べると、平均的な金利がとても高いんですよね。
楽天銀行カードローンの金利
「年1.9%~14.5%」
と、プロミスの金利
「4.5~17.8%」
を比べれば、金利の差がかなり大きいことは一目瞭然です。
そもそもおまとめローンの大きな魅力は、金利を安くして月々の負担や返済総額を減らす、ということ。
それを考えれば、金利が高い消費者金融が「おまとめには不向き」だということがわかってもらえると思います。
さらに、消費者金融は限度額も少ないので、おまとめするだけの金額が借りられないこともあります。
もしもおまとめローンを検討しているのであれば、少々審査が不安でも、まずは銀行に申し込むことをオススメしますよ!
実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
---|---|---|---|
1.48%~17.5% | 800万円 | 最短翌日以降 | 最短翌日以降 |
- 借り換えに強いカードローンとして人気!借り入れ手数料は完全無料!
借り換えコースなら、金利は最大でも12.5% (※ auユーザーの場合) - 嬉しいパート・アルバイトもOK!
- 毎月の返済額は1000円から、カードローン利用がはじめてでも安心。
- auユーザー もしくはauじぶん銀行の口座があれば、専用フォームで申し込み楽々◎
実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
---|---|---|---|
1.7%~17.8% | 10万〜800万円 | - | 数営業日~ |
申込条件 | 郵送物回避条件 | ||
|
|
- 口座開設不要
- 任意の金融機関口座を使った引き落とし返済可
- 比較的大きな限度額を獲得しやすい(最大で年収の2分の1程度)
- ガン保障特約付きの団体信用生命保険に加入可
CHECK審査経験者にアンケート!実績多数のおすすめ借り換え/おまとめローン
③延滞していないのなら、まずは増枠申請
「延滞もブラックもないから早速ローンを申し込もう!」
と考える前に、現在すでに利用しているローンの増枠申請をしてみましょう。
借入件数がこれ以上増えるのはよくないです。
借入件数が4件以上になると、家や車を購入したいときなど大きなお金が必要な場面で、借りづらくなってしまいます。
無理に借入件数を増やすよりも、まず増枠申請をオススメします!
増枠申請では、こんな点が重点的に見られます。
キャッシング枠の場合
- 現在の年収
- 他社を含めた借入状況
- 支払い状況と、その履歴
さらに、増枠申請を選ぶメリットはもうひとつあります。
それは審査に落ちても信用情報に傷はつかない、ということです。
つまり、挑戦するだけなら大きなデメリットはないんです。
自己破産・債務整理をする前に
①債務整理は、信用情報にキズがつく
債務整理というのは、信用情報に非常に大きなキズを残してしまいます。
たとえば自己破産であれば、破産後最低でも5~10年間は大手のクレジットカードやローンの審査に通りません。
お金が必要な時は、金利の高いフクホーやスカイオフィスなどの中小消費者金融に頼るしかないです。
また10年経った後でも、破産や整理をしてもらった金融機関では利用がほぼ不可能になってしまいます。
②返せるのなら、返すべき
複数の借金がたくさんあると、支払いやおまとめをするのが億劫で、つい債務整理を考えてしまうかもしれません。
しかし債務整理は長期間にわたって借入が出来なくなるなど、大きなデメリットもあります。
おまとめや増枠申請がダメでも、まずは家族や知人に頼んでみるなど、とにかく最善を尽くしましょう。
債務整理は、本当にどうしようもなくなったときだけ考えてください!
闇金に注意
①審査ナシは闇金
「審査ナシ」は、確実に闇金です!
絶対に手を出してはいけません。
多重債務で審査が通らずに困っていると、「審査ナシ」などと言っている金融機関を見つけることがあります。
お金に困っていると、手を出したくなるかもしれませんが、絶対にダメですよ!
②誰でも借りれるマトモな金融機関はない
普通の金融機関が審査をするのは、わざわざ取り立てなくても、お金を返して欲しいからです。
審査をしませんと言う闇金は、最初から「お金を返してもらう」という発想がありません。
なぜなら彼らの目的は、高額な利子だけを延々と脅し取ることだからです。
まとめ
- 審査で重要視されるのは、「借入件数よりも返済能力」
- 3件までなら銀行、4件以上なら消費者金融に申し込む
- 金利の高い消費者金融はおまとめローンに不向き
- 債務整理は最終手段
- 「審査ナシ」は闇金
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