ATMと総量規制で消費者金融は新時代へ

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森泰隆森泰隆
トライウッドマネー研究所代表。執筆・講師業・相談業務を中心に活動しています。「バランスのとれた攻めの資産運用と家計の防衛」をモットーにしています。年金アドバイザー・住宅ローンアドバイザーの資格も持ち、生活に密着したFPを目指しています。

昔の消費者金融のイメージは、窓口で申し込み、審査し、その場で現金で受け取り、窓口または振り込みで返済というのが一連の流れでした。

しかし時代は大きく変わり、ATMの登場でほとんどのローン会社がカードを作って、ATMで返済までのすべてを終わらせることができるようになりました。 人目を気にして恥を忍ぶこともなく、簡単な審査で手軽にすぐに借りられる便利なカードローンの時代が到来し、消費への喚起にも大きく貢献しました。

ところが、その手軽さが仇(あだ)となり、多重債務や自己破産などが社会問題化してしまいました。出資法と利息制限法の狭間で、曖昧で高金利の温床だった「グレーゾーン金利」もかねてから問題視されており、政府も対策を打たざるを得なくなりました。

カードローンとATM(編集部補足)

カードローン会社に発行してもらったローンカードを使えば、コンビニATMなどの提携ATMから簡単にお金を引き出すことができます。

提携ATMは各社ともたくさん設置されているので、日本全国どこにいても困ることはありませんが、手数料がかかる場合があります。

▼大手カードローンの提携ATM手数料

カードローン名 ATM手数料
三菱UFJフィナンシャル・グループアコム ・一万円以下108円
・一万円超216円
SMBCコンシューマーファイナンスプロミス ・一万円以下108円
・一万円超216円
・ローソン、ファミリーマート、ミニストップのメディア端末無料
※プロミスATM(専用ATM)、三井住友銀行ATMは無料
三井住友銀行グループSMBCモビット ・一万円以下108円
・一万円超216円
※三井住友銀行ATMは無料
アイフル ・一万円以下108円
・一万円超216円
※アイフルATM(専用ATM)は無料
三菱東京UFJ銀行カードローン 無料
三井住友銀行カードローン E-net、ローソンATM、セブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMは無料
みずほ銀行カードローン 一部有料
千葉銀行カードローン 一部有料
オリックス銀行カードローン 無料
じぶん銀行カードローン 無料

カードローン会社では、期間限定でATM無料キャンペーンを実施してることがあります。詳しくは各社の公式サイトでご確認ください。

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総量規制の衝撃

2010年6月18日施行の貸金業法改正は、関係者に大きな衝撃を与えました。グレーゾーンも撤廃され、年収の3分の1を超える貸付けができない総量規制はカードローン会社には死活問題と言われました。総量規制によって、収入のない専業主婦は借りることができなかったり、低所得者で本当に借りたい人が借りることができないという大きな課題を残しました。

総量規制ついて(編集部補足)

総量規制は銀行法で営業している銀行カードローンには適用されません。

つまり、銀行カードローンなら無職の専業主婦でも融資を受けられる可能性があります。ただし、借入限度額は10万円~30万円程度と低めに設定されているので安心して利用できます。

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これからのカードローン

貸金業法の改正は、キャッシングの役割を再考するきっかけであり、多くの消費者にとっては有利な改正だと言えます。グレーゾーンの撤廃によって、各カード会社の競争原理が働き、金利の引き下げにつながり、より少額で手軽に借りられるようになりました。個人事業主のスモールビジネス向けのカードローンや教育カードローンなど多目的ローンも続々販売されています。

ただ、カードローンというのはあくまで「与信」つまり信用を与えた上で金を貸されるという原則を忘れてはなりません。少額で、手軽に借りられる反面、利用者の選別が厳しくなり、モラルとローンに対する理解がより一層求められるようになります。

無理なく、賢く利用すれば、利用者にとって有利な傾向だと言えるでしょう。




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