夫婦の4割半がへそくりしている現実。では、嫁に内緒で借金は可能?

スパークス・アセット・マネジメント社が2016年11月7日に結果を発表した、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016」(PDF)。
この調査では、なんと夫婦の4割半がへそくり、つまり配偶者に黙ってお金を貯めていることがわかりました。

それでは、逆に配偶者に黙ってお金を借りている夫婦はどのくらいいるのでしょうか?
ドンピシャな調査結果は出なかったものの、家族にローンがバレないよう対策を取っている金融機関は多いので、それだけ「秘密の借金」の需要は高いことがわかります。

今回はこの調査結果をもとに、家族に言えないお金の事情について、実際に家族に言えないお金の相談に乗ってきた専門家としての立場から解説を入れていきますね。

「夫婦のマネー事情に関する調査」概要と解説

まずは冒頭で紹介した「夫婦のマネー事情に関する調査」の調査結果を、かいつまんで説明していきますね。

①全体では4割半、円満夫婦でも4割弱がへそくりを貯めている……。

今回のスパークス・アセット・マネジメント社による「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016」(PDF)は、約1000人の既婚男女を対象としたインターネット調査です。

今回のこの調査では、なんと既婚者の45.2%が配偶者に黙ってお金を貯めていることが発覚しました。さらに、円満夫婦という自覚があっても37.2%の方がへそくりを貯めているとのこと。
全体では4割半、円満夫婦でも4割弱がへそくりを貯めている……。▲ 出典:夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016

このデータからではへそくりの目的・使い道を読み取ることはできないものの、夫婦関係や年代・性別にかかわらず、多くの方が配偶者に秘密の貯蓄を持っていることがわかります。

②うち14.4%はなんと500万円以上のへそくりあり

さらに、「へそくりを貯めている」と回答した方の中から、その貯蓄額を尋ねてみると……。
うち14.4%はなんと500万円以上のへそくりあり▲ 出典:夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2016

既婚者のへそくりの平均額はおよそ30万円
ただしこちらは「へそくりを貯めている人の割合」とは違い、年代や性別によって大きな差があります。

なんと男性のへそくり額が平均17.5万円前後なのに対し、女性のへそくり額は約50万円と、約3倍の開きがるんですね。
単に「へそくり」といっても、男女間での認識は大きく異なるようです。

また、データを見てみるとへそくりを貯めている人の14.4%は、500万円以上を蓄えているとのこと……。
「日本人はお金を使わないから景気が良くならない!」という意見にも納得してしまいます。

夫婦で内緒の借金事情を調べてみると・・・・・・?

今回の調査で「内緒の貯蓄」を行っている方はとても多いことが分かりましたが……。
元消費者金融勤務の管理人としては、逆にその反対である「内緒の借金」についての実情のほうが気になります(笑)

そこで、内緒の借金に関するデータをリサーチしてみました!

①誰にも相談せずに消費者金融を利用する人の割合は約80%

2012年の株式会社NTTデータ経営研究所による消費者金融経験者を対象としたアンケート調査によると、なんと約80%の人が誰にも相談せずに消費者金融を利用していることがわかりました。
誰にも相談せずに消費者金融を利用する人の割合は約80%-1▲ 出典:消費者金融経験者を対象としたアンケート調査|NTTデータ経営研究所

このデータ提供者の半分以上は既婚者です。
約1100万人の方が、今現在も消費者金融やクレジットカード会社を使ってお金を借りている(日本信用情報機構 統計データより)ことを考えると、配偶者に黙ってお金を借りている人は、ザックリ見積もっても400万人以上もいることに・・・・・・!
このように、「配偶者に黙ってお金を借りたい」という需要は、とても大きいんです。
へそくりを貯めている人の割合が高いことからも、現代の夫婦間のマネー事情はかなり不透明なのかもしれません。

②専業主婦の借り入れについての調査

今度は、日本貸金業協会の調査結果(PDF)の中から、専業主婦(主夫)の方に関するものを見てみましょう。

注:このデータは貸金業法が改正され、総量規制が設定される以前のものとなっています。
総量規制とは、個人に年収の3分の1以上のお金を貸し付けることを禁止する法律上の制限のことで、消費者金融・クレジットカード会社といった貸金業法の対象金融機関に課せられます。
そのため、年収が0円である専業主婦の方は、現在消費者金融でお金を借りることはほとんどできません(中小消費者金融に例外あり)。

専業主婦の方が消費者金融・クレジットカードを利用できたころに取られたこのデータは、参考程度にご覧ください。

※専業主婦の方のキャッシングについては『専業主婦が使えるカードローン』のページで紹介しています。

★アンケート1:借り入れの前に、旦那さん(奥さん)の同意書を提出することは可能ですか?

借り入れの前に、旦那さん(奥さん)の同意書を提出することは可能ですか?▲ 出典:日本貸金業協会の調査結果

配偶者の同意書については、大多数の人が渋る結果となりました。
そのうち、「提出は困難である」と答えた、18%の人の内訳をみてみましょう。

★アンケート2:同意書の提出が困難な理由は何ですか?

同意書の提出が困難な理由は何ですか?▲ 出典:日本貸金業協会の調査結果

半数以上を占める意見は「配偶者に書類提出を相談することにより、夫婦関係が気まずくなりそうだから」でした。

この結果を見ても、配偶者が納得できる目的のために、消費者金融を利用したい人は少ないようです。
たしかに、確固とした目的があれば銀行の多目的ローンの方が低金利ですしね……。

金融機関を選べば、家族に内緒でお金を借りることは可能

家族に黙ってお金を借りたい理由は人それぞれ。
結論から言うと、返済能力さえあれば家族にバレずに借り入れから完済までを済ませることができます

① 自分に収入があれば、基本的はバレずに借りれる

カードローンの利用条件は、簡単に言えば「収入があること」
任意整理や自己破産といった債務整理をしたことがある、クレジットカードの支払いを何ヶ月も延滞したことがある(ブラック状態)、70歳を超えている、などの条件を満たしていなければ、どの会社も基本的に問題なく利用できます

銀行や信用金庫を含め、どの金融機関も契約者以外に借り入れについて他言することはありません。郵送物がある場合でも、ローンの商品名や消費者金融の名前が書かれることはないのですが……。
何のために送られてくるかわからない手紙は家族から見ると怪しいものなので、できるだけ郵送物のない金融機関を選ぶのが良いでしょう。

また、どんな金融機関を利用しても、支払いを延滞すると手紙や自宅への電話で催促が行われます
借金が多額なほど、借金返済は難しくなります。もしお金を借りるとするならなるだけ低額に、出来ればお小遣い程度に抑えましょう。

② なかでも、バレにくいのは「SMBCモビット」「プロミス」や「三井住友銀行」

最もバレにくいのはSMBCモビット「WEB完結」
郵送物はもちろん、職場への電話連絡もないため、すべてのローンの中でもっとも他人にバレにくいものとなっています。

ただし、利用には社会保険証や三井住友銀行・または三菱UFJ銀行の口座が必要など、少し条件が厳しい上に金利も高いので注意。
詳しくは『SMBCモビットのWEB完結について』を読んでみてください。

その他、在籍確認は基本的に電話となるものの「プロミス」も家族にバレにくいという点でおすすめです。

銀行カードローンであれば、「三井住友銀行カードローン」が良いでしょう。ただし、カードの受け取り方法には必ず「自動契約機」を選んでください。

③ 専業主婦の場合

同居の家族は夜まで家を空けている、という方であればソニー銀行など、郵送物のある代わりに金利の低い銀行カードローンが良いでしょう
詳しくは『専業主婦のためのキャッシング』を読んでみてくださいね。

④ ただし、内緒の借金はトラブルや離婚の原因となることも……。

隠していた借金が見つかった場合、配偶者からの信用を失う可能性は高いです。
この場合は借りたお金を返すだけでは済みません。結果、人間関係の修復が利かない事態になってしまうことも多いんです。

バレずにお金を借りることは、不可能ではありません。ですが「もしも」のことを考えると、決して無責任におすすめはできないんです。

まとめ

★現代社会において、夫婦の間のマネー事情はかなり不透明。配偶者に秘密の貯蓄や借金はとても多い!
★需要に応えるため、「バレない」ことに重点を置いている金融機関は多い
★ただし秘密の借金はトラブルの原因になりやすい。完全に支払いの見通しが立っている、短期間の借入でもなければおすすめできない

案外多い、夫婦間の「お金についての隠し事」。
了承が取れればそれに越したことはありませんが、内緒で行動に移るのであれば、十分なリサーチや計画立てを欠かさずに行ってください!



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