クレジットカード現金化の真実:実際に業者に電話して聞いてみた!

あなたは「クレジットカード現金化」「カードでお金」などの広告や看板を目にしたことはありませんか?

「明日までにお金が必要…… あと1万円でいいのに!」そんな時、ついつい気持ちがグラッとしそうになりますよね(笑)

でも、実際にやってみると、その後、どうなるか、ご存じですか?

気になったので、元消費者金融勤務の管理人が、実際にクレカ現金化業者に電話してみました。すると、驚きの事実が!

もしも、お金が必要なら、ショッピング枠の現金化をする前に、この記事を読んでおいてください……

クレジットカード現金化とは?

クレジットカードの現金化とは、

業者の指定した、金券や回数券などの商品を、あなたがクレジットカードを使い買い取る
→さらにその商品を、業者が少し安い現金で買い取る

と言う形で行われる取引のこと。

業者にとっては差額がまるまる利益になり、あなたは現金がもらえると、まさにwin-winと言ったかんじもしますが……。

実は、クレジットカードの現金化は法律の上でグレーゾーン。また、クレジットカードの規約では必ず禁止されている行為なんです。

業者は古物商の営業許可資格をもらっているので、安心してしまいそうになりますが、ヤミ金などの違法業者と繋がっているという報告も多く、結論から言うと利用はお勧めできません

ちなみに、混合されることが多い「質屋」とは全く別の商売。
質屋とはあなたが持っている時計や宝飾品を担保として、お金を貸してくれるお店のこと。
返済期限までにお金を返す必要がないのが特徴です。お金を返せなかったときには、担保とした品物はお店のものになります。
もちろん質屋に違法性はありませんし、返済ができなくても取り立てなどは一切ありません。

クレジットカード現金化が100%危険というわけではないものの、使わないで済むなら使わないに越したことはありませんよ!

どんな方法で現金化するのか?:実際に電話して聞いてみた!

① A社の場合

A社の場合

A社の対応は、落ち着いた男性職員でしたが……。
HPに載っていたフリーダイヤルにも関わらず、自ら会社名を名乗らないという怪しさが印象的でした。

実際のやり取りの様子

A社:はい、もしもし
山本:こんにちは。
A社:はい。
山本:あの……
A社:いかがなさいましたか。
山本:クレジットカード現金化を行っているA社さんでよろしいでしょうか。
A社:はい。

後ろめたいことのない企業であれば、自ら名乗るのは当然ですよね。

このA社の場合は、
A社の指定する商品を購入→その8割~9割程度の現金を振り込み、という形でクレジットカードの現金化を行っていました。

10万円程度の換金だと、絵画を購入することになるとのこと。現金化後に、お家に絵画が送られてくるんですね。
もちろん、10万円の価値があるものではありません

② B社の場合

B社の場合

B社は、A社とは違いすぐに社名を名乗っていました。

B社を利用するためには、A社と違い保険証や運転免許証などでの身分証明が必要
こちらはスマホや携帯で撮影し、Eメールで送信すればOKとのことでした。

購入商品は、インターネット上のギフト券のため自宅には何も届きません。

今回電話を掛けた会社の中では、B社は最もしっかりとした対応でしたが……。
電話で受けた換金の流れと、公式HPにいくつか違いがあるというのが気になりました。
(HPには後日商品が届きます、との表記があるなど)

電話応対が悪いというクチコミもいくつか見られ、企業として方針が定まっていないのかもしれませんね。

③ C社の場合

C社の場合

C社は、正直に言うと危険な予感がしました。
電話番号の悪用や流出を恐れ、非通知で問い合わせをしていた山本でしたが……。

C社は「折り返し電話いたしますので、電話番号を教えてください」との対応。
この電話番号はフリーダイヤルだったので、こちらから電話代は必要にならずC社側から電話を掛けなおす意味はありません

とすると、集めた電話番号は何に使われるのでしょうか……?
怪しいですよね。

「すみません、失礼致します」と電話を切ろうとしたときの返事も、
「はぁ、うん……」と言ったようなまっとうな企業の電話対応とは思えないものでした。

実際に電話を掛けてみたところ、
マトモな応対をする会社もあるものの、お店の名前を名乗らないなど、怪しさが見られるものが多数。
中には、一瞬電話を取ったものの非通知だったことに気付いたのか、無言でガチャ切りという会社もありました。

クレジットカードの現金化を行う会社の実態が、よくわかるのではないでしょうか。

ショッピング枠の現金化の何がよくないの?

① 法律的にはクロに限りなく近いグレー

ショッピング枠の現金化に対して関係省庁は「カード現金化は違法」として取締に動いており、警視庁は出資法違反容疑で「キャッシュバック型」ショッピング枠を現金化していた男を逮捕し、11月に懲役3年執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。
(wikipediaより引用)

※キャッシュバック型……ダミーの商品をカードで購入後、現金を受け取る方法のこと

このように、クレジットカードの現金化=違法というわけではありませんが、かといって確実に合法というわけでもありません。いわゆるグレーゾーンです。

ただ、これから法律が整備されることで、違法とされる可能性は十分にあります。
クレジットカードの現金化を行うことで、違法業者に活動資金を与えてしまうかもしれないんです。

② 日本クレジット協会が禁止している⇒カードが停止されることも!

日本クレジット教会は、全面的に現金化を禁止、その上公式ホームページ内の「『現金化』の誘いに注意という専用ページで注意を呼びかけています

もちろん各クレジットカード会社もこれに倣い、現金化は全面NGを明言。
現金化はつまり、利用規約違反となるわけですね。

そのため、バレてしまえば利用停止・強制解約などの処分を受ける可能性大。何も良いことがありません!

③ キャッシュバック率は平均80%⇒割りに合わない

会社にもよりますが、キャッシュバック率(還元率・換金率)は大体80%前後。

つまり、50万円のものを買わされても、40万円の現金しか戻ってこないというわけです。
このときすぐに40万円の現金をもらうことができますが……。

もちろん、翌月の決済額は50万円。
この差額の10万円は、まるまる業者の儲けとなり、結果的にあなたは支払額を増やしただけとなってしまいます。

まったく割に合わない取引だということがわかりますね。

<なんでカード会社にバレちゃうの?>

クレジットカードの現金化を利用するのは、来月の支払いが増えてでも、たった今お金が必要だという方。つまりお金にカナリ困っている人ということになります。
もちろん、クレジットカードのキャッシング枠も使いきり、時には支払いの延滞をしてしまう……と言うことも多いでしょう。
そんな方が、突然普段にないブランド品やギフト券なんかを購入し始めたら、怪しいのは当たり前ですよね。
クレジットカード会社は、支払い能力に疑問のある人を監視しています
「ショッピング枠を換金したな」と言うことは断定できないにしても、「この人は支払いができないかもしれない」という理由だけで、利用停止にすることは可能なんです。

【結論】消費者金融を使う方が安全では?

結局は、法律スレスレの方法を使うよりは、合法な金融機関を使うほうがベター
クレジットカードの現金化を行うよりは、消費者金融で借金をした方が安全だと、私は思います。

ただし現金化と違い、100%希望の金額を借りられるわけではないので気をつけてください。
それでも多くの場合、安定した収入がある状態なら最低でも10万円程度は借り入れ可能ですよ。

① 法律的にはまったく問題ない

古物商の許可しか持っていない現金化業者と違い、マトモな消費者金融は貸金業の許可を持っています。
(ただし許可をもらっていない悪徳業者、いわゆるヤミ金もいるので注意!)

また、金利も高くなりすぎないよう、法律で設定されています。

★消費者金融の上限金利
借り入れ額10万円以下 20%
借り入れ額10万円超過~100万円未満 18%
借り入れ額100万円以上 15%

ちなみに……。
現金化業者を使い50万円をカードで支払い、40万円を現金で受け取り・翌月一括払いで返済するとき
40万円を借り入れ額、差額の10万円を利息として計算すると、金利は304%法外な損失だということがよくわかります。

★消費者金融と現金化業者の支払額比較
翌月一括で返済するときの支払額
消費者金融
(プロミス)で40万円を借り入れ
※無利息期間ナシ
※金利17.8%
40万5852円
現金化業者で40万円を現金化 50万円

リスクを冒してまで現金化業者を使うのが、ばかばかしくなりませんか?

② 分割で支払っていける

上の表では一括返済の場合で比べてみましたが、消費者金融は分割での支払いもOK
例えばプロミスは30万円以下の借り入れなら3年間、それを超える借り入れなら5年間で返済が可能です。

とは言え現金化業者でも、クレジットカード自体のシステムを使えば分割払い可能です。ただ、その場合はさらに分割手数料が必要になるので、より支払額が大きくなるんです。

また、クレジットカードで分割払いを行うためには、お店で「○回で」と言うか、あとからインターネットなどで分割手続きが必要ですが、

消費者金融は分割払いが前提なので、面倒な手順がありません

③ 金利が高いイメージも初回金利0円期間を使えば影響ナシ

プロミスアコムアイフルなどの金融機関は、初回30日間無利息キャッシングサービスを行っています。

これを使えば、1ヵ月分の利息をカットできるんですね。無利息期間を含めて、返済額を計算してみました。

★消費者金融と現金化業者の支払額比較
半年で返済するときの支払額
消費者金融
(プロミス)で40万円を借り入れ
※無利息期間適用
※金利17.8%
41万5169円
現金化業者で40万円を現金化
※分割手数料15%
52万101円

上の表では、本来の金利から5852円の利息がカットされています。
もともと実質金利に16倍の差があるのに加えて、利息カットのサービスが受けられるんですね。

④ 1100万人も使ってるので、珍しいことではない

貸金業の許可を得ている金融機関を利用している人数は、約1100万人。(金融庁発表より)
成人の9人~10人にひとりが利用している計算となり、意外と身近な存在であることがわかります。

でも、身の回りに借金地獄に陥っている人なんて、そんなにたくさんはいませんよね。
これは、消費者金融と上手く付き合っている人がたくさんいるという証拠なんです。

⑤ 審査に通らない、という方には街金がある

それでも、クレジットカードの現金化を利用したい方の中には、すでに消費者金融を利用済みという方も多いでしょう。
大手の消費者金融の審査に通らない方でも、中小消費者金融、いわゆる街金であれば審査に通る可能性があります

もちろん金利は法定のもの。現金化を利用するより、はるかにおトクですよ。

借金を現在踏み倒し中の方は、たとえ街金であってもお金を借りることはできません
でも、クレジットカードの現金化をして一旦なんとかなったとしても、問題が先送りになっただけ。むしろ借金は膨らんでしまいますよね。
そんな状況に陥ってしまった方は、最終手段の債務整理を検討をしてみるのもありでしょう。

まとめ

クレジットカードショッピング枠現金化は、法律上ではかなりのグレーゾーン
 利用しただけで逮捕されることはないけれど、資金が違法業者に回る可能性はある
★現金化を利用することで、クレカを差し止められたり、強制退会となってしまうことも
★換金率80%のとき、実質年率は304%
★クレジットカードの現金化を利用するくらいなら、
消費者金融
を利用しよう
★借金を延滞中・踏み倒し中の方は、債務整理の検討も

クレジットカードの現金化は、金利の面から見てもリスクの面から見ても、メリットがありません
お金に困っているのならカードローンを、カードローンを利用できない状況にあるのなら債務整理の制度を検討しましょう。



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