デビットカードとクレジットカードの違い、メリットは?

この記事を書いた人
江尻正幸江尻正幸
FP事務所FE&S代表。住宅ローンやカードローンといった借入相談業務を担当。金融商品を一切販売しない中立公平のFPとして相談・執筆・講演を行う。また、大学生・若手社会人向け金融経済・消費者教育にも積極的に取り組む。

「ブランドデビット」という言葉をご存じでしょうか。

まず、「デビット」とは、カードで決済した瞬間に代金が預金口座から引き落とされるサービスです。現金を持たずに会計を済ますことができる点はクレジットカードと同じですが、支払い日と引き落とし日に間隔が生じない点が大きく異なります。

つまり、クレジットカードはあくまでも借金なので返済が発生するのに対して、デビットカードはあなたの口座のお金をダイレクトに使っているというわけです。

そして「ブランド」は、VISAなどといった国際的に使用できるブランドのことを指します。

つまり、「ブランドデビット」とは、こういった有名ブランドを利用して様々な店舗で決済できるデビットカードのことなのです。

これまで日本では「J-Debit」の普及が目指されていましたが、利用可能店舗も限られており、あまり浸透しませんでした。

そのため、過去3年間における平均単価は減少を続けています。

(図表1)J-Debitの平均単価推移

2011年 2012年 2013年
平均単価 48,490円 42,970円 39,140円

(日本デビットカード推進協議会「月別取引実績・地域別取引高」をもとに筆者作成) このような状況の中、多くの店舗で決済可能なブランドのデビットカードを推進する信販会社や銀行が増えてきています。なぜなら、その場で決済できるデビットカードならカード会社側はATMの運営コストを削減できるからです。さらに、利用者にとってもカードローンに比べて審査を通過する可能性が高いため、カードローンの審査では洩れやすい低収入の若年層や高齢者を中心に顧客拡大を狙っています。

ブラックの人でもデビットカードは作れる?(編集部補足)

クレカやカードローンにはキャッシング枠や借入限度額が設定されていますが、デビットカードの利用は借り入れではないので与信は行われません。

つまり、個人信用情報機関への問合せや登録が行われないので債務整理した人でもデビットカードの発行に支障はありません。(審査の結果、発行されないケースもあります)

多くのデビットカードは預金口座にお金が入っていれば利用可能で、借入残高を気にする必要はありません。ただし、使いすぎを自粛するために自分で利用限度額が設定できたり、セキュリティ上の利用限度額が設定されているカードは存在します。

では、デビットカードのメリットとしては、何が挙げられるでしょうか。

最大のメリットは、お金の使い過ぎを防止できる点です。 クレジットカードならば「引き落とし日までに入金しておけば問題ないし、ボーナス一括払いやリボ払いという手もあるし・・・」とついつい購買能力以上の買い物をしてしまうことがあります。

しかし、預金残高以上の買い物ができないデビットカードならば、これを防ぐことができるのです。

加えて、手持ちの現金が足りないときでも決済できるため、ATMや窓口で引出し手数料を支払う回数を減らすことにもつながります。

このように、会計時の手間を省くだけでなく、支払い可能額以上の買い物を抑制でき、支払い手数料をも減らすことができるのです。

クレジットカードやキャッシングだけでなく、これまでよりも使い勝手の良い「ブランドデビット」にも注目していきましょう。

CHECK消費者金融の審査に落ちたのはクレジットカードが原因だった?申し込み前の注意点


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