カードローン利用で住宅ローンが低金利になる理由

この記事を書いた人
江尻正幸江尻正幸
FP事務所FE&S代表。住宅ローンやカードローンといった借入相談業務を担当。金融商品を一切販売しない中立公平のFPとして相談・執筆・講演を行う。また、大学生・若手社会人向け金融経済・消費者教育にも積極的に取り組む。

カードローンが、住宅ローンにおいても存在感を高めていることをご存じでしょうか。

住宅ローンといえば、その金利の低さが過去を振り返ってみても際立っていることでニュースにもなっていますが、その低金利で融資を受けるためにはカードローン契約を求められることが多いのです。

(図1)カードローン契約により、住宅ローン金利が優遇される例

金融機関名 借入変動金利(通常→優遇) 金利差
みずほ銀行 2.475%→0.775% △1.700%
横浜銀行 2.475%→0.725% △1.750%
東京都民銀行 2.475%→0.875% △1.600

※他の条件を満たす必要がある場合もあります。 ※すべて2013 年11月末時点の情報に基づきます。 (筆者作成)

なぜ、優遇金利を利用するにあたりカードローン契約を求める金融機関が多いのでしょうか。


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理由は○○の違いにある?

まず、金融機関の実績のためであることはいうまでもありません。

住宅ローンとセットで契約させることで融資成績を伸ばし、今後急な出費が生じたときには借入れしてもらえる、つまり収益も得られるのです。

もうひとつの理由としては、銀行とカード会社が保有する情報内容の違いです。

銀行(系列会社の保証会社含む)が保有する信用情報と、カード会社が保有するそれとは内容が異なるケースがあります。

これは、それぞれが会員として所属する個人信用情報機関が別であることが理由として挙げられます。

延滞等の情報を定期的に交換するとはいえ、常に完璧に補完し合っているわけではありません。

つまり、住宅ローンと同時にカードローンを申し込ませることで、より正確な信用情報を入手できるというメリットがあるのです。

たとえば、銀行が保有する信用機関に登録された情報では問題がなくとも、カード会社が保有する情報から問題が判明するという可能性があります。

これは、住宅ローンの申し込みだけではわからなかったことです。

一方、カード会社の審査基準も通過できるならば、その申込者の信用情報には特に注意すべきことがないことがわかり、銀行側も安心して住宅ローン契約を進めることができるのです。 このような目的のために、カードローン契約が住宅ローン優遇金利を利用するために必要な条件として挙げられるのです。

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もしも、不安があるならば・・・

では、自身の信用情報に不安がある場合はどうすればよいのでしょうか。

まず、信用情報機関で自身の登録されている内容を確認しましょう。その際、登録されている利用履歴や事故情報が本当にすべて自身のものである、同姓同名の他人のものが間違って登録されていないかもあわせてチェックします。

また、カードローン契約が優遇される金利適用条件に入っていない金融機関の住宅ローン利用を検討することもひとつの方法です。給与振込口座にその銀行を指定することなどで、金利優遇を受けることができる場合もあります。

もちろん、家計を振り返り、今このタイミングで住宅を購入すべきかどうか、住宅ローンをくんで返済していけるかどうかをあらためて考えることも忘れてはいけません。

住宅ローンやキャッシングの審査申込をする前には、借入額・返済期間・手数料などをしっかりシミュレーションしておくことが大切です。

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