ローン種類&方式別!すぐに分かる金利計算:利息の節約方法やエクセルデータも

ローン種類&方式別!すぐに分かる金利計算:利息の節約方法やエクセルデータも

「ローンへ申し込む前に、毎月の負担や支払い回数を確認しておきたい……」

そんなあなたのために、各銀行や金融機関は便利な返済シミュレーターを多数提供しています。
単に返済回数や支払い総額をチェックしたい、という場合であれば、これらを活用することで目的は簡単に達成できるでしょう。
一方で、「この利息はどうやって決まっているのか」「元利、元金とは何なのか」といった疑問点をお持ちの場合には、金利やローンに関する基礎知識をチェックする必要がありそうです。

今回はカードローンから住宅ローンまで、あらゆるローンごとの返済の仕組みや利息・支払い回数の計算方法などを詳しくまとめました。
読み終えていただければ、出来る限り支払い総額を抑えながら、無理のない返済計画を立てる方法が分かりますよ。

★このページでは「単利ローン(一般ローン)の金利計算方法」を紹介しています。
定期預金の金利計算にも応用はできますが、複利方式には対応していません。複利専用のシミュレーターなどをご利用ください。

CHECKke!san「積立計算(複利毎課税)」

とにかく合計支払額や毎月の返済額を知りたいのなら、返済シミュレーターを使うのがベスト

とにかく合計支払額や毎月の返済額を知りたいのなら、返済シミュレーターを使うのがベスト

「とにかく毎月の返済額や合計支払額を知りたい」という場合には、各銀行や金融機関が公開している返済シミュレーターを利用するのが良いでしょう。
支払い方式によって計算方法が異なりますので、ご検討中のローンに合ったサイトをご活用ください。

CHECK分割払い型のローンを検討中ならこちら(住宅ローン、自動車ローン他)
CHECKリボ払い型のローンを検討中ならこちら(カードローン、クレジットカードのキャッシング枠)

①分割払いの場合

借り入れ金額の大小にかかわらず、分割払い型のローンを利用される場合には以下のツールを利用されると良いでしょう。

CHECKke!san「ローン返済(毎月払い)」

元利・元金といった二つの返済方式を簡単に切り替えられることに加え、住宅ローンの「当初10年間金利引下げ」といった複雑な計算にも対応。
精度も高いため、返済計画を立てるにはピッタリです。

(フラット35等)で借りる場合のシミュレーション

▲2000万円を完全固定金利(フラット35等)で借りる場合のシミュレーション入力例(一部)
この場合、毎月の返済金額は約6万円となるようですね。

★ただしボーナス払いには対応していないため、こちらを利用したい場合には三井住友銀行住宅ローンJAマイカーローン(元利方式のみ)の公式HPをチェックしてみてください。

★「元利均等、元金均等って何?」という場合には、以下の項目をご覧ください。

CHECK「元利」「元金」といった返済方式は必ず確認しておこう

②リボ払いの場合

あなたがカードローン、またはクレジットカードのキャッシング枠といったリボ払い型のローンをご検討中なら、三菱UFJ銀行が設置する返済シミュレーションを利用するのが良いでしょう。

標準的な銀行カードローン利用時の入力例

▲標準的な銀行カードローン利用時の入力例

ただしこちらはご覧のとおり「返済開始月」を記入する箇所がなく、実際の支払いと比べ必ず誤差が発生します。あくまでも参考程度にご活用ください。

CHECK三菱UFJ銀行公式HP「バンクイック返済シミュレーション」

また、返済方式の切り替えはできないため「元利」方式以外の計算には対応していません
「元金」方式を利用される場合(主にクレジットカードのキャッシング枠を利用される場合)には、楽天カードのシミュレーターなどを利用することになるでしょう。ただしこちらは金利(借入利率)が18%に固定されています。

CHECK楽天カード公式HP「返済シミュレーション」

★「元利、元金って何?」という場合には、以下の項目をご覧ください。
ちなみにほとんどのカードローンは「元利」方式(バンクイックと同じ)となっています。

CHECK「元利」「元金」といった返済方式は必ず確認しておこう

★毎月の詳しい支払い模様(月いくらの利息が徴収されるかなど)をお知りになりたい場合には、以下のシミュレーションをご利用ください。(PC環境推奨)

CHECK3.エクセルやスプレッドシートを使った正確なリボ払い(定額払い)シミュレーション

<適用される金利がまだ分からないのなら、最も高い数字で計算しておくのが無難>

「審査を受けるまで、どのくらいの金利が適用されるか分からない」というローンは少なくありません。
ご検討中のローンに金利の開きがある場合には、最も高い数字(上限金利)で計算を行っておくのが無難でしょう。
たとえば金利「3.0%~18.0%」のカードローンであれば、金利は18%として計算するのが良いというわけですね。
 
これは単純に金利が高いほど利息(手数料)は増えやすく、その分支払い総額や支払い回数がかさみやすいから。(詳しい計算方法については後述)
考えられる最悪の条件で支払い計画を立てておけば、どのような審査結果が出ても対応しやすいことでしょう。

金利と利息(手数料)、返済方式(元利・元金)に関する基礎知識

金利と利息(手数料)、返済方式(元利・元金)に関する基礎知識

ここからは「どうやって利息が計算されるのか知りたい」「返済シミュレーターの<元金><元利>のどちらを選べばいいか分からない」というあなたのために、ローンの金利・利息に関する基礎知識を紹介してきます。

①金利は原則「年利」で、借入額と金利・借入期間に応じ利息が決まる

基本的に、ローン関連で言う金利とは利息(手数料・サービス料)を決定づける数字のこと。(ただし信販会社などでは利息と同義で使われていることもあり、まぎらわしいです)
この金利に関しては「低いほど良い」とだけ考えていただければ良いでしょう。金利が低いほど、利息も安くなります。

特に記載のない限り、ローンにおける金利とは「年利」、つまり「1年間お金を借りっぱなしだった場合、借入残高に対し何%の利息が発生するか」を示す数字となりますが……。
1年の間1度も返済を行わないなんてことはありませんよね。
そして実際の金利は「年利」をもとに「日割り」で計算されるため、以下のような面倒な式が必要となります。

借入残高×金利(小数)÷年間日数×借入日数

とは言えこれではピンと来づらいですよね。
そこで、月当たりのおよその利息を知るためには「年利を12で割り、月利を出す」ことをおすすめしたいと思います。

例えば年利18%なら、12で割って月利は1.5%。
つまり1ヶ月につき、借入残高の1.5%の利息が発生すると言えるわけです。これなら年利に比べ、分かりやすいのではないでしょうか。

この考えをもとに、「15万円を月利1.5%(金利18%)で借り、借入残高を5万円ずつ減らす場合の支払い例」を見てみましょう。

①金利は原則「年利」で、借入額と金利・借入期間に応じ利息が決まる

「月あたり、決まった割合の利息が発生する」イメージが付けば、「借入残高が減るほどに利息も減る」こともお分かりいただけるかと思います。

実際のところ1ヶ月はきれいに1年の12分の1というわけではないため、この方法だと利息に誤差が発生するものの……。おおよその利息を把握するためならこれで十分。
以下で解説する「元利」「元金」といった返済方式を正しく理解するためにも、「1ヶ月あたりこれくらいの利息が発生するだろう」という予測は付けておきたいところです。

★年利ごとのおおまかな月利と1ヶ月あたりの利息(かっこ内はローン商品の例)

月利換算 10万円/1ヶ月あたりの利息
年利0.6%
住宅ローン変動金利
月利0.05% 50円
年利4.0%
自動車ローンなど)
月利約0.33% 約333円
年利15.0%
(ショッピングリボ)
月利1.25% 1,250円
年利18.0%
アコムキャッシング枠
月利1.5% 1,500円

②「元利」「元金」といった返済方式は必ず確認しておこう

さて、ある程度利息に関するイメージが付いたら「元利方式」「元金方式」といった「返済方式」について見ていきましょう。
まずは、あなたがご検討中のローンの公式HPの「商品概要」「商品詳細」または「返済について」といったページをご覧ください。
きっと「元利均等方式」「元金均等リボルビング方式」といった「返済方式」が、どこかに記載されていることでしょう。

★カードローン商品の場合は返済方式が明記されていないことも多いですが、現在確認したところ「三井住友カードゴールドローン」(元金方式)を除きすべて「元利」方式、もしくはそれに近いものとなっています。
詳しくは「カードローンの金利・利息と返済の仕組み」のページをご覧ください。

小口~中口ローンの場合、返済方式は固定されており選択できないことがほとんどです。返済方式が分かったら、その情報をもとに返済シミュレーションを利用できることでしょう。

三井住友銀行マイカーローン公式HPより

▲三井住友銀行マイカーローン公式HPより

一方で住宅ローン商品の場合には、「元利均等方式」「元金均等返済方式」を選択できることが多いですね。

三井住友銀行住宅ローン公式HPより

▲三井住友銀行住宅ローン公式HPより

ここで、主に使われる4つの返済方式の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

★4つの支払い方式

均等方式(分割払い) リボルビング方式(リボ払い)
元利 最初に「支払い回数」を決める
毎月の支払い金額が一定
最初に「毎月の支払額」を決める
毎月の支払金額が一定
元金 最初に「支払い回数」を決める
毎月の「元金返済額」が一定
最初に「毎月の支払額」を決める
毎月の「元金返済額」が一定

「元利」方式の場合、毎月の支払額は一定ですが、支払額の中から自動的に利息が徴収されます。
これに対して「元金」方式の場合は毎月「一定の金額に、利息が上乗せされた金額」を支払うことになりますね。

「毎月の支払額」が一定なのが「元利」方式、「毎月、決まった金額だけ借入残高が減る」のが「元金」方式……とは言うものの、実際のところイメージは沸きにくいかと思います。
2つの返済方式でお悩みだという場合には、実際に2つの方式で返済シミュレーションをまわしてみるのが早いでしょう。

CHECKke!san「ローン返済(毎月払い)」

元利均等返済方式▲元利均等返済方式(毎月の返済額が均等)
元金均等返済方式▲元金均等返済方式(毎月の元金返済額が均等)



ちなみに支払い総額を抑えやすいのは「元金」方式ですが、その分毎月の支払額が不安定かつ高額になりやすいため、返済計画は立てにくくなります。
返済方式を選べるローンの場合、「毎月の支払額を一定にしたいなら<元利>」「支払い総額を抑えたいなら<元金>」を選ぶのが基本になることでしょう。

★リボルビング方式の仕組みや注意点について、詳しくは「リボ払いの金利と返済の仕組み」ページをご覧ください。

★申し込み先のローンがある程度決まっているのなら、金融機関に個別に相談することで利息や各回返済額を試算してもらえます。
とくに住宅ローンなど大きな借り入れを検討中の場合には、各金融機関の窓口も積極的に利用してみてください。

エクセルやスプレッドシートを使った正確なリボ払いシミュレーション

エクセルやスプレッドシートを使った正確なリボ払いシミュレーション

分割払い(均等方式)では各金融機関公式HPやke!sanで高機能な返済シミュレーターが設置されているのに対し、リボ払いの返済シミュレーターは月々の返済模様が分かりにくいものが目立ちます。
そこで今回は、このHPでも多用しているリボルビング払い(リボ払い/ミニマムペイメント)の支払いシミュレーターを公開させていただきました。簡単な計算であれば、エクセルの知識は必要ありません

★PCでのご利用をおすすめします。
スマートフォンをご利用の場合には、三菱UFJ銀行などが提供する簡易計算ツールをご利用ください。
CHECK三菱UFJ銀行公式HP「バンクイック返済シミュレーション」

検討中のローンの返済方式に合ったものをご選択ください。
「ファイル→形式を指定してダウンロード」で.xlsx形式などへの保存も可能です。
googleスプレッドシート上で利用される場合には、内容をコピーしてご使用ください。(googleアカウントが必要です)

CHECK「元利」定額リボルビング方式返済シミュレーション
CHECK「元金」定額リボルビング方式返済シミュレーション

使い方は簡単で、「適用金利」「返済額」「当初の借入額」を入力すれば自動的に返済シミュレーションを見ることができます。

返済シミュレーション1

今回は「金利(年利)14.5%」「返済額1万円」「借入額30万円」の場合を計算してみました。

詳しくはファイル内に記載していますが……。
支払い総額を出すためには、「返済結果」項目がマイナス(赤字)になったポイントで、ページ右手の水色の項目をコピー&ペーストしてみてください。

返済シミュレーション2

返済シミュレーション3

水色の項目を貼り付けた後の様子。
この場合、合計返済額は「356,221円」となります。(元金方式)

こちらのデータは「2018年4月1日にお金を借り、毎月末に返済する」場合を想定していますが、エクセルの知識があるのならこのあたりを調整していただくことでより正確なシミュレートが可能です。
とは言え、「何月何日から借りるか」でそこまで大きな利息差は出ませんので、さほど気にしなくても良いでしょう。

「元利」リボルビング方式の支払い例

▲こちらは「元利」リボルビング方式の支払い例。毎月一定の返済額の中から利息が徴収されていることが分かるかと思います。

まとめ

まとめ

★毎月の支払額や利息額、支払回数を確かめたいなら、検討中のローンの返済方式を確認した上で各金融機関などが提供しているシミュレーターを利用してみよう!
★利息のイメージをつかみたいのなら、年利を12で割って「月利」を出してみるのがおすすめ
「元利」方式は返済計画を立てやすいものの借入金額がどのくらい減っているのか分かりにくい「元金」方式は毎月確実に借入を減らせるものの月々の返済額が不安定とどちらも一長一短。
返済方式を選べる場合には、それぞれのメリット・デメリットをよく把握しておこう

返済方式を問わず、どのローンも自分一人ですべて計算しようとしたらとても大変。
とは言え各金融機関などが提供しているローンシミュレーションなどを使えば、月々の返済額や利息額を簡単に知ることができますよ。

CHECKカードローンの金利・利息と返済の仕組み
CHECKリボ払いと分割払いの違いについて



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