きのくに信用金庫、4つのカードローンはどう選ぶ?問合せに基づく契約の流れも

    きのくに信用金庫、4つのカードローンはどう選ぶ?問合せに基づく契約の流れも

    「いつもの<きのくに信用金庫>で今後発生するかもしれない出費の準備をしておきたい。
    HPを見たところ、似たようなローンがいくつかあるようだけれど……?」

    和歌山県を中心に展開する「きのくに信用金庫」。合併を重ねてきた経緯により、他県の信金より広い範囲をカバーする大手信金でもあります。

    そんな同金庫は現在4種類のカードローン商品を展開中。
    とは言え多くの利用者にとって申込先候補となるのはこのうち2つだけ、しかも「使い勝手重視」「金利重視」というポイントのみで選択できるから、申込先に迷ってしまうことはほぼ無いでしょう。

    今回はそんな「きのくに信用金庫」が取り扱う各カードローン商品の各メリット・注意点や、実際の問い合わせに基づく契約の流れ等を詳しくまとめました。
    読み終えていただければ、いつもの信金であなたに合った借入方法をご利用いただけるかと思います。

    <そもそもカードローンって?>

    カードローンとは、「審査の結果、与えられた<限度額>の範囲内で何度でも借り入れのできるローン」を言います。
    (限度額は借入限度額、厳密にはちょっと意味が違いますが極度額、契約額と呼ばれることも)
    そのため、このローンは「一度にまとまったお金を借りる」ためではなく、「臨時出費のせいで必要になったお金をちょっとだけ借りる」といった使い方がおすすめ。基本的には「生活の足しに」使うための、ちょっとしたサポートサービスだと考えていただけると良いでしょう。
    また、最も小型のローン商品とだけあって、担保や保証人、年会費や入会金は必要ありません

    「きのくに信用金庫」4つのカードローンはどう違う?

    「きのくに信用金庫」4つのカードローンはどう違う?<

    まずは「きのくに信用金庫」がどういったカードローン商品を取り扱っているのか、簡単に見てみましょう。

    ★「きのくに信用金庫」取り扱いカードローン
    金利限度額備考
    しんきんカードローン13.5%10万円
    ~100万円
    預金一体型
    一番使い勝手が良い
    来店せず契約可
    専業主婦OK
    プラチナカードローン7.8%
    (通常)
    6.8%
    (住宅ローン利用者)
    50万円
    ~200万円
    低金利
    150万円以上の年収+1年以上の勤続年数または住宅ローン契約があること
    きゃっする3.5%
    ~14.5%
    50万円
    ~900万円
    来店せず契約可
    310万円以上の契約でプラチナよりおトク
    ふれあいネットカードローン7.5%
    ~14.0%
    30万円
    ~200万円
    特に選択メリットはない
    ※すべてのローン商品において、きのくに信用金庫の口座開設必須
    ※申込み~借入までの必要日数はいずれも1週間~10日程度

    まず「ふれあいネットカードローン」は便利さ・契約の手間の掛からなさで「しんきんカードローン」に、金利面で「プラチナカードローン」「きゃっする」に劣るため、ほぼ候補に入りません
    (信金や地銀のカードローンだとこういうことはよくあります。
    他のローンとの主な違いは保証会社ですが、利用者にとっては保証会社がどこであろうとほぼ関係ありません)

    というわけで、残ったカードローンは3つですが……。
    「きゃっする」が「プラチナカードローン」よりおトクになるのは310万円以上(住宅ローン契約を想定するなら410万円以上)の契約を結んだ場合のみ。この契約を結ぶためには最低でも600万円ほどの年収+信金からの信用が必要と見込まれます。
    そのため、審査に強い自信がない限りはこのローンも選択肢から外れることでしょう。

    以上の理由から、「きのくに信用金庫」での借入先は

    • 使い勝手(詳細後述)重視なら「しんきんカードローン」
    • 低金利重視なら「プラチナカードローン」

    を選ぶのが基本となります。

    ここからは各カードローン商品について、申し越し詳しく解説していきましょう。

    ①必要に応じた生活資金のやりくりなら、使い勝手ベストな「しんきんカードローン」が有力

    4つのカードローンの中で、ダントツの使い勝手を誇るのが「しんきんカードローン」

    この「使い勝手」とは何ぞや、という話ですが……。
    一般的に、カードローンとは「新しいカードを発行し、その中に設けられている利用枠の範囲内で借入・返済を行う」契約を指します。きのくに信用金庫における、「しんきんカードローン」以外のカードローンもこれと同様ですね。

    その一方で、この「しんきんカードローン」は預金一体型だとか、口座一体型だとか言われるやや変わったローン商品。
    これは「新しく発行するカード内」ではなく「あなたの預金口座」に借入機能を付けるもの。簡単に言うと「あなたの口座にマイナスの残高を作れるようになる」契約を言います。
    (30万円の限度額で契約を結んだなら、預金残高がマイナス30万円に至るまで自由に利用可)

    この場合、預金と借入枠が独立していないから

    • 任意の銀行振込
    • クレジットカードの支払いなどの自動引き落とし

    といった状況まで、「マイナス残高」にてすぐに対応可能。借入が必要になるたびATMに出向く必要がある通常のカードローンに比べると、明らかに使い勝手が良いです。
    こういった特性上、「しんきんカードローン」は「預金口座のオプション機能」と言った方が分かりやすいかもしれませんね。

    しかもこの商品、毎月の給与などが入れば「マイナス残高」は自動的に清算される(=勝手に借入が減る)から、見たままの金利より利息(手数料)を抑えやすく、おトクになりやすいです。
    (通常カードローンで借入を減らすためには、ATMを使った追加返済を行うか毎月の引き落としを待つしかない)

    というわけであなたが「今後必要になるかもしれない、生活に必要なお金の準備」を希望されるのなら、申込先には「しんきんカードローン」を選んで差し支えないでしょう。

    ★きのくに信用金庫「しんきんカードローン」
    金利13.5%限度額10万円~100万円
    審査日数1~2営業日申込~借入までの日数1週間~10日
    申込条件
    (公式HPより)
    • 満20歳以上満65歳未満の方
      ※ご融資金額50万円を超える場合は、安定した収入のある方
    • 当金庫の営業地区内に居住または勤務されている方
    • 一般社団法人しんきん保証基金の保証を受けられる方
    • 来店不要型(郵送契約、Web完結)では、上記に加え申込時に当庫でキャッシュカード発行済みの普通預金口座をお持ちの方であることが条件となります。
    その他来店不要の「Web完結」契約には運転免許証またはパスポートが必要
    (郵送または来店契約であれば健康保険証などもOK)

    50万円以下の契約であれば、安定した収入も求められません。
    パート・アルバイト、専業主婦であっても問題なく利用できることでしょう。

    ★ローンの性質上、便利に・無駄なく使っていくためには「普段からきのくに信用金庫の口座を、日常の生活内で使っている」ことが前提条件となります。
    他にメインバンクをお持ちであれば、そちらのカードローン商品もしくは口座開設不要で利用できる他社ローン商品をお選びください。

    ②金利の低さを重視するなら「プラチナカードローン」も要チェック

    「きのくに信用金庫」4つのカードローンの中で、一番「確実に、低金利で借りられる」のが「プラチナカードローン」
    ネーミングとその低金利からはさぞ高難易度なローンなのだろうとも思われますが、意外とそこまで厳しい条件は設けられていません。

    ★きのくに信用金庫「プラチナカードローン」
    金利7.8%
    (一般)
    6.8%
    (きのくに信金の住宅ローン契約者)
    限度額50万円~200万円
    審査日数1~2営業日申込~借入までの日数1週間~10日
    申込条件
    (公式HPより)
    • 満20歳以上、60歳未満の方
    • 安定した継続した収入があり前年度税込年収が原則150万円以上の方
    • 当金庫の営業地区内に居住または勤務されている方
    • 株式会社セディナの保証を受けられる方

    上記を満たす方で下記のどちらかを満たす方
    (1)原則、1年以上勤務の方で当金庫所定の審査基準を満たす方
    (2)住宅ローン取引が1年以上ある方
    なお1年未満の方及び新規取引の方についても、50万円、100万円コースは融資対象者となります。

    7.8%という金利は、一般的な銀行・信金カードローンの上限金利「14.5%」前後に比べると相当に低い(=おトク)です。
    これに対し「150万円の年収+勤続年数1年以上」という申込条件はかなり甘く、まさに融資エリアの限られた信金ならではの優秀カードローンと言えるでしょう。
    (ただ、最低限度額が50万円と高めな点を見るにパート・アルバイトでの審査通過は難しそうに思えます)

    さてこの「プラチナカードローン」、公式HPによると新しいローンカードは発行されないとのことですが、「しんきんカードローン」と異なり預金と借入枠は独立しています。
    (=きのくに信用金庫のキャッシュカードが、ローンカードとキャッシュカードの2つの機能を持つことになる)

    ですから「しんきんカードローン」とは違い、預金にお金が入っても自動的に借入が減ることはありませんし、借入の際にはその都度ATMに出向く必要があります。
    借入の方はまだしも、低金利を活かして「しんきんカードローン」よりおトクに利用するためにはATMを使った積極的な追加返済が重要となるでしょう。

    <追加借入の予定がないなら「フリーローン」「多目的ローン」を選ぼう>

    低金利が魅力な「プラチナカードローン」。
    ですがあなたが「カードローン」にこだわらないのなら、「フリーローン」「多目的ローン」と呼ばれるローン商品の利用により、さらにおトクに借りられる可能性が高いです。

    「フリーローン」「多目的ローン」とは、カードローンと同じく原則使い道自由でありながら、「一度借りたら返済だけを分割で行う」ローン商品のこと。呼び分けの方法は金融機関によって異なりますが、

  • お金の使い道を証明する書類(パンフレット、見積書など)が必要なのが「多目的ローン」
  • 特に使い道の証明が必要ないのが「フリーローン」
  • とされていることが多いですね(きのくに信用金庫もこの基準による)。

    というわけであなたが「まとまったお金を1度借りたい」とお考えなら、こちらの種類のローンへの申し込みを検討してみてください。
    ちなみにこれらのローンは金融機関側の契約リスクがカードローンより低いことから、カードローンより大きな契約を成功させやすい傾向にあります。

    ★「きのくに信用金庫」取り扱いフリーローン・多目的ローン
    金利融資額
    ジャストマッチプラス50 多目的ローン2.35%~5.0%10万円~500万円
    ステップ多目的ローン3.5%~6.05%10万円~1000万円
    エンジョイローン4.1%10万円~300万円
    セディナフリーローン3.8%~6.5%10万円~500万円
    モアフリー3.5%~13.5%10万円~1000万円
    ベストフリー8.8%~14.4%10万円~500万円
    パーフェクトフリー5.8%~14.5%10万円~500万円
    パーフェクトフリーBIZ
    ※個人事業者向け
    5.8%~14.5%10万円~500万円
    多目的ローン(資金使途確認書類が必要)
    フリーローン(資金使途確認書類は不要)

    特筆すべきは多目的ローン「エンジョイローン」4.1%という好条件、そしてフリーローンではなかなか見かけることのない「セディナフリーローン」の低金利(上限6.5%)でしょうか。
    多目的ローン・フリーローンへの申込先を検討されるのなら、まずはこれらの商品をチェックしてみると良いでしょう。

    ③審査に強い自信があるなら「きゃっする」も候補に

    もしもあなたが審査に強い自信をお持ちであるのなら、極度額(契約額、多くの場合は借入限度額に同じ)に応じて金利引き下げを受けられる「きゃっする」も選択肢に入ります。

    ★きのくに信用金庫「カードローンきゃっする」
    金利3.5%~14.5%限度額50万円~900万円
    審査日数1~2営業日申込~借入までの日数1週間~10日
    申込条件
    (公式HPより)
  • 契約時の年齢が満20歳以上65歳以下で、安定した収入のある方。(主婦・パート・アルバイトの方もOK!)
  • 当金庫営業地区内に居住または勤務する個人および自営業の方。(パート・アルバイトの方は住居が当金庫営業地区内にあること)
  • 信金ギャランティ株式会社の保証を受けられる方
  • その他来店不要の「Web完結」契約には運転免許証またはパスポートが必要
    (来店契約であれば健康保険証などもOK)

     

    ★「きゃっする」極度額(契約額)ごとの適用金利
    極度額適用金利
    100万円以下14.5%
    110万円~200万円12.0%
    210万円~300万円9.5%
    310万円~400万円7.5%
    410万円~500万円5.8%
    510万円~700万円4.8%
    710万円~900万円3.5%

    パート・アルバイトもOK!とは書いてありますが、こういった方が100万円を超える枠をもらうことはほぼ不可能です。よってこの場合は「しんきんカードローン」を選んだ方が金利・使い勝手ともにベターでしょう。

    また大きな枠が適用された場合の金利を見ても、「プラチナカードローン」(金利7.8%または6.8%)の存在が気になるところ。
    よって「きゃっする」を選択すべきは、「プラチナカードローン」を下回る金利の適用される、310万円以上(住宅ローン利用を想定するなら410万円以上)の極度額が適用される自信のある場合に限られますが……。

    他のいくつかの信金カードローン(飯能信金岐阜信金他多数)の例を見るに、大口契約を結ぶ場合の必要年収最低ラインは「契約額×2」が目安となります。よって310万円の契約を結ぶためには、最低620万円の収入が必要と推測できるわけですね。
    (もちろん「きゃっする」が独自の基準を設けている可能性が無いわけではありませんが)

    ただ、収入が十分であっても、信金側からの信用が足りなければ「310万円をいつでも借りて良い」という契約が結べるはずありません。
    このためには(圧倒的な高収入を得ている場合などを除き)住宅ローン契約などの太いツテが求められることでしょう。

    というわけで、きのくに信金から大きなお金を借りられる、という強い自信がない限り「きゃっする」への申し込みはおすすめしかねます。
    基本的には無難な貸し付け条件を備えた「しんきんカードローン」または「プラチナカードローン」をお選びください。

    ★審査を受けてみて、提示された金利を元に契約するかどうか決める、といった対応も一応は可能です。

    きのくに信用金庫に聞いた!カードローン契約の流れ

    きのくに信用金庫に聞いた!カードローン契約の流れ

    ここからは「きのくに信用金庫」と実際にカードローン契約を結ぶ流れについて解説していきましょう。
    公式HPに載っていなかった「借入までの必要日数」について、実際に問い合わせてみた結果をご覧ください。

    【管理人】山本
    各カードローンは申込みから借入まで、どれくらいの時間が掛かりますか?

    オペレーターの回答
    どの商品も特に変わらず、1週間~10日くらい見ていただくことになります。

    【管理人】山本
    「しんきんカードローン」以外のカードローンだと、カードが届くまで1週間~10日ということで宜しいですか?

    オペレーターの回答
    そうですね。

    借入までの必要日数は、他の信金に比べても短めです。
    それでは各カードローンの契約の流れについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

    ★借入まで1週間も待てない、という場合には大手消費者金融会社大手銀行カードローンなどの利用をご検討ください。

    ①おおまかな契約の流れ

    申込先のカードローン、あるいは選択した契約方法により、契約の流れは若干異なります。
    ご希望の契約方法をお選びください。

    CHECK「しんきんカードローン」「きゃっする」来店不要の「Web完結契約」の流れ
    「Web完結」には運転免許証またはパスポートが必要です
    ※運転免許証またはパスポートに記載の住所と現住所が異なる場合、「Web完結」は利用できません。
    CHECK基本的な来店契約の流れ(全カードローン対応)

    (1)「しんきんカードローン」「きゃっする」Web完結契約の流れ

    「しんきんカードローン」「きゃっする」は来店不要の「Web完結」契約に対応しています。

    ★「Web完結」利用にはきのくに信金の口座が必要ですが、そもそも口座が無い状況でこの2つのローンへ申し込む意味はありません。
    例外は「これから口座を作り、今後も継続してきのくに信金口座と<しんきんカードローン>を利用していく」という場面のみ。この場合は後述の来店契約を選択することになるでしょう。

    きのくに信用金庫カードローン「Web完結」の流れ

    インターネットから申し込み
    メールで仮審査結果連絡
    案内に従って必要書類の提出
    銀行側の承認が下り次第、その旨を伝えるメールが届く
    あなたのきのくに信金口座にマイナス残高を作れるように
    (しんきんカードローンのみ)
    ローンカードの郵送
    (きゃっするのみ)

    インターネット上での契約手続きに対応している信金はまだ珍しいです。
    運よくこの便利なサービスを使えそうならば、ぜひ活用してみてくださいね。

    (2)基本的な来店契約の流れ

    こちらは全カードローンで利用できる「来店契約」の流れとなります。

    きのくに信用金庫カードローン来店契約の流れ

    インターネットまたは店頭窓口で申し込み
    電話で仮審査結果連絡
    必要書類を持ってお近くの
    きのくに信金窓口へ
    契約手続き
    ※「しんきんカードローン」は郵送契約も可
    承認が下り次第、預金にマイナス残高を作れるように
    (しんきんカードローンのみ)
    ローンカードの郵送
    (その他のカードローン)

    特に珍しい過程はありませんが、「プラチナカードローン」はインターネット申込に対応していないためお気を付けください。
    (=申し込みと契約の二度、店舗に出向く必要がある)

    その他「しんきんカードローン」は郵送契約に対応しているとのこと(申し込みの段階で選択できます)。
    ただし郵送物のやり取りが必要となる都合上、来店契約よりも契約完了までに時間が掛かる点には注意が必要です。

    ★「きのくに信用金庫」に土日営業店舗は存在しないため、契約(プラチナの場合は申込も)のためには何とかして営業時間(平日9時~15時)の間に時間を作る必要があります。

    例外的に、平日に事前予約を入れれば日曜日の「相談」(契約は不可)が可能となるようですが……。
    カードローンに関する質問くらいであれば、お取引店への電話で大方解決できるかと思います。
    ほとんどの場合、これを利用すべきは住宅ローンを検討される場合等に限られるでしょう。

    CHECKきのくに信用金庫公式HP「きのくに相談センター(PDF)」

    ②「きのくに信用金庫」と契約を結ぶために必要な書類

    「きのくに信用金庫」でのカードローン契約に必要な書類は以下の通り。

    ★きのくに信用金庫カードローンの必要書類
    本人確認書類
    (全利用者必須)
    • 運転免許証
    • パスポート
    • 健康保険証 他

    Web完結契約時に認められるのは「運転免許証」または「パスポート」のみ

    収入証明書類
    (原則極度額500万円超の場合のみ)
    源泉徴収票など
    ※その他、来店契約時にはお届け印や通帳が必要です。

    詳しい書類は審査結果連絡時に知らされるかと思いますが、ほとんどの場合は本人確認書類一点で事足りることでしょう。
    各銀行が収入証明書類に関する規定を厳格化している中、500万円までの申し込みならこれを問わない「きのくに信金」は今になっては貴重です。

    ちなみに各書類は

    • 「Web完結」ならスマートフォン等で撮影した写真を案内に従いアップロード
    • 「来店契約」なら原本を信金窓口に持ち込み
    • 「郵送契約」ならコピーを同封し送付

    という形で提示することになります。

    ★現行の犯罪収益防止法の内容を考えると、来店契約時、写真の付いていない本人確認書類(保険証など)を提示する場合には、現住所等を示す追加書類が必要になる可能性が高いです。
    詳しいことは審査結果連絡時に通達されますが、顔写真付きの本人確認書類をお持ちでないのなら、あらかじめ「公共料金の領収書」「年金手帳」などを用意しておけると良いですね。

    ③在籍確認は行っていないとのこと

    カードローンの審査を受ける上で、どうしても気になるのが「在籍確認」。これは一般に、虚偽申告やなりすましを防ぐために金融機関や保証会社(審査の一部を代行する会社)が申込者の勤務先に電話を入れる審査過程を言うのですが……。

    実際に「きのくに信用金庫」に問い合わせを行ったところ、頂けた回答は以下の通り。

    【管理人】山本
    審査の際、勤務先に電話が掛かってくることはありますか?

    オペレーターの回答
    特にそういったことは行っておりません。

    というわけで、勤務先への連絡については気にしなくて良いでしょう。

    「きのくに信用金庫」各カードローンの借入方法

    「きのくに信用金庫」各カードローンの借入方法

    ここからは契約完了後の、各カードローンの借入方法についてお話ししていきます。

    CHECK「しんきんカードローン」(預金一体型)の借入方法
    CHECKその他のカードローン(預金と借入枠が独立)の借入方法

    ①「しんきんカードローン」は預金とまったく同じように使える

    先述の通り、「しんきんカードローン」はあなたの「きのくに信金」預金口座に、「マイナスの残高」を作れるようになる契約を指します。

    この「マイナスの残高」、特に使い道が制限されることはありません
    任意のATM出金はもちろん、銀行振込、何らかの自動引き落とし、さらには「しんきんカードローン」自身の引き落としに至るまで、限度額の範囲内で(30万円の契約なら残高がマイナス30万円に至るまで)自由に利用可能。

    例:3万円が入金されている「きのくに信用金庫」口座へ10万円の引き落としが行われた場合、残高は「-7万円」になる

    そういうわけで、このカードローンの場合、これと言った「借入方法」は存在しません。
    いつも通り口座を使っていく過程で、必要とあらば自動的に口座が対応してくれる形となります。

    ★ただしマイナスの残高に対しては、毎日利息(手数料)が発生します。
    できる限り口座の残高は0円以上にキープできるよう努めましょう。

    ★出金に利用できるATMとその利用手数料は、以下の項目で紹介するものと共通です。

    ②その他のカードローンの出金は各ATMで

    「プラチナカードローン」他、預金と借入枠の独立したカードローンでは、借入枠の範囲内で任意にお金を引き出すこととなります。
    この際に利用できるATMは以下の通り。……とは言っても、通常の「きのくに信用金庫」キャッシュカードの利用できるATMと変わりありません。
    (実際、新規ローンカードの発行されない「プラチナカードローン」ではキャッシュカードの借入枠を使ってお金を引き出すこととなります)

    ★「きのくに信用金庫」キャッシュカード・ローンカード(きゃっする)を利用できるATM

    • きのくに信用金庫ATM(手数料完全無料)
    • セブン銀行ATM
    • ローソン銀行ATM
    • E-netATM(ファミリーマート等)
    • 全国の信用金庫ATM

    とりあえず公式HP上で確認できたものだけ掲載しましたが、おそらく他にも存在するかと思います。

    「何曜日の何時に使っても自社ATM無料」というのは素直に喜べるポイントですね。
    基本的には「きのくに信用金庫」のATMを使い出金したいところです。

    ★各コンビニATMの利用手数料(画像はきのくに信用金庫公式HPより)

    各コンビニATMの利用手数料(画像はきのくに信用金庫公式HPより)

    「きのくに信用金庫」の返済方法とその金額

    「きのくに信用金庫」の返済方法とその金額

    最後に、「きのくに信用金庫」から借りたお金を返済していく方法とその注意点について解説していきます。

    ①「しんきんカードローン」の引き落としは

    「しんきんカードローン」の返済に関する詳細は、公式HP上で公開されていません。
    そこで実際に「きのくに信用金庫」某店へ問い合わせたところ、以下の回答を頂くことができました。

    【管理人】山本
    「しんきんカードローン」の利息の支払いはどのように行うのでしょうか?

    オペレーターの回答
    年に2回、2月と6月にお引き落としをさせて頂きます。

    【管理人】山本
    その際、利用明細などは届きますか?

    オペレーターの回答
    お引き落としの際にはご自宅にお送りさせて頂いております。

    というわけで、2月には前年6月~2月までの8ヶ月分、6月には当年2月~6月までの4ヶ月分の利息が合算され、引き落とされるようですね。
    (ちなみに預金一体型のカードローンの中でも、引き落としが半年ごとでないのは珍しいです)

    気になるのはその利息の金額ですが……。

    「しんきんカードローン」では、毎日の「マイナス残高」の値に従って利息が蓄積されて

      いきます。これは数字で言うと

    • 1日あたり、マイナス残高に対して約0.03698%の利息が発生
      (マイナス残高1万円あたりで言うと約3.698円/1日)

    という計算になりますね(金利13.5%、うるう年でないとき)。

    この数字を具体的に覚える必要はありませんが、とにかく知っておくべきは「マイナスの幅が大きいほど」「マイナスの存続期間が長いほど」利息が積み重なりやすいということ。
    逆に言うと、引き落としを抑えるためには極力残高を0円以上にキープしておければ良いわけです。

    まあそれが可能であればそもそもカードローンに用は無いはずですが、「頻繁に預金残高をチェックして、0円を下回っている/下回りそうなら出費を控える」くらいの対応は必要となるでしょう。

    ちなみに「しんきんカードローン」における利息の発生例は以下の通りです。
     

    ★「しんきんカードローン」利息発生例(金利13.5%、うるう年でないとき)
    残高の状況発生利息
    残高ー5万円を10日間保持184円
    残高ー10万円を10日間保持369円
    残高ー20万円を20日間保持1,479円
    残高ー30万円を30日間保持3,328円
    →以上が前回引き落としとの間に行われたとき、引き落とし額5,360円

    ★お金の管理に自信がないのであれば、毎月の収入額より低い金額で「しんきんカードローン」の契約を結ぶことをお勧めします。
    これにより、最低でも月に1度は必ずマイナスの残高を清算することができます。

    ②その他のカードローンにおける毎月の引き落とし返済について

    「しんきんカードローン」以外のカードローンの返済は「毎月10日、きのくに信用金庫口座からの自動引き落とし」にて行われます。
    引き落とし額は以下のように、契約カードローンによって若干異なります。

    ★「プラチナカードローン」引き落とし額
    当月9日の借入残高引き落とし額
    50万円以下10,000円
    50万円超~100万円20,000円
    100万円超~150万円30,000円
    150万円超~200万円40,000円
    ★「カードローンきゃっする」引き落とし額
    当月9日の借入残高引き落とし額
    10万円以下2,000円
    10万円超~30万円5,000円
    30万円超~50万円10,000円
    50万円超~70万円15,000円
    70万円超~100万円20,000円
    100万円超~200万円30,000円
    200万円超~300万円40,000円
    300万円超~500万円50,000円
    500万円超~900万円60,000円

    いずれのローンも、引き落としに前後して1ヶ月分の利息が借入残高に組み込まれます
    利息額の例は以下の通り。

    ★「プラチナカードローン」「きゃっする」利息発生例
    1ヶ月あたりの利息目安10万円/1ヶ月借入時の利息目安
    7.8%
    (プラチナ、一般)
    0.65%前後650円前後
    7.5%
    (きゃっする、
    契約額310万円~)
    0.625%前後625円前後
    6.8%
    (プラチナ、住宅ローン)
    0.566%前後566円前後
    5.8%
    (きゃっする、
    契約410万円~)
    0.483%前後483円前後
    ※「きゃっする」は300万円超の契約のみを想定

    金利が低いのでそこまで問題にはならないかと思いますが、「引き落としの分だけ借入が減るわけではない」という点についてはご承知おきください。
    (特に少額借入時、引き落とし額がやたら軽い「きゃっする」)

    また、いずれのカードローンも、各ATMを使った追加返済(任意返済)が可能です。
    早く返せばそれだけ長い目で見た支払い総額も軽くなります。余裕ができた月にはぜひ積極的にお試しください。

    CHECKカードローンの金利・利息と返済の仕組み、追加返済の重要性について

    まとめ

    まとめ

    ★きのくに信用金庫カードローンのまとめ
    しんきんカードローンプラチナカードローンきゃっする
    金利13.5%7.8%
    (一般)
    6.8%
    (住宅ローン契約者)
    3.5%
    ~14.5%
    利用限度額10万円~100万円50万円~200万円50万円~900万円
    ローンタイプ口座にマイナス残高を作れるようになるキャッシュカードに借入機能付与(預金とは別枠)専用ローンカードの発行
    審査スピード1~2営業日
    申込みから借入までの日数目安1週間~10日
    契約方法Web完結
    来店契約
    郵送契約
    来店契約
    ※申込も来店必要
    Web完結
    来店契約
    借入方法預金に準ずるきのくに信用金庫ATM・提携ATMからの出金
    返済方法年2回の引き落とし毎月10日、きのくに信用金庫口座からの自動引き落とし
    ローン概要預金一体型で使い勝手はベスト
    基本的にはこれを選んでOK
    低金利重視ならこれ310万円または410万円以上の契約を結ぶ自信があるなら

    複数のカードローン商品を取り扱うながらも、それぞれ異なったメリットを持つことから申込先を選びやすい「きのくに信用金庫」。
    あなたが重視したいポイントを今一度考えた上、状況に合ったローン商品を選んでみてくださいね。


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