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今夏リリース「LINE Pocket Money」の内容を既存サービスから予想してみた

    今夏リリース「LINE Pocket Money」の内容を既存サービスから予想してみた

    2019年6月末に、言わずと知れた「LINE」が発表した「LINE Pocket Money(ラインポケットマネー)」
    2019年8月末~9月初頭にリリース予定のこの個人向けローンサービスは、「いくつかの質問に答えて算出されるスコアに応じ、必要なお金を、無担保・無保証人で借りられる」最新のキャッシング・システムとなっています。

    今回は2019年7月現在発表されている情報、そして既に展開されている類似サービス「J.Score(ジェイスコア)」の内容を元に、「LINE Pocket Money」の概要や使い勝手を予測してみました。

    参考LINE Score公式ブログ「夢を叶えるお手伝い『LINE Pocket Money』今夏リリース」

    「LINE Score(今でも利用可)」での質問結果に応じてキャッシングが可能に

    「LINE Score(今でも利用可)」での質問結果に応じてキャッシングが可能に

    早速「LINE Pocket Money」とはどんなサービスなのか、今わかっている情報から推測していきましょう。

    ①そもそも「LINE Pocket Money」ってどんなサービス?

    公式HPいわく、「LINE Pocket Money」はこんなサービス。

    • LINE Pocket Money「どこでも」「いつでも」「簡単に」LINEアプリで申込・借入・返済ができます。
    • 貸付利率やご利用可能額は「LINE Score」で算出されたスコアをもとにユーザー1人ひとりに適した貸付利率(年率)とご利用可能額が決定されます。
    • 急な飲み会などの交際費、出張等の立替えや医療費等、突発的な資金需要への対応を想定し、申し込み~借り入れ~返済までのすべてのフローがアプリ上で完結するサービスモデル

    LINEスコア公式ブログLINE公式HPニュースリリースより

    要は「LINEのアプリ上ですべての手続きを済ませられる、LINEユーザー向けキャッシング(現金借入)サービス」というわけですね。
    貸付利率(金利)はスコアリングの結果によるとのことですから、ほとんど無条件で高金利の適用されるアコム等に比べれば、いくらかおトクに借りやすいとも予測されます。

    ②類似サービス「J.Score(ジェイスコア)」に倣うなら、「スコア算出→規定を満たしていたら本審査→振込で貸付」という流れになるか

    「LINE Pocket Money」の説明を見ていく上で気になるのが「LINE Score」の存在。これは「LINE」アプリ内の、15の質問に答えることで、AI(人工知能)が信用スコア(信用力)を算出してくれるサービスを言います。
    要は「LINE Score」で算出したスコアを元に、「LINE Pocket Money」でお金を借りるわけですね。

    「LINE Pocket Money」でお金を借りるまでの詳しい流れはいまだ公開されていませんが……。
    すでにサービス開始済みの似たようなキャッシングシステム「J.Score(ジェイスコア)」と同じ流れとなるなら、

    1. 「LINE Score」で質問に答え、スコアを出す
    2. スコアが一定以上なら、そのまま「LINE Pocket Money」本申し込みへ
    3. 審査(おそらく30分~即日で完了、在籍確認含む)
    4. 審査に通ったらLINEアプリを通し契約
    5. 審査の結果出された「利用限度額」の範囲内で、いつでも銀行振込での借入や「LINE Pay」へのチャージが可能に
    6. 毎月一度、自動引き落としで返済(銀行振込での任意返済も可)

    というかんじになるでしょう。ここまですべて、LINEアプリ内で完了(するはず)です。
    (携帯電話へ申込確認の電話が入ること等はあるかもしれませんが)

    また「急や飲み会などの交際費」需要を想定していることから、銀行振込も夜間や土日祝日の即時入金に対応したものになると予測されます。
    すぐに借入を利用しなくても、契約を結んでおくだけで急な出費に対応できるようになるのは嬉しいですね。

    ③実際にスコアを出してみたが……。

    さて、「LINE Pocket Money」のサービス開始を待つしかない今ではありますが……。
    実は「LINE Score」の方に限っては、現在でも利用可能です。
    (現在の利用メリットは「高スコアだとLINE Payで優遇を受けられる」程度ですが)
    ということで、実際にスコアを出してみました。

    「スコア」はLINEアプリ内「ウォレット」メニューから
    ▲「スコア」はLINEアプリ内「ウォレット」メニューから見付けることができます。

    15の質問
    ▲同意事項を承諾したら、画面の案内に従って15の質問に答えていくだけ。UIもシンプルで分かりやすく、難しいことはありません。
    尋ねられる内容には「年収」「生年月日」「勤務形態」「いつから勤務・居住しているか」「保険証種別」など、カードローンの審査でおなじみのものも多いです。

    というわけで、サクサク質問に答えて行ったわけですが……。

    LINE Score

    低い……。スコアは100~1000の間で出されるそうなので、この数字じゃ金利優遇どころか本申し込みすらできないかもしれません。

    収入や勤続年数に問題は無いはず、かつTwitter等を見る限り大体皆さん400前後のスコアは出ているようなので、ここまで数字が低いのは「自営業」として申請したからでしょう。
    会社員として再びスコアを出してみようとも思いましたが、質問に答え直すことはできないようですね。
    (転職時などであれば情報変更もできるようですが、スコアは一ヶ月に一度しか更新されないとのこと)

    というわけでどうやら「LINE Pocket Money」、自営業者(個人事業主)が利用するのはちょっと大変そう。
    が、LINE Payの「かんたん本人確認(銀行口座登録など)」完了や「LINE家計簿」の利用でスコアアップも図れるようなので、これから「LINE Pocket Money」を使っていきたいなら、このあたりもチェックしておきたいところです。

    LINE Payの「かんたん本人確認(銀行口座登録など)」
    「LINE家計簿」
    ▲「LINE」実際のスクリーンショットより抜粋

    ちなみに現在「LINE Pay」で優遇を受けられるのは、スコアが「626」以上の方となります。
    おそらくこれくらいの数字があれば、「LINE Pocket Money」においてもかなり好条件(低金利・高限度額)での契約を狙えることでしょう。

    ★J.Score(ジェイスコア)は「みずほ銀行口座の登録」「Yahoo!IDとの紐付け」等によりスコアアップを図れますので、今後LINE側でも似たような対応がなされるかもしれません。公式発表をお待ちください。

    参考【ジェイスコアとは】スコアアップは情報連携で狙え!他社との比較やデメリットも

    審査の柔軟さや貸付条件はまだ不明ながら、手軽さ・利便性は保証されそう

    審査の柔軟さや貸付条件はまだ不明ながら、手軽さ・利便性は保証されそう

    そういうわけで契約の流れについてはある程度予測の付く「LINE Pocket Money」ですが、貸付条件や審査の柔軟さ等は全くの未知数
    というより提供元になるであろう「LINE Credit株式会社」は類似サービスの取り扱いどころか貸金業者登録すらまだ済んでいない(2019年7月現在)状況ですので、予想しようがないのが現状です。

    とは言え類似サービス「J.Score(ジェイスコア)」や、知名度のあるプロミス等消費者金融会社がライバルになることを考えると、最低限他社に負けないくらいのサービスは用意してくるはず。
    公式HPが「LINEアプリ上ですべての手続きが完了する」ことを強調している点を踏まえても、「手軽に・簡単にキャッシングできる」ことはほぼ保証されていると言って良いでしょう。
    また若者が主なターゲット層になると思われることから、そこまで厳しい審査が行われることも無いかと思います。

    もう少し具体的なメリットとして挙げられるのは、やはりスコアリング系のキャッシングサービスならではの「貸付条件の良さ」でしょうか。
    「算出されたスコアをもとにユーザー1人ひとりに適した貸付利率(年率)とご利用可能額が決定」という表記を見ても、ほぼ無条件で法定上限金利(多くは18%)・50万円以下の限度額が適用されるアコム等に比べれば、良い条件での契約を結びやすいかと思います。

    ただし既に好条件(0.8%~12%)での貸付を実現させているJ.Score(ジェイスコア)と比べてどうなるかは、「LINE Pocket Money」のサービス開始を待つしかなさそうですね。
    ちなみに「LINE Score」で散々な数字が出た私でも、J.Score(ジェイスコア)の方では金利10.5%/限度額100万円での貸付が提示されていました。(みずほ銀行口座などとの情報連携が前提ではありましたが…)

    ★「LINE Credit株式会社」はいまだ登録こそ済んでいないものの、「貸金業者」扱いとなることは間違いありません。
    よって「LINE Pocket Money」は「貸金業法」により、以下のような制約を受けることとなります。

    • 個人に対し年収の3分の1を超える融資の禁止(総量規制)
    • 限度額が50万円を超える場合(または限度額+他の貸金業者からの借入が100万円を超える場合)、収入証明書による収入確認 他

    ちなみに「LINE Credit株式会社」はLINE社に加え、「みずほ銀行」「オリエントコーポレーション(オリコ)」の共同出資により設立された会社となっています。

    今のところCICへの加盟は無し。このまま本サービス開始ならブラック未満の信用情報問題に甘くなるかも?

    この項目はある程度、各種ローンの審査について知識をお持ちの方を対象としています。
    「信用情報って何?」という場合、ここは読み飛ばしてしまって構いません。

    貸金業登録はまだ完了していないらしい「LINE Credit株式会社」ですが、今現在、個人信用情報機関「JICC(日本信用情報機構)」の会員名簿にはその名前を見ることができます。その一方で「CIC」への加盟は見られません
    もしこのまま本サービスが開始されるとすれば、プロミス等の大手消費者金融会社(JICC・CIC両方に加盟)と異なり、審査の際には「JICC」の情報のみが閲覧されることとなります。

    JICCは「強制解約処分」など、CICに無いブラック情報の保管に力を入れている一方で、「1ヶ月程度の延滞」などの細かな情報は取り扱いません
    そのため「ブラック未満の延滞がある人」または「何らかの理由でCICのみブラック状態となっている人」は、LINE Pocket Moneyなら「信用情報に問題の無い人」として取り扱ってもらえる可能性があるわけですね。
    「信用情報にいくらかの問題があっても好条件で借りられる」となれば、一部の層に対してではありますが、非常に貴重なサービスとなってくれそうです。

    CHECK個人信用情報の開示とその見方

    ★ちなみに「J.Score(ジェイスコア)」は現在「CICのみ加盟しJICCは未加盟」という状況です。
    これと関係があるかは分かりませんが、J.Score(ジェイスコア)は特にサービス開始直後、「債務整理から5年以内でも借りられた」といった報告が非常に多く挙がっていました。

    まとめ

    まとめ

    ポイント
    • 「LINE Pocket Money(LINEポケットマネー)」とは、LINE内で利用できるAIスコアリングサービスLINE Scoreの結果をもとに契約内容が決まる新しいキャッシングサービス。
      詳細はいまだ不明ながら、「手軽に、LINE内で申込~返済が完了できる」という方面では期待できる
    • 具体的にどれくらいのスコアが出れば借入が可能なのかは不明だが、自営業者への当たりは厳しそう……。今後同サービスを利用したいなら、今のうちから「LINE家計簿」等でのスコアアップを狙いたい
    • 一定以上のスコアを得られれば、アコム等に比べ好条件(低金利/高限度額)での契約に期待できる。また今後もCICへの加盟が無いのなら、「ブラック未満の信用情報問題がある人」にとって重要なサービスとなる可能性は高い

    公開されている情報の少なさから断言できることは少ないですが、「今あるLINEのアプリを使って、簡単に利用できるキャッシングサービス」というだけでも十分に注目する価値のある「LINE Pocket Money(LINEポケットマネー)」
    もしも今後、このサービスを利用していきたいと考えているのなら、今のうちからスコア算出&「LINE Pay」「LINE家計簿」を通したスコアアップを狙ってみるのも良いでしょう。

    参考【ジェイスコアとは】スコアアップは情報連携で狙え!他社との比較やデメリットも


    

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