【宝くじ】億万長者になれる確率を身近な例で例えるとどれくらい?収益金の行方も

【宝くじ】億万長者になれる確率を身近な例で例えるとどれくらい?収益金の行方も

「宝くじで億万長者になってみたい!」

誰しも一度がそんな夢を抱いたり、「もしも」の話を交わしたことがあるかと思います。
そんな宝くじ、特に賞金の大きい「年末ジャンボ」の公開データを見てみると、意外と総当選確率は約11%と高め。
……ただし、このうち10%は「払ったお金が戻ってくる」だけの300円当選です。
1億円以上が当たる確率は、実に0.000015%、「2千万枚中3枚」というとんでもない低確率になってしまうんですね。
とは言えその一方で、「誰かに当たる」のもまた事実です。

今回は「宝くじの当選確率が気になる!」というあなたに向けて、当たりの確率や還元率、高額当選後の税金のことなどについてまとめてみました。
読み終えていただければ、宝くじについて新しい視点を得られるかもしれません!

発行枚数5億枚?!2017年版年末ジャンボの当選確率

発行枚数5億枚?!2017年版年末ジャンボの当選確率

宝くじと言えば、年末にかけて一斉に売り出される「年末ジャンボ」が連想される方が多いのではないでしょうか。
ジャンボという名前の通り高額当選金額が魅力のこの宝くじ、2017年の1等賞はなんと7億円でした。この当選額は年々増えて行っているようですね。
それでは高額の「当たり」が魅力のこの宝くじについて、詳しく見ていきましょう!

①年末ジャンボの仕組みの基本と当選額

早速今回の年末ジャンボの当選額とその確率を見てみると、以下のようになります。

★2017年年末ジャンボの当選額とその本数・確率

当選額 当選本数 当選率
1等 7億円 合計25本
(1本)
0.000005%
1等前後賞 1億5000万円 合計50本
(2本)
0.00001%
組違い賞 30万円 合計4975本
(199本)
0.000995%
(約0.001%)
2等 1000万円 合計500本
(20本)
0.0001%
3等 100万円 合計5000本
(200本)
0.001%
4等 10万円 合計3.5万本
(1400本)
0.007%
5等 1万円 合計50万本
(2万本)
0.1%
6等 3000円 合計500万本
(20万本)
1%
7等 300円 合計5000万本
(200万本)
10%
★かっこ内は1ユニット・2000万本あたりの本数(後述)

高額当選確率は、ゼロが並びすぎていて全くピンと来ませんね……。一方で、7等の300円は10人に一人が当たります。

さて、簡単にこの宝くじの仕組みを解説していくと……。
売り場で「年末ジャンボ」を購入することで、以下のようなくじを手に入れることができます。

宝くじ公式サイトより

▲宝くじ公式サイトより

右側にいくつか数字が並んでいますが、当選にかかわるのは「00組」「012345」と書いてある部分。
今回の一等は「165組186859番」だったようです。

「ユニット1」の箇所は当選とは直接関係ありません。こちらは「宝くじの所属団体」くらいに思っていただけると良いでしょう。
ちなみに今回の年末ジャンボでは「ユニット1~ユニット25」が存在し、1ユニットあたり2000万枚(!)が振り分けられていたとのことでした。
(組番号001~200、6桁の番号は100000~199999)
このユニット1つごとに一等の「165組186859番」は存在するため、結果として「7億円が当たるのは最大25人」となるわけですね。

ちなみに「数字はあっているけれど<組>が違う」「<組>も合致しているのに、数字が下一桁だけ違う」という場合にはそれぞれ「組違い賞」「前後賞」として扱われます。

「組違い賞」「前後賞」

②高額当選の確率を、分かりやすく例えるとどれくらい?

さて、仕組みの分かったところですべての当選番号(当選数字)を確認してみましょう。

★2017年年末ジャンボの当選番号(抽選によって公開)

当選番号 1ユニット(2千万本)あたりの本数
1等
(7億円)
165組186859番 1本
(0.000005%)
1等前後賞
(1.5億円)
165組186858番
165組186860番
2本
(0.00001%)
組違い賞
(30万円)
組番号165以外
186859番
199本※
(約0.001%)
2等
(1000万円)
組番号の下一桁が4
&133153番
20本
(0.0001%)
3等
(100万円)
組番号問わず
194314番
200本
(0.001%)
4等
(10万円)
組番号問わず
184793番
152618番
144606番
145961番
100987番
188864番
193880番
1400本
(0.007%)
5等
(1万円)
組番号問わず
下3ケタが973番
2万本
(0.1%)
6等
(3000円)
組番号問わず
下2ケタが57番
20万本
(1%)
7等
(300円)
組番号問わず
下1ケタが5番
200万本
(10%)
※今回の年末ジャンボは全部で200組分発行。うち1本は1等のため除外

あなたはランダムで6ケタの数字を出して、下2ケタを「57」に揃える自信はありますか?
これだけでも難しいとお分かりかと思いますが、これは6等(3,000円)の当選条件。
何十回もチャレンジすれば1度くらいは出てきそうですが、残念ながら実際の宝くじは有料ですのでそうもいきません。
ちなみに「ランダムで数字を出して、下2ケタが連続で57になる確率」が2等(1000万円)を当てる確率と同じくらいですね。

それでは、「どの賞でも良いからそこそこ当たる確率」はどれくらいなのでしょうか?実際に計算してみました。

★賞ごとの当選確率合計

当選率
1等のみ
(7億円)
0.000005%
1等前後賞まで
(最低1.5億円)
0.000015%
2等まで
(最低1000万円)
0.000115%
3等まで
(最低100万円)
0.001115%
3等まで+組違い
(最低30万円)
0.00211%
4等まで
(最低10万円)
0.00911%
5等まで
(最低1万円)
0.10911%
6等まで
(最低3000円)
1.10911%
7等まで
(最低300円)
11.10911%

上位になるほどピンと来ない数字ですね……。
比較的身近に感じられやすい確率をピックアップしてみると、以下のようになります。

3人兄弟が全員男の子の確率※1 12.5%
(8分の1)
4人兄弟が全員男の子の確率 6.25%
(16分の1)
2人でじゃんけんをして、3回連続であいこになる確率 3.703%
(27分の1)
2人でじゃんけんをして、5回連続であいこになる確率 0.41%
(243分の1)
今、一番近くにいる人があなたと同じ誕生日である確率※2 0.273%
(365分の1)
今、一番近くにいる人があなたと同じ誕生日・同じ時間(分単位)で生まれた確率 0.00019%
(525,600分の1)
雷に打たれる確率 0.000001%
(1千万に1人)
※1 男女の非を1:1とした場合
※2 うるう年は除外
※3 0歳~平均寿命83歳までが同じ確率で居るとして計算

今回の年末ジャンボの1等当選確率は2千万分の1ですから、雷に打たれる確率の半分ということになります。いまだにピンと来ませんね……。
少し分かりやすい例としては、「一番近くにいる人があなたと同じ日・同じ時間に生まれた確率と、1000万円以上が当たる確率はだいたい同じくらい」というものでしょうか。

これを1億円以上の高額当選に絞ると……。
「一番近くにいる人があなたと同じ日・同じ時間に生まれており、その後じゃんけんをして2回連続であいこになる」のに近い確率となるでしょうか。つまり、狙って起こすことはまず不可能です。

<「大当たり」が低額な宝くじはもっと高確率>

「大当たり」が天文学的な確率となるのはあくまで年末ジャンボの話。
「大当たり」が小さい分、その数が多い宝くじも存在します。
 
例えば自分で数字を決定できる種類の宝くじ、「ナンバーズ3」(一口200円)の場合……。
当選額は最大でも15万1500円(2018年2月21日付、「ストレート」狙いの場合)と
宝くじの中では低額。
ただし当選率は729分の1と、(年末ジャンボに比べれば)高くなっています。
「ミニ」狙いであれば、当選額は1万5150円と低いものの当選率は81分の1とさらにアップしますね。
 
当たりを確信できるほどの確率ではないものの……。
このように一等の当選額が低い宝くじほど、当選チャンスは高い傾向にあります。

宝くじで集まったお金の行方と還元率

宝くじで集まったお金の行方と還元率

年末ジャンボの場合、億万長者になれる確率はとんでもなく低いことが分かりましたが……。
結局のところ、みんなの宝くじ購入金額のどれほどが「当たり」に還元されているのでしょうか?

2017年の年末ジャンボにおいて2千万パターン×25ユニットの宝くじがそれぞれ300円売れたとすると、売上総額は1500億円(!)。
これに対し、「当たり」の総額(当選金額合計)は749億9250万円となります。

還元率は単純に計算すると0.49995%。約50%ですね。
「買ってもほとんど当たらない」と思われがちな宝くじにおいて、約半分の金額が購入者に配られているのはちょっと意外な気もします。(もちろんその配布方法に差が大きいのですが)

★年末ジャンボ2017「当たり」の配分

全ユニット合計本数 分配額×本数 分配額中の割合
1等
(7億円)
25本 175億円 23.33%
1等前後賞
(1.5億円)
50本 75億円 10%
組違い賞
(30万円)
4975本 14億9250万円 1.99%
2等
(1000万円)
500本 50億円 6.66%
3等
(100万円)
5000本 50億円 6.66%
4等
(10万円)
3.5万本 35億円 4.66%
5等
(1万円)
50万本 50億円 6.66%
6等
(3000円)
500万本 150億円 20%
7等
(300円)
5000万本 150億円 20%
合計 5554万5550本 749億9250万円 およそ100%

配当額をグラフにするとこんなかんじですね。

配当額をグラフにすると

総額約750億円の分配のうち実に40%程度を、2等以上(組違い含まず)のたった575人が受け取ることになります。
というわけで、まとめると「年末ジャンボの購入費の約半分は購入者に還元されるものの、その4割はごくわずかな高額当選者が持っていく」ということですね。ちなみに残りの46%くらいが1万円以下を大人数で分けることになります。

そこで気になるのが、購入者に分配されないお金の行方ですが……。
全額が宝くじを売っている団体の利益になるのか、と言うとそうでもありません。
実際に公式HPが掲載している資料をご覧ください。(年末ジャンボ以外の商品を含むすべての宝くじが対象)

還元先

少なくともこの年の場合、すべての「宝くじに使われた金額」のうち、4割程度が社会貢献に使われている模様。つまり、宝くじを買うことで間接的に納税ができるということですね。
応援したい地域で宝くじを買えば、外れてしまってもちょっと清々しい気分を得られるかもしれませんよ。

CHECK宝くじ公式サイト「収益金の使い道と社会貢献広報」

ちなみによく「この売り場で○億円出ました!」といった看板が掲げられていますが、もちろん店舗によって「当たり」の確率が増えることはありません。

<宝くじで当たったお金は基本的に納税不要>

もし宝くじに当たってもその中から税金を支払う必要はありません。7億円当たったら、7億円そっくりあなたのものとなります。もちろん翌年以降も同様ですね。
これは宝くじで得た収入が法律(当せん金付証票法)の上で、非課税所得と決められているからです。
 
ただし当たったお金を家族や友達に分けたり、あなたが亡くなった後子供に相続させたりすると、その分の税金(贈与税や相続税)が掛かることになります。

まとめ

まとめ

★最も当選額が高い「年末ジャンボ」の場合、1億円以上の当たり券は「2千万枚に3枚」
億万長者になれる確率は「一番近くにいる人があなたと同じ日・同じ時間に生まれており、その後じゃんけんをして2回連続であいこになる」に近い?!
★1位の当選額が低い宝くじであれば、年末ジャンボに比べ当選率は高い。とは言え「ナンバーズ3」でもストレート当選の確率は1/9^3、つまり729分の1
宝くじの購入費の40%前後は地方自治体に納付される。宝くじは応援したい自治体で購入しよう!

高額当選はあまり現実的ではないものの、楽しみと同時に地方自治体への貢献も果たせる「宝くじ」。
「誰かが当たる」ことは事実なものの、大きな賭けには出ず、余裕を持ってくじを購入できると良いですね。




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