SMBCモビットは消費者金融会社の中でも、審査基準として信用情報の問題を特に厳しく評価する傾向があります。
しかしながら、「自分はブラックに違いない」と思い込んでいるだけの方も多くいらっしゃるようです。
そこで今回は、実際に申し込んだ方の審査結果の調査をもとに、どのような信用情報の問題がSMBCモビットの審査に影響するのか詳しくまとめました。
実質年率 | 限度額 |
---|---|
3.0%~18.0% | 1万〜800万円 |
審査スピード | 融資スピード |
最短30分※1 | 最短1時間程度※1 |
- 土日祝日対応 ※2
- 「WEB完結」なら電話連絡なし・郵送物なし
- 時間外振込対応
- ブラック状態には厳しい
※2 インターネット申込の休業時間:1月1日0時~1月2日7時まで
目次
審査に影響する信用情報の問題とは?
まずは審査に影響する「信用情報の問題」とは何なのか、解説します。
①信用情報は「後払い」を利用したとき、解約の5年後まで残る
信用情報(個人信用情報)とは、一般に「後払い」を利用した記録のことを言います。
ここで言う「後払い」として挙げられるのは、クレジットカードや各種ローン、分割払いといった審査が必要な契約を言います。
信用情報は「個人信用情報機関」という場所に記録されており、カードローンを含む審査の際には必ず確認されます。
そしてこの信用情報は契約中はもちろん、「解約から5年間」は消えずに残ります。
個人情報信用機関のデータに記録された「異動情報」がローンなどの審査に影響を及ぼしている状態を、ブラックと呼びます。
異動情報とは、ローンなどの後払いサービスの返済中に起きた問題のことです。
- 返済日より61日以上、支払いが遅れた(延滞)
- 返済日より3ヵ月以上、支払いが遅れた(延滞)
- 返済ができなくなり、保証人や保証会社が代わりに支払った
- 裁判所が破産を宣告した(破産手続開始の決定がされた)
異動情報は、問題解決から5年間は消えずに残ります。
長期延滞などの問題を起こしたとき、「最低5年間は金融機関の審査に通過できない」と言われるのは、この記録期間のためです。
②61日以上の延滞
個人信用情報機関では、61日または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があった場合に「異動」の記録が残ります。
ここで言う「異動」とは、後払いを利用する上でトラブルを起こしたという記録と考えてよいでしょう。
この「異動」情報が残っていると、SMBCモビットを含む、多くの金融機関での審査通過が難しくなります。
また延滞による異動の情報が消えるのは、単なる解約ではなく「延滞を清算した上で」契約を解消してから5年後となります。
③強制解約
延滞や規約違反を理由とした強制解約の情報も、重大な信用情報の問題と見なされます。
ここで言う強制解約とは「審査が必要な後払い」に関連するものに限られます。
端末の分割払いを含まない携帯料金や、公共料金などの延滞による強制解約は、カードローンの審査には影響しません。
④債務整理
債務整理の記録も、審査に影響を及ぼします。
特に自己破産や個人再生は、5年が経過した後も審査落ちの理由となります。
CHECK4.債務整理は5年以上が経過しても審査落ちの理由になる
⑤現在進行形の延滞
現在進行形で延滞が発生している場合は、その日数にかかわらず審査通過が難しくなります。
延滞が解消されていない状態での申し込みは、避けた方が良いでしょう。
⑥その他の「異動」未満の問題
「異動」に至らない60日以内の延滞も、「未入金」として記録される場合があります。
「未入金」は一般に、1ヶ月~2ヶ月未満の延滞が発生した際に2年間のみ記録されます。
この記録は、「多額の他社借入がある」「年収が低い」といったその他の不安要素と重なることで、審査落ちを引き起こしやすくなります。
また、短期間に多くのカードローンなどへ立て続けに申し込みを行った場合も、一時的に審査が不利に進みやすくなる場合があります。
ただし申込みの記録は、6ヶ月で解消されます。
★一般に、すでに解消済みかつ1ヶ月未満の延滞は審査に影響しないことが多いです。
延滞 | |
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概要 | 入金予定日から61日以上または3ヵ月以上、支払いがなかったことがある。 もしくは、現在、返済が遅れている。 |
情報の 掲載期間 | 延滞継続中の期間 + 契約終了後5年 |
強制解約 | |
概要 | 支払いができなかったため、金融機関が強制的に契約を解約した |
情報の 掲載期間 | 契約終了後5年 |
債務整理 | |
概要 |
いずれかを行った |
情報の 掲載期間 | 延滞継続中の期間 + 契約終了後5年 |
その他「異動」未満の問題 | |
概要 |
など |
債務整理は5年以上が経過しても審査落ちの理由になる
ここからは、債務整理とSMBCモビットの審査の関係について解説します。
①任意整理の記録は「残債の清算から」5年間残る可能性あり
「任意整理」は、債務整理の中でも最もデメリットが軽い方法と言われています。
ただし任意整理の記録は、「和解が完了したとき」ではなく「残債の清算の完了」から5年間残ることが一般的です。
任意整理を行ったのが5年以上前であっても、「残債の清算」から5年以内であれば、審査に通過できない可能性があります。
②官報に掲載された個人再生・自己破産の記録は半永久的に残る
SMBCモビットは審査の際に、官報の情報を取得します。
当社は、保護措置を講じたうえで、会員等の以下の個人情報を取得、保有し、(中略)これを利用します。
(中略)
(9)登記簿等から取得した会社情報(代表者の氏名、生年月日を含みます。)、官報等から取得した破産・免責・民事再生情報、電話番号帳等から取得した電話番号情報、地図等から取得した地図情報および表札情報等の公刊物等から当社が取得した情報。
公式サイトより
官報に記録された個人再生や自己破産の記録は、5年が経過しても消えません。
そのため免責を受けたことのある方は、それが5年以上前であっても審査に通過できない可能性があります。
SMBCモビットが加盟している個人信用情報機関
ここからは、SMBCモビットが加盟している個人信用情報機関について簡単に解説します。
①CIC
SMBCモビットが加盟している個人信用情報機関の1つが「CIC」です。
CICの特徴は、1ヶ月ごとの支払い状況を記録していることです。
「異動」に至らない60日以下の延滞が審査に影響する可能性があるのは、このCICに記録された情報のためです。
CICは、ほとんどのクレジットカード会社や携帯キャリア、大手消費者金融会社や銀行カードローンの保証会社などが加盟しています。
②日本信用情報機構(JICC)
SMBCモビットが加盟しているもう1つの個人信用情報機関が「日本信用情報機構(JICC)」です。
JICCでは、CICに記載されない「債務整理」「強制解約」といった記録が残ります。
この個人信用情報機関には、中小規模のものを含む消費者金融会社とクレジットカード会社、銀行カードローンの保証会社などが加盟しています。
自分の信用情報を確認する方法
SMBCモビットの審査では、信用情報が非常に重要となります。
そしてSMBCモビットが加盟している「CIC」や「JICC」では、信用情報の開示が可能です。
信用情報の開示を行うと、金融機関が審査の際に閲覧する情報とほぼ同じものを見ることができます。
1機関あたり1,000円程度の手数料こそ発生するものの、信用情報に不安があるのなら、事前に開示請求を行うのも良いでしょう。
「CIC」と「JICC」では記録されている情報が異なります。
自分の信用情報を確実に把握したいのであれば、両方の機関に開示請求を行うことをおすすめします。
CHECK個人信用情報機関の開示請求方法
信用情報問題があるときに借入をするには
信用情報に、審査に影響する問題が残っているときは、銀行や大手消費者金融のローンの審査に通れないことが多いです。
ただし、中小消費者金融(街金)であれば、過去の情報よりも現在の返済能力を重視してくれるところもあります。
CHECKブラックでも借りられる消費者金融はあるのか?自己破産から5年以内でも相談できる会社を調査
また質屋は、売れる価値があるものを預けることでお金を貸してもらえるシステムです。
ブランド品、アクセサリー、ゲーム機などの担保があれば、審査は必要ありません。
CHECK「価値ある物品」さえ用意できるなら完全無審査&無職OKの「質屋」も候補に
自分の返済能力や所持品が、必要なお金にどうしても見合わないのなら、公的支援を受けることも視野に入るでしょう。
CHECK【公的支援の総まとめ】低所得者・高齢者・障害者などに向けたサポート制度
まとめ
- SMBCモビットは信用情報の問題に厳しい。
「異動」や強制解約などの記録が残っていると、審査通過は難しい
- 「異動」未満の延滞の記録が残っている場合は、その他の不安要素と重なることで審査落ちを招きやすくなる
- 自分の信用情報を確認したい場合には、SMBCモビットが加盟している「CIC」や「JICC」に開示請求を
SMBCモビットは、審査の際に信用情報を重視します。
もしも1ヶ月以上の延滞を起こしたことがあるのなら、自分の信用情報を確認しておくのも良いでしょう。
この記事でチェックしたカードローン情報
実質年率 | 限度額 |
---|---|
3.0%~18.0% | 1万〜800万円 |
審査スピード | 融資スピード |
最短30分※1 | 最短1時間程度※1 |
- 土日祝日対応 ※2
- 「WEB完結」なら電話連絡なし・郵送物なし
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