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14の体験談から見るSMBCモビット審査基準:他消費者金融に比べ甘い&厳しい部分とは

    この記事の監修者
    飯田道子先生/ファイナンシャルプランナー (CFP認定者・1級FP技能士)
    Financial Planning Office Paradise Wave代表。著書『貯める!儲ける!お金が集まる94の方法 』(ローカス)他多数。

    14の体験談から見るSMBCモビット審査基準:他消費者金融に比べ甘い&厳しい部分とは

    『SMBCモビット』の審査は他社に比べて柔軟だとか。
    自分の状況でも借りられるなら申し込みたいけれど、本当にモビットを選んでいいのかな?」

    「他社借入があっても借りられた」という報告が目立つことから、比較的柔軟な審査を行っている…と噂されやすい「SMBCモビット」
    ただしこの会社、一概に審査が甘いと言えるわけではありません。実際、「モビットでの審査落ちの後、アコムやプロミスで借りられた」といった報告は全くもって珍しくないんですね。

    今回は実際の「SMBCモビット」申込経験者へ実施したアンケート調査結果をもとに、同社審査の「他社に比べて寛容な部分」「厳しい部分」をまとめました。
    読み終えていただければ、今のあなたがモビットの審査結果に期待できるか否か分かります。

    ★「SMBCモビット」基本情報
    金利3.0%~18.0%限度額1万円~800万円
    ※上限は事業所得の3分の1まで
    審査スピード最短30分申込~借入までに掛かる時間最短即日
    申込条件
    • 20歳~69歳で収入がある
    その他
    • すでに貸金業者※から年収の3分の1に達するお金を借りている場合、審査通過不可(総量規制/貸金業法)
    ※主に消費者金融会社、クレジットカードのキャッシング枠

    SMBCモビット (基本情報)
    実質年率3.0%~18.0%限度額800万円
    保証料なし審査時間最短30分 (※)
    融資スピード最短即日(※)借入判断あり(10秒簡易審査)
    備考
    • SMBCモビットは2016年2018年と2年連続でオリコン顧客満足度ランキングノンバンクカードローン第1位を獲得しました
    • 郵送物なしの「WEB完結」申込が可能
    • WEB完結の申込条件に“ゆうちょ銀行”が追加
    • 限度額が800万円と高額で、最低金利も低い
    • まわりにバレずに、まとまったお金を借りたい人にオススメ
    • 三井住友銀行内にあるローン契約機でもカード受取が可能
    • 無利息サービスなし

    株式会社モビットは2017年12月1日に社名が株式会社SMBCモビットに変更になりました。

    ※ 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります


    他社と比べた「SMBCモビット」の審査傾向

    他社と比べた「SMBCモビット」の審査傾向

    それでは早速モビットの審査傾向のうち、「申込者にとって嬉しい」部分について解説していきます。

    ①審査は「個々の事情」「将来性」重視で、申込時点での属性が低くても対応してもらえる可能性あり

    今回「2015年以降の<モビット>申込者」を対象にアンケート調査を行ったところ、特にギリギリの状況で審査に通過できたと思われるのが以下のお二方です。

    ★「モビット」利用者アンケート回答(抜粋)
    Aさんの回答Bさんの回答
    審査結果可決(限度額10万円)可決(限度額30万円)
    年代20代30代
    申告年収30万円240万円
    職業アルバイト契約社員
    勤続年数半年ほど2年
    他社借入なし三菱UFJ銀行100万円
    スルガ銀行90万円

    (いずれもカードローン)
    実家や配偶者などによる生活費負担など家賃、携帯代金のみなし
    信用情報問題ホワイト
    (自分名義でクレジットカード等の契約を結んだことが無い)
    申込から「5年」以内に、クレジットカードの支払いを「2ヶ月」以上延滞した
    (推定ブラック状態)
    申込時の状況など前職をやめて収入が無くなり
    少ない貯金だけでは生活が出来そうになかったため
    1ヶ月分だけでもという気持ちで10万円を借入しました。
    (※申込時点ではアルバイトをされていたとのこと)
    役者をしていて集客が出来ず、借金がすでに200万ほどある状態だった。経済的に役者を続けることも難しいところまで行ってしまったため、一旦役者活動を休業し、仕事を探していたが難航していた。(中略)当時は仕事が決まってまとまった収入が得られる目処がたっておらず、それまで借入れてでもいいから時間稼ぎをする必要に迫られていた。

    ご覧の通り、申込時点でのお二方の生活はかなりギリギリ。さらに

    • 年収30万円、信用情報なし
    • 非正規、年収の約80%にあたる他社借入あり、推定ブラック状態

    といった属性(ステータス)も、一見すると審査に通れそうなものには思えません。

    それなら何故、この二人がモビットからの借入に成功できたかというと……。
    共通するのは「失職状態」「一時しのぎのための借入である」というあたりでしょうか。
    これは言い換えると

    • 失職という「借入のためのやむを得ない事情」がある
    • 一時しのぎをしたい=今後仕事をしていく上でお金を返すという意志や予定がある

    ということになります。

    要はこのモビット「お金を借りるための正当な理由」「今後返済を続けられるという将来性」さえ認められれば、置かれている状況が非常に悪くても審査に通過できる可能性がある、と考えられるわけですね。

    …正直、この二人よりよほど良い属性であっても、モビットの審査に落ちてしまった方は少なくありません。ただしそんな方の多くが借入の理由を「生活費のため」「他社の借金返済に充てるため」等と回答されています。

    後者の心象が悪いのは当たり前として、「生活費のため」という借入理由自体はごく一般的なものですが……。
    「年収400万円・一人暮らしで生活費が足りない」なんて内容だと、ちょっと不審な気もしますよね。
    普通はこれでも審査に通過できますが、曖昧な借入理由にその他のマイナスポイント(多額の他社借入、信用情報問題など)が重なると審査通過が難しくなる印象です。

    モビットの審査では「年収」「勤続年数」「勤務形態」「信用情報問題」といった属性よりも、「真っ当な借入理由があるか」「今後返済を続けていけるという将来性があるか」が重視されます。
    審査通過に不安があるのなら、「借入の理由」を尋ねられた際にきちんと筋道立った説明ができるよう、あらかじめ用意しておけると良いですね。

    ちなみに年収50万円以下での審査通過例は他の消費者金融会社でも見られますが、Bさんのように「年収の80%近い債務を抱えた、非正規の金融ブラック」の方が審査に通過された例は、モビット以外で(今のところ)確認されていません

    ★お二方のアンケート回答全文については、以下のページをご覧ください。

    CHECKAさん(年収30万円)のアンケート回答を見る
    CHECKBさん(年収240万円、他社借入190万円)のアンケート回答を見る

    ★モビットには「カード申込(通常カードローン契約)」と「WEB完結(カードレス契約)」という2つの申込口がありますが……。
    このうち「WEB完結」を選んだ場合には、モビットの担当者とお話しをする機会無く審査結果が出てしまうことがあります。
    モビット曰く審査難易度自体に違いは無いとのことですが、事前に伝えたい何かしらの事情があるのなら、審査の過程で必ず申込確認の行われる「カード申込」を選ぶのが無難でしょう(ただし原則として自宅へ郵送物の送付あり)。
    ちなみに上のお二方はいずれも「カード申込」の方を選択されています。

    CHECKモビットWEB完結の総まとめ:カード申込との違いや即日融資条件、電話確認の実施例
    CHECKモビット利用者に聞いた!本人確認電話はWEB完結でも回避困難?質問内容他

    ②他社借入については寛容な方で、3社目・4社目の申込先としても人気

    上に紹介したBさんの例を見ても分かる通り、モビットは他社借入について比較的寛容です。

    ★「モビット」利用者アンケート回答(抜粋)
    Cさんの回答Dさんの回答
    審査結果可決(限度額5万円)可決(限度額10万円)
    年代30代30代
    申告年収350万円360万円
    職業会社員会社員
    勤続年数11年2年
    他社借入計110万円
    (おそらくすべて貸金業者)
    ※年収に対し約31%
    アコム約50万
    クレジットカードキャッシング約50万
    銀行カードローン約100万

    (計200万円)
    ※年収に対し約55.5%
    実家や配偶者などによる生活費負担などなしなし
    信用情報問題申込「2年」以内に、クレジットカードの支払いを「1ヶ月~2ヶ月未満」以上延滞した(ブラック未満の信用情報問題)なし
    申込時の状況など引っ越しにお金がかかるため借入させてもらいました。
    必要金額は10万円です。
    他社借入金の返済が追い付かなくなり自転車操業状態に陥ってしまい、他社への返済のための借入

    Dさんに至っては、年収の半分を超える債務を抱えての審査通過ですね。
    銀行カードローンは総量規制の対象外ですので、この貸付に法律上の問題はありません。

    他社借入を重ねた状態での審査通過報告自体は他社でも見られますが、年収の2分の1に届くような借入があるとなれば話は別
    先に紹介したBさん(年収に対する債務の割合約80%)の例を踏まえて見ても、モビットでは返済能力や将来性を認められれば、多額の借入を抱えていても審査に通過できる可能性があると言えるでしょう。

    ★お二方のアンケート回答全文については、以下のページをご覧ください。

    CHECKCさん(総量規制ギリギリの追加借入成功)のアンケート回答を見る
    CHECKDさん(年収に対する債務割合55.5%)のアンケート回答を見る

    ★とは言えモビットにおいても、他社借入が理由と思われる審査落ち例は見られます。

    参考SMBCモビット「審査落ち」Eさんの例
    年代20代職業正社員(非上場)
    申告年収400万勤続年数4年
    他社借入銀行カードローン:20万円
    カードリボ:60万円
    学生ローン(カレッヂ):20万円
    アイフル:30万円
    プロミス:~50万円
    信用情報問題
    • 申込みから「2年」以内に、クレジットカードの支払いを「1ヶ月」以上延滞した

    (=ブラック未満の信用情報問題を抱えている可能性あり)

    備考プロミスとの契約直後、モビットの審査落ち
    後に学生ローンを完済、アコムで審査通過(10万円)

    総量規制にこそ触れていませんが、さすがに5社(モビットを加えれば6社)の返済義務を抱えながら審査に通過することは難しいようですね……。
    もしくは「プロミスの契約直後にモビットへ申し込んだ」という事実自体が、担当者の心証を悪くしたのかもしれません。(6ヶ月以内の申込情報は個人信用情報機関を通し確認可)

    CHECKEさん(年収に対する債務割合55.5%)の「プロミス」申込時アンケート回答を見る

    ★その他、年収の90%を超える債務を抱えた方はモビット、アコム、アイフル、楽天銀行すべての審査に落ちてしまったとのことでした。ここまで来ると対応できるのは任意整理くらいでしょう。

    ③安定収入がある方への適用限度額はプロミスやアコムに比べ高め

    審査基準とは少し異なるかもしれませんが、申込先にモビットを選択するメリットに「<安定収入があれば>プロミス等の他社に比べ、大きな契約を結びやすい」という点が挙げられます。
    これについては実例を見て頂くのが早いでしょう。

    ★属性の似た方の適用限度額比較(1)
    FさんGさんHさん
    申込先モビットプロミスアイフル
    適用限度額105万円50万円80万円
    年収300万円程度360万円350万円
    勤続年数4年2年不明
    職業会社員
    他社借入なしアコム30万円なし
    信用情報問題なし
    ★属性の似た方の適用限度額比較(2)
    IさんJさんKさん
    申込先モビットプロミスアイフル
    適用限度額103万円50万円50万円
    年収400万円420万円
    勤続年数4年不明
    職業会社員公務員
    他社借入なし地銀カードローン10万円なし
    信用情報問題なし
    備考WEB完結約半年後、130万円に増額

    意外と似た属性の方が少なかったのでちょっと説得力に欠けるかもしれませんが……。
    各金融機関の利用者アンケートを見る限り、「契約当初から100万円以上の契約に成功できた」という報告が複数上がっているのは(現時点で)モビットのみ
    契約時の限度額について、全体の傾向でいうと

    ↑高限度額モビット(返済能力に応じ100万円以上の契約可)
    アイフル(場合によってはモビットと同じく大口契約可)
    ↓低限度額プロミスアコム(原則上限50万円、信用を積むことで増額可)

    といったかんじでしょうか(レイクALSAは現時点で情報が少ないので除外)。

    総量規制(年収の3分の1を超える貸付不可)の観点上、モビットで100万円以上の契約を狙えるのは「年収300万円」以上、かつこれを返済していける能力のある方に限られますが……。
    あなたが安定収入を得ており、他社借入などのマイナス点を抱えておらず、少しでも大口の契約を狙うとするならば、モビットは有力な申し込み先候補となることでしょう。

    ★ただし「安定収入あり、正規雇用、信用情報問題なし」という前提であれば、総量規制に縛られない「楽天銀行スーパーローン」あたりの方がよほど希望にかなう可能性があります。
    (ある程度の属性があれば、他社借入の有無にかかわらず年収の2分の1程度まで借入可)
    こちらについて詳しくは以下のページをご覧ください。

    CHECK「楽天銀行スーパーローン」審査口コミから見るその傾向

    ★ちなみに年収200万円以下の方やアルバイトの方の限度額はどこも似たり寄ったり(特別な事情や何かしらの強みが無い限り、大体10万円前後)です。

    ただし信用情報問題は他社に比べシビアに見られる

    ただし信用情報問題は他社に比べシビアに見られる

    • 年収等の属性よりも「借入を必要としている事情」「将来性」が重視される
    • 他社借入について比較的寛容
    • 返済能力が認められれば、最初から大口契約を結びやすい

    というわけで、比較的柔軟な審査を行っているとされる「SMBCモビット」ですが……。
    そんなイメージに反し、意外と信用情報問題については厳しく対応している模様。こちらも具体例をご覧頂くのが早いでしょう。

    ★「モビット」申込者アンケート回答(抜粋)
    Lさんの回答Mさんの回答Nさんの回答
    審査結果否決否決否決
    →延滞清算後可決
    (2回申込)
    年代20代30代20代
    申告年収250万円300万円200万円
    職業アルバイト会社員会社員
    勤続年数2年1~2ヶ月1年
    他社借入プロミス10万円
    (おそらくブラック下で契約)
    プロミス10万円
    (ブラック下で契約)
    • ショッピングリボ2社計90万円
    信用情報問題
    • 5年以内に債務整理
    • 5年以内に2ヶ月以上の延滞
    • 5年以内の強制解約
    • クレジットカード、携帯電話料金を10年以上踏み倒し中
    • クレジットカードまたは携帯電話料金を2ヶ月以上延滞「中」
    備考モビット審査に落ちた直後アコムで通過(16万円)モビット審査落ちの同日にアコムで通過(10万円)延滞中に審査落ち、延滞下で「アコム」通過
    延滞清算後、モビットでも審査通過(10万円)

    この3名はいずれも「モビット」への申込時、「金融ブラック」と見なされる状況でした。
    ですから審査落ち自体は不思議ではないのですが、気になるのが「モビットの審査を受ける前後、アコムやプロミスで審査に通っている」こと。このことからモビットは、アコムやプロミスに比べ信用情報問題について明らかに厳しいと言えるわけですね。

    「ブラックであっても延滞清算後に借りれた」という報告や上で紹介したBさんの例を見る限り、ブラック状態であっても審査に通過できる可能性が無いとまでは言えませんが……。
    何らかの信用情報問題を抱えているのなら、他社の選択が無難というのはまず間違いないでしょう。

    CHECKモビットの審査は他社よりブラックに厳しい:実際の可決&否決例とブラック要件

    ★ちなみに各種後払いサービス(クレジットカード、各種ローン、携帯電話の本体代金含む分割払いなど)の延滞により「ブラック状態」と見なされるのは、「61日または3ヶ月」以上の遅延が発生した場合です。(存続期間は「延滞清算後」5年間)
    またこれに至らなくても、1ヶ月程度の延滞で「ブラック未満のキズ」が記録されることも多いですね。
    自身の信用情報について知りたい場合には、以下のページをご覧ください。

    CHECK金融事故(金融ブラック入りの要件)とその記録が残る期間について
    CHECK個人信用情報の開示(閲覧)とその見方

    ★延滞による「ブラック未満のキズ」だけが審査落ちの理由となることは無いはずですが、

    といった要因が重なることで、審査落ちを招く事は多いです。
    CHECK40名のアンケート回答から分析!SMBCモビット審査の否決&可決理由とその傾向

    まとめ

    まとめ

    ポイント
    • SMBCモビットは申込時の属性に問題があっても「借入のための真っ当な理由」「今後返済を続けていけるという将来性」があれば審査に通過できる可能性がある。
    • 他社借入についても他社に比べ寛容で、年収の半分を超える債務を抱えていながら審査に通過できた例も複数確認済み
    • 特に属性上問題が無ければ無いで、他社に比べ大きな契約を結びやすいのは嬉しい(適用される法律の問題上、銀行には負けるが)
    • その一方で、信用情報問題については他社に比べ厳しく当たっている模様。ブラック状態、またはそれに近い状態と思われるなら「アコム」「プロミス」等を選ぶのが無難か

    収入や他社借入の問題に対しては柔軟な一方、信用情報問題については厳しい目を向けるSMBCモビット
    とは言え個々の状況に応じた審査結果を出してくれることは間違いありませんから、何か事情が合って借り入れを必要としているなら、半ばダメ元であっても相談してみる価値はあるでしょう。

    監修者からのコメント
    飯田道子先生 飯田道子先生
    /ファイナンシャルプランナー (CFP認定・1級)

    SMBCモビットの審査は他社に比べて柔軟という噂がありますが、無条件で誰もが借りられるという訳ではありません。柔軟なところは、今の状態でマイナスな部分が大きくても将来性を判断してくれる。安定収入がある場合には、他社に比べて限度額が高い傾向にある、ということがあげられます。反対にブラックの人に対しては厳しい傾向があります。ブラック未遂の延滞があるような場合には審査に通らない訳ではありませんが、職種によって審査に通らないことも。各種支払いで延滞がある人は信用情報の確認が必要かもしれません。

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