国の教育ローン、追加融資は可能なの?上限額以上が必要なときの対処法

国の教育ローンを利用するにあたって、不安になるのが「一人350万円まで」という利用制限。(国外の学校へ通学する場合は450万円)
ベネッセ「マナビジョン」によると、私立文系大学に通うためにかかるお金は、在学中にかかるお金だけでも約360万円
また、6年制の私立医大ともなると2000万円以上に……。とても教育ローンだけではまかなうことができません。

今回はそんな教育ローンの、「借り入れたお金が尽きてしまった場合、どうすればいいの?」「二人目以降の借り入れはできるの?」「そもそも教育ローンを利用すべきなの?」といった疑問についてお答えしていきます!



「一人350万円まで」ってどういう意味?国の教育ローンの制度を解説

国の教育ローンの限度額は350万円。ちょっとわかりにくい、追加借り入れ制度についてお教えします!

①正しく言うと、「子供一人、一年間あたり350万円まで」

国の教育ローン(日本政策金融公庫の教育一般貸付)において、あなたが借りることのできる金額は「学生一人につき350万円」。海外進学の場合のみ、450万円までに引き上げられます。

350万円という金額は、入学金や施設費には十分ですが4年分の学費には心もとない金額ですよね。
それもそのはず、国の教育ローンは借り入れ後一年の間に必要なお金を借りるための制度なんです。

②翌年には追加借り入れが可能に!ただし350万円と借入残高の差額しか借りられない

1年分の教育費が融資の対象となる国の教育ローン。
そのため、もちろん2年目以降の申し込みも可能ですが、借りられるのは「350万円-現在の借入残高」の差額まで。2年目の申し込み時点で100万円の借入残高が残っている場合、申し込みのできる最大額は250万円というわけですね。

そのため、1年間で350万円を返済できるのであれば在学中、何度でも350万円を借りることができますが、その場合月々の返済額は32万円以上に上ります。

日本政策金融公庫公式HP:教育ローン用返済シミュレーション

③二人目以降は問題なく満額借り入れ可能

借り入れができるのは「学生一人につき350万円」。そのため、兄弟がいる場合にはそれぞれ最大350万円を借りることができます。
ただし、一人目の借入時に延滞や利息のみの返済を続けているようであれば、審査落ちの可能性も高くなってくるので注意。

詳しくは『国の教育ローンの審査について』を読んでみてください。

④追加融資の際は再び審査を受ける必要あり

2年目以降にもお金を借りたい場合、再び審査を受ける必要があります。もちろん収入証明書をはじめ、各必要書類ももう一度揃えなければなりません。
二人目以降の借入時と同様、これまでの返済状況によっては追加融資を断られてしまう可能性も十分という点には気を付けて!
もちろん、世帯収入200万円以下(所得122万円以下)を理由に金利優遇を受けている家庭であっても、翌年に収入が上がれば優遇を受けられなくなります

必要書類や申し込みの手順については『国の教育ローンの申し込みページ』で解説しています。

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年350万円じゃ足りない!教育ローンで学費をまかなえないとき、どうすればいい?

年350万円じゃ学費をまかなえない、あるいは来年に必要な金額を借り入れられるよう返済を続けるのが難しい……。という場合の対処法についてお教えします!

①そもそも教育ローンは継続的な利用に不向き

一人暮らしの生活費や家賃といった継続的な出費のためにお金を借りたいのであれば、奨学金を利用するのがベターです。

奨学金の最も大きな利点は、学校を卒業して収入を得るようになってからの返済が可能というところ。
教育ローンと違って在学中は利息が発生しないので、在学期間中はお金を借りっぱなしで良いのが特徴です。

『国の教育ローンと奨学金の違い』ページも参考にしてみてください。

ちなみに、奨学金の金利は1%以下。(2016年12月現在)
金利の面だけ見れば、奨学金の方がおトクです。

②日本学生支援機構や大学独自の奨学金制度を併用するのもアリ

一度に大きなお金を借りられる代わりに、借り入れ限度額の厳しい国の教育ローン。
月々少しずつ融資を受ける奨学金とは性質が全く違うので、併用ももちろん可能です。

使い道の例としては「入学金や施設費、学費を教育ローンで支払い、生活費を奨学金で支払う」など。
当然、大きなお金を借りるほど返済が大変になるのでよく考えた上で申し込みを行いましょう。

③信用金庫などのローンは少し金利が高いものの、1000万円まで借り入れ可能

福岡銀行や東京信用金庫、横浜信用金庫などの地方金融機関は、教育ローンの限度額を1000万円と指定していることがあります。ただし金利は3%前後と国の教育ローンよりは高め。また、全額返済するまで追加借り入れもできません

一度に大金が必要な場合は検討するのもアリですが、ここまで大きなお金を借りるための審査はかなり厳しいものとなります。

④成績が優秀なら、給付型奨学金をもらえるかも?

国公立大学・私立大学ともに、成績優秀者に奨学金の給付や授業料の免除・削減制度を採り入れています。給付型の奨学金であれば、返済する必要はありません。
意外と対象人数は多いので、まずは進学先の学校について、奨学金制度を調べてみましょう。

また、医学部を志望する方であれば防衛医科大学校に進学することで、学費免除+給与をもらうことができます。(もちろん入学するのは大変ですが……。)

⑤銀行カードローンや多目的ローンはどう?

返済能力があれば、国の教育ローンを利用した上で、銀行の教育ローンやカードローン、多目的ローンなどの併用も可能ですが……。
教育ローンや多目的ローンはまだしも、カードローンの金利は14%前後。(借り入れ額100万円未満の場合)
明日までにお金が必要!という場合であれば大きな助けになるものの、そうでなければおすすめできません。

金利で言うと、
国の教育ローン(1.81%)銀行の教育ローン(3%程度)多目的ローン(5%程度)<<銀行カードローン(14%程度)消費者金融のカードローン(18%程度)となるので参考にしてみてください。

『国の教育ローンの金利について』のページも読んでみてくださいね。

まとめ

国の教育ローンで借りられるのは「学生一人当たり350万円」まで!融資の対象は「その後1年の間、必要な教育資金」

★追加借り入れには新規申し込み・審査が必要。また、借入残高が残っている場合は350万円との差額しか借りられない

★「一人当たり350万円」なので、兄弟の分に関しては問題ナシ

追加融資を受けるためには、ちょっと手続きに手間がかかる「国の教育ローン」。2年以上の利用を検討している家庭の場合、返済計画を立てることはとても重要です。
国の教育ローンを提供している「日本政策金融公庫」への相談も可能ですので、収入と返済のバランスをよく考えた上で申し込みを行いましょう。





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