国の教育ローンの審査は厳しいの?審査落ちの原因と対策

国の教育ローンの審査は厳しいの?審査落ちの原因と対策

民間企業に比べ、ゆるい申し込み条件と低金利で人気の「国の教育ローン」。正式には教育一般貸付と言います。
その審査に関してですが、収入制限が設けられていないことや母子家庭・父子家庭に対する優遇措置があることからも、決して厳しくはないと言えるでしょう。そもそも福祉事業に近いローンですからね。

ただ、そんな国の教育ローンですが、審査落ちとなってしまう方も確かに存在します
今回は国の教育ローンについて、審査落ちの原因と対策をまとめてみました!

★国の教育ローンって何?という方は、『国の教育ローンについて』ページを先に読んでみてください。

国の教育ローンに通過するのはどんな人?

「幅広い世帯年収の方に対応」という公式HPの記載通り、多くの人に審査通過のチャンスがあります!

①年収に下限制限はなし!単親家庭や世帯年収200万円以下の場合、返済期間が延びる措置も

国の教育ローンに、年収について下限制限はありません。それどころか、世帯年収が200万円の場合、返済期間が延びる優遇措置まで存在しています。

★国の教育ローンにおいて優遇措置を受けられる家庭

母子家庭、父子家庭 金利-0.4%
保証料2/3
交通遺児 保証料2/3
世帯年収200万円または所得122万円以下 金利-0・4%

銀行の教育ローンは年収200万円以上でないと申し込めないことが多いので、国の教育ローンは銀行よりも経済的にどうしても進学が厳しい家庭を対象にしていると言えますね。
そのため、家計が苦しくても最低限の条件さえ満たしていれば、十分審査通過の可能性があります。

国の教育ローンの返済について詳しくは、『国の教育ローンの返済』ページで解説しています。

②反対に、収入が790万円以上だと利用を断られてしまうことも……。

国の教育ローンでは、年収が低い分には問題ないものの、反対に年収が高いと申し込みを断られてしまう可能性あり。銀行などの民間企業であれば高収入は歓迎されることを思うと、性質の違いがよくわかります。

子供の人数 世帯年収(所得)の上限額
1人 790万(590万)
→緩和条件※を満たせば上限が990万円(770万円)に
2人 890万(680万)
→緩和条件※を満たせば上限が990万円(770万円)に
3人 990万(770万)
4人 1,090万(860万)
5人 1,190万(960万)

子供の数が2人以下の場合、以下の条件をひとつでも満たせば、世帯年収990万円(所得770万円)まで国の教育ローンを利用できます。

 

  • 勤続年数3年以内
  • 居住年数1年未満
  • 世帯内に自宅外通学(予定)の者がいる
  • 申し込み者または配偶者が単身赴任中
  • 海外留学のために借り入れ
  • すでに1年で、年収に対し3割を超えるお金を謝金返済に充てている
  • 親族に要介護認定者が存在し、必要な費用を負担している
  • 大規模な震災によって被災
  • 上の制限に引っかかってしまった方は、国の教育ローンを利用できません。
    奨学金や民間企業の教育ローンを利用しましょう。

    ③毎月の返済額をチェックしておこう!

    いくら経済的に厳しい家庭に融資を行っているとは言え、返済の見込みのない家庭はその対象外
    そのため、申し込み前には毎月の返済額をよく確認する必要があります。

    毎月の返済額を知るためには、日本政策金融公庫公式HP:教育ローン用返済シミュレーションを試してみましょう。
    もしも借り入れ期間を最長にしても支払いが難しそうであれば、教育ローン以外の方法を取った方が良いかもしれません。

    ④国の教育ローンの審査に通る最低条件

    福祉事業に近い面もある「国の教育ローン」20歳以上で安定した収入があれば申し込み可能なのですが、もちろん誰でも審査に通過するわけではありません。
    そんな審査落ちの理由は、主に以下の通りです。

  • いわゆるブラック状態である
  • 返済ができないと見なされる家庭状況にある
  • 生活保護受給中である
  • 上の条件を一つも満たしていないのであれば、審査通過の可能性は十分ですよ!
    すでに住宅ローン、カードローンなどの借金を背負っていても、返済能力さえあれば通過可能です。

    ★ひとつでも条件を満たしてしまった場合は、審査に通過できません。
    『審査に落ちてしまった場合の対処方法』を読んでみてください。

    日本政策金融公庫はブラックNG!そもそもブラックってどんな人?

    いわゆる「ブラック状態」にある人は、必ず審査落ちとなってしまいます。あなたは大丈夫か、チェックしてみましょう!

    ①日本政策金融公庫は2つの個人信用情報機関に加盟している

    国の教育ローンを取り扱っている「日本政策金融公庫」は、2つの個人信用情報機関に加盟しています。
    個人信用情報機関とは、これまでのクレジットカードやローンの利用状況をすべて保存・共有している場所のこと。
    簡単に言えば、どこかの金融機関で問題を起こした人は指名手配犯のように扱われ、どこの審査にも通らなくなってしまうんですね。

    もしもあなたがお金を貸すなら、多くの借金を踏み倒し続けている人よりも、これまで何のトラブルも起こしたことがない人を選びたいですよね。
    金融機関だって同じです。

    ②「ブラック状態」となるのはこんな人!

    ブラック入りの原因 ブラック期間
    2~3ヶ月以上の支払い延滞
    (クレジットカード、各種ローン、携帯電話料金、奨学金など)
    契約終了から5年間
    任意整理、特定調停 5年
    個人再生、自己破産 10年(銀行系の借金を含んでいた場合)
    5年(銀行系の借金を含まない場合)
    強制解約
    (クレジットカード、各種ローン、携帯電話料金、奨学金など)
    5年

    ブラック状態となるのは上の条件にひとつでも当てはまる人
    残念ながら、一度ブラック状態になってしまうと原因ごとのブラック期間が明けるまで、お金を借りることはできません

    国の教育ローンの審査に落ちてしまった場合の対処方法

    審査に落ちてしまった場合、または審査落ちの条件を満たしてしまった場合、教育費をまかなうために取るべき方法を挙げていきます。

    ①配偶者や親戚の名義で国の教育ローンに申し込む

    十分な収入のある、ブラックでない方が身近にいるのであれば、代わりに申し込みをお願いするのもアリでしょう。
    トラブルを防ぐために同じ家計内にある存在、一般的には配偶者が挙げられます。

    別家計にある人に代理申し込みを頼むと、トラブルのもとになりがちなのでできるだけ控えましょう。
    どうしても、という場合には、あなたが返済が行うことを明記した契約書などを取り交わしておくと良いですね。
    『借用書の書き方』ページも参考にしてみてください。

    ②奨学金を利用する

    学生名義で借りられる奨学金であれば、保護者がブラック状態でも利用可能です。ただし、この方法は(連帯)保証人になってくれる収入のある親族が、二人いる場合に限られます。

    なぜかと言うと、ブラック状態の人は連帯保証人として認められないから。
    そして、奨学金を借りるためには連帯保証人・保証人が各一人ずつ必要なんですね。

    ③新聞奨学生などの制度を利用する

    その他の対策といえば、以下のようになります。

  • 新聞奨学生となる
  • 成績優秀者となり、学校独自の学費免除を受ける
  • アルバイトで働いてまかなう
  • 新聞奨学生とは、新聞社に学費の一部あるいは全額を支払ってもらう代わりに新聞配達や集金などの業務を行う制度のこと。家賃の必要ない寮が設置されていることもあります。

    ただし、その労働環境はかなり過酷
    新聞奨学生の仕事のせいで、大学の授業に出席できない……。といった本末転倒の事態が起こることも多いです。よく考えた上で申し込みを行いましょう。

    詳しくは各社の募集要項を読んでみてください。

    まとめ

    国の教育ローンの審査は決して厳しくない!経済的に厳しい家庭であっても、最低限の返済が可能でブラック状態になければ、国の教育ローンを利用できる
    単親家庭や交通遺児、世帯収入の少ない家庭は優遇措置を受けられる

    国の教育ローンの審査基準は、言ってしまえば「最低限の返済能力がある」「ブラック状態でない」程度。
    銀行教育ローンに比べればずっと甘い上、金利が低いことは確かですので、まずはここを受けてみると良いでしょう。

    

    

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