【出家詐欺とは】信用情報制度から見るその仕組みと、闇金からの脱出について

【出家詐欺とは】信用情報制度から見るその仕組みと、闇金からの脱出について

「闇金の取り立てで、出家をほのめかすようなことを言われた。
調べてみたらどうも<出家詐欺>というみたいなんだけれど、どういうことだろう?」

そんなあなたは、もしかすると詐欺加害者の一歩手前にいるかもしれません。
出家詐欺とは、出家をすることで本名を変えられることを利用し、本来借りられないはずの多額のお金を金融機関から騙し取る詐欺のこと。これを取り上げたNHK放送番組の「やらせ」でも、放送倫理検証委員会が絡んで少し話題になりましたね。

さてこの出家詐欺、被害に遭うのは主に銀行などの住宅ローン。言うまでもなく詐取額は数千万円単位です。
そして闇金融以外にも暴力団や悪徳不動産会社、そして悪徳宗教法人が絡んでいる可能性が高い等、キャッチーな名称に反し大規模な犯罪となりやすいのが恐ろしいところ。

今回はそんな出家詐欺の仕組みと、闇金へ明確な対策方法について簡単にまとめました。
読み終えていただければ、できる限り穏便に窮地を脱出するヒントを掴めるはずです。

出家詐欺ってどんな犯罪?

出家詐欺ってどんな犯罪?
あなたが闇金融を通じて出家詐欺をお知りになったのなら、個人信用情報についてもご存知かと思います。
これは金融機関共通の顧客データベースのことで、「今、AさんはX社とY社から300万円を借りており、Z社で延滞を起こしている」といったような情報が記載されているわけですが……。

個人信用情報を調べる際には第一に氏名、次に住所や生年月日などを利用します。
そのため以前は、結婚して苗字の変わった女性の信用情報がまっさらになることもあったようですね。(今は旧姓の記入などを求められることが多いこともあり困難です)

さて、このように信用情報を調べる上で、氏名と言うものはとても大事。偽名で申し込みを行おうにも、契約には身分証明書が必須になることからこれも上手くいきません。
そこで悪徳業者が目をつけたのが、出家すれば戸籍に記載されている本名を変えられるという仕組みを使った「出家詐欺」、というわけです。

典型的なパターンだと、暴力団や闇金融といった組織が多重債務者などに目をつけ、グルになっている宗教法人(お寺)を使い短期間で「出家」させます。
ここで名前を変えさせれば、以前の借金もブラック状態も金融機関にバレず、実質的な帳消しに。
あとは綺麗な信用情報を使って多額の借金、主に住宅ローンを組ませ、金融機関から多額のお金を頂戴し、その大部分を関係者で山分けすれば完了というわけです。
住宅ローンの審査を通すため、不動産会社などが絡んでる場合も多いようですね。

「出家して本名を変える」という点だけを一見すると、本当に修行を積んで出家したお坊さんらと区別がつかないようではありますが……。
実際に複数の逮捕者も出ていることから、悪意があるという証拠が出れば詐欺罪で起訴するのは難しくない模様。
債務額が非常に大きいことを考えても、一度手を出すと取り返しが付きません。闇金融などに「また借りられる」「借金や悪い信用情報を帳消しにできる」といった甘い言葉を囁かれても、絶対に乗らないでください

<脅されて犯罪に手を染めても罪になる?>

脅されて違法行為に手を染めた際の取扱いに関してですが、刑法37条に以下のような記載があります。

自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。
ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

(刑法第37条より)

つまり自分を守るためにやむを得ず行った犯罪は、「罰されない」か、「場合によって軽くなる」ということですね。
とは言え100%罪に問われないわけでなく、警察に駆け込める状況にあった場合等には免除が認められない可能性も十分にあります。

★民事事件の場合、脅迫による行為はすべて取り消し可能となります。

闇金とのかかわりを断つためには、弁護士などへの相談が有効

闇金とのかかわりを断つためには、弁護士などへの相談が有効
一般に、違法業者とのかかわりを断つためには弁護士や司法書士と言った法律の専門家への相談が有効とされています。
とは言え警察が何らかの対処を取ってくれたのなら、多額の費用も掛かりません。まずは警察へ相談の上、被害が収まらなかったら専門家への依頼を検討することをおすすめします。脅しの電話などが掛かってきている状況であれば、証拠を残しておけると良いですね。

相手が闇金の場合、年109.5%を超える利息の契約は以下に定められているとおり刑法に触れます。

金銭の貸付けを行う者が、年百九・五パーセント(二月二十九日を含む一年については年百九・八パーセントとし、一日当たりについては〇・三パーセントとする。)を超える割合による利息(債務の不履行について予定される賠償額を含む。以下同じ。)の契約をしたときは、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。当該割合を超える割合による利息を受領し、又はその支払を要求した者も、同様とする。

(出資法第五条より)

とりあえず闇金側が法律の上で勝てる要素はありませんので、何はともあれまずは以下のページを参考に、相談に行ってみてください。

CHECK警視庁公式HP「ヤミ金・マルチ商法で困っている。」

「警察や弁護士に相談しても無駄」と言われる例も多いようですが、ハッタリに過ぎないことがほとんどです。

というのも多くの場合、闇金にとってあなたは複数いる顧客の一人に過ぎません。
そして闇金側には警察や弁護士、司法書士に対抗できる武器が何一つ無く、深入りすれば警察に目をつけられたり、過払い金や損害賠償を請求されたりといったリスクが非常に大きくなっています。

そんな莫大なリスクを踏まえた上で、あなた一人を追う見返りは闇金側にありません
よって、警察や法律家を味方につけ、「お金の回収よりも相手方のリスクを大きくする」のが闇金に対する最も有効な対策だと言えます。

★一口に法律家といっても得意不得意があります。専門家の力が必要になった際には、闇金対策に強い弁護士・司法書士を選びましょう。

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まとめ

まとめ

出家詐欺とは、多重債務者などを「出家」させて本名を変え、まっさらな信用情報で多額のお金を借りさせる詐欺のこと。
闇金だけではなく、宗教団体や不動産会社などが絡んでいることが多い
実際に逮捕例も出ているので、信用情報をクリアにできると言われても絶対に手を出さないこと
★闇金とのかかわりを絶つためにはまず警察、効果を感じられなかったときに弁護士や司法書士といった専門家へ相談するべき。よほどの事情がない限り、あなた一人を追うメリットは闇金側に無い

個々の事情にもよるため一概には言えませんが、違法業者の被害に遭っているのなら証拠を集めた上で、まずは警察へ相談にいけると良いですね。
詐欺罪は未遂でも罰せられる、非常に重い罪です。絶対に手を出さないで下さい。

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