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【プロミス】ブラック状態での申し込み結果から探る審査基準

【プロミス】ブラックでの申し込み結果から探る審査基準

プロミスは、テレビや電車の広告で目にすることも多い消費者金融会社です。
借り入れには審査が必要ですが、「クレジットカードの滞納」等、信用情報の問題を抱えている場合、審査に影響が出ることもあります。
「ブラック状態」とは、「審査に影響するほど信用情報に問題がある状態」のことです。

今回は、問題を抱えた状況下で「プロミス」へ申し込んだ方にアンケート調査を実施しました。
申込当時の状況や、それぞれの審査結果をまとめて解説します。

「プロミス」基本情報
金利 4.5%~17.8% 限度額 1万円~500万円
※上限は年収の3分の1
審査スピード 最短25分 申込~借入までの必要時間 最短1時間
申込条件
(公式HPより)
年齢20~69歳のご本人に安定した収入のある方

事前にチェック!そもそもあなたはブラック状態?

今回「2015年以降のプロミス申込経験者」を対象にアンケート調査を実施したところ、「信用情報に問題があるから審査に通らないと思っていた」という方が散見されました。

ここでは、プロミスの審査に影響する主な要因について確認しておきましょう。

存続期間
審査に通過できない クレジットカード、各種ローン、各種分割払い(携帯電話端末含む)の支払いを「61日」または「3ヶ月」以上延滞 「延滞解消から」5年
クレジットカード、各種ローン、各種分割払い(携帯電話端末含む)契約の強制解約 5年
債務整理 5年
審査に影響する可能性がある クレジットカード、各種ローン、各種分割払い(携帯電話端末含む)の支払いを「1ヶ月前後※」延滞 延滞発生月から2年
各ローン等へ立て続けに申込を行った
(ただしキズと見なされる申込数は金融機関等による)
6ヶ月
これまでに一度も各種「後払い」サービスを利用したことが無い
(消費者金融会社の審査ではあまり問題にならない)
※判断基準は金融機関による

自分の信用情報(後払いサービスの利用履歴)について詳しく知りたい場合には、開示して見ることもできます。
CHECK個人信用情報の開示とその見方、開示請求先の選び方について

「他社での支払いを延滞中」であれば、その延滞期間が2ヶ月未満であっても、審査に通過できない問題と見なされる可能性があります

★金融機関に「問題を抱えた方のリスト」は存在しません。
前提として、あなたが各種ローンやクレジットカード、分割払い(携帯電話端末含む)といった「審査の必要な後払いサービス」を使うと、その利用状況は「個人信用情報機関」という場所に保存され、審査のたびに申込先の金融機関(プロミス含む)から閲覧されることとなります。
この「個人信用情報機関」に長期間の延滞・強制解約などの悪い情報が掲載されると、審査に影響を与えます。

★公共料金(電気ガス水道料金、NHK受信料、各種税金など)の滞納は、審査に影響する問題にはなりません。
これは公共団体などが「個人信用情報機関」に加盟していないためです。

CHECK金融事故の種類とその存続期間

ブラック状態、特に他社借り入れがある場合の審査通過は困難

ブラック状態、特に他社借り入れがある場合の審査通過は困難

問題を抱えた状態でプロミスに申し込んだ方々のアンケートを整理すると、やはりプロミスの審査通過は厳しいという結果が出てしまいました。

「プロミス」2015年以降の金融ブラック状態での申込者
申告年収 他社借入 審査結果 備考
30代、派遣社員 300万円 アコム30万円 審査落ち 携帯電話料金を2ヶ月以上延滞中
直後にレイクALSAで通過(20万円)
【参考】年収300万円、アコムから50万円借入中、信用情報に問題の無い方は限度額50万円でプロミスの審査通過※
40代、自営業 350万円 楽天カードキャッシング枠30万円 審査落ち 5年以内に2ヶ月以上のクレジットカード延滞(申込時清算済み)
20代、契約社員 400万円 なし 審査落ち 5年以内に強制解約(携帯電話)
その他複数の金融機関にも申し込んだが、すべて審査落ちとのこと
30代、自営業 400万円 アコム56万円
アイフル10万円
審査落ち 5年以内に任意整理
他延滞などの記録あり
【参考】年収400万円、他社債務計80万円、信用情報に問題の無い方は限度額50万円でプロミスの審査通過※
※こちらの結果の通り他社ご利用の方でも審査可能ですが、お客様のご状況によってご利用いただけない場合もございます。

同じ年収でさらに大きな債務を抱えていても、信用情報に問題がない方は、審査に通過しています。
信用情報問題が、審査結果を左右しているのは確かです。
審査に落ちてしまった4名中3名がすでに他社からお金を借りていた事を考えると、「信用情報問題」「他社借入」両方がある状態では、審査通過はほぼ不可能と考えられます。

また、「他社借入無しで、年収400万円」といった、属性に問題の無さそうな方でも審査に落ちてしまっています。
この方が別のマイナスポイントを持っていた可能性もありますが、やはり信用情報に問題がある状態でプロミスに申し込んでも、審査通過の可能性は低いでしょう。

これは他の消費者金融でも同様と推測されます。

すでに他社からお金を借り入れている場合、いたずらに借入先を増やすことは、今後の返済のことを考えるとおすすめできません。どうしても借入が必要な事情がある場合にのみご検討ください。

★信用情報に大きな問題がなく、「なぜ審査に落ちたのか分からない」という申込者はしばしば見られます。
審査基準が異なる他の金融機関へ申し込むことで、この問題は解消されることが多いです。
複数の金融機関の審査に立て続けに落ちてしまった場合には、一度個人信用情報を開示してみることをお勧めします。
金融機関に直接問い合わせても、審査落ちの理由は教えてもらえません。

「プロミスが保証する銀行ローン」で事故を起こしていないことは確認しておきたい

プロミスでは、信用情報に問題がなければ「学生でも審査に通過できた」「収入があまり多くない状態でも借りられた」というアンケート結果があります。

しかし過去にプロミスの顧客情報に残る問題を起こしているなら、審査通過は難しいでしょう。

プロミスの顧客情報に残る問題として考えられるケースは2つです。

  • プロミスと契約を結んでいる途中で金融事故(2ヶ月以上の延滞、債務整理など)を起こした
  • 「SMBCコンシューマーファイナンス」社が保証する銀行カードローン等で金融事故を起こした

「プロミス」は、「SMBCコンシューマーファイナンス」という三井住友銀行グループの消費者金融会社が取り扱う、キャッシングサービスブランドの名前です。
「SMBCコンシューマーファイナンス」のサービスで問題を起こした場合、同社に残った悪い顧客情報はそのまま「プロミス」の審査に影響します。

もしもこれまで銀行カードローン契約中に金融事故を起こしたことがあるのなら、そのときの「保証会社」を今一度ご確認ください。

★個人信用情報と異なり、各社に保管された顧客情報は半永久的に残るとされます。
仮にSMBCコンシューマーファイナンスまわりで金融事故を起こしたことがある場合、同社が保証する銀行ローンやプロミスの利用は今後一切できないものと考えて良いでしょう。

ブラック状態で借入をする方法は?

「ブラック状態かつ他社借入あり」という状況での新規借入を必要としているなら、申込先は「中小消費者金融会社」にほぼ限定されます。

中でも「セントラル」はユーザーサービスが充実していて、初めての方も利用しやすい中小消費者金融です。
店舗数が多く、そばに店舗が無い場合も来店不要で契約ができます。
借入もセブン銀行ATMを利用できるため利便性が高く、即日発行にも対応しています。

セントラル
金利 4.8%~18.0% 限度額 1万円~300万円
審査スピード 最短即日 融資スピード 最短即日
その他
  • セブン銀行ATMの利用可(カードの発行を希望した場合)
  • 東京都、神奈川県、埼玉県、愛媛県、香川県、高知県、岡山県に店舗あり(詳細公式HP
  • 来店なしでも即日振込可

現在の借入を一本化したいのなら「ブラックかつ多重債務者」という方に評判の良い「スペース」への申し込みを検討しましょう。

審査に時間は掛かりますが、おまとめに成功できれば複数の金融機関への返済に追われる事もなくなります。審査の結果次第では利息の負担も軽減できるため、上手く利用すれば債務整理などを回避することもできるでしょう。

スペース
金利 8%~18% 限度額 最高500万円
審査スピード 最短即日~1ヶ月超 融資スピード 最短即日~1ヶ月超
その他
  • 店舗(大阪府)への来店が可能なら、若干審査・融資日数を短縮できるか

★ただしこういった中小業者は審査が柔軟な分「任意整理に一切応じない」という姿勢を取ることも珍しくありません
「一時的な借入により、生活を立て直す」という目的以外での利用はおすすめしかねますので、あらかじめご承知おきください。

CHECK「債務整理後でもお金を借りれた」報告複数の6社情報まとめ【任意整理・個人再生】
CHECKブラック対応の中小消費者金融会社(街金)について

★大手の中でも、アコムにおいては「ブラックかつ少額の他社借入あり」という状況での通過報告が寄せられています。
中小業者の利用に抵抗があり、これまでアコムに関連する場所(アコム保証の銀行カードローン等含む)で問題を起こしたことが無いのなら、ダメ元で申し込みを行ってみるのもありでしょう。

まとめ

まとめ

ポイント
  • 「自分の信用情報に問題があると思い込んでいる」人は多い。まずは「本当に問題があるか」を確認する
  • 信用情報に問題がある状態、特に「信用情報問題があり、他社借入もある」状態でのプロミスの審査通過はかなり厳しい
  • 信用情報に問題がある状態で借入をしたい場合は、中小消費者金融への申し込みを検討しよう

申し込みやすさを誇る「プロミス」でも、信用情報に問題がある状態では、簡単に審査に通れるとは言えません。
実際に確認してみて問題がなかったなら、状況次第では次の審査の結果が変わるかもしれません。


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