【FP監修】楽天銀行カードローン、楽天会員への審査優遇には期待するな!体験談に基づく審査基準

この記事の監修者
飯田道子先生/ファイナンシャルプランナー (CFP認定者・1級FP技能士)
Financial Planning Office Paradise Wave代表。著書『貯める!儲ける!お金が集まる94の方法 』(ローカス)他多数。

楽天銀行カードローン、楽天会員への審査優遇には期待するな!体験談に基づく審査基準
「楽天から届いたいつものメルマガに、<楽天会員ならカードローンの審査優遇>の文字が。
低金利で借りられるのなら、使ってみたいと思うけれど……」

会員ランクに応じて審査優遇を行うらしい「楽天銀行スーパーローン(カードローン)」。これは公式HPにもしっかり明記されていることではありますが……。
残念ながら実際の、楽天銀行ユーザーを対象にしたアンケート調査によれば、楽天カードユーザーであろうが楽天銀行口座の保有者であろうが、審査落ちは珍しくありません。また審査に通れた場合であっても、特に金利優遇などを受けられるわけではない模様。
要はこの「審査優遇」、あまり期待しないに越したことは無いでしょう。

今回は実際のアンケート調査から、「審査優遇」の程度や楽天銀行の審査方針を割り出し、簡単にまとめました。
読み終えていただければ、この銀行がどういった方向で審査を進めているのか分かります。

申込条件 ※事前にご確認ください。

以下の全ての条件を満たす方

(1)満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
(2)日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
(3)お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
(4)楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けることができる方(※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です

楽天銀行カードローン(基本情報)
実質年利 1.9%~14.5% 限度額 10万円~800万円
審査スピード 公式HP参照 口座開設 不要
融資スピード 公式HP参照 借入判断 なし
申込条件
事前にご確認ください
以下の全ての条件を満たす方

(1)満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
(2)日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
(3)お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
(4)楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けることができる方(※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です


楽天銀行スーパーローンの「楽天会員への審査優遇」はあまりアテにならなそう……。

楽天銀行スーパーローンの「楽天会員への審査優遇」はあまりアテにならなそう……。
楽天銀行の公式HPやメールマガジンでは、以下のような「楽天会員ランクに応じて審査優遇」といった記載を見ることができます。が……

楽天銀行公式HP内の「楽天会員の審査優遇」PR

▲楽天銀行公式HPより
結論から言うと、これに関してはあまりアテにしない方が良いです。
というのも今回2015年以降の<楽天銀行スーパーローン>申込者を対象に実施したアンケート調査の中では、「楽天銀行口座を普段から使っている」「楽天カードを普段から使っている」にもかかわらず、審査に落ちてしまったという方がまったく珍しくなかったんですね。

★楽天ユーザーにもかかわらず、審査に落ちてしまった例(一部)

申告年収 他社借入 楽天利用状況、備考
50代自営業 250万円
(所得)
なし 楽天カードあり
楽天銀行口座あり
40代アルバイト 250万円 アコム20万円 楽天カードあり
楽天銀行口座あり
勤続年数1年未満
30代契約社員 300万円 銀行、信販会社から計100万円 楽天カードあり
30代自営業 400万円
(所得)
信販会社から、詳細不明 楽天カードあり
※リンクの貼ってある方については、リンク先でより詳しい属性・体験談をご覧いただけます。

申込当時の会員ランクを確かめることは難しいでしょうから、特にこれについてお尋ねはしていませんが……。
楽天カードを普段から使っていれば「プラチナ」会員くらいまでは楽に到達できますから、(全員とは言えませんが)上の方もそれに近い会員ランクだったのではないかと思います。

にもかかわらずこういった結果が出ていることからは、楽天会員ランクによる審査優遇はさほど大きなものでないと判断できるでしょう。
特に表中「50代自営業」の方については、「自営業」という肩書以外に審査落ちの理由が見られません。250万円という申告所得も、税金や経費を差し引いた後と考えれば一概に低いとも言えないはずです。

……とまあこの1例だけ見ても、「自営業であるデメリット>楽天ユーザーとしての審査優遇」であることは間違いなさそう。
実際、アンケートの中では「楽天の方から案内してきたのに審査に落とされた…」という不満の声もいくつか見られました。

★スーパーローンの保証会社は原則として「楽天カード」ですから、楽天カードで長期延滞などを起こしたことがあると、審査通過は難しくなります。
(楽天カードで保証を受けられなくともセディナが保証してくれれば審査に通過できるはずですが)

ただし今回のアンケートでは「信用情報やクレジットカードの利用履歴について不安は無かったか」という設問を設けていたのですが……。
上の回答者の中で楽天カードを長期間延滞したり、ブラック状態であろうと思われる方はいらっしゃいませんでした(=楽天カードで問題を起こしていない楽天会員でも、普通に審査に落ちうる)。

★上の内容とは逆に、「楽天カードや楽天銀行口座を持っていないけれど審査に通過できた」という方も多数いらっしゃいます。
このことを考えても、「普段から楽天系のサービスを利用しているかどうか」は審査結果をほとんど左右しないと考えて良いでしょう。

★楽天カードを持っていないが、審査に通過できた例(一部)

申告年収 他社借入 楽天利用状況、備考
20代アルバイト 200万円 なし 楽天銀行口座あり
楽天カードなし
20代正社員(非上場) 400万円 なし 楽天カード・口座なし
限度額120万円

審査上で重視されるのは、楽天会員ランクや個人の事情よりも「年収、勤務形態」など

審査上で重視されるのは、楽天会員ランクや個人の事情よりも「年収、勤務形態」など
お気づきになられたかもしれませんが、上で紹介した審査落ち例はいずれも正規雇用者「以外」の方のものでした。
これと言うのも、今回の調査では楽天カード等の利用の有無にかかわらず、年収300万円以上の正規雇用者に審査落ち例が一切見られなかったんですね。中には多額の他社借入残高がある状況で、審査に通過された方もいらっしゃいました。
(年収200万円台の正規雇用者には1つ審査落ちが見られましたが、この方は年収の7割近い債務を抱えていたのであまり参考にならなそう)

つまりどういうことかと言うと、楽天銀行スーパーローンの審査では「会員ランク」なんかよりも「勤務形態」「年収」といったステータス面が明らかに重視されるということ。
身も蓋も無い言い方をすれば、楽天の評価的には「はじめて楽天を利用する正社員>楽天ヘビーユーザーの非正規雇用者」ということになるでしょうか……。

「楽天銀行スーパーローン」の審査傾向は、明らかに「ステータス重視」
楽天カードや楽天銀行口座を普段から使っていることよりも、「年収」や「正規雇用者か否か」といった申込者のステータス面の方が重視されます

逆に言うと安定した年収と「正規雇用者」としての立場があるのなら、楽天系のサービスを利用したことが無くとも、十分に審査通過を狙えるということですね。

ちなみに今回の調査では、「非正規かつ勤続1年未満」という方の審査通過例も確認できませんでした。勤続年数も、それなりに審査結果に影響するものと考えられます。

CHECK楽天銀行カードローン、審査落ち報告から見るその理由&落ちた後に借りられた他社情報

★とは言え非正規であっても、「多重債務」「勤続1年未満」といったマイナスポイントが無ければ審査通過を狙えます。
詳しくは以下のページをご覧ください。

CHECKアルバイターのための「楽天銀行スーパーローン」審査通過例・否決例
CHECK派遣社員のための「楽天銀行スーパーローン」審査通過例・否決例

楽天カードを使っているからと言って、適用金利が下がるわけではない模様

楽天カードや楽天銀行口座を使っており、会員ランクが高いと思われる状況であっても、目に見えて審査に通りやすくなるわけでは無い楽天銀行。
それなら適用金利の方で優遇が受けられるのか…というと、こちらも首をひねらざるを得ないかも。

というのも今回のアンケート調査中、「楽天カードを持っている」かつ「審査に通過した」と回答された10名のうち、「14.5%」を下回る金利で契約を結べたのはわずか1名でした。しかもこの方、年収700万円・勤続26年・公務員という高属性です(提示金利は8%前後だったとのこと)。
ということで、会員ランクによる金利引き下げについてもさほど期待しない方が良いでしょう。

ちなみに楽天銀行の場合、「利用限度額290万円」まで上限金利14.5%が適用される可能性があります。100万円以上を借り入れる際の適用金利は、他行に比べ高めとなるでしょう。

まとめ

まとめ

ポイント
  • 実際の「楽天銀行」申込者へ実施したアンケート調査を見る限り、
    • 楽天ヘビーユーザー(おそらくプラチナ会員以上)にもかかわらず審査落ち
    • 楽天カードを持っていないが、問題なく審査通過

    はどちらもまったく珍しくない。
    ということで楽天の言う「会員ランクに応じた審査優遇」はさほど大きなものでないと考えられる

  • 楽天の審査は明らかに「ステータス重視」。今回の調査では年収300万円以上の正規雇用者に審査落ち例は見られなかった。
  • 楽天会員であっても、「14.5%」を下回る金利でキャッシング契約を結ぶことは難しい模様。金利引き下げについてはあまり期待しないでおこう

個人個人の事情に応じて審査を行う消費者金融会社らに比べると、かなり機械的な審査を行っている「楽天銀行スーパーローン」。
残念ながら普段から楽天系のサービスを利用しているからと言って、目に見えるような優遇は受けられません。
よってこれにはあまり期待せず、フラットな気持ちで申し込みを行うのが良いでしょう。

監修者からのコメント
飯田道子先生 飯田道子先生
/ファイナンシャルプランナー (CFP認定・1級)
飯田道子先生

飯田道子先生/ファイナンシャルプランナー(CFP認定・1級)

一般的に銀行のカードローンでは自行との取引密度に比例して、審査を優遇・貸出金利をディスカウントする等のサービスが多々見受けられます。とはいえ楽天の場合は、楽天カードを健全に利用している、口座を開設している人であっても特に優遇されることはなさそう。楽天が注目しているのは会員ランク等ではなく年収や勤務形態等のステータスで、審査に通った場合にも金利ディスカウントは稀。楽天は、正規雇用者向けの借り入れ先と言えます。

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この記事でチェックしたカードローン情報

楽天銀行カードローン(基本情報)
実質年利 1.9%~14.5% 限度額 10万円~800万円
審査スピード 公式HP参照 口座開設 不要
融資スピード 公式HP参照 借入判断 なし
申込条件
事前にご確認ください
以下の全ての条件を満たす方

(1)満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
(2)日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
(3)お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
(4)楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けることができる方(※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です




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