アコム徹底解説:申込、審査から返済・解約まで詳しく説明【カードローンガイド】〜 アコムは審査通過率No.1!限度額の目安や毎月の返済額、他社との比較
「急な出費が発生!キャッシングを使ってみたいけれど、そもそも安心して利用できるの?」
「カードローンを使ってみたいけれど、審査に通るか心配……。」
そんなあなたにこそおすすめしたいのが、消費者金融(キャッシング会社、いわゆるサラ金)の中で会員数ナンバーワンを誇る「アコム」。
「サラ金」と言うととんでもない高金利でお金を貸し付け、むやみな取り立てを行うといったイメージを持たれてしまいがちですが……。
現在は法改正&カードローン業界の競争激化により、大手消費者金融はどこも「借入・返済のクリーン化」を実現させています。つまり、不安を抱かずに利用できるということですね。
そこで今回は「アコム」が人気の理由はもちろん、申し込みや借入・返済方法をはじめ、「こんな人にはアコムはおすすめできない!」というデメリットまでを詳しくまとめてみました。
読み終えていただければ、きっとあなたに合った借り入れ方法が見つかりますよ!
「アコムは安心して利用できるの?とんでもない利息を請求したり、家に取り立てにきたり……。なんてことはない?」
そういった不安の声は、非常に多く聞かれます。
実は大手消費者金融であっても、2000年代初頭には違法取り立てや年29%以上の高金利(グレーゾーン金利)での貸付が行われていました。
その後、こういった消費者金融会社の姿勢は多くの批判を浴びる形となり、結果的に消費者金融を縛る法律は非常に厳しいものに。
現在は訪問での取り立てはもちろん、第三者にあなたの借り入れをバラすことや20%を超える金利での貸付はすべて禁止されています。
さらに、現在は確認した限りすべての都市銀行・地方銀行が、莫大な資本をもってカードローン業界に参入。
利用者にとってはよりどりみどりと言っても良い環境ですから、アコムが何か問題を起こしてもすればすぐにお客さんはいなくなってしまいます。
言ってしまえば、利用者に不安を抱かせるような対応、取り立てを行っているとそれだけで経営の危機に陥ってしまう可能性があるんですね。
というわけで、「アコム」「プロミス」など、いわゆる「大手サラ金」業者は現在、「丁寧な電話応対」「充実した利用者サービス」「迅速な融資スピード」をウリにした健全な金融機関となっていますので安心して利用できますよ。
実質年利 | 限度額 | 審査 スピード | 融資 スピード |
---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1万円〜800万円 | 最短30分 | 最短1時間程度 |
申込条件 | 郵送物回避条件 | ||
|
|
- 土日祝日対応
- クレジットカード(ACマスターカード)も発行
- 初回30日間無利息(金利0%)
- 一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです
(2020年11月度新規貸付率44.5%/アコムマンスリーレポートより) - 時間外振込対応は限定的(詳細公式HP)
他社と比べたアコムの「良いところ」:こんな人にアコムはおすすめ!
まずは、「プロミス」「アイフル」といったその他の有名企業と比べたアコムの長所を解説していきます!
①審査通過率が大手中最も高い=審査に通りやすい!
他社と比べた、アコムの最も大きなメリットは「審査通過率が高い」こと。
一部の金融機関の審査通過率が掲載された「月間消費者信用」誌によると……。
プロミスの審査通過率は42~44%程度で動いているのに対し、アコムの審査通過率は47~49%程度。
これらの金融機関の申し込み者層はさほど変わらないと考えられますので、単純に「アコムは最も申し込みをしやすい」と考えてよいでしょう。
毎月最低3,000円ほどの返済が可能で、信用情報に問題がなければ審査に不安な方でも申し込み可能ですよ。
詳しくは「アコムの審査に通るための条件と、審査に関するQ&A」ページをご覧ください。
★いくら審査通過率が高いと言っても、金融ブラック状態の場合アコムの審査に通過することはできません。中小金融機関をご利用ください。
②21時半までの申し込みで、土日祝日でも即日融資の可能性あり
実際にアコムに問い合わせを行ったところ、毎日21時半までの申し込みで土日祝日でも即日契約&即日融資が可能とのこと。
スピード融資の確実性は十分と言えるでしょう。ちなみに、審査は曜日を問わず最短30分ほどで完了します。
CHECK即日キャッシングのできる時間は何時まで?大手金融機関5社に即日融資のリミットを聞いた!
ただし、21時半までの申し込みで契約が結べるのは「審査に滞りなく通過できる」「必要な書類をあらかじめ用意できている」「自動契約機(むじんくん)で申し込みを行う」という3つの条件をすべて満たした場合に限られます。
インターネットでスムーズに手続きを進めるためには、より早い時間に申し込みを行いたいものですね。
何としても今日中に借りたい!という場合には、「アコムで即日融資を受ける方法」ページをご覧ください。
③利用者サービスが充実しており、さまざまな借入・返済方法を選択できる
その他のアコムの嬉しい点として、インターネット会員サービスが充実していることが挙げられます。
そのサービス内容は「インターネット借入」「インターネット返済」「利用限度額の増額申請」「利用明細の確認」など。
特にうれしいのがインターネット返済で、手数料無料&即時反映ととても利用しやすいものとなっています。
④「30日間無利息サービス」は借入期間が短いほど活きる!ただし過信はNG
アコムをはじめとする、各大手企業が提供している「無利息サービス」。
アコムの場合には「契約日の翌日から30日間無利息」という内容になっていますが、このサービスは借入期間が短いほど活かすことができます。
最も分かりやすい例が、借入から30日以内に全額返済を行う場合。
無利息期間中に全額返済を行えば、利息(=サービス料)は一切発生しません。つまり、借りたお金をそのまま返せばそれでOKなんですね。
借入が30日を超えると、超えた分だけの利息が発生します(40日間借りた場合には、31日目から利息が発生)
実際に無利息サービスの恩恵がわかりやすいように、「もしも無利息サービスがなかったら、だいたいどれくらいの金利に相応するのか」換算してみました。
★アコムで「30日間無利息サービス」を利用した場合のおよその金利換算(金利18%)
毎月の返済額5千円16.4%
(24回払い)17.7%
(146回払い:本来は不可)
借入金額10万円 | 借入金額30万円 | |
毎月の返済額10万円 | 0% (1回払い) | 9% (4回払い) |
毎月の返済額5万円 | 5.8% (2回払い) | 12.8% (7回払い) |
毎月の返済額1万円 | 15.0% (11回払い) | 17.0% (39回) |
別段深いことは考えず、「金利が低いほどおトク」と見てもらえれば構いません。
この表を見ても分かる通り、「無利息サービスは借入額が低く、返済回数が少ないほど活用できる」わけですね。
一方で、借入が延びるに従い無利息サービスの恩恵はどんどん小さくなり、換算金利は本来の「18%」に近づいていく形になります。
正直に言うと、元の金利が高めなこともあり「無利息サービスがあるから、アコムはおすすめ!」とは言えません。それだと「プロミス」でも「アイフル」でもいいじゃないか!という話になってしまうわけですね。7ヶ月以内で全額完済が可能な場合を除き、無利息サービスはおまけ程度に考えておくと良いでしょう。
CHECK各金融機関の無利息サービス比較
★無利息サービスは「初回借入日」ではなく「契約日」の翌日から開始されます。
そのため、契約日と初回借入日に間が空くほど無利息期間がムダになってしまいます。お気を付けください。
申し込みを行う前に知っておくべき注意点とデメリット
会員数が多いからと言って、アコムにデメリットがないわけじゃありません。
ここからは、申し込み前に知っておくべきアコムの注意点を解説していきます。
①金利は法定上限金利の18%で、長期間の借り入れには向かない
アコムの金利は「3.0%~18.0%」。
ですが実際のところ、初回契約時に適用されるのは18%であることがほとんどです。
一般的な銀行カードローンの金利は「14.5%」程度ですから、アコムは比較的高金利であることがわかりますね。
金利18%とは、「1年間お金を借りっぱなしだったときに、借入額×0.18の利息(=サービス料)が発生する」ということ。
ですが、実際には毎月返済が行われることで借入額は減っていきますので、単純な「借入額×0.18」よりも1年あたりの利息は少なくなります。実例を挙げてみると、下のようなかんじですね。
★金利18%で10万円を借りた場合の支払い総額
月2万円を返済 | 104,750円 (6回) |
月1万円を返済 | 109,158円 (11回) |
月5千円を返済 (口座引落のみで返済する場合) | 119,772円 (24回/2年) |
★金利18%で30万円を借りた場合の支払い総額
月2万円を返済 | 342,404円 (18回/1年6ヶ月) |
月1.3万円を返済 (口座引落のみで返済する場合) | 370,993円 (29回/2年5ヶ月) |
月5千円を返済 | 772,996円 (155回/12年11ヶ月) |
これを高いと見るか低いと見るかはあなた次第ですが……。
きちんと計画的に、短期間で返済が可能なら、さほど大きな利息が発生することはありません。
一方で、毎月十分な金額の返済ができず、支払いに時間が掛かってしまうと知らないうちに多くの利息が生まれることも……。(参照:30万円を借り、月5千円を返済した例)
アコムに限らず、カードローンは「とにかく早く返済を終わらせるほどおトク」です。
これを意識して利用できれば、金利の高さが大きなデメリットとなることは少ないでしょう。
CHECKアコムより金利が0.2%低いプロミスは、実際どれくらいおトクなの?
いくら早めの返済を心がければ高金利が気にならない、と言っても……。
やはり金利は低いに越したことはありません。借入額が大きくなると、とくに金利は重要となります。
★30万円を借り、毎月1万円を返済した場合の支払い総額比較
アコム(金利18%) | 370,993円 |
楽天銀行(金利14.5%) | 353,821円 |
差額 | 17,172円 |
★50万円を借り、毎月1.5万円を返済した場合の支払い総額比較
アコム(金利18%) | 698,327円 |
楽天銀行(金利14.5%) | 643,730円 |
差額 | 54,597円 |
30万円以上の長期借り入れを狙うのなら、基本的には金利の低い銀行カードローンの利用がおすすめ。
「楽天銀行」「イオン銀行」などの会社を選べば、年収200万円未満のアルバイトでも問題なく利用可能です。
CHECK審査難易度低めの銀行カードローンまとめ
②毎月の返済額は他社に比べて高め
アコムにおける毎月の返済額は、一般的に他社より高めと言われています。
実際の、借入額ごとの最低返済額をご覧ください。
★各社の毎月の返済額(10万円以上)
アコム | SMBCモビット | 楽天銀行 | |
借入額10万円 | 5,000円 | 4,000円 | 2,000円 |
借入額20万円 | 10,000円 | 8,000円 | 5,000円 |
借入額30万円 | 13,000円 | 11,000円 | 5,000円 |
借入額50万円 | 15,000円 | 13,000円 | 10,000円 |
このように、アコムでは楽天銀行と比べると毎月2倍以上の返済を求められることも……。
ですから見ての通り、「毎月の返済を抑えたい」という場合にアコムの利用は向きません。
(一応、支払いの減額は可能ですがおすすめはできません。)
★借入額が5万円以下となると、一転して最低返済額は他社より低くなります。詳しくは以下の項目をご覧ください。
CHECKアコムの返済:毎月の返済額は分かりにくい&上下しやすい
③「来店なし」と「郵送物なし」の両立はできない
残念ながら、アコムでは現在「来店なし」と「郵送物なし」を両立させることができません。家族に何としても借り入れを隠したい、という場合にはアコムの各店舗への来店契約が必須となります。
「近くにアコムの店舗はないけれど、自宅に郵送物を送られるのは困る!」といった場合には、プロミスやSMBCモビット「WEB完結」(利用に条件あり)を選択しましょう。
CHECKアコム公式HP「店舗検索」
アコムで借りられるのはいくらくらい?利用者データから分析
アコムへ申し込みを行うにあたって、気になるのは利用限度額。つまり「いくらまでなら借りられるのか?」ということですね。
利用限度額の目安を的確に出すのは非常に難しいのですが……。
今回は「価格.comの最新100レビュー」(およそ2年分)をもとに、各年収ごとの平均「借入額」を算出してみました。
★参考データはあくまで「借入額」であり、「限度額」とは異なります。参考程度にご覧ください。
★「借入額」の中央値をもとに、突出して大きな値・小さな値を除き平均値を算出しています。
★価格.comの最新100レビュー(2017年9月時点)から割り出した、借入額平均
年収200万円未満 | 75,000円 |
年収200万円 ~400万円未満 | 171,551円 |
年収400万円以上 | 179,687円 |
総合平均借入額 | 160,714円 |
はじめは「会社員・公務員」「パート・アルバイト」といった職業別に平均値を出していたのですが、母数が足りないからかあまり整合性のない数字が出てきたため、年収のみを元手に計算を行ってみました。
その結果、年収200万円未満であれば問答無用で借入金額は10万円以下となりやすい模様。
一方で、200万円以上の年収がある場合の借入額の上昇は鈍く、年収に関わらず限度額は10万円~30万円となることが多いようですね。
ちなみに、他社カードローンの借入額平均値は以下のようになります。
★他社の借入額平均比較(最新20レビューより同様に算出)
プロミス | 204,166円 |
オリックス銀行 | 741,666円 |
三井住友銀行 | 831,944円 |
他社データとの比較を見るにアコムは他社に比べ平均借入額が低め=大きな限度額をもらえにくいと考えるられます。
これは単に、アコムの審査難易度が低く利用者層に年収200万円未満の方が多いせいもありますが……。
安定して大きなお金を借りたいのなら、「オリックス銀行」「三井住友銀行」
などを選択した方が良いでしょう。(ただし、審査通過に求められる収入はアコムより大分高くなります。)
最初から50万円を超えるお金を借りたい、という場合には、大口融資に向いた銀行カードローンを選択することをおすすめします。
アコムを計画的に利用し続けると、アコムからの信用を得ることができます。
その結果、アコムから利用限度額の増額案内が届くことがあります。
いくら増額されるかはあなたの収入や職業・利用状況しだいですが、法律上では「年収の3分の1」まで利用限度額を引き上げることができますよ。
また、利用者側から利用限度額の増額申請を行うことも可能です。
ただしその場合、目安として半年程度の利用実績が必要となるためお気をつけて。契約の直後に利用限度額を引き上げてもらうことはできません。
詳しくは「アコムでの増額について」ページをご覧ください。
アコムと契約を結ぶ流れ:家族にバレずに借りるには
ここからは、アコムへの申し込みを決めたあなたのために、その利用の流れを紹介していきます!
①契約の手順
申し込みの流れは、以下に挙げる契約の流れによって変わります。
気になる契約方法を選んでみてくださいね。
CHECKアコムの自動契約機(むじんくん)で契約・カード受け取りを行う場合
CHECKインターネットで契約を結び、カードを郵送で受け取る場合
(1)自動契約機「むじんくん」を利用する場合
「家族に借り入れを隠したい場合」「平日15時以降や、土日祝日に契約し、お金を借りたい場合」には、アコムの自動契約機「むじんくん」を利用することになります。
契約の流れ【自動契約機(むじんくん)編】
※アコムから携帯電話へ電話が入る場合あり
直通電話で注意事項などの説明
併設のATMを使い、借入が可能に
(ここまで1時間程度)
利用の流れはこんなかんじ。審査は仮審査・本審査に分かれて行われます。
ちなみに自動契約機を使って申し込みから契約まですべてを完了させることもできますが……。
忘れ物のリスクなどを考えると「20時以降の申し込みで即日融資を受けたい」という場合以外にはおすすめできません。
何としても今日中に借りたい!という場合には、「アコムで即日融資を受ける方法」ページをご覧ください。
(2)インターネットで契約を結び、カードを郵送で受け取る場合
自動契約機(むじんくん)へ出向かず、インターネットで契約を結び即日融資を受けることも可能です。
契約の流れ【インターネット&郵送編】
所定の場所にアップロード
契約手続き
振り込みキャッシングの手続き
アコムがあなたの口座に希望額を振り込み
(ここまで最短1時間程度)
ただし、即日融資を受けられる可能性は自動契約機(むじんくん)を使った場合より低くなります。
というのも、融資方法が「銀行振込」一択となる都合上、平日9:00~15:00にしかお金を受け取ることができないんですね。15時以降に振り込みを受けた場合には、次の平日の朝までお金を受け取ることができません。
銀行営業時間外にお金を借りたい場合には自動契約機(むじんくん)を使って契約を行いましょう。
★楽天銀行口座をお持ちであれば、例外的に土日を含む毎日23:50~0:10まで振り込みキャッシングを受けられます。
アコムにおける、申し込み方法ごとの対応時間・審査回答時間は以下のようになります。
★アコムの申し込み方法
申し込み可能時間 | 審査対応時間 | |
インターネット | 24時間 | 毎日9:00~21:00 |
電話 (0120-07-1000) | 24時間 ※即日契約希望は18時まで | |
自動契約機 「むじんくん」 | 毎日9:00~21:00 ※例外店舗あり ※年末年始期間を除く | 毎日9:00~21:00 |
店舗窓口 | 平日9:30~18:00 | 平日9:30~18:00 |
とは言え、どの方法を使っても即日融資は可能です。
★郵送での申し込みにも対応しています。希望する場合には、電話申し込み先の番号へ問い合わせを行ってください。
とは言え手間も時間もかかるため、基本的にはおすすめできません。
②契約を結ぶために必要な書類
アコムと契約を結ぶため、提出しなければならない書類は以下の通り。
本人確認書類 いずれか一点 ※全利用者必須 |
その他、応相談 |
---|---|
本人確認書類に記載の住所と現住所が異なる場合 いずれか一点 |
|
アコムから指示のあった場合 貸金業法の制限に接する場合※ いずれか一点 |
|
勤務先への電話を避けたい場合 もしくは勤務先が休業日の場合 |
その他、アコムと要相談 |
あなたの状況によってはさまざまな書類の提出を求められるものの……。
多くの利用者は、運転免許証などの本人確認一枚で契約ができますよ。
③在籍確認は原則必須!ただし相談次第で会社への電話は避けられる
カードローンを利用する上で気になるのが「在籍確認」。
これは、あなたが申し込んだ情報通りの場所に務めていることを、金融機関が確かめることを言います。
在籍確認の方法は、主に「電話」。つまり、あなたの勤務先にアコムから電話が掛かってくるわけですね。
このとき名乗られるのは「アコム」ではなく、担当者の個人名となります。
(例:〇〇と申しますが、××さんはいらっしゃいますか?)
そのため、借り入れがすぐにバレる可能性は低いものの……。
「会社に電話を掛けられるのはどうしても困る!」といった場合には、アコムへ相談を行うことで書類を使った在籍確認が可能に。これにより、勤務先への電話を避けることができます。
この際、求められる書類は「社会保険証」「給与明細」など、勤務先から発行された書類となりますね。(詳細は担当者と相談して決定します。)
在籍確認の電話を避けたい、といった場合にはアコムへの申込の直後に、電話を掛けてその旨を伝えましょう。
このテクニックは、「会社が休業日で在籍確認ができないけれど、今日中にお金を借りたい!」というときにも有効です。
詳しくは「アコムの在籍確認について」「アコムで即日融資を受ける方法」のページをご覧ください。
④家族に隠してキャッシングをしたいなら、「来店契約」「電磁交付の設定」は必須
郵送物なしでアコムを利用するためには、「自動契約機(むじんくん)または店舗窓口を使った契約」と「電磁交付の設定」が必要となります。
電磁交付とは、毎月の利用明細をインターネット上で受け取ること。
こちらの設定は自動契約機(むじんくん)で契約時に済ませられますが、契約は終わった後にもインターネット会員サービスからいつでも利用できますよ。
CHECKアコム公式HP「明細書等の受取サービス(電磁交付)について」
ちなみに、店舗で済ませる必要があるのは「契約」のみとなるため、「申し込み」自体はインターネットや電話から行って構いません。
要はローンカードを郵送させなければよい、という話ですね。
★どうしてもアコムへの来店ができないけれど郵送物は困る……。という場合には、プロミス「WEB完結」をご検討ください。
ローンカードの有効期限は、実質ありません。
あなた側にもアコム側にも契約打ち切りの意思が無ければ、借入の有無にかかわらず契約は継続します。
▲アコム公式HPより
年会費などは発生しないため、アコムのカードを持っていればいつかお金が必要になったときに再契約せず借り入れが可能ですが……。
カードローンを持っていると住宅ローンなどの大きな審査に不利となりやすい点にはお気を付けください。
CHECK住宅ローン審査におけるカードローン所持のデメリット
CHECKカードローンの解約についてとその方法
★アコムへの返済が長期間(2ヶ月~)遅れた場合、アコムから強制解約処分が下されることがあります。
この場合、5年間の金融ブラック状態入りを避けることはできません。
アコムでの借り入れ方法
アコムにおける、契約後の借り入れ方法は以下のようになります。
★アコムの借り入れ方法一覧
手数料 | その他 | |
振り込みキャッシング (インターネットまたは 電話で申し込み) | 無料 |
|
アコムATM |
| |
提携ATM | 借り入れ額1万円以下 ……110円 借り入れ額1万円超過 ……220円 | |
店頭窓口 | 無料 |
|
- セブン銀行ATM
- ローソンATM
- E-net対応ATM(ファミリーマートなど)
- ゼロバンクATM(愛知県・岐阜県のサークルKサンクス)
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- その他地方銀行など
店舗窓口は設置数が少ない(全国22件)、営業時間が短いといったことを考えると、ほとんどの利用者は「振込」あるいは「ATM」を利用して借り入れを行うことでしょう。
ただし、一見便利な提携ATMは利用手数料が掛かるため、頻繁な利用にはおすすめできません。
今すぐ現金を必要としていないのなら「振込」、現金を手に入れたいのなら「アコムATM」で借入ができると理想的ですね。
詳しい振り込みキャッシングの方法やATMの操作方法など、借入についてより詳しくは「アコムのキャッシング方法」ページをご覧ください。
アコムの返済方法とその金額
最後に、アコムにおける毎月の返済方法について簡単に解説していきます!
①毎月の返済額は分かりにくい&上下しやすい
アコムにおける毎月の返済額は、かなり分かりにくいもの。
というのもデメリットの項目でもお伝えしたように、アコムの返済方式は「借入額×一定割合」で支払い額の変わる「定率リボルビング方式」なんですね。
★アコムの返済額の決まり方
限度額が30万円以下の場合 | 最終借入時の借入残高×0.042 |
限度額が30万円超過~100万円の場合 | 最終借入時の借入残高×0.03 |
限度額が100万円を超える場合 | 最終借入時の借入残高×(0.01~0.03) ※契約内容に応じ設定 |
アコムの「定率リボルビング方式」を無理やり、定額リボルビング方式(=借入残高に応じた、一定額を支払う方法)に置き換えてみると以下のようになります。
(限度額30万円以下の場合。限度額が30万円を超える場合、最低返済額は変わってきます。)
★アコムの借入残高ごとの支払い額
最終借入時の借入残高 | 最低返済額 |
23,809円以下 | 1,000円 |
23,810円~47,619円 | 2,000円 |
47,620円~71,428円 | 3,000円 |
72,429円~95,238円 | 4,000円 |
95,239円~119,047円 | 5,000円 |
119,048円~142,857円 | 6,000円 |
142,858円~166,666円 | 7,000円 |
166,667円~190,476円 | 8,000円 |
190,477円~214,285円 | 9,000円 |
214,286円~238,095円 | 10,000円 |
238,096円~261,904円 | 11,000円 |
261,905円~285,714円 | 12,000円 |
285,715円~300,000円 | 13,000円 |
というわけでこれだけを見ても、アコムの返済額は非常に変動しやすい上、わかりにくいことがわかりますね。
毎月の返済額は利用明細やインターネット会員ページ、ATMなどで確認できるため、この表を覚える必要は全くありませんが……。
「少し借り入れを増やすと、返済額がすぐに増える」ことは意識しておけると良いですね。
ちなみに上の金額はあくまで「最低返済額」となりますので、毎月これ以上のお金を返済しても問題ありません。
というよりも、おトクにアコムを利用するためにはできるだけ毎月多くの返済を行い、借入期間を短縮することが重要となります。
★限度額が30万円を超える場合の換算表や、返済についての詳細は「アコムの返済について」ページをご覧ください。
★アコムの返済額は「最終借入時の借入残高」に応じて変わるため、返済が進むことで支払い額が減ることはありません。
②返済期日は「35日ごと」を選ぼう
アコムの返済期日は「毎月指定期日」「35日ごと」の2種類から選択できます。
「毎月指定期日」は一般的な返済方法で、あらかじめ設定した返済日までに支払いを行うこと。
返済日を15日と指定した場合には「当月1日~15日」、返済日を25日と設定した場合には「当月11日~25日」といったように、毎月の返済日からさかのぼって15日の間に返済を行う必要があります。
……正直に言うと、少しわかりにくいですよね。
一方、もう一つの「35日ごと」返済は「最後の返済から35日後までに支払いを行う」という方法。
とくに返済期間が定められていない上、毎月の返済をうっかり忘れた場合でも数日間の余裕がありますので、延滞を防ぎやすいのが嬉しいところです。
▲アコム公式HPより
★自動引落とし(以下で紹介)を選択した場合、「35日ごと返済」は選択できません。引き落とし日は「毎月6日」固定となります。
ただし、自動引落としを利用するまでには2~3ヶ月の期間を要しますので、契約時に「35日ごと返済」を選べば問題なく無利息サービスを受けられます。
③アコムの返済方法一覧
アコムにおける、毎月の返済方法は以下の通りです。
★アコムの返済方法一覧
手数料 | その他 | |
インターネット | 無料 |
|
アコムATM | ||
提携ATM | 借り入れ額1万円以下 ……110円 借り入れ額1万円超過 ……220円 |
|
口座振替 | 無料 |
|
銀行振込 | 金融機関による (220円前後) |
|
店頭窓口 | 無料 |
|
返済期間中に、上記の方法のいずれかで最低返済額以上の支払いができれば毎月の返済は完了です。
提携ATMを使って返済を行うと手数料が掛かるため、インターネット会員サービスを使った「インターネット返済」や自動引落としでの返済を活用できると良いですね。
詳しくは、「アコムの返済について」詳細ページをご覧ください。
アコムカードを紛失してしまった場合、不正利用を防ぐために急いでコールセンターへ電話を掛けてください。
仮に暗証番号を割られ、お金を借りられてしまった場合、返済義務はあなたにあります。
アコムコールセンター:0120-629-215
カードの再発行は各有人店舗や自動契約機(むじんくん)、あるいは郵送送付で可能です。
店舗でカードを受け取る場合、本人確認書類をお持ちください。
まとめ
- アコムにおける第一のメリットは「審査通過率が高い」こと。プロミスなどの審査に落ちてしまっても、アコムでならお金を借りられる可能性あり
※アコムは『はじめてのアコム』というように1社目のカードローンに選ばれることが多いため審査通過率が高いようです。 - 無利息サービスはあるものの、金利自体は高いため30万円以上かつ長期間の借り入れには向かない
- 契約時にもらえる限度額は「50万円以下」であることがほとんど。年収200万円未満なら、ほぼ確実に限度額は10万円以下
- 家族に借り入れを隠したいなら、自動契約機(むじんくん)での契約は必須
他の消費者金融と比べたアコムのメリットは、何と言ってもその審査通過率の高さ(参考アコムマンスリーレポート)。
すでに他の金融機関の審査に落ちてしまっても、アコムなら利用できる可能性もありますが……。
金利自体は高めであることを忘れずに、自分に合った借り入れ方法を理解した上でできるだけ短期間での借り入れを意識しながら利用できると良いですね。