【リボ払い】追加支払いだけでデメリットは解消可?払えない時の対策とは

【リボ払い】追加支払いだけでデメリットは解消可?返済不能時の対策とは

「リボ払いを使えば、毎月1万円の支払いでなんでも買える!」そんな風に考えてはいませんか?

各クレジットカード会社が推し出す「リボ払い」
当然それはカード会社に利益があるからで、その利益はリボ払いユーザーから生まれます。つまり、リボ払いを使うとあなたは必要以上のお金を支払う羽目になりやすい、ということですね。

一見、毎月の支払い額を抑えられて便利な制度にも思えますが……。
「リボ払い」を使いすぎてしまったことで、結果的に借金地獄に陥ってしまったり、自己破産を選ぶことになってしまった人はたくさんいます。

今回はそんなリボ払いについて、その危険性や利用後の対策方法、さらに「リボ払いを使えばポイントが貯まる」キャンペーンが行われた場合に損をしない方法などを詳しくまとめてみました。

読み終えていただければ、リボ払いの使い方や危険性、今後取るべき行動がバッチリわかりますよ!

リボ払いが「危ない」「ヤバい」と言われるのはどうして?

リボ払いが「危ない」「ヤバい」と言われるのはどうして?

インターネット上だと、理由も添えずに「危険」「ヤバい」と否定されていることも多い「リボ払い」。
確かに使い方を誤ると大きな問題を生むこの支払い方法ですが、そもそもなぜリボ払いはこんなにも危険視されているのでしょうか?簡単に解説していきます!

①そもそも「リボ払い」って何?

そもそも、「リボ払い」とは何のことを指す、何の略称なのか上手く説明できる人は少ないもの。

リボ払いとはリボルビング払いの略。
そして、リボ払いことリボルビング払いは「毎月定額を支払うタイプの分割払い」を指します。

クレジットカードの一般的な一括払いは、「2回払い」「12回払い」と言うように支払い回数に合わせて毎月の支払い額が変わりますよね。
リボ払いはこの逆で、「毎月の支払い額に合わせて支払い回数が決まる」わけです。

「毎月の支払い額」は各クレジットカード会社の規定によって変わりますが、利用額が30万円以下のとき「五千円から一万円程度」に定められていることが多いようですね。

リボ払いとは、「限度額(後述)の範囲で何度でも利用できる、定額払い」のことを指します。

でも、「30万円を毎月1万円のリボ払いで支払うとき、結局支払いに何ヶ月かかるか」すぐに分かりますか?ここには手数料が加算されるため、単に30回ではありません。(それでも十分長期間ですが……。)
このあたりに、リボ払いが「危ない」と言われるヒントが隠れています。詳しく見ていきましょう。

★最初からリボ払いを設定した場合でも、「あとからリボ」を選択した場合であっても支払い方法や手数料に違いはありません。

②危険視される理由は「知らないうちにたくさんの手数料(サービス料)を取られてしまう」から

リボ払いが「良くない」と言われる理由は、以下の表を見ていただければすぐに分かることでしょう。

★クレジットカードのショッピング枠で30万円を支払った場合の合計支払額比較

一括払い
(または2回払い)
300,000円
リボ払い
(金利15%、月1万円)
378,329円
差額 78,329円

言うまでもありませんね。この例では、リボ払いを使うことで払わなくて済むはずの約8万円をカード会社に支払うことになってしまいました。

そして、この例でリボ払いを行った場合の支払い回数は38回。つまり3年2ヶ月です。

何となくであっても、クレジットカードでの支払いは分割回数が多くなるほど手数料が掛かる、と聞いたことはありませんか?
これは分割払いの手数料は一日ごとに発生するため。リボ払いも同様です。

そうなると、支払い回数が多い=立て替えてもらっている時間が長いため、その分大きな手数料が必要になるわけですね。

要するに、分割払いもリボ払いも「利用しないに越したことはない」ということです。

<「返しても返しても減らない」とささやかれる理由は何?リボ払いの金利が高い理由>

リボ払いについて、たまに聞かれることのある「返しても返しても減らない」という嘆きも、手数料のせい。
例えば「ファミマTカード」のリボ払いの場合、リボ払い残高(支払待ち)が20万円であれば毎月の引き落とし額は5,000円

 

ただし、このカードのリボ払い金利は18%ですから、リボ払いを30日利用すると2,958円の手数料が発生します。
(利用残高×0.18÷365×利用日数=リボ払い手数料:金利18%の場合)
この手数料は引き落とし額の中から徴収される(元利)ため、結局リボ払いの支払いに充てられるのは差額の2,042円だけ。
つまり、5,000円を支払ったのに2,042円しか残高が減らないということになってしまうんですね。

 

こんな状態では、「返しても返しても減らない」と言われるのは当然です。
ちなみに、金利が高い(=手数料が多く発生する)のは、一般的な分割払いに比べリボ払いは支払期間が延びやすく、その間に利用者が返済不能に陥るなどして金融機関が被害を被る可能性が高いから。
そもそも毎月の負担が軽いことがウリであるリボ払いは生活に十分な余裕のない人を対象としていますから、さらに金融機関にとって実行リスクが高くなります。
つまり「貸し倒れする前に手数料を取っておこう」という考えのもと、リボ払いの金利は高くなっているわけですね。

③リボ払いには限度額が設けられているので、そのうち利用できなくなる……。

リボ払いはクレジットカードのショッピング枠に備えられた機能。当然、ショッピング枠には原則限度額が設けられています。(ダイナースなどの例外を除く)
カードによっては、ショッピング枠の中に「リボ払い利用限度額」が設けられていることもありますね。

例えば、あなたのリボ払い限度額が20万円なら……。
当然リボ払い残高(支払待ち)が20万円に達すれば、支払いを行うまでリボ払いを使うことはできません。
リボ払いありきで日々の出費を行っていると、突然カードが使えなくなってしまうわけですね。

これだけなら、さほど問題はないのですが……。
どうしても好きにお金を使えていた感覚が忘れられず、新たなリボ払い用カードの作成借金に手を出してしまう人が後を絶ちません。

リボ払いの一番の恐ろしさは、手数料よりも「支払い能力を超えた支出の感覚を覚えてしまう」ことにあります。

他にも、意外と忘れがちなのが「リボ払い残高が上がると、毎月の引き落とし額も増えることがある」ということ。
突然引き落とし額が増えたことで支払い不能に陥ってしまわないよう、利用しているカードの最低支払額はしっかりチェックしておきましょう。

<自分の限度額はどこで確認できる?>

あなたのカードの限度額と現在の利用残高は、各クレジットカードの会員サービスで確認できます。
楽天カードなら楽天カードの、三井住友VISAなら三井住友VISAのログインページをチェックしてみましょう。
基本的には「(カード名) ログイン」で検索を掛ければすぐに見つかるはずです。

 

CHECK楽天カードのログインページ
CHECK三井住友VISAカードのログインページ
CHECKオリコカードのログインページ

④借金ではないものの、カードローンと実質ほとんど違いはない

いわゆる「サラ金」(消費者金融)が取り扱うローン商品は主に「カードローン」。
これは無担保・無保証人で最も手軽に利用できる借り入れの方法ですが……。

カードローンの利用の仕組みは「限度額の範囲内で何度でも借り入れができ、毎月定額を支払う」というもの。
見ての通り、ショッピング枠のリボ払いと何も違いがありません。実際、カードローンの返済方式にも「リボ払い」(リボルビング方式)と明記されています。

ショッピング枠は一応「立て替え」という形になるため、「借金」ではないものの……。

一般的なクレジットカードの「リボ払い」より、銀行カードローンの方が低金利(=手数料が安い)こともあり、使い勝手の面ではむしろカードローンの方が勝っているまであります。

ショッピング枠のリボ払いは、法律上「借金」ではありません。
ただし、その性質は限りなくカードローンに近いものとなっています。

★クレジットカードのキャッシング枠は法律の上でも借金扱いとなります。(参考:キャッシング枠について

<リボ払い専用のクレジットカードに注意>

「ファミマTカード」「オリコカードUPty」など、支払い方法が自動的にリボ払いとなるカードは意外と少なくありません。
一括払いを選択しているはずなのに毎月の請求が妙に少ないと思ったら、カードの特徴を調べ直してみてください。

 

カードによっては、インターネット会員サービスなどから一括払いを選択できることもありますが……。
「リボ払い専用クレジットカード」を作ってしまった場合には、毎月の追加支払いや増額支払い手続きはほぼ必須となります。
言うまでもなく使い勝手はひどく悪いため、一括払いができるカードへの乗り換えを検討しても良いでしょう。

 

CHECKファミマTカードの利用とその注意点について

仕組みが分かればリボ払いは怖くない!ただし結局は分割払いの方が安心

仕組みが分かればリボ払いは怖くない!ただし結局は分割払いの方が安心

ここからは「どうしても一括払いは難しい……。」という場合の支払い方法について解説していきます!

①一括返済・追加返済を上手く使えば、手数料は少なくて済む

前の項目で解説した通り、手数料は一日ごとに発生します。

リボ払いの手数料が高いのは、支払期間が長いから。
逆に言うと、支払期間を短縮できれば手数料を抑えられるわけですね。

リボ払いを選択できるカード会社はどこも、「追加支払い」「増額支払い」「一括支払い」のいずれかに対応しています。

例えば、楽天カードの場合はインターネットサービスから「毎月の引き落とし額の増額」(増額支払い)と「翌月おまとめ払い」(一括払い)の利用が可能。
三井住友VISAカードであれば、増額払いに加え各種ATMを使った追加支払いに対応していますね。

それでは、多くの会社が対応している「増額支払い」を利用した場合の例を見てみましょう。

★クレジットカードのショッピング枠で30万円を支払った場合の合計支払額比較(金利15%)

リボ払いで月5万円を支払い 313,848円(7回)
リボ払いで月1万円を支払い 378,329円(38回)
差額 64,481円

同じリボ払いであっても、毎月の支払い額に応じて合計手数料がずいぶん変わってくることがわかります。

リボ払いをできるだけおトクに利用するためには、「毎月の支払い額を大きくする」のが有効です。

<あなたのカードは「元金」「元利」のどちら?「元利」ならより注意が必要>

実はリボ払いには大きく分けて2種類が存在します。
その種類とは「元金」「元利」

 

聞き慣れない言葉ではありますが……。
「元金」とは「基本支払額+手数料の合計が毎月引き落とされる」方法を、
「元利」とは「基本支払額の中から手数料が差し引かれる」方法を指します。

 

ここに「リボ払い残高が20万円のとき、毎月の基本支払額は1万円」と定められているカードがあったとします。
ここで当月の利息が仮に「2,000円」だった場合……。

 

「元金」方式では当月の引き落とし額は「12,000円」となるのに対し、
「元利」方式では当月の引き落とし額はそのまま「10,000円」となるわけですね。

 

「元金」方式で増額支払いを行う場合には、手数料が加算されることを踏まえた上で引き落とし額を考えましょう。利息は基本支払額の20~50%程度となることが多いようです。
★「利用残高×金利(小数)÷365×利用日数」の答えが当月分の手数料となります。

 

そして、一見すると返済額が分かりやすい「元利」ではありますが……。
この方式には「支払額のうち、いくらがリボ払い残高の清算に充てられたのかわからない」という欠点があります。
(参考:ファミマTカードの例
「元利」の場合には一定額がカード会社に徴収されることを踏まえ、支払い額を多めに設定しておきましょう

 

★「元金」方式を採用している主なカード

  • 三井住友VISAカード
  • 楽天カード
  •  

    ★「元利」方式を採用している主なカード

  • オリコカード
  • ファミマTカード
  • エポスカード
  • ACマスターカード
  •  

    ※三菱UFJニコスは支払い方式を選択可能。
    インターネット会員サービスから、あなたの支払い方式を確認してみてください。

     

    ★「元利」方式については「カードローンの利息と金利、返済の仕組み」ページで詳しく解説しています。
    仕組みの上ではショッピングリボと変わりありませんので、ぜひ参考にしてみてください。

    ②大きな買い物をするのなら、リボ払いより絶ちやすい「分割払い」がおすすめ

    毎月の支払い額を引き上げられるのなら、問題なく利用できる「リボ払い」ではありますが……。

    結局短期間の返済が可能であれば、「分割払い」を利用した方がベター。こちらは一度使ったら支払いだけを行うため、リボ払いよりは依存性が少ないからです。単に増額支払いの手間が掛からない、ということもありますね。

    分割払いと比べた「リボ払い」のメリットは、毎月の負担が軽いこと。ですがもちろん、支払いには長い時間と手数料が掛かってしまいます。

     

    リボ払いをおすすめしたいのは、「2年以上の時間と手数料を掛けてでも入手したいものがあるとき」もしくは「近々お金が入る機会があり、一気に支払いができそうな場合」のみとなるでしょう。

    とは言え、そもそもリボ払いは生活上必須となる支払い方法ではありません。
    リボ払いを使わなければいけないような支出自体を見直す必要もあるかもしれませんね。

    <「リボ払いでポイントがもらえるキャンペーン」をおトクに使うには?>

    楽天カードをはじめとして、各カード会社がしばしば行う「リボ払いを選べばポイント○倍」「リボ払いを選べば×ポイントプレゼント」といったキャンペーン。
    きちんとリボ払いの特徴を理解していれば、発生する手数料よりもらえるポイントの方がずっと多くなることもあります。

     

    リボ払い手数料は、「リボ払い利用残高×金利(小数)÷365×利用日数」で算出することができます。
    そのため10万円を金利15%の楽天カードのリボ払いで支払い、次の引き落としまでの日数が30日だった場合、リボ払い手数料は
    「100,000×0.15÷365×30=1,232円」となるわけですね。

     

    この手数料がもらえるポイントに比べて少なければ、差額のポイントはまるまるあなたの利益となります。
    ただし、「自動リボ」設定が必要になった場合には、ポイント入手後の設定解除を忘れずに!
    また、キャンペーン内容はよく確認した上で申し込みを行いましょう。

    リボ払いの支払いができなくなってしまったときの対策

    リボ払いの支払いができなくなってしまったときの対策

    最後に、もしもリボ払いの支払いが不可能になってしまったらどうすれば良いか、まとめてみました。

    ①カードローンへの借り換えで、月々の返済額は減らせるけれど……。

    月々の返済額が重くて厳しい、という場合には、各銀行カードローンへの借り換えが有効です。
    借り換えに向いているのは「楽天銀行」やその他の地方銀行などですが……。

    カードローンも結局リボ払いで返済を行うことには変わりないため、根本的な解決にはなりません
    「支払額が重くて厳しい」という場合にのみ、借り換えを検討してみてください。

    CHECK借り換え・おまとめローンについて

    ②結局は債務整理へ至ることも珍しくない

    本当にどうやっても支払いができない、借り換えの審査にも通らない、という場合には債務整理を検討することになるでしょう。

    リボ払いは借金ではないものの、債務整理で支払いを整えることができます。
    また、債務整理を行うと最低5年間は金融ブラック状態になるため、買い物依存症などの強引な解決方法にもなるでしょう。

    詳しくは「債務整理について」のページをご覧ください。

    <リボ払いの支払いを滞納するとどうなるの?>

    リボ払いに限らず、クレジットカードやカードローンなどの支払いを滞納すると、あなたの個人信用情報にキズがつきます。
    具体的に言うと、2~3ヶ月ほどの滞納であなたは金融ブラック状態となり、以後5年間あらゆる金融契約を結ぶことが不可能に
    住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードはもちろん、携帯電話の分割払いすら不可能になってしまいます。

     

    金融ブラック入りのデメリットはとても大きいため、とても支払えないようなお金を滞納するのは絶対にやめましょう

     

    ちなみに、支払いが遅延した場合には金融機関からはじめに電話で催促が入り、その後書面での正式な通達が行われるのが一般的。
    利用者の返済金額によっては裁判沙汰となることも考えられます。

     

    CHECK金融ブラックについて
    CHECKカードローンの返済滞納とその後の流れ

    まとめ

    まとめ

    ★リボ払いとは、「毎月の返済額から返済回数が決まる」タイプの分割払い。
    月々の負担を抑えやすい反面、支払いが長引きやすく大きな手数料が発生しやすいのがデメリット
    ★最も怖いのは「自分の支払い能力を錯覚しやすい」こと。買い物依存症や借金地獄の原因になることも
    ★リボ払いは必要最低限、「できるだけ利用しない」ことが大事。どうしても必要なら、追加支払いや増額支払いを忘れずに!
    ★すでに限界までリボ払いを使っているのなら、毎月の負担の軽いカードローンへの借り換えや債務整理の検討も

    厳密に言うと「借金」ではないものの、実際のところカードローンとショッピング枠リボ払いの仕組みはほぼ同じ。
    どうしてもリボ払いを利用したい、という場合には支払い回数に気を付け、依存しないように心がけてくださいね。

    

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