リボ払い手数料の仕組みを簡単解説!節約のコツは増額支払い


「はじめてリボ払いを使ってみたいけれど、金利や手数料が気になる……。」

「年利(金利/実質年率)15%」と言われると分かりにくいリボ払い(リボルビング払い)ではありますが、手数料の仕組みはさほど難しくありません。
基本的に「毎月、リボ払い残高の1.25%の手数料が取られる」と考えておけば、さほど混乱することもないでしょう。
ただし、毎月の支払額(弁済金)が安いほど手数料の比重が増え、「いつまで経っても利用残高が減らない!」という悪循環に陥りやすくなります。

今回はリボ払い初心者のあなたに向けて、その手数料の仕組みやリボ払いの「罠」に落ちないコツを分かりやすくまとめました。
読み終えていただければ、あなたに合った方法で無理なく支払いをこなせるようになりますよ!

★分割払いとの違いについては「リボ払いと分割払い」のページをご覧ください。

「リボ払い」金利と手数料の仕組みを分かりやすく解説!


手数料の仕組みについてお話しする前に、前提となるキーワードをチェックしておきましょう。

金利(実質年率) 手数料(利息)を計算するための数字。低いほどおトク。
手数料
(利息)
あなたがカード会社やローン会社へ支払うお金。
ショッピング枠なら「手数料」、キャッシング枠や各種ローンなら「利息」と呼ぶものの、利用者にとっては同じ

必要な知識はたったこれだけ。金利と利息・手数料は混同されやすいですが、とりあえず別物だということはご了承ください。
その他、「ミニマム・ペイメント」は「リボ払い」と同じ意味の言葉となります。

それでは詳しく解説していきます!

①金利15%なら「月1.25%の手数料が発生」と考えると簡単

クレジットカードの「ショッピングリボ」は、金利15%程度に設定されていることが多いです。


▲三井住友VISAカード公式HPより

分かりにくいのが、公式HPで見かける「金利」は十中八九「年利」であること。
年利15%だと、「1年間、カード会社に立て替えてもらいっぱなしだった場合、15%の手数料(または利息、以後単に手数料)が発生する」ことを意味するのですが……。
実際のところリボ払い残高は毎月上下しますので、公式HPに書いてある「金利」から手数料の目安を出すことは難しいです。

それならどうすればいいのかと言うと、金利を12で割ってあげるのが一番簡単。
こうすることで「1ヶ月あたりに発生する手数料」、つまり毎月請求される手数料に近い数字を出せるわけです。

15を12で割ると、答えは1.25%
つまりリボ払い残高(支払い待ちのリボ払い)に対して、毎月1.25%の手数料が発生すると言えるわけですね。
リボ払い残高が10万円なら手数料は1,250円、30万円なら3,750円。
もちろん支払いが進み、リボ払い残高が減るにしたがって毎月の手数料は減っていきます。(ただし逆もまたしかり)

★実際のところ、1ヶ月あたりの日数にはバラつきがあるため綺麗に「残高×0.0125=手数料」と言い切ることはできません。毎月誤差が生じます

★同様に金利18%のカードローンキャッシング枠の場合は1ヶ月あたり借入額のおよそ1.5%、金利4%の自動車ローンの場合は1ヶ月あたり借入額のおよそ0.27%の利息が発生します。

②リボ払いは残高が少ないほど・早く支払い終えるほどおトクになる

「1ヶ月あたり1.25%の手数料」が発生するのなら、支払い期間が短いほど手数料は掛かりません。
「リボ払いで15万円の買い物をした場合」を想定して、2つの支払い例を図にしてみました。

以下の図において、赤い文字は手数料を表します。
水色が「月1万円+手数料」、ピンク色が「月5万円+手数料」の支払いを行った例となりますが……。

毎月の負担を増やしてすぐに支払いを終えたピンク色の例の方が、合計手数料が安く済んでいるのがすぐに分かるかと思います。

リボ払い残高はただ持っているだけで手数料が掛かります
手数料の面から見ればリボ払いは金額が安いほど、利用期間が短いほどベターとなります。

つまり、余計な手数料を減らすためには「リボ払いを使ったら、できるだけ早く清算する」のが大事なんですね。極論を言うとリボ払いを使わず一括払いで済むのなら、それに越したことはありません
これは分割払いにおいても同様です。

★月利で計算しています。実際のところは月当たりの手数料に誤差が生じます。
正確な手数料については各社の返済シミュレーションなどをご利用ください。

CHECKJCBカード公式HP「ショッピングリボ払いのシミュレーション」

★毎月の支払額の変更方法については、各公式HPなどをご覧ください。
ほとんどの場合、各カード会社のインターネット会員サービスから手続きが可能です。
ACマスターカードなど一部を除く/この場合はATMを使った繰上返済などで対処可)

★デフォルトの支払額は、リボ払い利用残高に応じて決定することが多いです。
(残高スライド方式/残高スライドコースなどと書いてある場合)

③「元利」「元金」どちらの方式かは必ず確認しておこう

ここからは「ついで」の解説となりますが……。
リボ払いを利用する上で、目立たないながらも重要なのがその「返済方式」
主な2種類を挙げると、以下のようになります。

「元利」方式 毎月の支払いの中から手数料が引かれる
「元金」方式 所定の支払額に手数料がプラスされ、請求される

これだけだと分かりにくいですね。
ここに以下の条件を加えて、具体的な例を挙げてみました。

  • リボ払い残高10万円
  • 所定の支払い額(支払コース)1万円
  • 金利15%(月利1.25%)
当月の支払額 支払い後のリボ払い残高
「元利」方式 10,000円
(うち手数料1,250円)
91,250円
「元金」方式 11,250円
(1万円+手数料12,50円)
90,000円

つまり「元利」方式は毎月の支払額をベースに、「元金」方式は残高清算に充てられる金額をベースに請求が行われるわけですね。

採用している会社が多いのは「元利」方式の方ですね。(「エポスカード」「セゾンカード」など)
こちらの方式だと毎月の支払額が分かりやすい代わりに残高がなかなか減らない、ということがよく起こります。
(例えば残高10万円に対する支払額が3,000円だと、手数料を差し引いて月1,750円しか残高が減らない)

おそらく「ちゃんと支払ってるのにリボ払いが減らない!」という不満を抱いているのは、この「元利」方式のリボ払いを使っている方が多いのでしょう。こうなると当然、支払いが長引きますから手数料も大きくなります。
あなたが使っているカード会社のリボ払い方式が「元利」なら、毎月の支払い額は意識して大きめに設定しておきたいところです。

反対に「元金」方式(「三井住友VISA」「楽天カード」など)の場合、後から手数料が加えられるため「思ったより請求額が多い!」ということにもなりがちなのでお気をつけください。

★支払い方式はカード会社ごとに決まっておりユーザーの立場で選択できないことが多いでが、一部例外も存在します。この場合、基本的には借入の減りやすい「元金」方式をおすすめしたいところです。
また、MUFGカードは請求書を見るか問い合わせを行うまでどちらの方式が採用されているか分からないため、お気を付けください。

★支払い方式については各カード会社の公式HPなどをご覧ください。
「(カード名) 元利」「(カード名) 元金」などで検索してもヒットするでしょう。

▲元金方式(三井住友VISA)


▲元利方式(ポケットカード)

<これからの過払い金請求はほぼ不可能>

「よく分からないままリボ払いを使ってしまい、多額の手数料を取られた!過払い金として取り返せないの?」といった相談は多いですが……。

そもそも、過払い金とは主に「2010年の法律改正前に支払った利息ー現在の法律で許される利息」の差額を言います。
つまり2010年以前に、現在の法律で許されている15%~20%(借入額による)を超える金利でお金を借りていた場合でなければ、過払い金請求をしても無駄というわけですね。実際のところは時効の問題もあるため、現在過払い金を請求できる方はかなり少ないと思われます。

当然、今のクレジットカードはどこも法律を遵守。
総手数料がいくらになろうと、「単に毎月の支払額が低かったために、多額の手数料が発生してしまった」という場合、自分で責任を取るしかありません。どうしても支払えない、という場合には債務整理を行うことになるでしょう。

こんな事態が起こらないよう、リボ払いを利用する際は「できるだけ早く片づける」ことを心がけたいですね。

リボ払いより金利の低い分割払い・後払いの方法には何がある?


ショッピングリボは「借入(借金)」ではなく、あくまで「立て替え」として扱われます。
が、家電量販店などで組めるショッピングローン(借入)と比べ「先に商品を受け取り、後で分割払いを行う」という点では一切変わりなし。
そして、実際のところローンを組んだ方がショッピングリボより低金利・低手数料で済むことは多いんですね。

ここからは何らかの高額支払いをご検討中のあなたのために、リボ払い以外の分割・後払い方法(各種ローン)をまとめました。

★リボ払いと各種ローンの比較

用途、使える場所 金利目安(年利) 月当たりの手数料率
ショッピングリボ クレジットカード加盟店 15% 1.25%
ショッピング分割払い クレジットカード加盟店 14.5% 約1.2%
一般銀行カードローン
・フリーローン
自由(事業資金を除く) 14.5% 約1.2%
三井住友カード
ゴールドローン
9.8% 約0.82%
メガバンク系多目的ローン 旅行、物品購入など 6% 0.5%
銀行自動車ローン 自動車関連費用
(車検、整備等含む)
3% 0.25%
ショッピングローン ショッピングローン取扱店(高額商品販売店) 9% 0.75%
参考クレジットカードのキャッシング枠 自由 18% 1.5%
参考消費者金融会社のカードローン
※いずれも無金利サービスなどを考慮しない

というわけで支払いが長引くような高額な買い物ほど、金利の高いショッピングリボの利用はおすすめできません
リボ払いを検討するほど大きな買物であれば、銀行の多目的ローンなどを利用したほうが良いかと思います。

CHECK銀行の個人向け融資について

まとめ

★金利15%のショッピングリボの場合、月々発生する手数料は「リボ払い残高のおよそ1.25%」と考えるとわかりやすい。残高10万円なら手数料は1,250円
★結局のところ「手数料を節約したいなら、リボ払いは使わないほど良い」
どうしても必要であればできる限りカード利用額と支払回数は抑えよう。毎月の支払額は高めに設定しておくと◎
★結局のところ、リボ払いは各種ローンに比べても高金利
特に使い道の決まった高額支払いであれば、銀行でお金を借りた方がおトクになる

毎月の支払額を抑えるために利用するリボ払いではありますが、分割で支払わなければならないほど大きな買物であればより金利の低い銀行ローンを使った方がベター。そう考えると、あえてリボ払いを選択したい状況はかなり限られそうです。
それでもリボ払いを利用されるという場合には、できるだけ月々の支払額を高く設定し、短期清算を心がけましょう。

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