自己破産後にキャッシングできる?借りるとしたらどこ?

自己破産直後の借入はほぼ不可能です。

自己破産すると、信用情報に自己破産したという記録が残ります。官報にも載ります。

審査のときに、「あ、この人、自己破産したことあるんだ~」って審査担当の人にバレてしまうわけです。

でも、一度自己破産したら、その後絶対に借りれない、というわけでもないんです。
借りることに成功した人もいます

今日は自己破産後の借り入れについて、詳しく解説します。

自己破産の記録はどこに、何年残る?

①官報に載る

「官報」というのは、国が発行している広報誌のことです。

名前、住所、自己破産した日、理由が全て記載されます。しかも、これ、だれでも見れちゃいます。

 とはいえ、一般人で官報を見る人はめったにいないので、あまり心配しなくても大丈夫でしょう。

 また、ローンやカードの審査担当者が官報をわざわざチェックする、ということもそうありませんので、借り入れ時の影響もあまりないですね。

②信用情報に載る

銀行やクレジットカード会社・消費者金融などは、それぞれが加盟している信用情報機関があります。

ローンクレジットカードを申し込む際の審査には、官報に載った自己破産情報よりもこちらの方が影響してきます。

いわゆる、ブラックリストと呼ばれているものですね。

各機関の情報記録期間や、情報がどのように扱われているのかをしっかり確認しておきましょう。

各機関の情報記録期間はこんな感じです。

<自己破産情報の記録期間一覧>

全国銀行個人信用情報センター(KSC) 最長10年で削除
CIC 最長5年で削除
JICC 最長5年で削除

また、この3つの機関は「CRIN(クリン)」という情報交流ネットワークを持っていますが、すべての情報が共有されているわけではありません。

なので、信用情報を確認したい場合などは、必要なら3機関すべてで開示をお願いする必要があります。

信用情報を確認したいという時は、少し面倒に感じるかも知れません。ですが、デメリットばかりでもありませんよ!

実は、自己破産情報に関しても3機関ですべて共有されているわけではありません。

例えば「KSC」では破産情報などが最長10年間記録されてしまいますが、これはCRIN上で共有されているわけではないのです。

「CIC」「JICC」なら、破産情報は5年で消去されます。

なので、「CIC」や「JICC」の情報だけを参照するクレジットカード会社や消費者金融なら影響はないのです!

例えば、破産免責後5年以上が経ち、クレジットカードやローンを利用したいと考えたとしましょう。

その時、プロミスやアイフルなどの「CIC」「JICC」の情報だけを参照する会社を選択すれば、借入できる確率がぐんとアップするということです!

コラム<ホワイトってなに?>

自己破産の履歴は最短で5年、最長でも10年経てば消えていきます。

しかし、破産履歴が消えたからといって、それで終わりというわけでもありません。

なぜなら破産履歴が消えるのと一緒に、クレジットカードや携帯電話の分割払い履歴なども、すべて消えてしまうからです。

今時、クレジットカードも作っていない携帯の分割払いもしたことがない、なんていう人はあまり見ませんよね。

こういう状態を、「ホワイト」「スーパーホワイト」と呼ぶのです。

取引履歴がまったくない方がカードやローンの申し込みをすると、審査担当の方に「自己破産経験者なのでは……」と疑われてしまうのです。

自己破産後の借り入れはここをチェック

自己破産後の借り入れはここをチェック

自己破産後の借入先の選び方!

①まずは信用情報がクリーンになっているか確認

はじめに、ご自身の信用情報がクリーンになっているのかを確認しましょう。

信用情報がクリーンでないと、残念ながら借り入れはほぼ出来ませんからね。

信用情報機関によって確認手段が違うので、こちらで開示手続き方法をご紹介します!

手数料は、一律1000円となっています。

 

信用情報の開示手続き方法(CIC)

(1)ご利用前の確認

  • インターネット接続はあるか
  • クレジット会社等に届けている電話番号で電話が可能か
  • 手数料を支払うためのクレジットカードは用意できているか


などの必要事項を確認します。

(2)クレジット会社等に登録されている電話番号から、受付番号を取得

(3)取得した受付番号とお客様情報の入力

この段階で、開示報告書を開くために必要なパスワードが発行されるので控えておきましょう。

(4)開示報告書の表示

情報の入力を終えると、「信用情報開示報告書」がpdfファイルでダウンロードされます、このファイルを開く際にパスワードの入力を求められるので、(3)で控えておいたパスワードを入力しましょう。

もしもキャンセルを押してしまい、ダウンロード出来なかった場合は、もう一度最初の手順からやり直していただければ再ダウンロードが可能です。

信用情報の開示手続き方法(JICC)

(1)スマートフォンでアクセス

ページに記載されているQRコードを読み取り、ストアから「JICC書類送付アプリ」をダウンロードします。

(2)アプリを起動し、「開示申込」を押す

利用規約に同意し、空メールを送信します。すぐに返信メールがかえって来るので、記載されているURLからアクセスします。

(3)申し込み内容の入力と必要書類の送付

必要な情報を入力したあと、アプリ起動ボタンから「JICC書類送付アプリ」を起動します。ここで必要書類を送付しますので、氏名・現住所・生年月日が確認できる下記の本人確認書類を用意しましょう。
信用情報の開示手続き方法(JICC)

(4)返信メールのURLからアクセスし、決済方法を選択

書類を送付したら、返信されてくるメールからアクセスし、決済方法を選択します。その後、JICCで本人確認書類の確認が認可されると、簡易書留で開示書が郵送されてきます。

信用情報の開示手続き方法(KSC)

(1)登録情報開示申込書を用意する

サイトより配布されている「登録情報開示申込書」をダウンロードし、必要事項を記入します。手書きとパソコンでの直接入力が選択できます。

(2)手数料の支払い

ゆうちょ銀行直営店郵便局で、「定額小為替証書」を用意する。

(3)本人確認書類のコピーを用意する

下記のように国内の官公庁などが発行した本人確認書類のコピーを2種類用意します。1種類は現住所を確認できるものになります。
信用情報の開示手続き方法(KSC)

(4) (1)~(3)までをまとめて送付する

各書類の準備が出来たら、封筒にまとめて以下の送付先まで送付しましょう。

〒100-8216 東京都千代田区丸の内1-3-1
一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター

開示報告書は本人限定受取郵便(特例型)で数日以内に郵送されてきます。
また、速達での送付を希望するなら、郵送代金280円分の切手を同封し、開示申込書の欄外に「速達希望」と記入してください。

②銀行はほぼ無理!

銀行のローンは、債務整理経験者には非常に敷居が高いです……

情報機関から破産履歴が消えたとしても、銀行は「官報」をチェックするところが多いので、破産を経験した人への融資は断ってしまうからです。

「官報」は永遠に記録が残ってしまいますから、結果「銀行でのローン申し込みはほぼ不可能」となってしまいます。

でも、まだあきらめるのは早いです!

実は以前の「新生銀行」では、融資の際に官報のチェックをしていないという話がありました。

今でも同じなのか気になったので「新生銀行の窓口に電話で聞いてみたところ、
やはり官報のチェックはしていないそうです!

③大手消費者金融で少額から

今度は大手消費者金融の借り入れについて考えてみましょう。

大手消費者金融なら銀行ほど厳しい審査もありません。
なので、ブラックリストから削除されたばかりの方でも比較的かんたんに借りられることが多いですが、注意点があります。

それは、小額融資からお願いするということです。

自己破産から10年以上が経てば、小額融資なら借りられる可能性があります。

まずは小さいやり取りを重ねて、きちんとお金を返せる人だという実績を作ってから額をあげていくことがポイントです。

しかし、ここでもうひとつ注意点が。

融資をお願いする際、過去に自分が破産したときに借りていた金融機関は確実に審査が通らない、ということです。

信用情報機関の履歴は消えても、自己破産があった時にお金を貸していた金融機関内の履歴は消えません。それも、半永久的にです。

これを「社内ブラック」と呼びます。

この場合、信用情報がクリーンになったとしても借り入れは不可能です。

④信販会社のキャッシング枠

カードローンよりもさらに審査が通りやすいものとしては、やはりクレジットカードがあげられますね。

信用情報がクリーンになっていれば、クレジットカードのキャッシング枠だけならば借り入れさせてもらえることが多いです。

しかし、ここで気になってくるのがやはり「金利」です
クレジットカードのキャッシングは金利が非常に高いです!

クレジットキャッシング 金利
楽天カード 18%
三井住友VISAカード 18%
イオンカード 7.8~18%
yahoo! Japan カード 18%
カードローン  
住信SBIネット銀行 MR.カードローン 0.99%~7.99%
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 4.6~14.6%
プロミス 4.5~17.8%
アイフル 3.0~18.0%

表をみると、大手クレジットキャッシングの金利は18%が多いですね。

プロミスアイフルでは最高金利はそれほど差がないように見えます。
でも最低金利はどちらも低く、条件によっては金利として取られる金額が低くなりそうです。

やはりクレジットカードのキャッシングは、金利面でのリスクが高いといえるでしょう。

クレカのキャッシングは、あくまで最終手段として考えて下さい。

⑤中小消費者金融業者

大手消費者金融のローンが難しそうなら、中小消費者金融のローンを見てみましょう。

自己破産者にも積極的に融資をしていると評判の企業を2つご紹介いたします。

・株式会社スカイオフィス

▼基本情報
実質年利 15.0~20.0% 限度額 1~50万円
保証料 なし 審査時間 最短30分
融資スピード 最短即日 借入判断 なし

福岡を中心に全国展開している企業で、債務整理経験者や、ブラックの方にも柔軟な審査をしていると評判の中小金融機関です。

以前は「ニッセイキャッシング」という屋号で運営していました。

【ブラックでも融資可能!】

スカイオフィスは、条件によってブラックの方にも融資をしています。

審査対象の条件は、

  • 20歳から65歳までで、安定した収入があり返済能力がある
  • 無職、未成年、専業主婦ではない

派遣や契約社員、アルバイト・パートでも審査が可能です。
しかし、他の金融機関で返済が遅れている方は審査を受けられないのでご注意ください!

【融資額は10万円以下が多い】

融資できる上限は50万円となっていますが、基本的には10万円前後の融資が多いです。

2010年に貸金業法が改正され、10万円から100万円の融資の場合、上限金利が18%に下がりました。

これ以降、金利20%で融資できるのは10万円未満の場合なので、金融機関からすれば10万円以上の融資はあまりしたくないのです。

このことから、債務整理経験者ブラックという、貸し倒れのリスクが高い人にはなかなか10万円を越える金額を融資してもらえないということになります。

【注意点】

注意としてあげられるのが、やはり金利です。
スカイオフィスの金利は、15%~20%となっています。

融資を受ける際は上限金利が適応されると考えた方がいいので、スカイオフィスで借り入れするとなると、金利は20%です。

金利20%というのは利息制限法いっぱいの上限金利です。

大手金融機関であるプロミスやアイフルの最高金利が17.8~18.0%であるところをみると、かなり高いといえますね。

・フクホー

▼基本情報
実質年利 7.30~20.0% 限度額 200万円
保証料 なし 審査時間 即日可能
融資スピード 最短即日 借入判断 あり

破産していても借りられる、ということでこちらも評判になっている中小金融機関です。

電話だけでなく、インターネットでも申し込みできるのがうれしいですね!

【ブラックでも融資可能な場合も!】

スカイオフィスに続きフクホーも、場合によってはブラックでも審査を受けることができます!

  • 現在借金がない
  • 1年以上の定職・居住年数がある
  • 破産後半年から1年以上が経過している
  • 破産理由がギャンブルなどではない

などの最低条件をクリアする必要がありますが、ブラックでも審査してもらえるのはうれしいですね。

ただし、最低限の条件を満たすだけでなく、2〜3年以上経ってから申し込みした方が審査を通過する可能性が上がります。

なぜなら、フクホーなどの中小の消費者金融は「審査する人から見た印象」で審査結果が左右されてしまう傾向があるからです。

【注意点】

フクホーには貸金業法に基づいて設定されたいくつか融資プランがあり、それによって金利が変わってきます。

融資額 金利
5万円~10万円未満 7.30%~20.00%
10万円~100万円未満 7.30%~18.00%
100万円~200万円未満 7.30%~15.00

この中でも、破産歴のある人に関係があるのは5~10万円の金利です。

HPのトップでは「金利7.30%~18.00%」と大きく書かれていますが、これは10万円~100万円未満の融資の場合ですからご注意ください。

中小金融機関の中には、様々なステータスを点数化してテストのように採点していく大手とは違い、「人」を見て審査しているところがあります。

そういった審査方法だからこそ、債務整理経験者に対しての融資なども柔軟に対応可能となっているんですね。

しかし、中小金融機関の金利は、大手金融機関と比べると非常に高いことが多いです。
上限が利息制限法いっぱいの20%というプランが多く、返済はとても大変です。

可能であれば利用せず、やむを得ず利用する場合も無理のない返済計画をしっかりと立ててから審査を申し込んでくださいね!

闇金からの勧誘に気を付けて

①闇金業者は官報をチェックしている

銀行の審査担当者以外にも、官報をチェックしている人がいます。

それは「闇金業者」です!

闇金業者の基本的な考え方というのは、『金利で稼ぐ』というものです。

貸し出したお金は返って来なくても、違法に高額な金利と遅延損害金を脅し盗り、延々と儲けようという魂胆なので、自己破産者は狙われやすいのです。

②あなたがお金に困りそうな頃合いを見計らって、電話をかけてくる

闇金業者は官報をチェックし、最近自己破産した人を記録しておきます。

そして、ローンも出来ずに苦しい生活を送っているであろうという頃合いを見計らって、「融資させていただきますよ!」という電話やメールを送ってくるのです。

③自己破産者を勧誘するマトモな金融機関は存在しない

破産している人間に融資の勧誘をしてくる金融機関は絶対にマトモではありません!

一度でも融資を受けてしまったら最後、彼らは嫌がらせ恐喝で延々と粘着して来るのです。

こうなるといつまでも高額な利息を支払い続けなければならないという地獄のような状況になってしまいます。

勧誘が来たとしても、強い意志を持ってきっぱりと断りましょう!

まとめ

・信用情報はKSCで最長10年間、CIC・JICCで最長5年間記録される。

・自己破産から5年以上が経過していれば、CIC・JICCでのみ確認する機関でならば借入できる可能性が高い。

官報をチェックしない銀行ローンであれば借入できる可能性もある。

・クレジットカードキャッシングは金利が高いので注意する。

フクホースカイオフィスなどの中小金融機関であれば、条件次第でブラックの状態でも審査を受けられる。

・自己破産後は闇金による勧誘が来る場合もあるので注意する。

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