もしも、今日のうちにお金を受け取りたいと考えてカードローンをお探しでしたら「今日借りる方法2020」記事をご確認ください。

「子供の進学と家のトラブルが重なって、金銭面での先行きが不安。
いつも使っている<セブン銀行>でいくらかお金を借りられたらいいんだけれど…」
店舗型の銀行とは勝手が異なることも多い「セブン銀行」。
とは言えカードローン(現金貸付)サービスに関して言えば、この銀行であっても問題なくご利用いただけます。
貸付条件が特別良い…というわけではありませんが、セブン銀行ユーザーが生活サポートのために利用するには十分な内容と言って良いでしょう。
今回は「セブン銀行」を普段から利用しているあなたのために、同行のカードローンサービス情報を極力簡潔にまとめました。
読み終えていただければ、今のあなたがこのサービスに申し込むべきか、もしそうならどのように手続きを進めていけばよいか分かります。
「セブン銀行ローンサービス(カードローン)」基本情報とメリット・デメリット
それでは早速、セブン銀行が提供するカードローンサービスの内容について見ていきましょう。
①セブン銀行ローンサービス(カードローン)の基本情報
セブン銀行カードローン(公式名称「ローンサービス」)の基本情報は以下の通りです。
金利 | 限度額 |
---|---|
15.0% | 10万円 30万円 50万円 ※審査により決定 |
審査に掛かる日数 | 申込~借入の総日数 |
最短2営業日 | 最短2営業日 (口座があるとき) |
申込み条件(公式HPより) | |
(1)セブン銀行口座をお持ちのお客さま(個人) (2)ご契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満のお客さま (3)一定の審査基準を満たし当社指定の保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられるお客さま(=審査に通過できること) (4)外国籍の方は永住者であること ※専業主婦であってもご利用いただけます。 | |
その他 | |
新しく専用カードが発行されることはなく、いつもの「セブン銀行」キャッシュカードで、セブン銀行ATM等を使い借入・返済可能 |
目を引くのは限度額の範囲の狭さでしょうか。都市銀行や地方銀行のカードローンに比べると、小口融資が前提となります。
(参考三井住友銀行カードローンの最高限度額は800万円)
生活サポートのために使う分であればまったく問題ない金額ではありますが、仮に50万円超の限度額を必要としているのなら、その希望に応じた申込み先をお選びください。
CHECK【100万円借りたい】高限度額に定評あるカードローン&その他借入方法と必要条件②他社ローンとの最大の差別化点は「在籍確認(勤務先への電話)がない」こと
正直に言って、セブン銀行カードローンの「カードローンとしての機能」は、他社と比べ優秀…と言えるものではありません。より好条件で借りられるローンは他社に多く存在します。
そんな中、「セブン銀行カードローン」の特徴と言えるのが、審査の際に「在籍確認」を(原則として)実施しないこと。
在籍確認とは虚偽申告やなりすましを防ぐため、金融機関や保証会社が、主に「電話」で申込者の勤務先を確認する過程を指します。
つまり「セブン銀行カードローン」を選べば、通常必要となりやすい「勤務先への電話」を回避できるわけですね。

「場合によっては…」とのことではありますが、虚偽申告が疑われるような状況でない限り、実施されることはほぼ無いでしょう。
③金利は低くはないが、小口の借入であればそこまで気にならない
さて、先述の通り、セブン銀行カードローンの貸付条件はあまり良いとは言えません。
一般的な銀行カードローンで、100万円未満を借りる場合の金利は「14.5%」程度。セブン銀行の金利は「15.0%」ですから、標準よりやや高金利ということになります。
……とは言え「生活に必要な範囲で、すぐに借りて返す」ことを前提とするなら、そこまで大きな利息差が発生することはありません。
1円でも利息負担を減らしたい、という場合はさすがに金利特化の他社を選んだ方が良いですが……。
あなたが普段から「セブン銀行」を利用されているのなら、気にするほどのデメリットでもないでしょう。
上限金利※ | 10万円/30日あたり利息 | |
---|---|---|
セブン銀行 | 15.0% | 1,232円 |
三菱UFJ銀行 | 14.6% | 1,200円 |
三井住友銀行 | 14.5% | 1,191円 |
④いつものキャッシュカードで借入・返済ができるのは地味ながら嬉しいポイント
セブン銀行カードローンを利用するにあたり、新しくカードが発行されることはありません。
ローンに関する機能は、既にあなたがお持ちの「セブン銀行」キャッシュカードに新しく加わる形となります。
入出金に使えるATMは「セブン銀行」のもののみですが、普段からセブン銀行口座を使っているのならさほどの問題はないでしょう。
お財布の中に新しいカードを増やすことなく、預金感覚で入出金ができるのは、地味ながら嬉しいポイントと言えます。
★使い勝手が良いゆえの「借り過ぎ」には十分ご注意ください。
⑤一言でいうと「セブン銀行ユーザー向きのキャッシングサービス」
「セブン銀行カードローン」の特徴を今一度まとまると、以下のようになります。
<セブン銀行カードローンの特徴>
▶勤務先への電話なしで借りられる
▶既存のキャッシュカードを使って借入・返済ができる
一言でいうと、このローンは「セブン銀行ユーザーが手間なく、便利に、必要なお金を借りる」ためのサービス。
新しく口座を作ってまでの入会や、大口融資目当てでの申し込みはおすすめしかねますが……。
あなたが普段から「セブン銀行」口座を利用しており、生活のサポートのためにいくらかお金を借りたいとお考えなら、この「セブン銀行カードローン(ローンサービス)」が第一の申込み先候補となってくれることでしょう。
在籍確認の回避を目的に、わざわざ新しく「セブン銀行」口座を開設し、カードローン申し込むということも考えられなくはないですが……。
「セブン銀行」ユーザーに特化した借入や返済の仕様を考えると、基本的にはおすすめできません。
口座開設不要で在籍確認の電話を避けられる、他行ローンの申し込みをおすすめします。
CHECK在籍確認(勤務先への確認電話)不要のカードローンを徹底調査!
2.セブン銀行に聞いた!申込み~借入の流れ
セブン銀行カードローン(ローンサービス)への申込みを決めたら、その契約の流れを見ていきましょう。
公式HPには必要時間に関する記載がありませんでしたので、これについて問い合わせを行った結果が以下の通りです。
まず審査がございまして、こちらは具体的に何日と言えるものではないのですが、こちらが済みましたら完了のメールをお送りします。
すでにお口座をお持ちでしたら、そこからすぐにご利用いただけます。
口座があれば、審査通過後すぐに利用できるというのは嬉しいですね。
それではもう少し詳しく見ていきましょう。
①おおまかな契約の流れ
問い合わせの結果と公式HP情報を元に、セブン銀行カードローンサービスの契約の流れをまとめると以下のようになります。
セブン銀行カードローン
契約の流れ
(数営業日)
お手持ちのキャッシュカード、または振替で借入が可能に
※何かしらの不備があった場合などには、携帯電話に確認の電話が入る可能性があります。
※銀行口座と同時に申し込む場合、口座開設に関する手続きが追加されます。
在籍確認が必要ないこともあって、契約の流れは非常にシンプル。
特に不備が無ければ、申込みの後はセブン銀行側の手続きを待っておくだけで構いません。
②必要な書類は「本人確認書類」のみ
セブン銀行カードローンを利用するためには、「本人確認書類」の提出が必要です。
とは言えこれに関しては、「セブン銀行」口座開設時に用いたものを、画面の案内に従いスマートフォンなどで撮影・アップロードすればOK。
本人確認書類として認められるのは、主に
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
といった、一般的な身分証明書となります。
★2020年4月に犯罪収益移転防止法が改正されることから、4月以降の申込分は最低2点の本人確認書類が必要になると推測されます。ご留意ください。
③借入は「セブン銀行ATM」または「銀行振替(口座への入金)」で
セブン銀行から契約完了を知らせるメールが届いたら、以下の方法での借入が可能となります。
セブン銀行ATM |
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---|---|
ダイレクトバンキング を使った振替 |
|
「振替」とは同じ金融機関(ここではセブン銀行)内でのお金の移動を指します。
セブン銀行カードローンの場合は、カードローンの利用限度額の一部(または全部)を、あなたの「セブン銀行」預金口座に動かせる、というわけですね。
いずれの方法も(メンテナンス時間を除き)24時間365日対応、かつ手数料無料です。
普段からセブン銀行口座を利用されているのなら、使い勝手はかなり良いと言って良いでしょう。
★特にお金を借りず、「ローン機能を付けたまま、必要なときまで放っておく」ことも可能です。
ローンサービスの契約に、年会費などは発生しません。
毎月の返済額は利用限度額に応じ決定
セブン銀行カードローンサービスにおける、毎月の返済額は「利用限度額(契約額)」に応じて決定します。
他の銀行カードローン等のように、利用残高に応じて返済額が変わることはありません。返済の仕組みはかなり分かりやすいと言えるでしょう。
限度額10万円 | 5,000円/月 |
---|---|
限度額30万円 | 10,000円/月 |
限度額50万円 |
返済額は「毎月27日」(銀行休業日と重なった場合は翌平日に持ち越し)。
このとき5,000円または10,000円が、無事あなたの「セブン銀行」口座から引き落とされたなら、当月の支払義務は完遂したこととなります。
★毎月の返済の際に、1ヶ月分の利息(サービス料)が借入残高として加えられます。
金利15%のセブン銀行の場合、1ヶ月あたりの利息は「借入額の約1.25%」。あらかじめご承知おきください。
例:10万円を1ヶ月借りたとき、1,250円前後の利息発生(実際は誤差あり)
★毎月の引き落としの他、セブン銀行ATMまたはダイレクトバンキングを通し、任意返済(追加返済/随時返済)が可能です。
早期に借入を清算できれば、それだけ利息の発生を抑えられます。ぜひ積極的に利用してみてください。
★初回の引き落とし日は「借入後2回目に到来する27日」となります。
まとめ
- セブン銀行カードローン(ローンサービス)の貸付条件は特別に優れているわけでは無いが、生活サポートのために利用するのであれば気にならない程度
- 原則として在籍確認(勤務先への電話確認)を実施していないのも嬉しいところ
- 契約手続きが簡単なこともあり、基本的には「セブン銀行ユーザーが、生活に必要なお金を、気軽に・便利に借りる」ためのサービスと考えて良い
あなたがセブン銀行ユーザーであれば、気兼ねなく申し込みやすい「セブン銀行カードローン(ローンサービス)」。
「生活に必要な、最小限のお金を借りたい」という場合には、申込み先の筆頭候補になってくれることでしょう。
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