信用金庫カードローン、審査の甘い商品はどう見分ける?公式情報による限度額の目安も

信用金庫カードローン、審査の甘い商品はどう見分ける?公式情報による限度額の目安も

「メインバンクにしている信用金庫のカードローンを利用したい。
けれどインターネット上にまったく情報が無くて、このまま申し込みを決めて良いのか分からない……」

  • 営業エリアが非常に限定される
  • 来店を求められるなど、契約方法が少し旧時代的なことが多い
    (=インターネットユーザーとの相性が良くない)

  • といった理由から、信用金庫関連の情報は本当に集まりにくいもの。信金ユーザーの一部のみが利用する「信金カードローンの審査結果報告」ともなれば尚更です。

    ……とは言え各信金の貸付方針は公式HP情報だけでもある程度推測できますし、大手銀行などに比べれば審査に融通も利きますので、情報が少ないことでそこまで悲観的になる必要はありません。
    どこの信金でも、あなたがパート・アルバイトや専業主婦、年金生活者であっても、お近くの信金に口座さえお持ちなら、必要額を借りられる可能性は十分です。

    今回は特に審査に不安を抱えている信金ユーザーのあなたのため、「公式HP情報をもとに申込先を絞る方法」や各信金への問い合わせ結果を元にした契約の流れ等をまとめました。
    読み終えていただければ、いつもの金庫を使って生活に安心をプラスする方法が分かります。

    ★1分でチェック!このページと信金カードローン選びの概要

  • 信金のカードローンにおいて、「金利が低いほど高難易度」はさほどアテにならない。金利よりも申込条件を見て審査難易度を推測しよう
  • 「パート・アルバイト、専業主婦、年金生活者OK」はそのまま信じてOK
  • 申込条件に安定収入に関する記載が無いのなら、こちらも審査難易度は低そう
  • もし使い勝手の良い「随時返済方式」のローンを利用できそうなら、これを優先して選ぼう
  • 信金では大手銀行より大きなお金を借りやすい。極度額(契約額)の上限は「年収の2分の1」が目安か(審査上のマイナスポイントが無いとき)
  • <そもそもカードローンって?>

    カードローンとは、「審査の結果、与えられた<限度額>の範囲内で何度でも借り入れのできるローン」を言います。
    (限度額は借入限度額、厳密にはちょっと意味が違いますが極度額、契約額と呼ばれることも)
    そのため、このローンは「一度にまとまったお金を借りる」ためではなく、「臨時出費のせいで必要になったお金をちょっとだけ借りる」といった使い方がおすすめ。基本的には「生活の足しに」使うための、ちょっとしたサポートサービスだと考えていただけると良いでしょう。
    また、最も小型のローン商品とだけあって、担保や保証人、年会費や入会金は必要ありません

    「審査に通りやすい信金カードローン」の主な特徴

    「審査に通りやすい信金カードローン」の主な特徴

    ほとんどの信用金庫は、2種類以上のカードローン商品を用意しています。
    これについて申込条件や金利が明らかに異なっているのなら、さほど迷う必要もないのですが……。

    「申込条件が曖昧すぎてよく分からない」「そもそも2つのカードローンの違いがほとんど無い」といった場面はさほど珍しくありません。
    そこでまずは一般論から、「審査に通りやすい信金カードローン」の見分け方を解説していきます。

    ①「きゃっする」はじめとする商品の「パート・アルバイト・(専業)主婦OK」はそのまま信じて良い

    全国ほとんどの信金が取り扱っているのが「きゃっする」と呼ばれるカードローン商品。信金によって「きゃっする500」だったり「ニューきゃっする」だったりと名称に若干の違いはありますが、おそらくどこでも共通して「パート・アルバイト、(専業)主婦の方でもお申込みいただけます」という記載が見られるはずです。

    湘南信用金庫公式HPより きゃっする
    ▲湘南信用金庫公式HPより

    結論から言うと、この文面はそのまま信じてしまって構いません。無料で審査を行わなければならない信金に、どうせ審査に落ちてしまう人を申し込ませるメリットは無いからです。パート・アルバイトOKと書いてあるのなら、実際にパート・アルバイトでも審査に通過する見込みがあるのでしょう。

    というわけでこの「きゃっする」は、高い収入や社会的ステータスが無くても利用できる可能性が高いと推測可能。
    これはもちろん、「きゃっする」以外のパート・アルバイトOKを明言するカードローン商品についても同様です。

    ★もちろん安定収入のある自営業者もご利用いただけます。

    ★年金生活者が「きゃっする」を利用できるか否かは信金によります。口座をお持ちの金庫に直接お問い合わせいただくのが良いでしょう。
    とは言え年金生活者であれば、「生活福祉資金貸付制度」「年金担保融資」といったの公的制度を使った方がよほどおトクです。

    ★パート・アルバイトOKを掲げながら最低極度額(限度額)を50万円と高めに設定している「きゃっする」はわりと多いです。(参考として、一般的な銀行カードローンの最低限度額は10万円)
    この場合は最低限の審査通過に50万円を借りて返すだけの能力が求められますので、借入難易度は若干高くなるかもしれません。
    ……とは言え信用金庫のカードローンは全体的に銀行よりも大きなお金を借りやすい傾向にあるため、ダメ元で申し込んでしまっても良いでしょう。

    ★ちなみに全国の信金が一律に「きゃっする」を取り扱っているのは、「信金の銀行」(銀行で言う日銀)に相当する「信金中央金庫」の子会社(信金ギャランティ株式会社)がこれを提供しているからです。
    (正しくは保証会社としての提供ですが、各信金への問い合わせ結果を聞く限り、信金カードローンの審査は保証会社にほぼ丸投げな模様)

    各公式HPを見る限り、全金庫で共通する「パート・アルバイト・主婦OK」の明言は信金ギャランティ側の指示によるものでしょうか。
    一方、毎月の返済額や最低極度額、金利の設定は各信金に任せられているようです。
    (ただし信金から信金ギャランティに支払われる手数料が高いのか、金利の水準は信金にしては高め)

    ②パート・アルバイトへの言及が無くとも、「安定収入」を必須としていないのなら審査難易度は高くない

    「きゃっする」のようにパート・アルバイトへの言及があれば分かりやすいのですが……。
    信金のカードローンでよく見られるのが、以下のような超シンプルな申込条件。

  • 満20歳以上満65歳未満の方
  • 一般社団法人しんきん保証基金の保証を得られる方
  • 北海道信用金庫カードローン「ゆとり」申込条件より

    年齢は良いとして、「保証を得られる方ってどんな方?!」という疑問が湧いてくるのは避けられませんよね。

    そもそもこの「保証を得る」という点ですが、これは単純に「審査に通る」と同じ意味と思って差し支えありません。
    そしてその難易度に関しても、個人的には「安定収入に関する言及がない=パート・アルバイトや専業主婦OK」と見なしてよいと思っています。
    実際、この北海道信用金庫のカードローンではもう少し細かい情報が公開されており、「限度額50万円なら安定収入が無くても借りられる」ことが明言されていますね。

    北海道信用金庫カードローン「ゆとり」商品概要説明書より
    ▲北海道信用金庫カードローン「ゆとり」商品概要説明書より

    そもそも審査通過に安定収入を必要とするなら、無駄な審査コストを抑えるためにもその旨を記載するはず。
    というわけで申込条件に安定収入を求める記載が無いのなら、「きゃっする」と同じく高い返済能力は求められないと見て良いでしょう。
    (もちろん最低限度額が100万円以上だったりする場合はその限りでありませんが…)

    また、上の例に並行して以下のような記載もよく見られますね。

    お借入限度額ごとに下記の条件に該当する方
    【お借入限度額10万円~50万円】

  • 満20歳以上65歳未満の方
      ※安定継続した収入の有無を問いません
      ※主婦・パート・アルバイトの方もご利用いただけます。

  • 【お借入限度額60万円~100万円】

  • 満20歳以上65歳未満で、安定継続した収入のある方
  • 一般社団法人しんきん保証基金の保証を受けられる方
    反社会的勢力に該当しない方
    当金庫の会員となれる資格を有する方

    銚子信用金庫カードローン申込条件より

    これは見たまんま、50万円以下の借入に限っては安定収入が無くとも(アルバイトや専業主婦であっても)利用できると判断して構いません。つまり審査難易度は低いと言うことですね。

    ★安定収入が無くとも、とは言いますが、「借りたお金を返せる」ことは審査通過の最低条件となります。さすがに独身・無職・無収入といった状況での審査通過は不可能でしょう。
    (配偶者に収入があったり、年金含む不労所得があれば多くの場合で問題ナシ)

    ★上の銚子信用金庫のように、申込先カードローンや契約内容によっては信用金庫の「会員」となることを求められる場合があります
    「会員」になるためには、出資金(金額は金庫によって異なる。1千円~1万円程度)が必要ですが、これは解約時に返してもらえます。また金庫の業績と出資金の金額に応じ、配当を貰える可能性があります。
    詳細については口座をお持ちの金庫の公式HPなどをご覧いただくか、直接金庫にお問い合わせください。

    <「安定継続した収入」ってどれくらい?>

    信金に限らず、多くのカードローンの申し込み条件で見られるのが「安定収入」「安定継続した収入」の文字。
    正直これに関しては金融機関によって基準が違いすぎるため、一律に定義することはできませんが……。

    具体的な年収要件を設けている信金のローンでよく見られるのが、「前年度年収150万円以上の方」という記載。こういった制限の設けられているローンは、「きゃっする」等に比べ貸付条件が優れていることが多いです。また、しばしばアルバイトの方の申し込みが制限されていますね。

    というわけで多くの信金で、申込者に対する扱いが変わるのが「前年度年収150万円以上、かつ正規従業員」のライン。よって「安定継続した収入」もこのあたりが基準になると見て良いでしょう。
    (とは言えもちろん申込先の信金、あるいは保証会社の方針や、あなたの勤務先、勤続年数などによっても判断基準は変わってくるため、一概には言えません)

    ③年収制限などを設けているローンでも、これをクリアしているなら問題なし

    先にも少し触れましたが、信金のカードローンでは年収制限などが設けられているものも多いです。

  • 当金庫の営業地区内に居住あるいは勤務されている方
  • 満20歳以上満65歳未満の方で安定継続した年収が150万円以上ある方
  • 原則として居住年数が同一場所に1年以上ある方
  • 勤続年数、又は営業年数が2年以上ある方
  • 本カードローンを含め、総借入の年間返済額が年収に対して35%以内である方
  • (株)セディナの保証が得られる方
  • ご融資金額が一定額以上の場合には、当金庫の会員になっていただける方
  • 「南郷信用金庫」申込条件より

    この南郷信用金庫(宮崎県)の例は分かりやすいですね。そこまで高い年収は求められない一方、居住年数・勤続年数の制限により申込者の「安定性」を求めていることが明確です。

    さて、こういったローンは広く申し込みを受け付けている「きゃっする」等に比べ、確かに利用できる方が少ないのですが……。
    ここまで丁寧に申込条件を記載してくれているのなら、逆に「条件さえ満たしているのなら審査通過の可能性がある」と見込んでしまって差し支えないでしょう。審査通過の最低ラインの分かりにくい「きゃっする」等に比べ、むしろ親切とも言えます。

    というわけで申込条件さえ満たしているのなら、こういった「一見すると厳しそう」なローンを選んでも問題ありません

    ちなみに南郷信用金庫の場合は、アルバイトはじめ非正規従業員の扱いが気になりますが…………。
    「アルバイト不可」とまでは書いていないので、「その他の利用条件を満たしている」「すぐにアルバイトを変える予定も無い」のなら通過の可能性が無いわけでは無いでしょう。

    とは言えどうしても正社員に比べると社会的信用が低くなりますので、150万円ギリギリの年収だと通過は難しいかもしれません。(安定収入のある配偶者がいないとき)

    <「金利が低いほど高難易度」はアテにならない>

    カードローンの一般論として語られやすいのが、「金利が低いほど高難易度」(あるいはその逆)というものですが……。
    正直、これは信金や地銀のローンを語るにあたってほぼ参考になりません「パート・アルバイトOK、かつ金利10%」といった信金ローンがさほど珍しくないことを見ても、これは明らかでしょう。

    これについて考えられる理由は、「低難易度・低金利のローンが存在しても、全国から申込者が殺到することが無いから」
    例えば都市銀行がいきなり、審査難易度はそのままで金利5%のカードローンの提供を始めたなら……。
    申込者こそ殺到するでしょうが、その後銀行は貸し倒れ分の回収に苦しむはずです。
    (銀行ではありませんが、参考としてアコムの営業利益に対する貸倒損失は30%近くに上ります/公式IR情報より)

    信金においても貸し倒れ分の回収問題は存在するはずですが、相手にする層が限定的な分、そこまで厳密なリスク管理を行う必要も無いのだと思われます。そもそも信用金庫は(少なくとも名目上)利益を上げることを目的とした組織ではありませんしね。

    というわけで信金カードローンの審査難易度を見極めたいのなら、金利ではなく「申込条件」に着目してみてください。

    ★ただし「金利が低いほど高難易度」がまったくの嘘と言えるわけでもありません。申込条件の厳しいローンは、「きゃっする」等に比べ好条件で借りられることが多いです。

    複数のカードローン商品があるとき、申込先はどう選ぶ?

    複数のカードローン商品があるとき、申込先はどう選ぶ?

    これまで解説してきた通り、信用金庫カードローンの審査難易度は「申込条件」を見れば大体分かります。
    そこでここからは、「審査に通れそうなカードローンが2つ以上あった」場合の申込先の絞り方について見ていきましょう。

    ★お住まいの地域の信金カードローン申込条件については、各公式HPやATMコーナーに設置してあるパンフレット等をご覧ください。

    ①随時返済方式のローンを利用できるならこれを優先したい

    金庫によっては「随時返済方式」「口座にセットするカードローン」といった記載のある商品を取り扱っていることがあります。

    もしもあなたのメインバンクがこういったカードローンを提供しているのならかなりラッキー。というのもこの「随時返済方式」のローンは、普通のカードローンに比べかなり使い勝手が良いんですね。

    米子信用金庫(鳥取県)公式HPより、随時返済型ロー ンの記載例
    米子信用金庫(鳥取県)公式HPより、随時返済型ローンの記載例

    この「随時返済方式」カードローンは、多くの場合「あなたの信金口座に、マイナスの残高を作れるようになる」契約を指します。限度額30万円の契約なら、預金残高がマイナス30万円に至るまで出金でも引き落としでも、なんでも自由に使えるわけですね。
    一般に新しいカードは発行されないため、カードローンと言うよりは「預金口座の追加機能」と言った方が分かりやすいです。

    さてこの仕様上、随時返済型のローンは借り入れのたびにATMへ出向く必要のある一般的なカードローンに比べ明らかに便利。
    さらに給与振込などで自動的に借入(マイナス残高)が減るため、結果的に利息も抑えやすい(=おトクとなりやすい)というメリットもあります。

    その他、給与振込により自動的に返済が行われるため、信金側の契約リスクが低い=審査難易度が低いわりに好条件で借りやすいというのもポイント。運が良ければ金利10%未満で便利な随時返済方式の契約を結べることでしょう。

    このように随時返済型のローンは使い勝手、おトクさ、ついでに審査難易度の3方面でメリットが多いです。
    他に明らかに条件の良いローンがある、あるいは随時返済型のローンじゃ必要な借入額に満たない、といった理由が無い限り、基本的にはこの種類の商品を選んで差し支えないでしょう。

    参考もみじ銀行カードローンは随時返済型の「ミニ」が優秀!3ローン比較と問合せに基づく契約の流れ他
    (銀行の記事ですが、信金での借入と特に違いはありません)

    ★ただし随時返済型のローンを取り扱っていない信金も多いです。無かったら無かったで諦めましょう。

    ★随時返済型のローンの利用は「その金庫の口座を、普段の生活で重用している」ことが大前提となります。他にメインバンクがあるのなら、この種のローンは避けた方が良いでしょう。
    これは随時返済型ローンが一般に、元金の自動引き落としを行わない=マイナス残高を放置していると利息ばかりがどんどん増えていくことによります。

    ②高い極度額(目安として年収の2分の1まで)を狙うなら金利引き下げも考慮して

    随時返済型のローンを選ばない(選べない)のなら、申込先は基本的に「金利」で選ぶこととなるでしょう。借りる立場から見れば、とにかく金利が低いほどベターです。

    さて、この金利が分かりやすく設定されていれば良いのですが……。
    まあよく見られるのが、「金利引き下げを受けられればAローンの方がおトクになるが、そうじゃないならBローンの方がおトク」といった例。
    (大体この「Aローン」には「きゃっする」が該当します)

    きのくに信用金庫(和歌山県)公式HPより
    きのくに信用金庫(和歌山県)公式HPより

    この金庫の例でも「きゃっする」の金利が定まっていないせいで、どのローンが一番おトクなのか一見分かりませんよね。

    しかしこのように金利に幅のあるカードローンは、多くの場合「極度額(契約額)」に応じ金利が設定されます。つまりあらかじめ極度額に目安を付けておけば、おおまかな適用金利も確認できるわけですね。

    そして信金カードローンの極度額(契約額)は、「年収の2分の1程度まで」が目安となります。
    根拠は鹿児島相互信用金庫「そうしんVIPカードローンS」東濃信用金庫「フリーウェイ」朝日信用金庫「ホームサポートカードローン」島根信用金庫「スーパーべスト1000」、他多数のローン規定ですね。すべての新規のローンがこの基準に該当するとは言えませんが、これだけ数があるのなら信ぴょう性は十分でしょう。

    鹿児島相互信用金庫「そうしんVIPカードローンS」公式HPより
    ▲鹿児島相互信用金庫「そうしんVIPカードローンS」公式HPより

    というわけであなたが安定収入を得ており、安定した生活を営んでいるのなら「収入の2分の1」、少し審査に自信が無いなら「収入の4分の1~3分の1」に該当する極度額の適用金利をチェック、これをもとに申込先を選ぶのが良いかと思います。

    例えば以下は「銚子信用金庫」における金利比較の図ですが……。

    ★銚子信用金庫、「きゃっする」と「しんきんカードローン」の適用金利比較

    ▼極度額(契約額) 「きゃっする」適用金利 参考:しんきんカードローン
    50万円 14.6% 11.65%
    50万円超過~100万円 13.0%
    100万円超過~200万円 11.5%
    200万円超過~300万円 9.8%
    300万円超過~400万円 7.8%
    400万円超過~500万円 4.3%

    この場合、「きゃっする」を選ぶべきは100万円超の限度額を手に入れられる場合ですよね。
    ちょっと余裕を見て200万円の枠を狙うとするなら、大体年収400万円の方からは「きゃっする」を選んだ方がおトクとなりそうです。

    この基準はあくまで目安、かつ個人の生活状況や保証会社等の方針によって極度額は左右されるため、過信はできませんが……。
    「低金利で借りる」ことを目的とするのなら、こういった「極度額に応じた金利引き下げ」も考慮に加えてみてください。

    ★ただし「100万円の極度額」については、200万円ではなく300万円が要求されやすいです(朝日信用金庫など)。
    年収の2分の1のお金を借入を見込めるのは、一般に年収400万円以上の方からとなります。お気を付けください。

    商品によっては、諸条件を満たすことで限度額にかかわらず金利優遇を受けられることがあります。(毎月の給与振込で金利ー0.5%、住宅ローン利用でー2%など)
    優遇を受けられる場合には、もちろんこれも考慮した上で申込先を選びましょう。

    ★極度額では無く「審査結果によって」金利の変わるローンも存在します。
    こういったローンの金利引き下げ基準は商品によって異なり、正直まったく見当が付きません。よってこの種のローンでの金利引き下げは、さほど期待しない方が良いでしょう。
    (Aローンの金利が3%~14%、Bローンの金利が9%固定、かつAローンの金利が審査結果によってのみ決まるのなら、よほど審査に自信が無い限りBローンがおすすめ)

    ★ちなみに大手「みずほ銀行」が貸付上限を年収の3分の1としていること、その他2017年の銀行ローンに関する「申し合わせ」(簡単に言うと「貸しすぎるな」というお達し。銀行に向けられたもので、信金には無関係)のことを考えても、信金は大手銀行に比べ大きな契約を結びやすいと言って差し支えありません。

    ★審査後に提示された金利や極度額に不満があるのなら、そのまま契約のキャンセルが可能です。

    <「どこが違うのか分からない」「選ぶ意味が見当たらない」カードローン商品は少なくない>

    信金や小規模の地銀において、妙によく見られるのが「イマイチ他のローンとの違いが分からないローン」や「他のローンより若干高金利、かつ特別なメリットも見られない、何のために存在するのか分からないローン」

    こういった商品について信金に問い合わせを行うと、返ってくるのはほぼ確実に「保証会社が違います」という答えです。

    一般に、信金はカードローンの審査を保証会社にほぼ丸投げしているものと考えられます。
    (審査や在籍確認について質問すると、保証会社が請け負っているので分からないという回答が返ってくることが本当に多い)
    また信金はこの保証会社に保証料を支払っていたり、まあ他にもいろいろ兼ね合いはあるのでしょう、とにかく信金側にとって「保証会社がどこか」というのはかなり重要な模様。

    ……とは言え正直、ほとんどの利用者にとって「保証会社がどこか」というのは本当にどうでもいいことです。(例外はこれまで金融事故、いわゆるブラック入りを起こしたことのある人くらい)
    審査を行うのが保証会社だとは言っても、業者間でそこまで審査基準の差は無いでしょう。そもそも信金のローンは、貸付条件に対し高難易度でないものが多いですしね。

    というわけであなたは「何のためにあるのかよく分からないローン」は無視し、使い勝手や金利をもとに申込先を選んでOKです。

    参考銀行カードローンと保証会社について(信金にも共通の内容です)

    一般的な信用金庫カードローンの契約過程

    一般的な信用金庫カードローンの契約過程

    ここからは参考程度に、一般的な信用金庫カードローンの契約過程を掲載させて頂きましょう。

    たまにWEB完結(インターネット契約)や郵送契約に対応している信金もありますが、現状ほとんどの信金カードローンでは「インターネット申込+来店契約」が基本となります。
    (商品によってはインターネット申込にすら対応していないことも)

    一般的な信金カードローン
    来店契約の流れ

    インターネットまたは店頭窓口で申し込み
    審査
    在籍確認※の可能性あり
    電話で仮審査結果連絡
    (ここまで数営業日程度)
    必要書類を持ってお近くの信金窓口へ
    契約手続き
    ローンカードの郵送
    (ここまで2週間くらいが基本。
    ローンカードが作られない商品もある)

    ※勤務先への電話確認のこと(詳細在籍確認について)。申込先や審査の状況によって行われたり行われなかったりする。気になるのであれば要事前確認。
    (ただし保証会社に審査を丸投げしている場合、信金の職員さんすら詳しく知らないことも)

    多くの信金では「カード到着まで借り入れ不可」という方針を取っていますが、金庫によっては窓口でお金を貸してくれたり、すぐに既存のキャッシュカードから出金できるようになったりします。詳細については直接金庫にお問い合わせいただくのが良いでしょう。
    ちなみに審査スピード自体は意外と早く、申込の翌営業日くらいには結果が出ることも多いですね。

    また必要書類は「任意の本人確認書類1点」「印鑑・通帳」くらいで済むことが多いですが、こちらも金庫によって異なるため要確認です。(公式HPに記載されていることも多いです)

    参考旭川信用金庫への問い合わせ結果

    【管理人】山本
    カードローンの申し込みから借入までには、どれくらいの時間が掛かりますか?
    旭川信用金庫の回答
    審査に掛かるのは1~2日ほどですが、カードをお送りするところまで含めますと、1週間以上は見て頂く必要があります。
    【管理人】山本
    勤務先に電話が掛かってくることはありますか?
    旭川信用金庫の回答
    審査に関することですので詳しくは申し上げられないのですが、ご本人様確認のお電話を差し上げることもございます
    ただ、担当者の個人名で連絡致しますのでさほどご勤務先への影響は無いかと思います。
    「旭川信用金庫カードローン『ライフサポート』を選びたい理由&問合せに基づく詳細」より

    ★審査の過程で、信金または保証会社から申込確認の連絡が入る可能性があります。
    こちらの連絡先は主に携帯電話となります。

    ★借入・返済方法については各商品の公式HPをご覧ください。
    ちなみに多くの場合、借入・返済に利用できるATMはその信金のキャッシュカードと同じです。
    (大体どこの信金も、全国の信金ATM+セブン銀行ATMは利用可能)

    参考大手金融機関に聞いた!在籍確認の会話例とよくある質問&回答

    まとめ

    まとめ

    1. 信金カードローンの審査難易度は、公式HPに記載の申込条件を見ればある程度推測できる
      ・パート・アルバイト、専業主婦OK
      ・「安定した収入」を求める記載が無い
      といった要件を満たす場合、審査難易度は低いと予測される。また申込条件が厳しくても、それをクリアできているなら特に問題は無い
    2. 複数のローンを利用できそうなら、優先されやすいのが利便性に優れる「随時返済方式」のカードローン。
      これを選択できない場合には低金利なものを選ぶのが基本か。ちなみに極度額の目安は「年収の2分の1」までと銀行より高め(=銀行より大きな契約を結びやすい)
    3. 申し込み~借入可能になるまでの目安日数は2週間程度だが、信金や商品によっても異なるため要個別確認。在籍確認や必要書類についても同様

    契約に来店が必要など不便な点も多いながら、「審査難易度に対し好条件で借りやすい」「大きなお金を借りやすい」といった嬉しいメリットを持ち合わせる信用金庫のカードローン。
    普段から信金口座を利用されているのなら、この機会に取り扱いカードローンをチェックしてみると良いでしょう。


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