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【スマホATMとは】対応金融機関の一覧と入出金の仕方

この記事の監修者
大竹麻佐子先生/ファイナンシャルプランナー (CFP認定者)
ゆめプランニング笑顔相続・FP事務所 代表。「ココロとカラダとおかねのバランスを整えよう」をキーワードに多方面で活躍。

「現金が必要なのに、手元にカードが見当たらない……」

そんなときに強い味方となってくれるのが「スマホATM(取引)」
これはスマートフォンをキャッシュカードやローンカードの代わりにして、ATMからお金を出し入れできるサービスのことを言います。
が、今のところ対応金融機関やATMは決して多くなく、有効活用できる人が限られるのは確かでしょう。

今回はそんなやや限定的な場面で使える「スマホATM」について、その概要や対応金融機関、おおまかな使い方をまとめました。

【管理人】山本
読み終えていただければ現在のあなたがこのサービスを利用できるか、利用できるのならどのような準備が必要なのかが分かります。

「スマホATM(取引)」とは、カードの代わりにスマートフォンアプリを使いお金を出し入れする方法

「スマホATM」(会社によっては「スマホATM取引」「スマートフォン出金サービス」などとも)とは、「カードの代わりにスマートフォンアプリを使い、ATMからお金を出し入れする方法」のこと。
基本的には、銀行取引での「カードの挿入」が「スマートフォンアプリの操作」に置き換わったものと考えていただいて差し支えありません。利用手数料の設定なども共通ですね。


「auじぶん銀行」公開のプロモーションビデオより

▲「auじぶん銀行」公開のプロモーションビデオより
カードを使わずに入出金の取引ができるため、

  • 財布から1枚キャッシュカードが減る
  • キャッシュカードの入った財布を忘れてしまった場合でも使える

などとても便利なサービスですが……。

現在(2020年11月)のところ、キャッシュレス取引が行えるのは

のみ。
今回は4つのATMの中で、特に利用できる方が多いであろう「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」を使った「スマホATM」(カードレス取引)サービスを中心に説明します。

「スマホATM」の対応サービス・金融機関

セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMを使った「スマホATM」に対応しているサービス・金融機関は以下の通りです。

「スマホATM」対応社(2020年11月現在)
対応ATM 対応サービス
auじぶん銀行
(簡単な利用手続きが必要)
普通預金口座からの入出金、残高照会
※今のところカードローン口座などはサービス対象外
※振込は不可
セブン銀行 普通預金口座からの入出金、残高照会
カードローンの借入・返済
ドコモ口座 口座からの出金・入金(チャージ)
住信SBIネット銀行 普通預金口座からの入出金、残高照会
カードローンの借入・返済
プロミス カードローンの借入・返済
アイフル
SMBCモビット
レイクALSA
NCカード
エポスカード
auPAYスマートローン
LINE Pay アプリ上のプリペイドカードへの入金(チャージ)と出金
バンドルカード アプリ上のプリペイドカードへの入金(チャージ)
Kyash アプリ上、またはプラスチックのプリペイドカードへの入金(チャージ)
au PAY スマホ決済のための残高チャージ
PayPay
WebMoneyプリペイドカード/WebMoneyプリペイドカードLite(ウェブマネー)  スマホ決済のための残高チャージ
残高の払い出し
銀行・口座サービス
カードローン・キャッシング
プリペイドカード・スマホ決済サービス

表の中に普段から利用されているサービスがあるのならラッキーですが、そうでないのなら今後の展開を待つ他ありません。

さて、あなたが「auじぶん銀行」や「セブン銀行」「住信SBIネット銀行」口座を普段から利用されているのなら、スマホATMのサービスも利用しやすいことでしょう。

その他有用性が大きいのは、プロミスなどのキャッシングサービスでしょうか。
これらの会社でカードレス契約(WEB完結契約)を結ばれた場合、借入方法は原則「銀行振込」のみとなりますが……。
「スマホATM」を使えば銀行振込の反映時間に関わらず、土日祝日や夜間でもATMを使った出金が可能となります。

一方、「LINE Pay」などのプリペイドサービスは「アプリを使い、銀行口座から直接チャージ」といった方法が使えますので、わざわざ「スマホATM」を使う意味は薄いかもしれません。

★2020年11月現在、ローソン銀行口座自身はスマホATMに対応していません。

「スマホATM」の基本的な使い方

ここからは「セブン銀行」公式情報をもとに、「スマホATM」の基本的な使い方を紹介していきます(ローソン銀行ATMを利用する場合でも大きな違いはありません)。

一部金融機関では、「スマホATM」の利用前に事前手続きが必要となります。
「auじぶん銀行」の場合この手続きはすぐに済みますが、「北越銀行」の場合は1週間ほどの時間を要します。あらかじめご確認ください。
(各キャッシング、またはプリペイドサービスであれば、特にこの手続きは必要ありません)

「スマホATM」とは言っても、キャッシュカードやローンカードの挿入がスマートフォンでの照会に置き換わるだけですから、特に面倒なことはありません。
おおまかな流れは以下の通りです。

「スマホATM」入出金の流れ

(指定アプリのインストール)
※auじぶん銀行ならauじぶん銀行の、
プロミスならプロミスのアプリ
アプリを操作して希望する取引内容を選択
(金融機関によってはATMにて入力)
セブン銀行ATMにて
「スマートフォンでの取引」ボタンをタッチ
ATMに表示されたQRコードを
指定アプリで読み取り
指定アプリに表示された「企業番号」を入力
ATM利用手数料を確認
暗証番号の入力
(入金の場合は不要)
ATM上にて取引内容(入出金金額)の確認
明細書の受け取り

※利用される金融機関等によって相違点のある可能性があります。

アプリとATM両方の操作が必要なこともあり、キャッシュカード(ローンカード)を使う場合と比べて過程が多く混乱するかもしれません。しかし、スマートフォンとATMに表示される指示に従っておけばまず困ることは無いでしょう。

それでも手続きに不安がある場合には、以下の公式HPをご覧ください。

CHECKauじぶん銀行公式HP「スマホATMご利用方法/auじぶん銀行スマートフォンアプリ」
CHECKセブン銀行公式HP「スマホATM(セブン銀行口座)」
CHECK住信SBIネット銀行公式HP「アプリでATM」
CHECKプロミス公式HP「スマホATMの使い方」
CHECKアイフル公式HP「スマホアプリのご紹介」
CHECKSMBCモビット公式HP「スマホATM取引のご案内」
CHECKレイクALSA公式HP「カードレス」」
CHECKLINE公式ブログ「【LINE Pay】セブン銀行ATMで出入金が可能に」
CHECKバンドルカード公式HP「バンドルカードのチャージ方法 セブン銀行ATM編」
CHECKkyash公式HP「セブン銀行ATMチャージ」

★「スマホATM」取引を行う場合には、スマホATM取引を行うための追加料金は不要です。

ただし、通常カードを使って取引を行う場合と同額の手数料(110円または220円くらい、残高確認等のみであれば無料)が発生します。

各社の利用手数料についてはセブン銀行公式HPまたはローソン銀行公式HPをご覧ください。

まとめ

ポイント
  • 「スマホATM(取引)」とは、スマートフォンアプリを介してカードレスで入出金を行う方法のこと。今(2020年11月)のところ対応しているのは
    • セブン銀行ATM
    • ローソン銀行ATM
    • イオン銀行ATM(イオン銀行利用者のみ)
    • 鹿児島銀行ATM(鹿児島銀行利用者のみ)

    の4つ。

  • 金融機関によっては事前申し込みが必要なものの、アプリやATMの操作自体は難しいものではない。セブン銀行ATM画面/スマートフォン画面の指示に従えば簡単に入出金ができる

便利なサービスではありますが、今のところ利用できる人が非常に限られる「スマホATM」。

【管理人】山本
そんな中このサービスを活用できる環境にあるのなら、いつカードレス取引が必要になっても良いよう、アプリのインストールなどの前準備を整えておけると良いですね。
監修者からのコメント
大竹麻佐子先生 大竹麻佐子先生
ファイナンシャルプランナー(CFP認定)

キャッシュレス時代へ…と言われますが、お財布を持たない時代が来るかもしれませんね。「技術の進歩」を感じます。利用方法は、ATM画面上で親切に誘導してくれますが、お金の管理については、これまで以上に自分自身でコントロールする力が必要です。
単なる数字の移動ではなく、入ってくるお金と出ていくお金をしっかり認識していきたいものです。




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