【私用・事業用・兼用】個人事業主向けカードローンの選び方と、申込&審査の注意点

【私用・事業用・兼用】個人事業主向けカードローンの選び方と、申込&審査の注意点

「事業が少し不安定で、突然の出費が心配……」

そんな個人事業主のあなたは、必要なときだけ借りられるカードローンの契約を1つ済ませておくと安心。
特に「事業用、私用のどちらも利用OK」なカードなら、急な支払いが発生したときであっても融通が利きやすいでしょう。
とは言えそういったカードローンは高金利な傾向アリ。
出費の管理も煩わしいので、人によっては「プライベート専用」「事業専用」のカードを作った方が勝手が良いかもしれません。

今回はそんな個人事業主のあなたに向けて、目的別カードローンの選び方や申し込みの際の注意点をまとめました。
読み終えていただければ、あなたに合った方法で今後の出費に備えられますよ。

個人事業主でも組めるカードローンにはどんなものがある?

個人事業主が使えるカードローンは、大きく「プライベート用」「事業用」「プライベート・事業兼用」のものに分けられます。
それぞれのカードローンは単に利用規約によって分類できます。つまり各金融機関が「ウチは事業利用NG」「どちらに使ってもOK」と明記してくれていますので、それを見て申し込み先を選べば良いわけですね。
それぞれの傾向を簡単にまとめると、以下のようになります。

★個人事業主の利用できるカードローン

プライベート用カードローン ほぼすべてのカードローン商品。銀行のものもOK
選択肢が多いので、あなたに合った条件の良いローンを見つけやすい
事業用カードローン 「ビジネスカードローン」「事業者ローン」など、分かりやすい名前が付いていることが多い。
主に信販会社(クレジット会社)、消費者金融会社が取り扱い。
事業専用カードを作っておくと、経費の計上が楽になる
プライベート・事業兼用カードローン 特に「事業目的の利用NG」と設定されていないカードローン。主に消費者金融会社・信販会社が取り扱い。
プライベート・事業のどちらでお金が必要になるかまだ分からないときにおすすめ

まずはあなたが何のためにお金を借りたいのか考えた上で、およその申し込み先を決めると良いでしょう。

CHECK【プライベート用カードローン】を探す
CHECK【事業用カードローン】を探す
CHECK【プライベート・事業兼用カードローン】を探す

プライベート用の借入ならやはり銀行が低金利

あなたがプライベート(事業に関係のない場所)でお金を必要としているのなら、やはり申し込み先の候補としては各銀行が有力でしょう。
ほとんどの銀行カードローンは事業性利用を禁止していますが、その分消費者金融会社などに比べると借入金利が低い傾向にあるからです。

★全国から申し込める銀行カードローン一覧

金利 審査難易度目安 融資スピード
楽天銀行カードローン 1.9%~14.5% 低め 2~3営業日程度
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0% 高め 3営業日程度
(口座所持)
住信SBIネット銀行カードローン「プレミアムコース」 0.99%~7.99% 高い
★目安年収400万円~
2~3週間
三菱UFJ銀行「バンクイック」 1.8%~14.6% 低め 最短翌営業日
(運転免許証あり)
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 高め
(易化の動きあり)
最短翌営業日
りそな銀行クイックカードローン 9.0%
12.475%
中くらい 2週間程度
セブン銀行カードローン 15% 低め 2週間程度
(口座なし)
ソニー銀行カードローン 2.5%~13.8% 低め~ 最短翌営業日
イオン銀行カードローン 3.8%~13.8% 低め 1週間程度
(口座未所持、
運転免許証あり)
オリックス銀行カードローン 1.7%~17.8% 高め 1週間~10日程度
じぶん銀行カードローン 2.2%~17.5% 低め 最短翌営業日
ジャパンネット銀行「ネットキャッシング」 2.5%~18.0%
※無利息サービスあり
低め 非公表
(目安として1週間~)
「銀行カードローン一覧:審査難易度や金利、融資スピード情報など徹底比較」より
口座開設不要のカードローン
口座開設必須、同銀行口座から毎月引落を行うカードローン

もちろん金利は重要な判断基準の一つですが、必要な金額がさほど多くないのなら、あなたがメインで使っている銀行を選ぶのもおすすめです。
(毎月の返済をメインバンクからの自動引き落としでこなせるため。一部例外あり)

CHECK全国47都道府県の地銀カードローン

プライベートで使えるカードローンは数が多すぎて、とても一気に紹介することはできません。
安定収入(特に所得制限のないローンの場合、必要年収の目安は200万円程度)さえあれば個人事業主であっても会社員の方と同じく利用できることがほとんどですので、あなたの重視するポイント(金利が低い、融資スピードが早い、普段使いの口座で返済できるなど)を元に申し込み先を選んでも問題ないでしょう。

CHECK重視ポイント別・あなたに合ったカードローンの選び方

★信用金庫、農協などに口座を持っているのなら、そちらのローンへ申し込んでももちろん構いません。場合によっては銀行よりもずっと低金利な商品を取り扱っていることもあります。

CHECKあなたの街で最も低金利なカードローンの見つけ方

<やっぱり個人事業主は審査で不利になる?>

一般的に、個人事業主は会社員や公務員の方に比べると審査が不利になるとされています。
審査基準が非公開である以上、100%「個人事業主は不利」とは断言できないものの……。やはりその傾向があるのは確か。地銀のローンなどだと、分かりやすく「会社員なら勤続年数1年からOK、個人事業主なら営業年数3年以上じゃないと申し込みNG」といった制限が設けられていることもありますね。

これは、会社員と違って個人事業主は「毎月、確実に一定基準以上の収入を得られる」保証が無いから。貸し手の金融機関側にとってはどうしても、そういった人にお金を貸すのは怖いわけです。

とは言え現在カードローン業界の競争は非常に激しく、審査難易度は全体的に落ちている模様。
比較的審査が厳しいとされる「みずほ銀行カードローン」においても個人事業主の通過例はしばしば見られ、パート・アルバイトの通過例を加味して考えると年収200万円くらいから問題なく審査に通過できる可能性が高いようです。

そういうわけで、特に申し込み条件などの定められていない限り、安定収入さえあれば個人事業主でも問題なく各ローンへの審査通過が可能
同じ年収の会社員に比べるともらえる限度額が少なくなる可能性は否めないものの、個人事業主だからと言う理由だけで審査に落とされることは滅多にないでしょう。

CHECKローンの審査で重要になる申込者の「属性」って何?

★ただし営業年数が1年未満だと、審査は不利になる……と言うより確定申告書の提出を要求されたときに応えられず、契約ができない可能性が高いです。
基本的には営業年数が1年を超え、しっかり確定申告を行っていることが個人事業主の必須条件と言えます。

★もちろん借入先によっては、営業1年未満でも貸してくれる可能性はあります。(審査の面で融通が利きやすいのは消費者金融会社
この場合は事前に金融機関に電話などで相談を行っておきましょう。

★ちなみに申告する年収は特に規定のない限り「税込み年収」、つまり経費を控除する前の収入額となります。(信販会社ジャックスへの問い合わせによる)
これは前年分の確定申告書から確認できますよ。

総量規制の対象外!事業用の借入なら貸金業者(信販会社・消費者金融会社)が得意

あなたが事業専用のカードローンを使いたいのなら、主な申し込み先は「信販会社(クレジット会社)」、または「消費者金融会社」となります。ローンを利用する場合、法律の上ではどちらも変わりありません。

「私用・事業用どちらにも使えるカードローン」と比べた「事業専用カードローン」の特徴は、総量規制の対象外であるという点。
総量規制とは「貸金業者(主に信販会社、消費者金融会社)からの貸付合計が、個人の年収の3分の1を超えてはならない」という貸金業法上の制限を言うのですが……。 事業者への貸付はこの制限の例外となり、(審査にさえ通れば)年収の3分の1を超えるお金を借りられる可能性があるわけです。

必要な金額が特に大きくないのなら(あるいは年収が高く、各社の上限限度額が年収の3分の1に満たないのなら)この面であまり恩恵は無いものの……。
その場合であっても、単に「私用と事業用のローンカードを分ける」ことは帳簿管理の上で有効です。

★主な事業専用カードローン(いずれも総量規制の対象外)

金利 限度額 申込~融資の目安日数
セゾン「MONEY CARD EX」 15% 最高100万円 1週間~10日
オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」 6.0%~17.8% 50万円~500万円 最短即日~
プロミス「自営者カードローン」 6.3%~17.8% 最高300万円 最短即日
アコム
「ビジネスサポートカードローン」
12.0%~18.0% 1万円~300万円 最短即日
アイフル
「事業サポートプラン」

(無担保)
3.0%~18.0% 1万円~500万円 最短即日
ビジネクストカードローン 8.0%~18.0% 1万円~1000万円 3日~
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」 9.98%~18.0% 50万円~500万円 数日程度

★ほとんどの銀行・信用金庫など預金サービスを取り扱う金融機関のカードローンは「事業利用NG」ですが……。
例外的に千葉銀行は「事業向けカードローン」という商品を取り扱っています。
申込みには千葉銀行と6ヶ月以上の融資取引が必要という条件はありますが、誰でも申し込みのできる信販会社などに比べると信頼のあることが前提となる分、低金利での借り入れが可能と予測されます。
もしもあなたが利用条件を満たしているのなら、こちらもぜひチェックしてみてください。

CHECK千葉銀行公式HP「事業向けカードローン」

★まとまったお金を借りたい場合には、日本政策金融公庫や銀行・信用金庫などの低金利貸付を利用されることをおすすめします。

CHECKビジネスローン・事業性融資の比較

★総量規制の対象外となる事業者向けカードローンは、いずれも決算書・確定申告書など、事業内容を証明する書類の提出が必要となります。

私用&事業用どちらにも使いたいなら消費者金融系を選ぼう

プライベートと事業、どちらでお金が必要になるかまだ分からない……という場合には、どちらにでも使えるローンカードを作っておくのが無難でしょう。
該当するのは主に、消費者金融会社や信販会社の一般カードローン商品ですね。

★私用・事業用のどちらにでも使えるカードローン

金利 申込~融資の目安日数 その他
アコム 3.0%~18.0% 最短即日 会員数ナンバーワン
プロミス 4.5%~17.8% 最短即日 来店なしでの即日融資に強い
アイフル 4.5%~18.0% 最短即日 在籍確認に融通が利く
SMBCモビット 3.0%~18.0% 最短即日 審査に融通が利きやすい
レイクALSA 4.5%~18.0% 最短即日 少額借り入れ向けの優れた無利息サービス
アイフル「ファーストプレミアムカードローン」 4.5%~9.5% 最短即日 低金利・高難易度
三井住友カード「ゴールドローン」 3.5%~9.8% 1週間程度 低金利・高難易度
※いずれも総量規制の対象

高金利な商品が多いですが(原則、カードローンの金利は上限金利で比べます)、「アイフルファーストプレミアムカードローン」「三井住友ゴールドカード」などの低金利商品も見受けられます。
ただし低金利な消費者金融・信販会社系ローンはその分審査が厳しい傾向にあるため、返済能力に自信がある場合にご検討ください。

CHECK消費者金融会社カードローンの徹底比較!

★個人事業主が申し込みを行う場合、公式HPに記載されていない必要書類の提出を求められることがあります。
例えばアイフルでは個人事業主が申し込みを行う場合、必ず事業内容を確認できる書類(納品書など)の提出を求められます。(アイフルへの問い合わせによる)
アコム等でも「本人確認書類と一緒に、確定申告書の提出を求められた」という報告はかなり多いため、こういった書類を前もって用意しておけると良いですね。

★在籍確認は原則自宅または事務所等の固定電話(なければ携帯電話)に行われます。
詳しくは「在籍確認の基本仕様と会話例」のページをご覧ください。

個人事業主とキャッシングに関するよくある質問と回答

最後に、個人事業主のキャッシングに関するよくある質問にお答えしていきます。

①クレジットカードのキャッシング枠は、事業用に使えますか?

基本的には問題なく使えます。キャッシング枠について、事業目的の利用を禁止しているクレジットカード会社は今のところ確認できていません。

▲ 三井住友VISAカード規約より
▲ 三井住友VISAカード規約より

実際に、三井住友カードにキャッシングを事業用途で使って良いか問い合わせを行ったところ、「個人事業主様からのお申し込みの場合は、キャッシングリボにつきまして生計費ならびに事業費として使われる前提で審査を行わせていただいております。そのため、その用途でお使いいただいて問題ございません」との回答でした。

ただしJCBのカードローン商品「FAITH」は個人事業主の利用不可、など細かい制限が設けられていることはありますので、契約中カードの利用規約を確認しておくことをおすすめします。

②利息は経費として申告できますか?

事業に必要な出費であれば、問題なく申告できるでしょう。

③私用のローンカードと事業用のローンカードは分けた方が良いですか?

しばしばローンカードを使う可能性があるのなら、1枚のカードの利用明細から事業用の物だけを抜き出し申告するのは手間でしょう。
帳簿を作る手間を考えると、(そもそもプライベートと事業の両方でカードローンを利用することの是非は置いておいて)目的の異なるカードローンは分けておくのが無難かと思います。

とは言え2枚のカードを使い分ける方が面倒、という方も多いかと思われますし、このあたりの判断は人によりますね。

★年収の3分の1を超えるお金が必要になる可能性があるのなら、総量規制の

まとめ

対象外となるローン(プライベート用なら銀行など、事業用なら各事業者専用ローン)の選択が必要になります。

これまで確認できた範囲では、どの会社でも問題なく利用できるようです。
ただし虚偽申告を防ぐため、事業内容を証明する書類の提出は必須となるでしょう。

★個人事業主が使えるカードローンは、大きく以下の3つに分けられる。

  • プライベート用……銀行など、ほとんどすべてのカードローン
  • 事業専用ローン……総量規制の対象外。信販会社・消費者金融会社の取り扱い
  • 兼用ローン……消費者金融などの取り扱う、特に使い道に規制のないローン

★それぞれのローンには「金利が低い」「総量規制の対象外」「審査に融通が利きやすい」「融資スピードが速い」といった異なるメリットがある。あなたが重視したいポイントを決めた上で申し込み先を選ぼう
★どうしても会社員に比べると審査は不利になりやすいものの、返済能力があれば個人事業主であることだけが理由で審査に落とされることは滅多にない。ただし確定申告書や事業実態を証明できる書類を提出できる準備は整えておきたいところ

一口に「個人事業主でも利用できるカードローン」と言っても、その目的や重視ポイントによっておすすめできる申し込み先は異なります。
まずは「何のために」「どういったときに」カードローンが必要になりそうか考えた上で、あなたに合ったカードローンを選択しましょう。



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