「今必要な、まとまったお金を借りたい。
学生専用のローンなら自分でも使えそうだけれど…」
高校を卒業した学生さんを対象に現金貸付を行う「学生ローン」。
最大の特徴は「親権者の同意や保証なし」、つまり親バレなしで、自由に使えるお金を借りられることにあります。
…が、これは裏を返すと「一人で借入の責任を負う必要がある」ということ。
決して考えなしに利用して良いサービスではありませんのでご承知おきください。
今回はそんな学生ローンについて、
- 利用上のメリットやデメリット
- なぜ「やめておけ」と言われるのか
- 審査は厳しいのか
- 契約の流れや基本の返済方法
等を詳しくまとめました。
読み進めて頂ければ、今のあなたが学生ローンを利用するべきか、もしそうならどの会社のサービスを、どのように使っていけばよいかが分かります。
すべての学生ローンは、「アルバイトをしている、高校卒業後の学生」に対してのみ融資を行います。
アルバイトをしていない方は、奨学金や仕送りによる収入があったとしても「学生ローン」を利用できませんので、あらかじめご承知おきください。
目次
- 1分で分かる!学生ローンの基本情報
- 学生ローンを利用するメリットって?最大の特徴は「親バレを避けられる」こと
- 申込前に知っておきたい学生ローンのデメリット・注意点
- 学生ローンが「やばい」「やめた方がいい」と言われるのはどうして?
- TIPS:決まった商品のためにお金を借りたいなら「ショッピングローン」もチェック
- 学生ローンの審査は厳しいの?
- 学生ローンを借りるまでの手順と必要なもの
- アルバイト先への電話確認(在籍確認)は申込み先を選べば「行われない」
- 今1番のおすすめ学生ローンはサービス優秀&未成年者OKの「カレッヂ」
- 学生ローンの返済パターンと返済方法
- 実際に学生ローン「カレッヂ」「トーエイ」を利用した方の口コミ・体験談
- Q:奨学金を利用していても学生ローンを使えますか?
- Q:卒業間近でも使えますか?また卒業までに、全額返済する必要がありますか?
- Q:未成年者でも親バレなしで借りられるのって、逆に大丈夫なんですか?
1分で分かる!学生ローンの基本情報
「学生ローンとは何か」を簡単にまとめると、以下のようになります。
学生ローンとは? |
---|
▶アルバイトさえしていれば親の許可や同意なく自由に使えるお金を、最短即日で借りられる ┗申込み先を選べば未成年者もOK (高校卒業済みの方に限る) |
▶ただし返済が滞るといわゆる「ブラック」状態入りへ |
▶ちゃんとした会社を選べば不当に悪い思いをすることは無いが、お金の管理が出来ない人が使うのは危険かも |
▶利息(サービス料)は借入額に対し、月1.42%くらいが目安 (10万円を1ヶ月借りたら1,420円くらい) |
つまり… |
学生ローンは「親バレなしでお金を借りたい」かつ「毎月の返済(数千円~)をきちんとこなせる」学生向け |
もしもあなたが上の情報を見て「自分には合っていないかも」と思ったなら、
- 決まった目的でのみ使えるショッピングローン(親権者同意が必要)を選ぶ
- 借入自体を諦める
といった対応を取った方が良いでしょう。
もちろんあなたが「学生ローン」に向いているようであれば、そのまま申し込み検討を進めて構いません。
学生ローンを利用するメリットって?最大の特徴は「親バレを避けられる」こと
ここからは各「学生ローン」のサービスについて、より詳しく解説していきます。
①学生ローンは親権者の同意なく、自由に使えるお金を借りられる
先にも触れた通り、学生ローン最大の特徴は「親権者の同意なく、自由に使えるお金を借りられる」こと。
学生が奨学金やショッピングローンといった、より一般的な借入方法を利用する場合、どうしても両親などの同意や保証は必須です。
もちろん奨学金に比べれば借入可能額は小さくなりますが…。
学生が何らかの事情で家族に知られずお金を借りたい場合、「学生ローン」は心強い味方となってくれることでしょう。
またこのとき借りたお金の使い道は一切問われません。
学費や就活はもちろん、(おすすめできるかどうかはさておき)単に遊ぶためのお金を借りることも可能ではあります。
②収入によっては10万円超の契約も狙える
さて、学生ローンを取り扱うのは一般に小規模な「消費者金融」会社。
一般市民を対象に現金を貸す業者のことですね。
そして、消費者金融と言うと「アコム」「プロミス」といった大手業者の方が有名でサービスも優秀、かつ「親権者の同意なく借りられる」という点でも共通するのですが…。
これまでに寄せられた実際の利用者の体験談を見る限り、「10万円を超える契約」を結べる可能性は、そういった大手業者よりも学生ローンの方が高い模様。
あなたが10万円を超える契約を希望するのであれば、有名大手業者よりも「学生ローン」の選択が優先されると言えます。
★ただし、比較的大きなお金を借りやすい学生ローンにおいても「アルバイトによる年収の3分の1」を超えるお金を借りることはできません。
これは貸金業法という法律の制限に基づきます。
★留意点として、
- 自宅への郵送物の避けやすさ(=同居家族へのバレにくさ)
- 契約後の借入や返済の便利さ
といった点では、学生ローンより大手消費者金融の方が明らかに優秀です。
借入希望額が10万円以下、かつあなたが成人しているのであれば、大手業者を使った方が良いでしょう。
CHECK学生がお金を借りる方法:親権者の同意不要なカードローン・キャッシング一覧
③友達紹介により金利優遇や現金プレゼントを受けられることも
その他、大手業者にない「学生ローン」の利点として挙げられるのが「友達紹介特典」。
後述するように学生ローンは利用しないに越したことはないため、友達紹介特典も積極的に利用すべきとまでは言えませんが…。
大手にない特徴として知っておいて損はないでしょう。
ちなみに友達紹介特典の内容は、
- 紹介者の金利引き下げ
- 現金プレゼント(2千円~5千円程度)
と、学生ローン会社によって異なります。
申込前に知っておきたい学生ローンのデメリット・注意点
ここからは、学生ローンへの申込前に知っておきたい明確なデメリット・注意点についてお話しさせて頂きます。
①月々1.4%~1.42%くらいの利息(サービス料)が発生する
学生ローンに限らず、民間の業者のローンサービスを利用するにあたっては必ず利息(サービス料)が発生します。ボランティアで融資を行っているわけではないので、当たり前と言えば当たり前ですね。
学生ローン各社が提示する金利(年利)は「16.8%」「17.0%」くらいが一般的。
これを1ヶ月あたりの金利(月利)に直すと、大体1.4%~1.42%程度となりますね。
よって学生ローンを利用するにあたっては、
- 1ヶ月あたり1.42%程度
- 10万円/1ヶ月あたり1,420円程度
の利息が発生すると考えておくと良いでしょう。
ちなみにこの数字は大手消費者金融会社に比べると若干低いものの…。
- 大手にある「初回30日間無利息(金利0%)」等のサービスが学生ローンに無い
- 学生ローンの方が、返済時に手数料が発生しやすい
ことを考えると、一概に学生ローンの方がおトクとは言えません。
②ローンの使い勝手は大手消費者金融(プロミス等)に比べて悪い
先にも少し触れましたが…。
学生ローンを提供するのは「小規模消費者金融会社」。
基本的に店舗は1つのみ、従業員も決して多くありませんので、どうしても大手「プロミス」等のようなユーザーサービスを実現することはできません。
そのため、
- 来店なし+郵送物なしで借りたい
- いつでも必要なときにお金を振り込んでほしい
- 自動引き落としで返済したい
- 土日もお金を借りたい
といった場合には、素直にユーザーサービスの優れた大手業者を選んだ方が良いのは確かです。
基本的に、大手より学生ローンを選ぶべきは、
- 未成年者(ただし申込み先はほぼ「カレッヂ」に限定される)
- 10万円を超える契約を結びたい
- すでにどこかからお金を借りているなど、審査が不安な理由がある
- 友達を紹介できる
といった方になります。
該当するところが無いのなら、あえて小規模な業者を選ぶ必要はないでしょう。
CHECK学生がお金を借りる方法:親権者の同意不要なカードローン・キャッシング一覧
学生ローンが「やばい」「やめた方がいい」と言われるのはどうして?
さて、学生ローンを利用する上で明確なデメリットと言えるのは、先述の「利息の発生」「大手よりサービスに劣る」の2点ですが…。
気になるのはやはり、Googleにて学生ローン関連の検索を行った際の「やばい」「やめたほうがいい」といった関連ワード。
①お金を借りるクセが付くと金銭感覚が崩れるきっかけになりやすい
「ローンそのもののデメリットではないが、確かに存在する問題点」として挙げられるのはやはり、「金銭感覚が崩れるきっかけになりやすい」という点でしょう。
例えば学生ローンの審査で20万円の融資枠(限度額)を貰えた場合、特に何の苦労もなく自由に20万円を使えることになります。
いきなり自由に使える大金を手に入れたことで、つい余計な出費をしてしまう方は少なくありません。
それで済めばまだ良いのですが、酷い場合には金銭感覚の基準が「ローンありき」となってしまい、依存症のような形になってしまう方もさほど珍しくはないんですね。
クレジットカードのリボ払い等でも同じ問題は生じやすいものの…。
学生ローンは「現金」を獲得できる分さらに自由度が高く、金銭感覚が崩れるリスクも高いと言えます。
②もし返済不能に陥るといわゆる「ブラック」状態へ…
学生ローンをはじめとする後払いサービス(他にクレジットカード等)を2~3ヶ月延滞すると、最低5年間はいわゆる「ブラック状態」に陥ってしまいます。
ブラック状態の間は、ほとんどのクレジットカードやローンの契約を結ぶことが出来ません。
「自動車ローンを組めない」「クレジット機能付きの社員証を作れない」ということで、就活や入社後に問題が生じることも十分に考えられるでしょう。
2~3ヶ月の延滞なんてしないよ、とお考えの方も多いかと思いますが…。
試験や卒論の準備、そして病気や怪我などにより、アルバイトに入れず、返済能力が低下してしまうということは誰にだって考えられます。
また返済が遅れると、実家に督促状が届く可能性もあります。
特に親元に借入を隠したい場合は、なおさら注意が必要と言えるでしょう。
CHECK10.学生ローンの返済パターンと返済方法
③「必要最低限を、最短期間で返す」自信がないならやはりローンの利用は危険かも
ということで、
- 金銭感覚が崩れるきっかけになりうる
- 返済不能に陥ると、いわゆるブラック状態になる
といったリスクを孕む学生ローン(というより現金貸付サービス全般)。
これに「利息が発生する」という事実を加味して考えると、やはりローンを利用しないで済むなら、それに越したことは無いというのが実際のところでしょう。
とは言え、リスクを承知の上でどうしてもお金が必要という状況はやはり存在します。
その場合には、上のような問題を防ぐためにも「必要最低限を借り、最短期間で返す」ことを心掛けたいところ。
逆に言うと、「お金の管理に自信がない」「お金があるとその分全部使ってしまう」といった場合には、学生ローンには手を出さないのが無難と言わざるを得ません。
TIPS:決まった商品のためにお金を借りたいなら「ショッピングローン」もチェック
さて、もしもあなたが特定の物品やサービス、例えば
- パソコンや楽器などの形ある高額商品
- 全身脱毛、インプラント等の高額サービス
- その他海外旅行や留学など
のためにお金を借りたいとお考えなら、学生ローンよりも「ショッピングローン」等と呼ばれるサービスを使った方が良いかも。
上に挙げたような高額商品を取り扱うお店は、ほぼ確実にクレジットカード会社等と提携したローンサービスを取り扱っています。
こういったローンは学生ローンと異なり、使い道が限定される分低金利。
また事前に支払い回数を決めて支払いを行う分、お金の管理に自信がなくてもいくらか利用しやすいです。
利用には親権者の同意と保証がほぼ必須という懸念はありますし、返済が滞ればブラック入りの可能性があるというのは学生ローンと同じですが…。
もし各条件を満たせるようならば、購入したいサービスを提供しているお店等の取り扱いローン情報を調べてみると良いでしょう。
CHECK【ショッピングローンとは】クレカ分割払いと比べたメリット・デメリット&利用の流れ
学生ローンの審査は厳しいの?
ここからは各デメリットやリスクを承知の上、それでも「学生ローン」を利用したいというあなたに向けて解説を進めさせて頂きましょう。
まずはその審査通過条件についてですね。
①実際のところ、アルバイトさえしていれば多くの場合で心配無用
学生ローン…というより「合法で無担保」のキャッシングサービスを利用するためには、必ず所定の「審査」に通過する必要があります。
と言うとなんだか大変そうですが…。
先述の通り、学生ローンを提供するのは小規模な消費者金融会社。
こういう会社はサービス面で大手に劣る分、審査難易度を低く設定しているのが一般的です。
また、そもそもの融資対象を「学生」に限定していることもあり、審査通過のために高い返済能力が要求されることはまずありません。
あなたが「アルバイトをして収入を得ている学生」であれば、よほどの問題が無い限り高い確率で審査に通過できることでしょう。
ちなみに「よほどの問題」として挙げられるのは、
- 年収の3分の1に達する他社借入(後述)
- 他社ローンの支払い延滞中
- アルバイトが続いていない等、今後の返済能力を見込みづらい場合
等となります。
こういった場合には、別の会社へ申し込む前にご自身の状況改善に努める必要があるでしょう。
②ただし「合計で年収の3分の1」を超える借入は原則として不可
学生ローンを含む消費者金融会社は「貸金業法」という法律に縛られます。
そして貸金業法に縛られる会社(貸金業者)は、年収の3分の1を超えるお金を個人に貸すことが出来ません。
そしてこの制約は、1社ではなく貸金業者全体に掛かります。
例えばあなたの年収が60万円なら、貸金業者から借りられるのは最大20万円。
すでに任意の業者で20万円(あるいはそれに近いお金)を借りていると、どの会社を選んでも追加の借入を受けることはできないわけです。
この制約(総量規制と呼ばれます)について、緊急医療費などの例外も無いではないのですが…。
原則としてはすでに年収の3分の1に近いお金を借りている場合、(収入を増やすか借入を清算しない限り)学生ローンから新しくお金を借りることはできませんのでご承知おきください。
ちなみにあなたの借入状況は「個人信用情報機関」という場所を通して、すべての後払いサービスを提供する会社に共有されています。
既存借入を隠すことはできません。
CHECK【多重債務者の即日融資】総量規制対象外/例外となる4つの条件とその他の手段
★銀行カードローンやショッピングリボに、貸金業法は適用されません。
学生ローンを借りるまでの手順と必要なもの
ここからは、学生ローンを利用するまでの流れや必要なものについてお話しさせて頂きます。
①一般的な学生ローンの契約手順(来店なしで借りる場合)
一般的な学生ローンにおける、契約の流れは以下の通りです。
何かやるべきことがあれば主に電話で指示が入りますので、借入を急ぐのであればいつでも電話を取れる体勢を整えておきたいところ。
ちなみに学生ローンにおいて、「来店なし+郵送物なし」の両立はできませんのでご承知おきください。
★学生ローンの各店舗(高田馬場が多い)に出向くことができるなら、郵送物なしでも契約可能です。
★「来店なし+郵送物なし」の契約を希望するのなら、大手消費者金融各社をお選びください。
②一般的な学生ローンの必要書類
一般的な学生ローンの必要書類は以下の通りです。
- 学生証
- 運転免許証などの顔写真付き本人確認書類
または健康保険証+住所確認書類(公共料金の領収書など)
住所確認書類は、同姓の親権者宛てのものでも構いませんのでご安心ください。
各書類は、
- スマートフォンなどで撮影し、メールで送信
- 店舗に持ち込み
といった方法で提出/提示可能です。
★提示した書類が審査以外の目的に利用されることはありません。
アルバイト先への電話確認(在籍確認)は申込み先を選べば「行われない」
ローンの審査を受ける上で、心配されやすいのが「在籍確認」。
これは一般に、「申込み者が申込内容通りの勤務先(アルバイト先)に勤めていること」を、金融機関が確認する過程を言います。
そして一般的な在籍確認方法は「電話」、つまり金融機関からあなたのアルバイト先に電話が掛かってくる形で行われるのですが…。
多くの学生ローンはこの「在籍確認」を行っていません。
特に「カレッヂ」はじめとする「在籍確認なし」を明記している業者を選べば、アルバイト先への電話確認について心配する必要は無いでしょう。
CHECK【在籍確認なし】バイト先への電話不要!おすすめ学生ローン2選とその選び方
今1番のおすすめ学生ローンはサービス優秀&未成年者OKの「カレッヂ」
学生ローンの特性や審査通過条件を確認したところで、気になるのはやはり「具体的なおすすめ申込み先」ですが…。
これについて真っ先に挙げられるのが「カレッヂ」という学生ローン会社。
理由は簡単で、他の学生ローン会社より明らかにサービスが良く、便利に使えるからですね。
上限金利 | 年17% (月1.416%程度) |
---|---|
限度額 | 最高50万円 (未成年者は10万円) |
融資スピード | 最短即日 (来店なら最短1時間程度) |
店舗の場所 | 東京都新宿区高田馬場2丁目17−1 伊勢浪ビル |
自宅への郵送物 | 来店が可能ならなし (来店不可なら郵送物あり) |
バイト先への電話確認 | なし |
必要書類 |
+来店しないのなら住所確認書類(公共料金の領収書など) |
ポイント |
|
カレッヂはご覧の通り、学生ローンの中で唯一「セブン銀行ATM」と提携しています。
さすがに大手のように、主要コンビニすべてを利用することはできませんが…。
- 限度額の範囲内で、いつでも好きなタイミングで借りられる(他社だと平日日中の振込のみ)
- 返済時にも振込手数料が掛からない
- 未成年者も利用できる
ということで、学生ローンの中では一番のおすすめと言って差し支えないでしょう。
ちなみに「カレッヂ」より金利の低い学生ローンは他にいくつか存在しますが、返済時の振込手数料を考えると結果的にカレッヂの方が低負担となることも多いです。
CHECK学生ローン14社を9つの切り口で徹底比較!今一番のおすすめは?
★大手消費者金融情報については以下のページをご覧ください。
CHECK学生がお金を借りる方法:親権者の同意不要なカードローン・キャッシング一覧
学生ローンの返済パターンと返済方法
ここからは、問題なくローンを利用するためにも知っておきたい学生ローンの返済仕様についてお話しさせて頂きます。
①学生ローンの返済パターンは「自由返済」「定額返済」の2つ
学生ローンは「自由返済」「定額返済」の2パターンに分けられます。
自由返済方式 (カレッヂ等) |
|
---|---|
定額返済方式 (キャンパス等) |
|
どちらの方法であっても月々数千円程度から返済可能、ということになってはいますが…。
- 月1.4%程度ずつ毎月発生する利息
- 試験や病気などにより、返済能力が低下する可能性
のことを考えると、やはり返済タイプにかかわらず、極力早めに借入を清算したいところ。
よってあなたが利用するのが「自由返済方式」であろうと「定額返済方式」であろうと、毎月無理のない範囲で、出来る限り大きなお金を返済していくことを強くおすすめします。
月2千円を返済 | 175,149円 (88回/7年4ヶ月※) |
---|---|
月1万円を返済 | 108,642円 (11回) |
差額 | 66,507円 |
★ちなみに当月の借入残高や毎月の最低返済額は、各金融機関への電話で確認可能です(申込み先によってはインターネット確認等も可)。
②返済方法にはできる限り手数料が発生しないものを選びたい
各学生ローンで利用できる、主な返済方法は以下の通りです。
セブン銀行ATM | 「カレッヂ」のみ利用可。 手数料が掛からないので最優先 |
---|---|
銀行振込 | 多くの学生ローンは大手3社の返済用振込口座を用意。 他行から振り込むと手数料がかさみやすいので注意 |
店頭持ち込み | 面倒ではあるが手数料は掛からない。店舗が学校や家の近くにあるなら選択肢に入るか |
現金書留 | 手間も手数料も掛かるので非推奨 |
返済のたびに余計な手数料が発生することは、できる限り避けたいところ。
これは440円の振込手数料が、金利17%で31,490円を30日間借りた場合の利息に相当すると考えれば分かりやすいでしょう。
(=440円の振込手数料発生は、約3万円を余計に借りた場合と同じ損失となる)
この意味でも、金融機関の店舗への来店なく手数料無料で返済できる「カレッヂ」の優先度は高いと言えます(もちろん近所にセブン銀行ATMがある場合に限りますが)。
★自動引き落としや手数料無料のインターネット返済を利用したい場合には、各大手消費者金融をお選びください。
★ちなみに返済日は利用者都合で決められることが多いです。
基本的には「バイト先の給料日の次の日」「奨学金や仕送りが入る次の日」等に設定しておくと安心でしょう。
実際に学生ローン「カレッヂ」「トーエイ」を利用した方の口コミ・体験談
ここでは、実際に「カレッヂ」「トーエイ」を利用された方(同一人物です)の口コミ・体験談を紹介させて頂きましょう。
カレッヂ
- 年代:20歳
- 職業:大学生
- 月収10万円(年120万円)
契約内容 | (金利17%) (金利18%) |
---|---|
「カレッヂ」についての感想 | カレッヂは平日の午前中にも関わらずお客さんが私を除き4人程いた。 審査は比較的スムーズに進み、その間にオレンジジュースを出してくれた。受付をしてくれた方は若い女性が多く堅苦しい雰囲気ではなかった為安心して契約することができた。 |
「トーエイ」についての感想 | 友達が借りていたので申し込んだ。 審査はとてもスムーズだった。審査の間に事務所の奥にいた方から少し厳し目の口調で質問されて不安になった。カレッヂと比べると重たい雰囲気だった。 |
一口に学生ローンと言っても、申込み先によって雰囲気に違いがあることが分かりますね。
とは言えこの方は「カレッヂ」で借入中に「トーエイ」の審査に通過しています。
借入額が年収の3分の1に達してさえいなければ、2社目の借入も可能と分かる好例とも言えるでしょう。
Q:奨学金を利用していても学生ローンを使えますか?
問題なく利用可能ではありますが…。
学校卒業後に奨学金の返済が始まることを考えると、学生ローンの借入はせめて在学中に片付けておきたいところではあります。
Q:卒業間近でも使えますか?また卒業までに、全額返済する必要がありますか?
学生ローンは一般に、契約を結んだ時点で学生であれば卒業後も利用可能です(追加借入を含む)。
(何らかの問題を起こしたりしない限りは)卒業までに全額返済を要求されることもありませんのでご安心ください。
Q:未成年者でも親バレなしで借りられるのって、逆に大丈夫なんですか?
「未成年者が親に知られずお金を借りられる」というと、ちょっと危ない業者のような気もしてしまいますよね。
これに該当するのは「カレッヂ」ただ1社のみですが…。
こちらの会社はきちんと貸金業者として登録を済ませ、実際の融資実績も確認されている正規業者。特に問題を起こした記録もありませんので、安心して利用できると言って良いでしょう。
民法の知識がある方にとっては「未成年者が単独でした法律行為は取り消せる」という部分が気になるかもしれませんが…。
おそらくカレッヂはこの点を踏まえた上で、他社との差別化のために未成年者への融資を行っているのだろうと考えられます。
何にせよリスクを負うのは原則としてカレッヂ側ですので、未成年者への融資が信頼を損なう要素にはならないでしょう。
まとめ
- アルバイトさえしていれば親の許可や同意なく、自由に使えるお金を借りられる
┗申込み先を選べば未成年者もOK
- 金銭感覚が崩れるきっかけになりやすいこと、滞納によるブラック入りの可能性を考えるとお金の管理が出来ない人が使うのは危険かも
- 今一番おすすめの申込み先は、ユーザーサービスに優れ口コミでの評判も良い「カレッヂ」か
「必要最低限を、最短期間だけ借りる」ことさえ可能なら、ピンチをしのぐ助けにもなってくれることでしょう。
CHECK学生ローン14社を9つの切り口で徹底比較!今一番のおすすめは?
CHECK学生がお金を借りる方法:親権者の同意不要なカードローン・キャッシング一覧
カードローン診断ツール
「もしも、カードローンを使うなら、自分にはどれがいいんだろう……?」
そんな疑問に答えるカードローン診断ツールを作りました!
匿名&無料で使えるので、ぜひ試してみてください!