学生生活を送るうえで、学費や生活費、交際費など思わぬ出費が重なり、お金に困ることはよくあります。アルバイトをしていても収入が追いつかず、どうしてもお金を借りる必要に迫られるケースもあるでしょう。
しかし、学生だからといって簡単にお金を借りられるわけではありません。また、周囲の人にバレずに借入したいと考える人も多いはずです。
そこで本記事では、学生がお金を借りる方法について詳しく解説します。学生ローンや消費者金融、クレジットカードのキャッシングなど、学生でも利用できる借入方法を紹介。即日融資に対応しているかや、収入がない状態でも借りられるかについても詳しく見ていきます。
さらに、バレずに借入する方法や、計画的な返済のためのアドバイスもお伝えします。お金に困っている学生の皆さんに、ぜひ参考にしていただければと思います。
学生でもアルバイトや個人事業主として収入があればキャッシングサービスが使える
学生でもアルバイトなどで安定した収入があれば、20歳以上であることを条件に、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンを利用できます。ただし、学生のキャッシング枠は5万円~10万円程度と少額であることが一般的です。
使われているクレジットカードが学生カードの場合、キャッシングサービスが使えないことがほとんどです。
個人事業主として収入を得ている学生の場合は、確定申告書や課税証明書、納税証明書などを収入証明書として提出することで、キャッシングサービスを利用できる可能性があります。
学生は収入が少ないまたは不安定と判断され、審査に通過できなかったり希望する金額を借り入れできなかったりするリスクがあります。また、無理のない返済計画を立てることが重要です。利息の発生や信用情報機関への利用履歴の登録など、キャッシングにはデメリットもあるため、計画的な利用を心がけましょう。
アルバイトや個人事業主と収入を得ている場合、職業欄に「フリーター」や「個人事業主」と記載しても問題ありません。
即日で借入をしたいなら消費者金融が便利
学生の皆さんにとって、急な出費や学費の支払いなどで即日でお金を借りたいというシチュエーションは少なくないでしょう。そんな時に頼りになるのが消費者金融のキャッシングサービスです。
中には最短20分で借入できるサービスもあります。
消費者金融は、店舗窓口や無人契約機、インターネット、電話などを通じて24時間365日申し込みが可能で、最短30分程度で審査が完了します。審査に通過すれば、その場で指定の口座にお金を振り込んでもらえるので、急ぎでお金が必要な時に大変便利です。
ただし、学生の場合は安定した収入が必要となります。アルバイトや個人事業主としての収入があれば、キャッシングを利用できる可能性が高くなります。
また、利用限度額は収入に応じて設定されるので、過剰な借り入れは避けましょう。金利については、消費者金融は他の金融機関と比べて高めに設定されています。返済期間が長くなるほど、金利負担も大きくなるので注意が必要です。計画的な返済を心がけ、お金を賢く活用することが大切ですね。
学生がお金を借りる方法7選
学生がお金を借りる方法7選は、以下のものになります。
- 奨学金制度
- 教育ローン
- 定期預金担保貸付
- 質屋
- 家族や友人から借りる
- アプリローン
- 学生ローン
それぞれ詳しく解説していきます。
学生生活にあたって高額な費用が必要な場合には、基本的に奨学金制度や教育ローンを活用しましょう。
また、奨学金制度は学生本人が債務者になるのに対して、教育ローンは両親が債務者となります。
奨学金制度
奨学金制度にはいくつか種類があります。
- 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金
- 大学独自の奨学金制度
- 民間団体の奨学金制度
それぞれ詳しく解説していきます。
基本的にはご両親の連帯保証が必要になるケースがほとんどですので、ご両親と相談の上で申込を行いましょう。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金
日本学生支援機構(JASSO)は、国が実施する奨学金制度の中核を担う機関です。大学・短大・高専・専修学校に在学する学生を対象に、第一種奨学金(無利子)と第二種奨学金(有利子)の2種類の貸与型奨学金を提供しています。
第一種奨学金は、優れた学生で経済的理由により修学が困難な者に貸与されます。貸与月額は、学校種別や通学形態等により異なりますが、大学生の場合は自宅通学で最高月額3万3,300円、自宅外通学で最高月額6万4,000円となっています。
一方、第二種奨学金は、第一種よりも基準がゆるやかで、貸与月額は2万円~12万円の間で1万円刻みで選択できます。
これらの奨学金の返還は、貸与終了後7か月目から開始され、第一種は最長20年、第二種は最長30年の期間内で、月賦・半年賦・年賦のいずれかの方法で行います。
なお、経済的理由などで返還が困難になった場合は、減額返還や返還期限猶予などの救済制度が用意されています。JASSOの奨学金は、学生の修学を支援する重要な制度であり、教育の機会均等の理念のもと運営されています。
大学独自の奨学金制度
多くの大学では、学業成績が優秀な学生や経済的に修学が困難な学生を支援するために、独自の奨学金制度を設けています。これらの奨学金は、日本学生支援機構の奨学金とは別に、大学独自の基準で選考・支給されます。
大学独自の奨学金には、返済不要の給付型が多いのが特徴です。入試の成績優秀者を対象とした入学時の奨学金や、在学中の成績優秀者に支給される奨学金などがあります。また、家計の急変により修学が困難になった学生を支援する奨学金制度を設けている大学もあります。
奨学金の金額や支給期間、申請時期は大学によって異なります。入試出願前に奨学生として募集する制度や、入学後に申請する制度など、様々なパターンがあるため、志望大学の募集要項をよく確認することが重要です。大学独自の奨学金を上手に活用することで、学費の負担を軽減し、学業に専念することができるでしょう。
民間団体の奨学金制度
民間団体の奨学金制度は、企業や個人の出資により設立された財団法人等が実施しているものです。給付型(返済不要)と貸与型(返済必要)の2種類があり、それぞれ奨学金の金額や支給期間、条件などが異なります。
民間団体の奨学金の多くは給付型で、卒業後の返還義務はありません。月額5万円から15万円程度の奨学金が支給されるケースが多いようです。
一方、貸与型の奨学金もあり、こちらは卒業後に返済が必要となります。
民間の奨学金は、成績優秀者や特定の技能に秀でた者などを対象としたものが多く、採用人数は多くありません。申し込みは学校の窓口を通して行うことが多いので、在籍する学校に募集情報があるかを確認してみましょう。また、民間団体の奨学金の多くは、個人の善意や寄付によって成り立っているケースが多いのが特徴です。
教育ローン
教育ローンには以下の種類があります。
- 国の教育ローン
- 民間金融機関の教育ローン
それぞれ詳しく解説していきます。
民間業者の教育ローンは公的な教育ローンと比べて金利が高く設定されています。
まずは公的期間での借入を検討しましょう。
国の教育ローン
国の教育ローン(正式名称:教育一般貸付)は、日本政策金融公庫が提供する公的な融資制度です。高校、専門学校、短大、大学などに入学・在学する子どもの保護者を対象に、学費や教材費、通学費用などを低金利で借りることができます。
融資限度額は学生1人あたり350万円以内(または450万円以内)で、金利は固定の年1.70%(2023年5月時点)と民間の教育ローンに比べて低く設定されています。返済期間は18年以内と長めで、在学期間中は利息のみ返済する元金据置も可能です。
ただし、世帯年収に上限があり(子ども1人の場合は790万円以下)、融資を受けるには一定の審査があります。また、融資の際は公的な保証機関である教育資金融資保証基金の保証を受ける必要があり、保証料がかかります。
国の教育ローンは、教育費負担で悩む世帯への支援制度として設けられています。金利面のメリットが大きい一方、民間ローンに比べると融資限度額が低く、世帯年収の条件もあるため、利用できる対象者は限定的といえるでしょう。
民間金融機関の教育ローン
民間金融機関の教育ローンは、銀行や信用金庫などが提供する学費専用のローンです。国の教育ローンと比べると、金利は若干高めですが、融資限度額が高く設定されていることが多いのが特徴です。
例えば、1,000万円以上の借入が可能な商品もあります。また、世帯年収の上限が定められていないため、国の教育ローンを利用できない高所得者の方でも申し込むことができます。
ただし、金利は変動金利が一般的で、金利上昇のリスクがあることに注意が必要です。
さらに、幼稚園から大学院、各種学校、資格取得のための学校など、幅広い教育機関での学費に利用できる点も魅力です。社会人の学び直しにも活用できるでしょう。
審査では、申込者の信用情報や収入、勤続年数などが重視されます。教育ローンは目的が限定されているため、フリーローンやカードローンよりは借入がしやすいとされていますが、安定した収入のある方が審査に通過しやすい傾向にあります。
定期預金担保貸付
定期預金担保貸付は、学生が持っている定期預金を担保にお金を借りる方法です。この方法の最大のメリットは、定期預金の金利よりも低い金利で借りられることです。また、定期預金を担保にしているため、審査も通りやすいというメリットがあります。
ただし、注意点もあります。定期預金を担保にしているため、返済が滞ると預金が没収されてしまう可能性があります。また、借りられる金額は定期預金の額面に対して一定の割合(たとえば80%)に制限されるため、多額の資金を借りることは難しいでしょう。
定期預金担保貸付は、比較的少額の資金を低金利で借りたい学生に適しています。ただし、返済計画はしっかりと立てる必要があります。定期預金を担保にするというリスクを十分に理解した上で利用するようにしましょう。
ゆうちょ銀行をはじめ多くの銀行が定期預金担保貸付を行っています。
質屋
質屋は、ブランド品や貴金属などの品物を担保にお金を借りることができる場所です。学生の場合、アルバイト代などで購入した腕時計やバッグ、ゲーム機などを質入れすることで、一時的な資金を得ることが可能です。
質屋の利点は、信用情報の確認がないため、学生でも利用しやすいことです。また、借りたお金を返済できなくても、預けた品物が質屋の所有になるだけで、取り立てなどはありません。
ただし、質屋の金利は比較的高めなので、返済計画をしっかり立てる必要があります。また、大切な思い出の品を失うリスクもあるため、よく考えてから利用しましょう。
スマートフォンやパソコン等を担保に借入をすることもできます。
家族や友人から借りる
学生がお金に困ったとき、まず頼れるのが家族や親しい友人です。金利や審査の心配がなく、柔軟に対応してもらえるのが大きなメリットと言えるでしょう。ただし、借りるときは必ず返済の期日を約束し、できるだけ早めに返すことを心がけましょう。
また、友人との関係性を損なわないためにも、お金の貸し借りはなるべく避けたほうが賢明です。返済が滞ると、その後の付き合いに深刻なヒビが入る可能性があります。親兄弟など家族からの借り入れに限定し、友人とのお金のやり取りは控えめにするのがトラブル防止のコツと言えるでしょう。
家族に借金を申し出る際は、具体的にいくら必要で、どんな理由でお金が足りないのか、いつ頃返済できそうかを正直に伝えることが大切です。曖昧な説明では不安を与えてしまいますし、親としても安心して貸すことができません。
学生という立場をわきまえ、しっかりと事情を説明して理解を求めるよう心がけましょう。返済のメドが立たない多額の借金は、家族関係にも悪影響を及ぼしかねません。あくまで一時的な資金繰りに限定し、安易に借金癖をつけないよう注意が必要です。計画的にお金を使い、節度を持って家族に借りるようにしましょう。
アプリローン
昨今ではQR決済業者をはじめ、多くの企業が貸付業を営んでいます。本章ではアプリで申込から借入まで完結できるサービスを以下の3つご紹介いたします。
- dスマホローン
- ファミペイローン
- メルペイスマートマネー
それぞれ詳しく解説していきます。
dスマホローン
金利 | 3.90%~17.90% |
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貸付限度額 | 1万円~300万円 |
申込条件 | 満20歳~満68歳 ※安定した収入がある方 ※審査申込者本人名義のドコモ所定の携帯回線(※)を締結している方またはdアカウントを保有している方 ※NTTドコモが発信するSMS(ショートメッセージサービス)を受信できる方 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | - |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | 1,000円~ |
在籍確認 | 職場への電話連絡あり |
- ドコモユーザーは金利優遇が受けられる
- スマホだけで申込みから借入・返済まで完結できる
- 審査・融資が最短即日と早い
- 金利が消費者金融や銀行に比べて高め
- 無利息期間がない
- 【dカード会員限定】dスマホローンはじめての契約で、1,000ポイントプレゼント!
- 【dポイントクラブ会員ランク特典】初めての契約した日から30日間最大300万円までの借入利息が0円
※2024年4月11日時点での情報
※参考 : キャンペーン | dスマホローン | カードがいらないドコモのカードローン
dスマホローンは、ドコモが提供するスマホ完結型のカードローンサービスです。学生の方でも、安定した収入があれば申し込みが可能です。
dスマホローンの最大の特徴は、ドコモの各種サービスを利用することで最大年率3.0%の金利優遇が受けられる点です。ドコモ回線の契約やdカード・d払いの利用状況に応じて優遇金利が適用されるため、ドコモユーザーほどお得に利用できます。
また、申込みから契約、借入れ・返済までがスマホのアプリやWebサイトで完結するため、面倒な郵送手続きは不要です。審査は最短即日で回答があり、借入れも最短即日で可能です。
借入限度額は1万円~300万円で、d払い残高へのチャージは1,000円から、金融機関口座への振込は1万円から可能です。学生の方にとって、少額から借りられる手軽さもメリットと言えるでしょう。
ファミペイローン
金利 | 0.8%〜18.0% |
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貸付限度額 | 1万円〜300万円 |
申込条件 | 満20歳から満70歳 ※安定した収入がある方(学生、パート・アルバイト、年金受給者も可能) ※専業主婦・主夫は不可 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | - |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則電話在籍確認あり |
- アプリ完結で申込から借入・返済まで可能
- 少額の1,000円単位から借入できる
- 24時間365日いつでも借入申込みが可能
- 金利が年0.8%~18.0%と高め
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : ファミペイローン
ファミペイローンは、ファミリーマートの公式アプリ「ファミペイ」から申し込める個人向けローンサービスです。満20歳以上70歳以下で安定した収入があれば、学生やアルバイトの方も利用可能。
スマホアプリ上ですべての手続きが完結し、申込から借入、返済までペーパーレスで行えるのが特徴です。借入は1,000円単位で可能で、ファミペイ残高へのチャージか指定口座への振込から選べます。金利は年0.8%~18.0%で、限度額は1万円~300万円です。返済はファミマ店頭での支払いも可能なので、コンビニを日常的に利用する学生の方に便利でしょう。
また、初めてファミペイ残高にチャージした方限定のお得なキャンペーンもあります。急な出費の際に、ファミペイアプリから手軽にお金を借りられるファミペイローンは、学生の強い味方になってくれるはずです。
メルペイスマートマネー
金利 | 3.0~15.0% |
---|---|
貸付限度額 | 5,000円~40万円 |
申込条件 | 20歳以上70歳以下 |
審査・融資までの時間 | 通常1~2日 |
無利息期間 | - |
カードレス | ◯or× |
Web完結 | ◯or× |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則なし |
- メルカリの利用実績が審査に影響し、優遇される可能性がある
- 申込から借入・返済までメルカリアプリ内で完結できる
- メルカリの売上金やポイントを返済に充てられる
- 借入限度額が40万円と他社と比べて低い
- 金利が15.0%と消費者金融に比べて高め
- 滞納するとメルカリの利用停止などのペナルティがあり
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : メルペイスマートマネー
メルペイスマートマネーは、フリマアプリ「メルカリ」の利用実績に応じて、お金を借りられるサービスです。メルカリでの取引が多いほど、金利優遇や借入限度額のアップなどの特典が受けられます。
学生の方でもアルバイト収入があれば申し込み可能ですが、審査では安定した収入が重視されるため、審査に通るハードルは高めです。
また、借入限度額は最大40万円と他社と比べて低く設定されています。申込から借入、返済までの手続きがすべてアプリ内で完結するため、手軽に利用できるのが特徴です。ただし、振込に1〜2日かかるため、すぐにお金が必要な場合は向きません。
以上の特徴から、メルペイスマートマネーは普段からメルカリを利用していて、すぐにお金が必要ではない学生の方におすすめです。今からメルカリの利用を始める方や、40万円以上の借入を検討している方は、他社サービスの利用がよいでしょう。
学生ローン
学生ローンを取り扱っている消費者金融は、以下のものが挙げられます。
- プロミス
- SMBCモビット
- アコム
- レイク
- アイフル
- アミーゴ
- カレッヂ
- マルイ
- イー・キャンパス
- フレンド田(デン)
それぞれ詳しく解説していきます。
学生専用ローンを謳っている事業者は多くいますが、特別スペックに優位性がある訳ではありません。
基本的には大手消費者金融がおすすめ。審査に通過しなかった場合に中小の学生専用ローンを検討すると良いでしょう。
プロミス
金利 | 4.5%~17.8% |
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貸付限度額 | 1万円~500万円 |
申込条件 | 満18歳~満74歳 ※本人に安定した収入のある方 ※パート・アルバイトなどで安定した収入がある主婦・学生も可 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | 初回利用時のみ最大30日間 |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | 1,000円~ |
在籍確認 | 原則なし |
- 最短3分の審査で即日融資が可能
- 大手銀行グループ運営で安心感がある
- 30日間の無利息期間がある
- 銀行系カードローンと比べて金利設定が高め
- 初めてプロミスと契約し、契約手続完了日から60日以内にVポイントの申込手続完了すると最大1,000ポイントプレゼント!
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : Vポイントのご紹介|プロミス公式サイト
プロミスは大手消費者金融の中でも、学生の方にとって利用しやすいカードローンサービスを提供しています。まず、プロミスは学生の方でも、アルバイトなどで安定した収入があれば申し込みが可能です。
また、プロミスの上限金利は業界最低水準の17.8%と低く設定されているため、利息の負担を抑えられるのが魅力です。さらに、プロミスは初めてのご利用なら最大30日間利息0円のサービスを実施中。
お申込みから契約完了まではスマホで完結でき、最短即日の借入も可能なので、急な出費の際にも頼りになります。在籍確認の電話連絡も原則なしなので、学生の方でも周囲にバレることなく利用できるでしょう。
以上のように、プロミスは金利の低さと利便性の高さから、学生の方が安心して利用できるカードローンサービスだといえます。お金に困ったときの選択肢の一つとして、ぜひ検討してみてください。
SMBCモビット
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
貸付限度額 | 1万円~800万円 |
申込条件 | 満20歳~満74歳 ※安定した収入があり、当社基準を満たす方 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | - |
カードレス | ◯or× |
Web完結 | ◯or× |
毎月の返済額 | 1,000円~ |
在籍確認 | 原則なし |
- 審査が最短30分と早く、即日融資も可能
- WEB完結申込なら在籍確認の電話連絡なし
- 返済時にTポイントが貯まり、ポイントで返済できる
- 無利息期間がなく、金利は他社と比べ高め
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : キャッシング、カードローンはSMBCモビット【公式サイト】
SMBCモビットは、三井住友銀行グループのカードローン専門会社です。学生の方でも、アルバイトなどの安定した収入があれば、借入が可能です。
SMBCモビットの特徴は、WEB完結申込みで来店不要、最短即日審査・即日融資が可能な点です。また、初回契約時の利用限度額が他社と比べて高いのも魅力です。契約機関は最長5年で、返済方式は元利定額リボルビング方式を採用しています。
金利は4.5%~17.8%と幅がありますが、信用情報機関のデータをもとに利用限度額と金利が決定されます。また、SMBCモビットは国内最大手消費者金融会社の一つであり、安心して利用できます。
学費や教材費、家賃などの支払いに不安を感じる学生の方にとって、SMBCモビットのカードローンは選択肢の一つとなるでしょう。ただし、借入は計画的に行い、返済可能な範囲に留めることが重要です。
アコム
金利 | 3.0%~18.0% |
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貸付限度額 | 1万円~800万円 |
申込条件 | 満20歳~満72歳 ※安定した収入と返済能力があり、当社基準を満たす方 |
審査・融資までの時間 | 最短20分 |
無利息期間 | 初回利用時のみ最大30日間 |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | 3,000円~ |
在籍確認 | 原則、在籍確認なし ※原則、電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施 |
- 最短即日融資が可能で、すぐにお金を借りられる
- 初回利用時は最大30日間無利息で借りられる
- 会員数が多く実績があるので安心感がある
- 金利が3.0%~18.0%と他社より高めである
- 限度額が最大800万円と高額融資に不向き
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : 【アコム公式】カードローン・キャッシングなら消費者金融のアコム
アコムは大手消費者金融の中でも、学生への融資に積極的な会社の一つです。アルバイトなどで安定した収入があれば、学生でも申し込み可能。WEB完結なので来店不要で、最短20分のスピード審査により、即日融資にも対応しています。
また、アコムは初めての利用なら契約の翌日から30日間無利息というお得なサービスを実施中。学生の方にとって、金利負担を抑えられるのは嬉しいポイントですね。
さらに、アコムは業界トップクラスの会員数を誇り、豊富な融資実績によって培われたノウハウから、 学生の方でも通過しやすい審査基準を設けています。ただし審査が甘いわけではないので、他社での延滞などの金融事故には注意が必要です。
以上のように、即日融資やWEB完結、無利息サービスなど、学生の方に嬉しい特徴が満載のアコム。お金を借りる際は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
レイク
金利 | 4.5%~18.0% |
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貸付限度額 | 1万円~500万円 |
申込条件 | 満20歳~70歳 ※安定した収入のある方 ※パート・アルバイトで収入のある方も可 |
審査・融資までの時間 | Webで最短25分 |
無利息期間 | 初回利用時のみ最大180日間 |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | 4,000円~ |
在籍確認 | 原則なし |
- 最短25分のスピード融資が可能
- 最大180日間の無利息サービスを利用できる
- WEB完結で申込から借入までカードレス
- 銀行系カードローンより金利が高め
- 提携ATM利用時に手数料がかかる
- 他社と比べ借入限度額が低い(最大500万円)
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : 【レイク公式】カードローン・キャッシングのレイク
学生の方におすすめなのが、大手消費者金融のレイクです。レイクは20歳以上の学生であれば、アルバイトなどで安定した収入があれば利用可能です。Web申込みなら最短25分での融資も可能で、最大500万円まで借入れできます。
特におすすめなのが、初回利用時の無利息サービスです。Web申込みなら最大60日間無利息となり、5万円までなら最大180日間無利息で利用できます。
在籍確認の電話はありますが、アルバイト先の人には「クレジットカードの審査」などの理由を伝えておけば、カードローンだとバレる心配はありません。
学生ローンと比べて金利は高めですが、レイクなら即日融資が可能で、利用用途も自由です。学費やサークル費用、家賃など幅広い目的に利用でき、返済も自動引き落としやATM返済など柔軟に対応してくれます。学生の方で一時的な資金需要がある場合は、ぜひレイクの利用を検討してみてください。
アイフル
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
貸付限度額 | 1万円~800万円 |
申込条件 | 満20歳~満69歳 ※定期的な収入と返済能力があり、当社基準を満たす方 |
審査・融資までの時間 | 最短20分 |
無利息期間 | 初回利用時のみ最大30日間 |
カードレス | ◯ |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | 4,000円~ |
在籍確認 | 原則なし |
- 最短20分の審査で即日融資が可能
- 初回利用なら最大30日間無利息
- WEB完結で来店不要、カードレスでも利用可能
- 金利が銀行カードローンより高め(3~18%)
- 初めてのご契約で対象者にもれなく現金10,000円プレゼント
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : キャッシングのアイフル|キャッシング、カードローン、融資なら消費者金融のアイフル
アイフルは消費者金融大手の一つで、学生の方でも利用できるカードローンを提供しています。WEB完結で申込みから契約、借入れ、返済までの手続きがスマホひとつで完了し、最短20分での融資も可能です。
はじめてアイフルを利用する方には最大30日間の利息0円サービスもあります。ただし学生の方は年齢が若く安定した収入がないケースが多いため、審査に通過するハードルは高めです。
また利用限度額は年収の1/3までに制限されます。金利は3.0%~18.0%と他の消費者金融と同程度ですが、銀行カードローンと比べると高めに設定されています。
以上の点を踏まえたうえで、どうしてもお金を工面する必要がある場合は、利用を検討してみるのも一つの選択肢と言えるでしょう。ただし安易な借り入れは返済負担から自己破産に陥るリスクもあるため、くれぐれも慎重に判断することが大切です。
アミーゴ
金利 | 14.4%〜16.8% |
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貸付限度額 | 1万円~50万円 |
申込条件 | 20歳〜29歳の安定した収入と返済能力を有する方 当社基準を満たす方 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | - |
カードレス | - |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則なし |
- 金利が14.4%~16.8%と学生ローンの中では低め
- 学費目的ローンなら金利優遇あり(最低14.4%)
- Web完結で来店不要、即日融資に対応
- 提携ATMがなく返済に不便
- 借入上限額が50万円と他社より低め
- 土日祝日は営業していない
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : 学生ローン アミーゴ
アミーゴは学生ローンに特化した老舗の金融機関で、20歳以上の大学生・短大生・専門学校生で安定した収入のある方を対象に最高50万円までの融資を行っています。
学費ローンとしての利用に力を入れており、学費請求書の提出で金利優遇が受けられるのが特徴です。金利は年14.40%~16.80%と学生ローンの中では比較的低めに設定されています。
WEB完結で来店不要なうえ、最短即日融資にも対応。平日の17時45分までに申し込めば最短10分での融資が可能です。ただしカード発行がないため、借入れ・返済は振込のみとなります。
店舗は東京の高田馬場に1店舗のみですが、ネットでの申込みや郵送での必要書類のやり取りが可能なので、遠方の方でも利用しやすいでしょう。
学生ローンの中でも知名度は高くないものの、40年以上の運営実績があり、学生の生活をサポートする融資姿勢には定評があります。学費や生活費のために少しでも有利な条件でお金を借りたい学生の方におすすめのサービスと言えます。
カレッヂ
金利 | 15.0%~17.0% |
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貸付限度額 | 最高50万円 ※18歳・19歳は10万円まで |
申込条件 | 高卒以上の学生 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | 初回契約日から8日間 |
カードレス | - |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則なし |
- 創業46年の老舗で安心して利用できる
- セブン銀行ATMで借入・返済可能
- 返済時のATM手数料が無料
- 金利が15.0%~17.0%と高め
- 借入限度額が最大50万円と低め
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : 学生ローンのカレッヂ|18歳・19歳でも即日融資でお金借りる?低金利・学生キャッシングの当社へ!!
カレッヂは学生ローンに特化した老舗の貸金業者で、18歳以上の学生であれば収入が少なくても利用できます。実質年率は17.0%と比較的低く、最高50万円まで借り入れ可能です。
カレッヂの大きな特徴は、セブン銀行ATMと提携している点です。会員専用の「カレッヂカード」を使えば、全国のセブン銀行ATMで借り入れと返済ができ、返済時のATM手数料は無料になります。来店不要でネットからも申し込めるので、遠方の学生でも利用しやすいサービスといえるでしょう。
また、親への連絡もないため、バレずに利用できる点も学生には嬉しいポイントです。計画的な返済を心がけつつ、学生ローンを賢く活用してみてはいかがでしょうか。
マルイ
金利 | 12.0%〜17.0% |
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貸付限度額 | 100万円まで |
申込条件 | 日本全国の学生 当社会員様(社会人可) |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | なし |
カードレス | - |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則なし |
- 審査が早く、最短30分で融資を受けられる
- 来店不要でスマホ一つですべての手続きが可能
- 高校生から利用でき、限度額も100万円と高い
- 金利が12.0%〜17.0%と学生ローンの中では高め
- 無利息期間がなく、借入れ直後から利息が発生
- 初めて利用&35万円以上借入の方、実質年率15.9%以下確定!
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : はじめての方、年利15.9%以下確定のチャンス! | 学生ローンのマルイ
学生の方におすすめなのが、学生ローンのマルイです。マルイは40年以上の実績があり、学生の方を手厚くサポートしてきました。スマホで申し込みが完結し、来店不要なので忙しい学生の方でも便利です。
また、プライバシーには十分配慮しているため、ご家族やアルバイト先に知られずに利用できるのが特長です。審査は最短30分と速く、16時30分までに契約すれば即日振込も可能です。金利は12.0〜17.0%と比較的低めで、初めて利用する方は35万円以上の利用で実質年率15.9%以下になります。
返済に関しては、最低返済額が利息のみなので負担が少なく、卒業までの完済は不要です。社会人になってから本格的に返済することができます。
また、入会費・年会費・振込手数料は全て無料なので、学生の方でも安心して利用できるでしょう。急な出費の際は、ぜひ学生ローンのマルイを検討してみてください。
イー・キャンパス
金利 | 14.5%〜16.5% |
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貸付限度額 | 80万円まで |
申込条件 | 日本全国の学生 当社会員様(社会人可) |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | 30日間無利息 |
カードレス | - |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則なし |
- 金利が14.5%~16.5%と学生ローンの中では低め
- 30日間の無利息期間があり、その間に返済可能
- 土曜日も営業しているので平日は難しい学生も利用しやすい
- 消費者金融などと比べると金利は高めなので注意が必要
- 借入上限額が最大50万円と少なめ
- 土日祝は営業していないため即日融資を受けられない日もある
- 現在はなし
※2024年4月12日時点での情報
※参考 : 学生ローンのイー・キャンパス | 30日間無利息・利息0円
イー・キャンパスは、学生専門のカードローンを提供する老舗の消費者金融です。1993年の創業以来、学生の気持ちを第一に考え、充実した学生生活をサポートしてきました。
18歳以上の学生であれば、安定した収入があるアルバイトをしていれば申し込み可能です。審査は最短即日で、必要な金額を当日中に借りることができます。
特に魅力的なのが、新規契約者向けの最大30日間無利息サービスです。金利は年率14.5%~16.5%と学生ローンの中では比較的低めに設定されています。ウェブ上でも申し込みが完了し、郵送物なしで利用できるため、周囲に知られずに手続きできます。
返済はリボ払い方式で、銀行振込かイー・キャンパスの店舗に直接支払いに行く方法が選べます。また、在学中だけでなく卒業後も会員として何度でも利用可能なので、長期的に頼れる存在といえるでしょう。
フレンド田(デン)
金利 | 12.0%〜17.0% |
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貸付限度額 | 1万円~50万円 |
申込条件 | 高卒以上の大学生・短大生・専門学生・予備校生の方 必要書類をご提示いただける方 安定した収入のある方 |
審査・融資までの時間 | 最短即日 |
無利息期間 | - |
カードレス | - |
Web完結 | ◯ |
毎月の返済額 | - |
在籍確認 | 原則なし |
- 創業47年の老舗で安心感がある
- 18歳・19歳の学生でも借入可能
- 最短即日融資に対応
- 金利が17.0%と高め
- 借入限度額が最大50万円と低い
- 土日祝日は営業していない
- 現在はなし
※2024年3月25日時点での情報
フレンド田(デン)は、学生専門の老舗カードローン会社です。高校卒業以上の大学生、短大生、専門学生、予備校生を対象に、1万円から50万円まで借り入れが可能です。
WEB申込みにも対応しており、最短即日融資も可能なスピーディーさが魅力。金利は12.0%〜17.0%と学生ローンの中では比較的低めに設定されています。
特筆すべきは、お友達紹介制度を導入している点です。紹介した友達の人数に応じて自身の金利が下がるため、たくさん紹介すれば14.0%まで金利が下がります。また、紹介した友達の借入金額に応じてキャッシュバックがあるのも嬉しいポイント。
学生同士のコミュニティを生かしてお得に利用できるのが、フレンド田ならではの特長と言えるでしょう。18歳、19歳の方でも、アルバイトなどで収入があれば申込み可能です。学生の味方として長年親しまれてきたフレンド田は、急な出費の際に頼りになる存在です。
学生がお金を借りる前に気を付けておくべきポイント
学生がお金を借りる前に気を付けておくべきポイントは、主に以下のものが挙げられます。
- 返済計画を必ず立てる
- 銀行系カードローンは審査が厳しく学生は通りづらい
- アルバイト先へ電話による在籍確認が行われないか
- 収入証明書は用意しておく
それぞれ詳しく解説していきます。
必ず必要最低限の借入をするようにしましょう。
返済計画を必ず立てる
学生がお金を借りる際、最も重要なことは返済計画を立てることです。借りたお金は必ず返済しなければならないということを肝に銘じましょう。
返済計画を立てる際は、自分の収入と支出を正確に把握し、無理のない返済額を設定することが大切です。アルバイトやパートタイムの仕事で得られる収入を考慮し、学業とのバランスを取りながら、着実に返済できるようにしましょう。
また、返済期間についても現実的に設定する必要があります。短期間で返済しようとすると、毎月の返済額が大きくなり、生活が苦しくなってしまう可能性があります。一方、返済期間が長すぎると、利息の支払い総額が増えてしまいます。自分の状況に合った返済期間を設定し、計画的に返済を進めていくことが賢明です。
返済計画を立てることで、借金に対する意識を高め、責任を持って返済に取り組むことができます。これは、学生時代に身につけておくべき重要な習慣の一つです。将来の信用にも関わる問題ですので、慎重に検討し、しっかりとした返済計画を立てましょう。
未払いや踏み倒しをした場合には信用情報に記録が残り、今後クレジットカードの発行やローンの利用が困難になります。
必ず滞りなく返済できるよう計画を立てましょう。
銀行系カードローンは審査が厳しく学生は通りづらい
銀行系カードローンは低金利で人気がありますが、審査基準が厳しいのが特徴です。特に学生の場合、安定した収入がないことが多いため、審査に通過するのは難しいでしょう。
銀行は融資専門ではなく預金業務も行っているため、貸し倒れリスクを最小限に抑える必要があります。そのため、ローンの審査では返済能力を重視します。アルバイト収入のみの学生では年収200万円以上の安定収入を確保するのは容易ではありません。
また、仮に審査に通過したとしても、在籍確認の電話が学校や職場に入る可能性があります。学生ローンと異なり、プライバシーに配慮した対応は期待できません。
消費者金融と比べて多くの銀行系カードローンは電話による在籍確認が行われます。
以上の理由から、学生が銀行系カードローンの審査に通過するのはかなりハードルが高いと言えます。学費や生活費を工面したい学生は、学生ローンの利用を検討した方が賢明でしょう。
審査落ちした内容は信用情報に記録されてしまう
学生がカードローンの審査に落ちてしまった場合、その事実は信用情報機関に記録されてしまいます。信用情報機関とは、個人の借入れ履歴や返済状況などの信用情報を管理している機関のことです。
カードローンの審査に落ちた場合、信用情報機関の個人信用情報には「申込情報」のみが記載され、「契約情報」の記載はありません。これにより、他の金融機関が信用情報を確認した際に、審査に落ちたことが分かってしまうのです。
また、仮に審査に通過して借入れを行ったとしても、返済が遅れたり延滞したりすると、その事実も信用情報機関に登録されます。一度信用情報に傷がついてしまうと、その後の借入れが難しくなってしまう恐れがあります。
そのため、学生がお金を借りる際は、安易にカードローンに手を出すのではなく、他の選択肢も検討したうえで、慎重に判断することが大切です。もし借入れをする場合は、必ず計画的に返済できる金額に留めましょう。
審査落ちの情報は金融事故とは別物ではありますが、ネガティブな情報に変わりないことは認識しておきましょう。
アルバイト先へ電話による在籍確認が行われないか
学生がカードローンなどでお金を借りる際、審査の過程でアルバイト先への在籍確認の電話が入る可能性があります。在籍確認は、申告された勤務先に間違いなく在籍しているかを確認するためのもので、電話やその他の方法で行われます。
ただし、アイフルやプロミス、アコムなどの大手消費者金融では、原則としてアルバイト先への電話による在籍確認は行われていません。必要な場合でも、事前に申込者の同意を得てから実施されます。アルバイトの方の在籍確認では、申告内容と提出書類で収入の実態が確認できれば、電話連絡なしでも完了するケースが多いようです。
とはいえ、アルバイト先に在籍確認の電話が入ることを懸念する方は、事前にカードローン会社の在籍確認方法を確認しておくことをおすすめします。電話での在籍確認を避けたい場合は、アイフルやプロミスのように原則として電話連絡を行わないカードローン会社を選ぶのも一つの方法です。
学生の方がお金を借りる際は、在籍確認の有無だけでなく、金利や限度額、必要書類なども総合的に比較検討して、自分に合った借入先を見つけることが大切です。
収入証明書は用意しておく
学生がお金を借りる際、収入証明書の提出が求められるケースが多くあります。アルバイトやパート先からの給与明細、奨学金の受給証明書などが該当します。これらの書類は、借入申込時の審査において、返済能力を判断する重要な材料となります。
収入証明書の準備が不十分だと、審査に時間がかかったり、最悪の場合は借入が認められないこともあります。そのため、事前に必要書類を確認し、漏れなく用意しておくことが大切です。
アルバイト先に証明書の発行を依頼する場合、お早めに連絡を取っておきましょう。提出期限に間に合わず、審査に支障をきたすことのないよう、余裕を持って準備を進めることをおすすめします。
また、証明書の内容に不備がないかしっかりと確認してください。記載内容に誤りがあると、再提出が必要になり、時間とお金の無駄になってしまいます。
以上の点に注意して、収入証明書の準備を怠りなく行うことが、スムーズにお金を借りるための大切なポイントといえるでしょう。
50万円以下の借入の際には原則収入証明書の提出を不要としている会社は少なくありません。
一方で学生の場合には収入状況が不安定であることから、提出を求められるケースも多くあります。
この際に提出ができないと審査落ちとされてしまいますので、注意しましょう。
アルバイトをしていない学生がお金を借りる方法
最も一般的なのは奨学金の利用です。日本学生支援機構の奨学金には、無利子の第一種奨学金と有利子の第二種奨学金があり、家計の収入や学業成績などの基準を満たせば借りることができます。
また、学費に特化した学生ローンを利用する方法もあります。こちらは奨学金と比べると金利は高めですが、保護者が借り主となるため審査はやや通りやすくなっています。
そのほか、クレジットカードのキャッシング枠を利用したり、一定額以上の定期預金等を担保にゆうちょ銀行の自動貸付制度を利用する方法もあります。
ただし、アルバイト収入のない学生の場合、借入額が低く抑えられたり、親の同意が必要になるケースが多いため注意が必要です。返済計画をしっかり立てて、計画的に利用することが重要でしょう。
生活に困窮している場合、公的融資制度によって借入できる可能性もあります。まずはお近くの役所にご相談ください。
学生がお金を借りるときによくある質問
学生がお金を借りるときによくある質問は、主に以下のものが挙げられます。
- 18歳の学生ですがお金を借りる方法はありますか?
- 19歳の学生ですが、お金を借りる方法はありますか?
- 19歳の社会人ですが即日でお金を借りる方法はありますか?
- 学生が即日でお金を借りる方法はなんですか?
- 学生ローンはやめた方が良いと言われたのですが、何故ですか?
それぞれ詳しく解説していきます。
- 18歳の学生ですがお金を借りる方法はありますか?
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18歳の学生でもお金を借りる方法はいくつかあります。まず、学生ローンを利用するのがおすすめです。学生ローンは18歳以上の学生を対象としたローンで、アルバイトなどの収入証明があれば申し込むことができます。金利は消費者金融より低めに設定されているのが特徴です。
また、クレジットカードのキャッシング枠を利用する方法もあります。18歳以上であれば親の同意のもとクレジットカードを作ることができ、キャッシング機能が付帯しているカードもあります。
いずれにせよ、18歳という若い時期からお金を借りることはリスクも大きいので、返済計画をしっかり立てることが大切です。安易な借り入れは避け、本当に必要な場合のみ検討するようにしましょう。
- 19歳の学生ですが、お金を借りる方法はありますか?
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19歳の学生がお金を借りる方法はいくつかありますが、慎重に検討する必要があります。
まず、奨学金制度を利用することをおすすめします。日本学生支援機構や各大学独自の奨学金制度があり、申請条件を満たせば低金利または無利子で借りられます。
アルバイトをして収入を得ることも大切です。学業との両立が難しい場合は、親や親戚に相談するのも一つの方法です。
金融機関からお金を借りる場合、19歳以上であれば親の同意なしで契約できますが、金利が高く返済負担が大きくなるリスクがあります。安易にクレジットカードのキャッシングや消費者金融を利用するのは避けましょう。学生向けのローンを提供している金融機関もありますが、返済計画をしっかり立てることが重要です。
お金を借りる前に、本当に必要な理由なのかをよく考えてください。どうしてもお金が必要な場合は、信頼できる人や機関に相談し、適切な方法を選びましょう。
- 19歳の社会人ですが即日でお金を借りる方法はありますか?
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19歳の社会人であれば、消費者金融のカードローンを利用することで即日融資でお金を借りることができます。特にプロミスは、18歳以上で安定した収入のある方なら利用可能で、即日融資に対応しています。
即日融資を受けるためには、審査の対応時間中に申し込む必要があります。プロミスの場合、審査可能時間は9:00~21:00です。WEB申込の方が審査までの時間が短いので、申込方法の選択肢があるときはWEB申込がおすすめです。
なお、アコムやアイフル、レイクなどの他の大手消費者金融は20歳以上が対象のため利用できません。また、多くの銀行カードローンも20歳以上からの申込となっているので注意が必要です。
- 学生が即日でお金を借りる方法はなんですか?
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学生が即日でお金を借りる方法としては、以下のようなものがあります。
- 学生向けのキャッシングサービスを利用する
学生専用のキャッシングサービスを提供している金融機関があります。これらのサービスは、学生の収入や信用情報に関する審査基準が緩和されているため、即日融資を受けられる可能性が高くなります。ただし、金利が高めに設定されている場合もあるので、返済計画をしっかりと立てておくことが重要です。 - クレジットカードのキャッシング機能を活用する
すでにクレジットカードを持っている学生は、カードのキャッシング機能を利用することで即日でお金を借りることができます。ただし、クレジットカードのキャッシングは金利が高く、借り過ぎには注意が必要です。返済期間も短いため、返済計画を立てて計画的に返済していくことが大切です。 - 親族や友人から借りる
親族や信頼できる友人から借りるのも、即日でお金を調達する方法の一つです。金利がかからない場合もありますが、人間関係に影響を与える可能性があるため、借りる際には返済計画を立て、確実に返済できるめどを立てておくことが重要です。
即日でお金を借りる際は、どの方法を選ぶにしても、借り過ぎには十分注意し、確実に返済できる金額を借りるようにしましょう。
また、お金に困ったときは、学校の学生相談室や奨学金制度など、学生を支援する制度についても確認してみることをおすすめします。
- 学生向けのキャッシングサービスを利用する
- 学生ローンはやめた方が良いと言われたのですが、何故ですか?
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学生ローンは学生専用の融資サービスですが、いくつかのデメリットがあるためやめた方が良いと言われることがあります。まず、学生ローンの金利は一般的に高めに設定されています。アルバイト収入のみの学生にとって、高金利のローンは返済の負担が大きくなります。
また、中小企業が提供する学生ローンの多くは無利息期間がないため、借入れ直後から利息が発生します。さらに、学生ローンを利用すると信用情報に履歴が残ります。将来的にマイホームの購入やマイカーローンの審査などで不利になる可能性があります。
加えて、闇金業者を利用してしまうリスクもあります。金利の高さに目をつけた悪質な業者が、学生をターゲットに違法な貸付けを行うケースがあるのです。
まとめ
学生がお金を借りる方法はいくつかありますが、目的や条件に合った借入先を選ぶことが重要です。即日融資を希望するなら、アルバイト収入のある学生は消費者金融のカードローンがおすすめです。
学費を借りたい場合は、奨学金制度を利用するのが賢明でしょう。18歳以上の学生ローンや、担保があればゆうちょ銀行の自動貸付サービスも選択肢の一つです。
ただし、安易な借り入れは返済の負担につながるため、計画的に利用することが大切です。金利や返済期間をよく確認し、返済シミュレーションを行って無理のない返済計画を立てましょう。親や学校にバレずに借りたいという気持ちはわかりますが、多重債務に陥らないためにも、必要最低限の借り入れに留めることが肝心です。
お金を借りる前に、アルバイトで収入を得る、奨学金の利用を検討する、家族に相談するなど、ほかの選択肢も考えてみてください。どうしても借り入れが必要な場合は、信頼できる金融機関を選び、計画的な返済を心がけましょう。