【Q&A】借金返済中に生活保護を受けたい!生活保護の条件とは

こんにちは、管理人の山本です。
今日は借金があるけれど、生活保護を受けたい石田さんがご相談に来てくれました。

生活保護を受けたい 石田さん
3年前に組んだカードローンの返済がまだ残っていますが、生活保護を受けたいんです…。
現在シングルマザーで、本当に生活が厳しくて。
借金があっても、生活保護はもらえるんでしょうか
【管理人】山本
借金があっても、生活保護は受けられますよ。安心してください!

借金を返済しながら生活保護を受けるときは

①生活保護のお金は、借金返済にあててもいいんですか?

基本的にはNGです。
生活保護は、税金からまかなわれています。生活保護受給者個人の返済に、あてていいはずがありません。
しかし、借金の額が50万円以下で自己破産が出来ないときなどは、結果として黙認されることもあります。
(任意整理や個人再生が必要となることもあります。) また一方、不正受給とみなされ、生活保護の返済が必要となったり、生活保護が打ち切られた例も。
状況や借入金額、自治体によって大きく変わってくるので、コレ!といった回答は出来ません。福祉事務所に相談するのが良いでしょう。

②生活保護受給中に、お金を借りてもいいですか?

NGです。そうでなくとも、借り損なのでやめましょう
借金の分、生活保護費が減ります。利息が増えるだけで、メリットは何一つありません。

生活保護受給中に収入を得ると、その額をすべて報告しなくちゃいけません。借金でも同様です。
そして、その収入が、生活保護支給額から引かれることになります。

例えばもともとの生活保護支給費が12万円だったとすると……。
5万円の借金をしてしまうと、12万ー5万=7万円。次の支給額が7万円に減ってしまうんです。
これから必要な利息のことも考えると、借り損だということが分かりますね。

③生活保護を受けるメリットとデメリット

メリット
  • 健康で文化的な、最低限度の生活が保障される
  • 医療費や教育費などが支給される
  • 公共料金や、税金の免除
デメリット
  • 借金が出来ない
  • 車など、高額な買い物が出来ない
  • 貯金が出来ない
  • 借金は整理しないと審査に通りにくい
  • ケースワーカー(生活指導)の指示に従わなければならない など

基本的には生活保護を、受けないで済むに越したことはありません

債務整理について

生活保護を受けたい 石田さん
借金があっても、生活保護は受けられるんですね!安心しました。
【管理人】山本
ちょっと待ってください!
自治体や借入額にもよりますが、お役所に「債務整理をしてからまた来てください」と追い返されることも多いみたい。
私山本としても、債務整理してからの生活保護受給をおすすめします。

債務整理とは、簡単に言えば「借金を減らす、あるいは帳消しにする」法的な手段のこと。
3つの種類があって、それぞれ

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 破産

と呼ばれています。
下に行くほど借金が重く、車や家などの財産を持っていない人向けの方法。簡単に説明していきましょう。

(1)任意整理
代理人(弁護士や司法書士)が債務者(消費者金融や銀行など)と交渉して、借金を分割して払いやすくする方法。大きなメリットとしては、これから掛かる予定の金利が、ゼロになります
安定した収入がある方が対象となる、債務整理の中で一番軽い手段です。

(2)個人再生
ここからは、裁判所を使うこととなります。
個人再生は、立ち位置で言えば任意整理と自己破産の間。持ち家を守りながら、借金を減らすことが出来ます。

個人再生は、簡単に言うと住宅ローン以外の借金を、5分の1~最低100万円に圧縮する方法。
ちょっと分かりづらくなってしまいましたが、個人再生を使うと

  • 借金が1000万円であれば、借金は5分の1にして200万円に
  • 借金が300万円であれば、借金は最低額の100万円に

なります。
また、圧縮した借金は3年間で完済しなければなりませんので、お気を付けて。それでも随分、ローンは軽くなります。

(3)自己破産
自己破産は、最後の手段。
これは、原則20万円以上の財産を処分する代わりに、借金を帳消しにする方法。車や家は、持つことが出来ません。
失うものは大きいものの、得られる恩恵も1番。どうしようもなくなったときには、検討してみましょう。

生活保護のデメリットは、自己破産のデメリットとほとんど一致します。
自己破産後に生活保護を利用するのであれば、自己破産のデメリットはほとんどないのと同じ。借金や生活資金について、すべての問題が解決することさえあります。
大切な財産がないのであれば、自己破産後に生活保護を受給するのがオススメです。

★債務整理の方法について

債務整理の手続きは、個人でも不可能ではありませんが……。
貸金業者の弁護士と話をしたりする必要もあるので、法律に関する専門知識がある方を除き、まったくおすすめ出来ません
債務整理に強い弁護士か司法書士に依頼をするか、無料サービスの法テラスを利用するのがおすすめです。
(ただし法テラスだと、予約から相談までに数週間ほどの時間が必要です。)
生活保護を受けたい 石田さん
自己破産は聞いたことがありましたが、他にも借金を減らす方法があるんですね。
私は大きな資産もなく、息子の保育園代と生活費だけでいっぱいいっぱいだから……。自己破産を検討してみたいと思います。
でも、私が自己破産することによって、両親や息子に迷惑が掛かることはありますか?どうしても怖いイメージがあって……。
【管理人】山本
安心してください、自己破産によって家族に迷惑が掛かることは、石田さんの場合はありません。
ただし、自分名義の住宅ローンが残っている場合は話が別。住宅を売ってもローンを完済できなければ、住宅ローンの連帯保証人に支払い義務が移り、大きな迷惑が掛かります
【管理人】山本
連帯保証人の必要な、自分名義のローンがなければ、自己破産によって家族に迷惑が掛かることはありません。自己破産前には、必ず保証人のチェックをしましょう。

債務理のデメリット

  • ローンを組めない
    任意整理、個人再生を行うと今後5年間
    自己破産を行うと今後5年~10年間、新たにローンを組んだり、クレジットカードを作ることが出来ません
  • 官報に住所と名前が載る
    個人再生・自己破産だと「官報」(国の広報誌)に住所と名前が載ってしまいますが、一般の人が見ることは少ないので、それほど気にしないで良いでしょう。
  • 職業制限
    自己破産をすると、免責決定を受けるまで保険の外交員や警備員、弁護士などの仕事に就くことはできません。

「戸籍に載る」「差し押さえのテープが家にべたべた貼られる」などのイメージは、間違ったもので、実際のものではありません。安心してください。

このデメリットよりもメリットの方が大きいと感じたときに、債務整理を検討しましょう。
ただしくれぐれも、連帯保証人に迷惑が掛からないか、確認してからにしましょう!

まとめ

★債務整理には、
 

  • 任意整理(借金を分割して月々の負担を減らす)
  • 個人再生(借金が5分の1、もしくは100万円になる)
  • 自己破産(財産を失うかわりに借金が帳消しになる)
  •  

 の3種類がある!
★債務整理の手続きは、個人でも不可能ではないけれど専門家に任せたほうが安心。
借金があると、生活保護申請は通りにくいです。
 借金がある人が生活保護を受けようと思ったとき、基本的には債務整理がセット。
 「債務整理をして生活保護を受ける」もしくは「債務整理も、生活保護もなし」という選択をすることとなります。
★生活保護については、自治体や地域によっての違いがとても大きいです。
 自己破産しなければ、生活保護は受けられないのか?任務整理でもOKなのか?など、とりあえず福祉事務所に相談に行きましょう。
★自己破産と生活保護のデメリットは、ほぼ同じ。
 借金があり生活保護を検討している人には、自己破産後に生活保護の申請をするのがおすすめです。

生活保護を受けたい 石田さん
結局債務整理をしないと、生活保護も受けにくいんですね……。
私の借金はちょうど50万円くらいなので、福祉事務所に相談に行きたいと思います。生活保護なしで、今のままの生活を続けるのはちょっと辛いので。

【管理人】山本
今後の計画を立てるお手伝いが出来たのなら、嬉しいです。
 



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